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寺内町亭小天狗

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January 27, 2013
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  < 処世名言室 >

      『言志四録・座右版』
  (佐藤一斎著・久須本文雄全訳注、講談社)

序言には、

 『言志四録(げんししろく)』の著者である佐藤一斉は、
 江戸後期碩儒にしてその学は実に博深である。
 (省略)
 特に、修養の糧として、なお処世や教育の心得として、
 『菜根譚』と同じく

 この語録は感銘直截にして人の肺腑を衝く趣があり、・・・
 わが国における語録中の白眉にして不朽の名著である。

と述べています。

   ○言志録は、二四六録。
   ○言志後録は、二五五録。
   ○言志晩録は、二九二録。
   ○言志耋録は、三四〇録。


     言志四録・073

○言志後録は、二五五録。

  〇〇六 自重

われわれは、

自重-身を慎んで軽率に行動しない-ということ
を知るべきである。

わが本性は、
天から与えられた美徳で自然に尊いものであるから、
最も大切にしなければならない。


父母から遺(ノコ)されたものであるからして、
重んじなければならない。

自分の立居振舞いは、人の見る所のものであり、
言葉は人から信用を受ける所を
受ける所のものであるから、
これもまた、
どうして自重しないわけにいこうか、
自重しないわけにはいかない。

☆[解説]

己の言動行為すべての結果は、すべて自分に跳ね返ってくる。
その覚悟があるかぎり、強い意思表示で臨むことです。
そんな覚悟がないのでしたら、
己の言動行為に対して自重しておくことです。

只、
今現在の自分の立居振舞いは、
今現在の【同声異俗】によって異なる。
品格と人格の質は、生活環境と教育如何で差が生じる。

品格と人格の質で、自重できる程度が違ってくる。
品の良さや品の悪さは、
その人の品格と人格の質で差ができるもの。
自重の仕方にも、大きく異なると思います。

人格と品格が上の上の人は、自重も謙虚な姿勢になる。
人格と品格の下の下の人は、自重も形だけで済ますそうとする。

自重の仕方はそれぞれであっても、
本性や立居振舞いでその人の人格と品格で異なるため、
《気質と風土・習俗(一・二)》で
人格形成と品格もできあがるのではなかろうか。


△目 次▽

000     はじめに
001 〇〇二 学問の師(言志録)
002 一六七 小人と君子(言志耋録)
003 〇〇一 学問の道(言志耋録)
004 一六八 物には本末有り(言志耋録)
005 二〇二 知足と不知足(言志後録)
006 一五一 心を養うには寡欲(言志耋録)
007 〇六五 度を過ごすな(言志後録)
008 一二四 誠の心(言志録)
009 一二〇 自己を失えば(言志録)
010 〇六六 心が小利に動く(言志録)
011 一三八 分に安んじて命を待つ(言志耋録)
012 一六九 恩恵(言志耋録)
013 一八五 過ちを忠告されて喜ぶ(言志耋録)
014 一五九 躾の教育(一)(言志後録)
015 一六〇 躾の教育(二)(言志後録)
016 一六一 躾の教育(三)(言志後録)
017 一二一 不断の努力が実を結ぶ(言志後録)
018 一五三 心の誠否(言志録)
019 〇七七 言行一致すべし(言志後録)
020 〇二一 心が塞がると百慮誤る(言志録)
021 〇〇六 心と気は平静に(言志晩録)
022 一四八 信用(一)(言志録)
023 一四九 信用(二)(言志録)
024 一五〇 信用(三)(言志録)
025 〇一一 人に背くなかれ(言志後録)
026 〇三五 人を容(イ)れる心(一)(言志録)
027 〇三六 人を容(イ)れる心(二)(言志録)
028 〇三七 人を容(イ)れる心(三)(言志録)
029 〇一〇 省察すべし(言志録)
030 〇九四 人は天に従う(言志録)
031 〇三九 賢愚の相(言志録)
032 〇三三 人には寛、己には厳(言志後録)
033 一六五 節度を守る(言志録)
034 二二〇 幸福観(言志録)
035 一五四 敬(一)(言志録)
036 一五五 敬(二)(言志録)
037 一五六 敬(三)(言志録)
038 一五七 敬(四)(言志録)
039 一五八 敬(五)(言志録)
040 一五九 敬(六)(言志録)
041 一六〇 敬(七)(言志録)
042 〇五九 艱難汝を玉にす(言志録)
043 一九二 人の禍・福(言志晩録)
044 一一六 感応(一)(言志耋録)
045 一一七 感応(二)(言志耋録)
046 一一八 感応(三)(言志耋録)
047 一一九 感応(四)(言志耋録)
048 一二〇 感応(五)(言志耋録)
049 一二一 感応(六)(言志耋録)
050 一二二 感応(七)(言志耋録)

051 一八八 愛敬の心(言志晩録)
052 〇七七 人は地に生まれ地に死す(言志晩録)
053 〇五五 人の言は虚心に聴け(言志晩録)
054 〇二〇 精神を引き締める(言志録)
055 一八三 私心を去れ(言志録)
056 〇一八 理を窮める(言志晩録)
057 一三〇 心を引き締めて書を読め(言志後録)
058 〇四九 古人を友とする(言志後録)
059 〇三三 志が有ると無し(言志録)
060 〇一四 多聞多見(言志録)
061 〇二一 養心(言志後録)
062 〇五六 自得(言志晩録)
063 二一五 道徳の上で人を観よ(言志後録)
064 一七四 人を観察するには(言志耋録)
065 二三一 人情は厚く(言志録)
066 一〇三 心に中和を(言志後録)
067 一七〇 人には厚情と誠実(言志耋録)
068 一七七 吾が心を礼拝せよ(言志晩録)
069 〇八三 良知と良能(言志晩録)
070 〇七一 心で見聞すべし(言志耋録)
071 一〇六 自ら己を欺かず(言志耋録)
072 〇三二 心は伸びやかに(言志後録)
073 〇〇六 自重(言志後録)
074 一五二 気質と風土・習俗(一)(言志後録)
075 一五三 気質と風土・習俗(二)(言志後録)





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Last updated  January 28, 2013 01:24:30 PM
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