おさるの日記

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花粉症



 日本気象協会によると、今春の花粉飛散量は例年に比べ大幅に少ない見込みだが、花粉症の本格シーズン突入を前に、飲料メーカー各社が症状改善効果をうたった新商品を続々と投入している。

 キリンビバレッジは、キリンビールグループの共同研究で発見された「KW乳酸菌」配合の清涼飲料『体質水』を、首都圏のコンビニエンスストアで17日に発売。小岩井乳業も『小岩井KW乳酸菌ヨーグルト』を全国発売するなど、グループを挙げて同乳酸菌の売り込みを図る。

 カルピスも、独自の「L-92乳酸菌」を使った乳酸菌飲料『インターバランスL-92』を1月に発売したところ、「予想以上に出足好調」(広報部)という。

 花粉症に代表されるアレルギー症状は、体内の免疫バランスが崩れ、過剰な免疫反応が引き起こされることが原因とされる。キリンやカルピスの乳酸菌は、この免疫バランスを調整することでアレルギー体質を改善するというもの。

 一方、キッコーマンが昨年1月に発売した『トマトのちから』は、トマトの果皮に含まれ、くしゃみや鼻水などの原因物質を抑える作用があるとされる「ナリンゲニンカルコン」を配合した。錠剤型のみだったが、今シーズンからドリンク剤型の新商品も投入する。


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