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2007.03.24

中村ノリ、背番号９９。PART3

カテゴリ：プロ野球Fan

♪またも出ましたロマンショウ。いつもニコニコほがらかに～

Googleで検索しても、全歌詞がわかりませんでした。

それでは前回の続きをやってみますのミドリちゃんです。（しつこい、ってか）

オリックス・バファローズだった中村紀洋選手が自由契約になって、中日ドラゴンズで入団テストを受けて、育成選手として契約して、支配下選手登録されて、正式に選手として契約しました。

「どうもプロ野球”村”のことはわからない」 という人のために僭越ながらちょこっと説明させていただこうと思います。

ところで、23日、運動しに行ったとき、ＴＶのニュースで中村選手の記者会見の模様をやっていました。
音声は消してあるので、最近はやりの字幕に注目しますと、
「最初に付けた背番号が６６だったので、９９はちょうどいい」
というようなことを言っていたようです。

最近、一桁の９番になって、球団の決まりだからなのかピンク色を使わなくなりました。
出番も減ってきたように思います。
しぶといバッターなので、相手にとっては脅威だったのです。

それでは、前回は野茂選手は日本のプロ野球では任意引退の扱いだというお話で終わりました。

中村選手は自由契約となりました。
よそのチームから声がかかるか、自分で交渉していかなくてはなりません。
辞める人はそのまま何もしません。

最近はトライアウトといって、自分で売り込む場が用意されています。
北海道日本ハム・ファイターズの坪井智哉選手は自由契約となりましたが、トライアウトに参加して、ファイターズと再契約を果たしたそうです。

中村選手は契約交渉の間にトライアウトの期間も過ぎてしまったので、自力で何とかしなければならなくなりました。

東京ヤクルト・スワローズや西武ライオンズが興味を示して声をかけようとしましたが、既に選手の補強が終わっている、とか、育ち盛りの選手がいる、ということで見送られました。

浪人ということでは、かつて千葉ロッテ・マリーンズの小宮山悟選手が一度ユニフォームを脱いで、後に再入団しています。

プロ野球選手を辞めることを「ユニフォームを脱ぐ」とか「バットを置く」などといった言い方で表すことがあります。

中村選手は中日ドラゴンズのキャンプ地、沖縄に行って入団テストを受けます。
「キャンプ」とは合宿練習のことと思っていていいと思います。

中日ドラゴンズも既に選手の補強は終わっているので、入り込む余地などないはずなのですが、「育成選手」として入団することになりました。

毎年、高校や大学を卒業して入ってきたり、社会人野球から入ってきたり、よその球団から移ってきたり、外国からやって来たりしても、人数は決められていますから、毎年何人かははじき出されることになっています。

資金力のある球団は、辞めさせるのはもったいないし、よその球団に入られるのも防ぎたいので、球団職員という形で残したりすることがありました。
逆に、プロ野球の経験のない人を球団職員として入社させておいて、後に入団させる、ということもやっていました。

球団職員は選手ではありませんから、試合に出ることはできませんし、一緒に練習することも難しいので、何とかしようということで、「育成選手」というのができました。

育成選手を抱えられるかどうかは球団に資金力のあるかどうかで変わってきますから、不公平を防ぐために、育成選手が出られる試合は二軍の試合まで、となっています。

各チームとも、一軍と二軍があり、チームによっては三軍を設けているところもあります。
ＴＶを見ていると、一軍以外は「ファーム」と言ったりしています。

ファームの話で、本日はここまでです。

BGM：お正月　（電気GROOVE）

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