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2006.07.31
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カテゴリ: Zガンダム
昨日のTV版「コロニーが落ちる日」レビューに引き続いての劇場版「恋人たち」レビューであります。


機動戦士Zガンダム2-恋人たち-



冒頭数分間のカツが可愛い。
特に イラスト でも描いたあたり。マーク2やリックディアスや百式がガンガン動く間をぬってチョコマカ走る姿は感が頂点に。
アムロと一緒にリックディアスに乗り、アムロの決意を嬉しがるカツも可愛い。
ラーディッシュに配属決まった時のヘンケン艦長との会話が素直で可愛い。
要は 新規カツマジバカ萌え ってことなんだが。



「関係ないでしょ、だいたいここは地球じゃないんですよ」→「関係ないでしょ、大人たちには!」
「カミーユは僕の上官じゃない」→「命令ですか?」
それからサラに虚勢張るあたりとか。TV版じゃ何サマ度爆発な態度だったが(「ハイザックには触ったこともない♪」←このあたり。妙にハイザックを馬鹿にした言動に思えた)、これもかなり押さえ気味。


しかし、何故北爪作画や小林作画を差し替えて、きさらか画が殆どそのままなんだろう……
冒頭の大あくびカツは正直、 北爪画の方が萌える。 もっと正直に言うとどっちも微妙だけど。
小林画だってそこそこイイのに、何故それを全部変えて「コロニーが落ちる日」に「ハーフムーンラブ」が殆どそのまま?
サラに裏切られて「あの女!」のカツとか、正座しながら泣きじゃくるカツを恩田画で見たかったorz いっそ描くか自分で……
てか、 サラを直せ。 カミーユに尋問されて腕組みした時の微妙な横顔とか。滂沱の涙流した直後のアレですよアレ。
サラをあれだけクローズアップしておいて、画は殆ど古いまんまってどういうことだぁ~!!





幼すぎるカツには理解出来なくて当然かも知れないが、人の心や言葉というものは簡単に決めつけられるものではない。また、一概にこうだと決めつけてよいものでもない。
サラの台詞「皮肉じゃないのよ。カツ、好きよ」は典型的な一例。
騙す方も100%騙そうと思って騙しているわけではない。カツに(恋心とは勿論いかないまでも)好意を抱いたからこそのギャプランの死角情報だし、「貴方、優しいのね。会えて嬉しかったわ」なんだろう。そしてサラはカツを床に向かって突き飛ばしている。空中に放り出さなかった理由は、サラに善意があったから(小説版でも明らか)
今までティターンズでかなり厳しい環境にいたからこそ、同年代の素朴で純情なバカが新鮮でもあったのだろう。 口調聞いてたらイジメたくなるし


そして、サラが本心でカツに好意を抱いたからこそ、見事にカツを騙し通せたのだろうともいえる。映画やドラマで、演者が役になりきって役に感情移入するあまり役に取り込まれる、という話はよく聞くが、サラも似たようなものではないかと推測される。

カツやカミーユも悪くはない、と考えているだけのことだ。困るのは彼らと自分(と、シロッコ)が敵同士だから。


よく、「彼が色々とうるさくて…」とか愚痴をこぼす女性に「そんなに彼がウザいと感じるなら、好きじゃないんでしょ!? なら、付き合うのやめなさい!」と忠告のつもりかどうか知らんが強引に決めつける人間がいるが、このように人心を決めつけてはいかんのだ……彼女は、ウザイところもあるけど好きな部分もあるから付き合いを切れないのであって、決して「好きじゃない」ってことではない。ましてや「付き合いやめろ」は乱暴すぎだ。
無印種中盤のフレイも、キラが憎いのか好きなのか分からない、サイに好意を残しているのかどうか自分でも掴めない、といった状況だったのではなかろうか。サイの土下座で泣いてたからまだ本心はサイなんだ!とか、カガリに嫉妬してたからもうキラ命だ!とか、そんなに人間は単純な生き物ではない。
だからこそ周りも(視聴者もだが)混乱し、ドラマも盛り上がったのだろう。ラストじゃキラ200%みたいな描き方をされてしまったが。


んで、さらに厄介なことに、自分の気持ちすら把握できないままあっちに心が行ったりこっちに心が戻ったりしていると、いつのまにやらとてつもない悪女になっていたりする。カテジナさんとか。
彼女にしても、最後のウッソとの問答は100%の嘘ではないと思う。
その嘘の中にある程度本心が含まれているからこそ、ウッソは騙されカテジナを受け入れる。
そして直後に、 「甘いよね、ボーヤ!」 とウッソを刺すカテジナ。これもまた、彼女の本心。


サラに話を戻すと。
カツはそんなサラの心が理解できないからこそ、単純に騙されたと思い、傷つき、怒り狂う。
しかしそこで、彼女の心を理解しつつもなお、怒り狂う男がカミーユなのだろう。
中途半端に気持ちを残していることが、結局周りをさらに傷つける結果になると知っているからこそ(カツとサラを、自分とフォウの二の舞にしたくないという思いも当然あるだろう)、「ハーフムーン・ラブ」におけるカミーユはサラに対し、怒りを隠さなかったのではないか。
結果としてカツを傷つけたとしても、サラ自身にはそのつもりはなく、カツの傷の深さも知らない。だからこそ、サラの罪悪感も薄れているのだろう。その上サラはカツを心配するようなそぶりも見せている。おそらく自分も気づかないうちに偽善っぷりを発揮しているサラが、カミーユには許せなかったのだろうか? って穿ちすぎか……


なんだかやたら文字だらけになった上、話が混乱してきた……orz
TV版「ハーフムーン・ラブ」は未見なのでまたレビュー時に。
レコアの裏切りもTV版でまだ見ていないので、レコアとサラが今後どう絡んでいくのかも楽しみだ。小説版じゃ分からないし。







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Last updated  2006.07.31 21:34:06
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Re:機動戦士Zガンダム New Translation「恋人たち」レビュー(07/31)  
S0ARER  さん
『恋人たち』を見たときは、「あれ?カツがウザくない!!私も大人になったのかなぁ」と思いましたよ。おそらくそういう描き方に変更されたんじゃないですかね。

ちなみに、『星の鼓動は愛』ではウザく感じました(汗)。
(2006.07.31 22:15:49)

Re[1]:機動戦士Zガンダム New Translation「恋人たち」レビュー(07/31)  
かや子  さん
S0ARERさん


何にせよ、「星の鼓動は愛」DVDが楽しみです♪ (2006.08.01 01:25:14)

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