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ということで、早速TV版Zガンダムのレビューいってみたいと思う。
とはいえ、一度でもご覧になった方はお分かりのことと思うが、TV版Zというのは1話1話の密度が半端じゃない濃さなので、ひとつひとつの出来事および台詞を考察していては字数がいくらあっても足りない……
なので、自分が見たい箇所だけ最低限抜き出してやってみることにする。
要するに、カツの DQN行動
出番だけ重点的に見ていこうってことなんですスミマセン。
だからいきなり13話からの感想ということになります(;´∀`) いや、その、決してカツが出ないから1クール目見るのイヤってことじゃないですって! 金銭的にも時間的にも余裕がっ……orz
(ラストまで見たら最初から見るつもりですが)
それにしても、1話に一体いくつイベントをこなしているのやら。
アムロ登場→アムロとカツとフラウの会話→カイ、ハヤトに手紙→ハヤト、クワトロの正体を知る→シャトル発射準備
→ハヤトとクワトロの会話にカミーユが! 「そんな大人、修正してやるっ!」「これが若さか…」
→ブラン隊(アッシマー)襲撃→ロベルト撃墜、その横でアポリーが涙しながらシャトル発射続行→マーク2と百式脱出→ケネディ空港、ティターンズに占拠→シャトル、アーガマと合流
何コレ。何この密度。
種なら間違いなく最初の4つぐらいで25分使いきる。1stの映像とごちゃ混ぜにしてヘタすりゃ1話まるまる1st総集編扱いだ。
エウレカなら最初のアムロとコバヤシ一家だけで1話使うだろうな。アムロとカツの人力飛行機特訓やら大人びたキッカの描写やらいらん小話突っ込みまくって。いや、総集編されるよりは横道それまくりの方がマシだと私は思うけど。
密度が濃い代償に、カツとアムロの会話がやや性急な気はしたけどまぁいいか。
それにしても、だ。
「逃げ込んだんじゃありません! 母を守るため、仕方なくここまで従ってきたんです」
「アムロさんの言ったことは詭弁です。大人の使う言い訳です」
「本当は、ここの生活がなくなるのが怖くて軍の言いなりになってるんでしょ」
「母さんは黙っててよ!」
「子供の僕にこうまで言われて平気なんですか!?」
「でも、貴方はまだ若いんですよ」
これが、若さか……(涙)
この↑クワトロの台詞が同じ話にあるってのも皮肉だなぁ。カミーユの行動だけでなくカツの叱咤にもかかっていたのだろうかこの台詞は。
さすがは宇宙世紀一のムカつきキャラ初登場(1st時代除く)シーンだけのことはあり、飛ばす飛ばす飛びます飛びます……次から次へと飛び出す子供ならではの正論に唖然茫然。スーツ姿に萌えるとか言ってる場合じゃない。
「母にとって、アムロさんはヒーローだったんです」いや、どう考えてもお前にとっての、だろうが……
そしてトドメが
「そんなことを言わずに、地下にモビルスーツが隠してあるとぐらい言ってください!」
カツのバカっぽさとアムロへの憧憬の強さを同時に表す名言であるが、
種死はこのカツの迷台詞まで汚してくれましたようですね♪
しかしこの回だけ見ると、連邦の弱体化とかカラバやエゥーゴの状況とか、子供にしては意外によく把握しているし、正論言いたがりではあるが実は利口な子なんでは? と思えてしまう。実際、劇場版じゃ途中まで勘違いしていた。そう、サラ事件があるまでは…
この回の作画監督は山田きさらか氏。
サイバーでもこの人の作画見たけど、この人のハヤトだけは何故か生理的にダメだったなぁ……作画がひどいというわけではなくきちんと描かれてはいるんだが、受け付けないという感じだった。
この回も、カツだけ見る限りはそれほど違和感はないんだけど(カツだからとか言うな)、カミーユとかアムロとか、上まぶたのあたりが特に気になった。カツにしても可愛く見える時とそうでない時の差が激しいしなぁ……まぁ20年前だから。
しかし劇場版でも直ってないってのはどうよ(カツとアムロの会話のあたり)
OPにちゃっかりカツ・レツ・キッカがいるのにびっくり。ファもエマさんもレコアさんもジェリドもフォウもいないのに。
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機動戦士Zガンダム 劇場版 星の鼓動は愛 2007.05.19 コメント(5)
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