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まずは朝、川崎で能力&調教試験の取材に行ってきました。98年の桜花賞馬ダイアモンドコアの3番仔にあたるテイクドリーム(父ジャングルポケット)という男の子が登場しましたよ。コアの産駒は南関東では初めてになります。この子です↓ 出遅れてしまいましたが、最後は調教試験組と変わらない走りを見せて2番手まで追い上げました。かなり内容は良かったと思います。管理している内田調教師のお話しでは、速いところは今日で2本目。かなり走る素質を持っているのではと絶賛!これからさらにじっくり仕上げていくそうですよ。 中央&南関東と活躍したザフォリア。どうやら今日登場したムービングウェルという女の子(田島厩舎)がザフォリア産駒として初めてレースに出走することになりそうなんです(去年産駒は登録されていますが、レースに出走していないようなので)。2歳能力組の中で今日の一番時計を叩き出しました。800を50秒9です。後方から追走も、そのまま楽々2番手に上がり、あとは力強く抜け出してきました。こちらも非常にいい内容の試験だったと思います。ザフォリアと言えば、00年の帝王賞(優勝ファストフレンド)で、ドラールアラビアンと一緒に猛烈な脚で突っ込んできたなぁ・・・。この子の活躍も期待します。この子↓ 北海道から大物の1頭がやって来たぞぉ。重賞を含む3勝、北海道2歳優駿2着だったアンパサンドが池田厩舎にやって来ましたね。ちょうど2週間くらいになるそうです。今日は果敢に3歳馬に混ざっての試験だったんですが、ポーンとスタートを切って、そのまま後続馬を楽々突き放した姿には圧巻。騎乗した今野騎手は「引っ張りきれない手応えだったので、外に出したらピュ~ッと前へ。左回りも大丈夫。フットワークもいいし、背中も柔らかいね」とすっごい褒めていましたよ。 今日のパドックではちょっと気持ちが高まっている感がありましたが、これからもその辺りがカギになりそうです。南関東転入初戦は全日本2歳優駿になります。頼もしい1頭が、また南関東の仲間になってくれました。この子↓ 東京ダービー2着馬トキノシャンハイも帰ってきましたぁ。今日のところはまだ本来の動きではなかったようですが、試験はあくまでも合格することに意味があるもの。無事に合格だったので。これから仕上げられていくことになるでしょう。シャンハイの走りがまた楽しみです↓ そして、大井。今日は準重賞の勝島賞が行われました。優勝したのはもまれてきた強さを発揮したクールアイバー。2年ぶりの嬉しい勝利だったんです。そして、戦績を何気なく見て思ったんですけど・・・。この勝島賞は02年から連続出走で、なんと5年連続ですよぉ(驚)!!!しかも、惜しい成績が続いていて、2着、3着、2着、2着。そう、5年越しの嬉しい嬉しい勝利になりました。口取り↓ ここ最近のクールアイバーを見てお気づきの方も多いかもしれませんが、体重的に大きな変動はないものの、非常にいい雰囲気なんです。垢抜けているというか体を大きく見せていて、以前とはまた違う・・・。8歳にして、こんなにも変わるのかぁっていうくらい、はっきり目に見えた変化が見られるんです。高柳調教師も「若返った感じだよ」と満足げ。カガヤキローマンも手掛けた越川厩務員が担当していますが、「体に幅が出てきたよな。ここ最近はやっとオープン馬らしい風格が出てきたな」と言っていました。まだ若駒なら変わっていくというのは十分わかるけれど、8歳ですよ。さらには今日で68戦も走っているんですよ。以前のクールアイバーを思い出しながら、改めてお馬さんの奥深さを知りました。 ちなみに、今日のクールアイバーはパドックからメンコを外していたんですよ!すっごい男前なんっす。次走は東京大賞典かゆりかもめオープンの予定です。見てみて、男前のアイバー↓ 考えてみると、クールアイバーはトーシンブリザードと一緒に東京ダービーを走っていたお馬さんなんですよねぇ。すごいことです。来年は9歳になるけれど、何とか重賞のタイトルをゲットして、勲章をつかんで欲しいなぁって思います。
