おさるの日記

おさるの日記

太陽光発電006






 三菱電機は、最小4枚の太陽電池モジュールに対応し、2カ所に設置された太陽電池モジュールにも1台で対応できる住宅用太陽光発電システム向けインバーター「パワーコンディショナ」を4月5日から発売すると発表した。これは、電力変換効率が93.5%で、屋外設置タイプでは業界トップクラス。

 従来、0.5kW発電するために必要な電圧4ボルトを作り出すためには、8枚の太陽電池モジュールが必要だった。しかし、「パワーコンディショナ」では、回路ごとの電圧を調整する昇圧入力回路を内蔵することで、最小4枚(4.2平方メートル)の太陽電池モジュールでもシステムを構成できる小容量インバーターにしたのが特長。

 また、昇圧回路を二回路内蔵することで、2カ所の太陽電池モジュールに1台で対応できるようにした。太陽電池モジュール4~18枚(50~350ボルト)、0.5~2.4kWまでの太陽電池システムに対応する。

 製品回路部が密封構造で、使用環境の激しい屋外でも設置可能。また、冷却用ファンを使用しない、自然空冷タイプの低騒音設計で、屋内洗面所などに設置しても音が気にならないという。価格は29万円。

 同社では、「05年以降の年間130メガワット生産体制の確立を目指すとともに、新製品の開発や太陽光発電システムの普及推進を図る」という。
(日経エコロジー、EMF)

◎三菱電機 http://www.mitsubishielectric.co.jp/


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: