よんよんとともに

2.歌劇《ローエングリン》より


歌劇《ローエングリン》より 第1幕への前奏曲
カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ワーグナーに対してペヨンジュンさんのイメージは「音楽界の巨人」

「神話の世界や中世の騎士達が登場する彼のオペラは、それだけで壮大な世界観を連想させるのに十分ですし、彼のオペラに登場する恋愛は、すべてがドラマティックなものだと言えるでしょう。」と、書かれています。

そして、この曲に対して
「《ローエングリン》と言う作品は、正体がわからないながらも信頼できる騎士が主人公であり、エルザという女性がその彼に助けられて惹かれあいます。ローエングリンは、エルザに対して「私の名前や素性を知ろうとしてはいけない」という固い約束を結びますが、それは悲しいことに破られてしまうのです。映画やドラマでもあり得るストーリーであり、とても親近感を覚えますね。」と解説をされています。

さらに、「時代が違っても人間が大切にしなくてはいけない「誠実さ」であるとか、人を裏切ることで与えられる罰などはおなじだということを、この作品は教えてくれるのです。」・・・と。

最後に「特にこの前奏曲は、純粋無垢なハーモニーが心にしみいります。」と結ばれています。


ゆったりと流れるハーモニー、穏やかなそして静かなその場の空気がさーっとながれゆくように、ふりそそぐやわらかい陽のひかり・・・
ぺよんじゅんさんが、目を閉じて耳を澄ましているようです・・・。


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