2006年11月29日
今日も昨日に続いて、新馬戦&特別戦と2歳戦もりもり!!1レースはアジュディケーティングを父にもつエレガントルビー(遠藤厩舎)という女の子が3番手からの差し切り。1200メートルを1分15秒8でした。パドックではメンコなしでものんびり歩く落ち着いている姿が印象的。遠藤調教師は「(5番人気での勝利)まだピリッとしたところがなかったから、どうだろう・・・と思って見ていたけれど、結局レースでは何も心配することなかったね。まだ子供だけど、カイバ食いはとてもいい馬」ということでした。この子↓ 2レースはタヤスツヨシ産駒のフラッグハンターという男の子が1番人気で制しました(蛯名厩舎)。中団から追走も直線に入るところではスルスル2番手に上がっていて、そのまま馬体を併せて抜け出し4馬身差をつけました。1200を1分16秒1。内田博幸騎手にお話しを聞いてみると、ゲートで待たされた分カーッとなって、出は悪くなってしまったそう。ただ道中はじっくり構えていき、タイミングをはかって合図を出すと2番手までスッと上がっていたそう。最後の直線で馬体を併せて抜け出しを見計らっていたのは予定通り。能力から砂はたっぷりかぶっているので、平気だったということ。とてもセンスのある子のようですねぇ。静かな闘志でパドックを周回、体のバランスも雰囲気もいい子でした。この子↓ 10レースは2歳牝馬によるストレチア特別。マイル戦で行われるということで、この後の東京2歳優駿牝馬を占う意味でも参考になるレースになります。優勝したのはバナナが大好きなカネショウバナナ。初コースもなんのその!!大好きなバナナをたっぷり食べてバナナパワーで頑張りました。好位につけてたっぷりもまれながらも、直線では内からスルスル差してきたレース内容は立派です。1分43秒9でした。初コースですが、物見はすることなく、でも気合を非常にのせながらパドックを周回。前走よりも、落ち着いていたそうです。テン乗りだった水野騎手は「砂をかぶって嫌がっていたところはあったけれど、よく頑張ってくれたね。素質はありそうな子だよ」ということ。照沼調教師のお話しではこの後は一本で東京2歳優駿牝馬。カネショウメロンの分も、カネショウバナナが立ち向かいます!!レースではバナナ色のメンコでおめかししているバナナちゃんですが、素顔もかなりの美人さんです。レース後の様子↓ 本来ならここを使って、東京2歳優駿牝馬を予定していた大物の呼び声高いスクワートルメロー。遠藤調教師のお話しでは、少々疲れが出たことから無理をさせずに自重したそうです。ここは無理をさせずに東京2歳優駿牝馬に直行予定。
2006年11月28日
まず1レース。5年前のハイセイコー記念勝ち馬スオウリージェントを兄にもつヤシュウヤマト(荒井厩舎)という男の子が優勝。2番手外を追走も、直線では先頭に並びかけ、そのまま力強く抜け出し2馬身2分の1差をつけました。マイル戦を1分46秒3です。父はグランドオペラ。コンビを組んだ真島騎手は「道中はもたれて走っていたけれど、最後に他馬(2着の馬)が来たら、自分からハミをとっていって反応は良かったです。これからもっと大きく(現445キロ)なっていって欲しいですね」ということでした。パドックではメンコなしで周回。つる首で元気がよく、黒光りした毛づやも印象的。この子↓ 2レースはアドマイヤボス産駒のデザートボス(田中厩舎)という男の子が中団からの差し切り勝ち。道中は馬群に入っていましたが、それでも抜け出して、6馬身差をつけました。とてもたくましい立派なレース内容だったと思います。毛づやもすっごいよくて元気に周回。505キロのがっちりしたお体をされていました。メンコなしです。納谷騎手は「折り合いもつくし、行けって指示を出せば行く。今日の段階では何も課題はありませんよ」と褒めていましたよ。この子↓ 10レースは2歳の特別戦・雷鳥特別。矢作厩舎のショウサンセラヴィという男の子が中団前からの差し切り勝ち。有年騎手は「これで番手きくのわかりましたね。内容良かったですよ。道中はまだフワフワしているけれど、直線はちゃんと伸びるし」と感触をつかんだ様子。フサイチコンコルドがお父さんです。口取りの様子↓ フリーとして全国を渡り歩いている内田利雄騎手。現在は南関東に来ていますよぉ!浦和開催で1勝をあげましたが、大井開催でもいきなり勝利!!4レースで8番人気のスーパーシーバードを見事勝利に導きました。状態も良かったシーバード。見事、厩舎側と騎手が一体になった勝利ですね!!シーバードを管理している高岩(孝)調教師は「やはり全国で活躍されている方ですからね。追えるのもすごいですが、人間的にも素晴らしい方ですよ」ということ。内田(利)騎手は「南関東で何勝をあげるっていうことではなくて、とにかく1頭1頭大切に乗りたいです」ということ。まぶしいほどのピンクの勝負服に、人柄の良さがにじみ出ている笑顔。そして、あの流し目(笑)。やっぱり、ピンクさんは明るくさせてくれますねぇ!!! 名古屋の角田厩舎、年間最多勝記録を達成!!詳しいことはこちら 角田調教師、角田厩舎のスタッフの皆さん、そして角田厩舎に所属しているお馬さんたち、本当におめでとうございました!!!(祝)
2006年11月27日
先日、コアレスフィールドは引退して、コアレススタッドで悠々自適な毎日を送っているよぉ~っていうお話しをしましたが。実は嬉しい報告がありますぅ!! 栗色競馬を見て下さったコアレススタッドの杉原さんからフィールドの写真と近況をご報告頂きました。今のフィールド↓ フィールドの奥に見える大きな放牧地も、フィールドの物なんだそうですよぉ。ひろ~い場所でのんびり過ごしているんですねぇ。現在12歳になったフィールドですけど、とってもかわいい顔つきです。前髪のぺっとり感も素敵(笑)!!この写真を撮影して下さった時は砂浴びをして遊んだ後だそうですよぉ。 そして、フィールドと言えば立派なあごっぱり。そう、あごっぱりの会長として君臨し続けてくれていました。あごっぱりは引き続き健在のようで・・・。すっごい嬉しい(祝)!! コアレスの小林オーナーさんは、日本で初めて重賞を勝ったのがフィールドなんだそうです。だから思い入れもおありなんですねぇ。ということで、皆さん!!フィールドは元気に過ごしていますよぉ。ますます、フィールドに会いたくなってきたぁ。杉原さん、有難うございました。 あっ。コアレスフィールドにコアレスデジタルがそっくりなんです!!今度、パドックで見てみて下さいね。
2006年11月24日
今日はまず厩舎探訪のロケで船橋へ。今回は川島正行厩舎で、アジュディミツオーの近況を中心に紹介しております。放送日はまた改めて紹介しますね。動いているミツオーの映像は、おそらく帝王賞以来になるんじゃないかな(この楽天競馬で写真は紹介していますけど)。東京大賞典に向けてどんな感じなのかご堪能下さいね。まだおっとりミツオーだけど、これからスイッチが切り替わっていくことでしょう。 そして、6月にできた川島厩舎の新築厩舎もこの中で紹介しています。ちょうどナイキアディライトが金子厩務員とその広々した馬房内で遊んでましたので、その様子も見て下さいね。アディは東京大賞典に向かうそうです。今となっては、息の入れられるこのくらいの距離の方がいいのではないかという関係者の判断からです。な~んか、アディ絶好調だってぇ。すっごいなぁ。 あと、そうそう。シーチャリオットは試験の後も元気です。