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異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGN
より
2009年元旦
6時の朝食に合わせて、5時45分ごろ起床。
といっても、布団から出たのがその時間で、目はすっかり覚めていました。
朝食はおせち風で、栗きんとんや昆布じめ、お雑煮などで、
やっぱりちょっと物足りなかったです。
黒百合ヒュッテの朝食
食事を終え、初日の出を見るために中山峠へ向かいました。
小屋の人の話では、今日の日の出は6時48分ころ。
ちょっとギリギリでしたが、ダメもとで行ってみました。
天気は快晴で、小屋周辺からは雲ひとつ見えません。
これなら初日の出を拝めそうです。
5分ほどで中山峠に到着。
すでに10人くらいの人が集まっていました。
日が昇る方をじっと見ていると、1分もしないうちに、
遠くの連なる山々の向こうから真っ赤な太陽が顔を出しました。
中山峠からの初日の出
間に合った!
今年初の朝日は、まぶしい光で私たちをまっすぐに照らし、
あたりの空も山もみんな紅色に染めながらゆっくりと昇っていきます。
そこにいた人も見事な初日の出に静かに歓声を上げていました。
明けましておめでとう。今年もよろしくお願いします。
太陽に向かって手を合わせ、写真を数枚撮ってから小屋へと帰りました。
次はいよいよ天狗岳への登頂です。
去年は天候が悪く、頂上へ登ったものの、真っ白で何も見えませんでした。
でも今日は、山頂もくっきりと見え、これなら噂の大パノラマを見ることができるでしょう。
大きなザックは小屋へデポし、アイゼンをつけて出発です。
アイゼンをつけると、またすぐにへばってしまうかと心配でしたが、
去年とは比べ物にならないくらい快調に足が進みます。
樹林帯を抜け稜線に出ると、一気に風が強まり冷たい強風が容赦なく体を打ち付けました。
何もさえぎるもののない急登をアイゼンを効かせて登って行きますが、
今回はトレースもルートもよく確認できて、迷うことはありませんでした。
頂上直下の難所も問題なくクリアし、無事登頂成功。
黒百合ヒュッテから約1時間で着きました。
天狗岳山頂
山頂からは期待通り、素晴らしい景色を見ることが出来ました。
すでに1組のご夫婦がいましたが、
私たちと入れ替わるように下山していったので、今回も貸しきり状態です。
西天狗から八ヶ岳の山々、遠くには浅間山まで見渡すことができました。
ここも相変わらずの強風でしたが、
その風に乗って薄い雲が、朝日に輝きながらサーッと山肌を通り過ぎてゆく姿は
なんとも神秘的で、神々しくさえ思うほど美しいものでした。
天狗岳山頂から
写真をたくさん撮りたかったのですが、
数枚撮った時点で、カメラが寒さのあまりご臨終。
上着の中に入れて暖めていたのですが、
外に出すとすぐに凍死してしまいます。(温まるとまた生き返る)
仕方がないので、また上着に入れて下山を開始しました。
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ブータンの写真を掲載しました。
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年越し天狗岳トレッキング記#05 2009年01月07日 コメント(4)
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