復帰戦はまだ決定ではないんですけど。船橋愛の強い川島調教師としては、年明けの船橋記念も考えていく方向のようです。詳しいことが決まったら、またご報告しますね。 ということで、今日のミツオーはこちら。いつものように佐藤裕太騎手が乗っていますよ↓ ↑ 必見!この写真。ダイワメジャーの近親で、3連勝中のインスパイアローズです。いつも、とっても懐っこい雰囲気を醸し出している子。あら?前歯は?・・・(笑)よく見てみると、真っ白いキレイなものがプチッとありました。そう、子供の歯が抜けて大人の歯が生えようとしているところなんです。まだ大人の階段を上がっている段階で、あの勝ちっぷりですから、これから非常に楽しみです。大人の歯が完全に生えたら、また写真を撮りますね。この写真と見比べましょう(笑) あっ。この写真は、社台の地方担当をしている角南さんの許可を得ていますので、念のため(苦笑) ↑ マズルマズルことマズルブラストです。それにしても、JBCは接触されて下がってしまって・・・(涙)。でも、不幸中の幸いで、無事で本当に良かった。今日もアクビばっかりしてました。あっ!歯はちゃんと生えてるね(笑) 武蔵野線に揺られて、浦和へ!浦和記念を見てきました。優勝したのはケイアイミリオンの逃げ切り勝ち。蹄の不安で11ヶ月ぶりの休み明けだったんですが、本当に力強くて素晴らしい走りでした。 テン乗りだった今野騎手は「正直びっくり(苦笑)。キングスゾーンが速そうだったけれど、かぶされないように気持ちよく走らせあげて欲しいと(中村調教師から)指示があり、その通りに騎乗して結果が出せて良かった。ペースもゆったりとしていたけれど、折り合いもついて落ち着いていました。最後は頼む頼むって気持ちで乗っていたけれど、辛抱してくれました」ということ。中村調教師は「無事に使えて、そして勝つことができて素直に嬉しい。今日の出走は万全だったけれど、レース感は気になっていました。(今野騎手も)申し分ない展開に持って行ってくれました」いつも調教をつけている佐々木学調馬手は「本当に嬉しいよ~。しっかり調教も積んでいたけれど、久しぶりというのは気になっていたから。調教でも大人しくて乗りやすいし、まだまだ年齢は感じさせないね」担当の織田厩務員も「ありがとうございます。川崎の時よりは良かったけれど、久しぶりだったから。馬も若く感じさせるねぇ。息の入り具合もいいよ」 重賞3勝目となったミリオン。戦績を見てもわかるように、8歳にして使った回数はこれで22戦と多くありません。この長い競走生活の中で、半年以上の休養が6回に及びます。中村調教師も言っていましたが、それだけ弱い部分と戦いながらの競走生活。調教をバンバン攻められるタイプでないだけに、調教メニューも苦心して、さらにはケアもかなりの時間を要しています。「応えてくれるものだなぁと思った」という中村調教師の言葉がズシッと身に染みました。 この後はもちろんレース後の様子を見て決められることになりますが、東京大賞典や報知オールスターカップなども視野に入れながらということになりそうです。 ミリオン、本当におめでとう!!肩掛け姿、かっこいいぞぉ!!↓ そして、2着にはキングスゾーン。新人の山本茜騎手が2番手から見事に導きましたね。「茜、よくやった!」とレース後に褒めていた師匠の原口調教師の姿が印象的でした。以前から、「持久力があるタイプだから、1800から2000の距離を使いたい」と言っていた原口調教師。地元ではちょうど良い距離が組まれていないために、短距離を使っていたそうで、本来ならJBCもクラシックで参戦したかったくらいだったそう。 担当の吉田厩務員のお話しでは、普段は非常にキツイ性格の子だということですが、レース当日の朝からピタッとおとなしくなるそう。だから、輸送も出張馬房、パドックでも無駄な動きを一切しなくなるそうです。ただし、レースに行けばスイッチが入って走るモードに切り替わります。そういうメリハリがしっかりできる子なんだそうです。そして、とにかくカイバはよく食べて、どんどん肥えているそう(笑)。というか、まだ成長している段階だとのことで。いやぁ~、これは長距離戦線に楽しみなお馬さんが登場してくれましたね。右も左も関係ないし、輸送減りもしないし、遠征でもおとなしいし。可能性が広がってきました。この後は名古屋グランプリを予定しているそうです。来年の川崎記念や帝王賞・・・また南関東にお待ちしております。今日のキングスゾーン↓ 今日の山本茜騎手もそうだけど、全国で女性騎手がブレイクしている昨今。南関東には牛房騎手(右)と平山騎手(左)、2人の女性騎手がいますよ。是非とも砂上をガンガン盛り上げて欲しいと思います。パドックなどで、声援送って下さいね~!! 以前、10月18日付けで書いた日記。名古屋の角田厩舎の勝ち星は現在186勝。日本記録が187勝なので、あと1つでタイ。2つで達成なんですぅぅぅ!!!明日明後日の笠松遠征はないようなので、記録達成は27日以降の名古屋開催となるんでしょうか。角田調教師は「200勝が目標」と言っていたので、日本記録達成は通過点になるんでしょうが、このすごい記録を達成する瞬間に立ち会えることが楽しみです。 で。今日はタカラアジュディが浦和記念を使っていたんですが。お手伝いの厩務員さんたちは名古屋でお仕事があったそうで、角田調教師自ら引っ張っていました!!かなり珍しいシーンです。この笑顔は、今年の成績の心境だろうかぁ・・・(笑)↓
2006年11月22日
今日は浦和記念に出走のコアレスタイムの取材で船橋へ。 タイムさん、相変わらず体の毛がなかった(笑)。それだけ内面から体調の良さが伝わってきます。担当の伊藤厩務員にお話しを聞きましたが、引き続き状態は絶好調!あとは長距離戦なので、折り合いが最大のポイント。好勝負を期待っすね!!!いつもタイムさんを見ていて思うけれど、年ってとるんだろうかぁ・・・っていうくらい、本当に若い(笑)。 ちなみに、↓の写真は遠目から盗撮してみました(苦笑)。人の気配も何も感じないかのように、ひたすらカイバを食べていましたよ。 あと。タイムさんの大先輩コアレスフィールドのことでご報告です。実は今は現役を退いていまして、オーナーさんのコアレススタッドで功労馬として悠々自適な毎日を送っているそうなんです。南関東に所属する条件をクリアーできずに岩手に転入していたんですが、1戦も使わずにいたんです。全然出てきていなかったから、どうしたんだろう・・・って心配していたんですけど。今日思い切って、担当していた伊藤厩務員に聞いてみたら、こんな嬉しい話しを聞くことができました。フィールド、のんびり青草食べながら過ごしているんですねぇ。本当に良かった。あの素敵なあごっぱりに会いたいなぁ・・・。うん、すごく会いたい。 さて。ここからは能力&調教試験の様子を。シーチャリオットが帰ってきたぁ~~~~~!!もう、東京大賞典以来となるんですねぇ。じっくりゆっくり仕上げられてきました。今日は3番手から砂をたっぷりかけられての走り、それでも最後は馬なりで楽に先着(クラチェゲラとタイム差なし)していましたので、試験としてはとてもいい内容のものだったと思いますよ。クリス厩務員から{大丈夫?」と聞かれた内田博幸騎手はすかさず「大丈夫!」と返答。「せっかくだから砂をかぶせた。スローでもちゃんと折り合って我慢していた。おとなになったね」ということも言っていました。気になるのは今後の予定なんですが、川島調教師のお話しだとまだ決めかねているようです。どちらにしても、レースに復帰する日は近いでしょうから、心待ちにしましょうねぇ。今日の試験後の様子↓ コーラスマスターはニューイヤーカップ(優勝)以来。こちらも久しぶりに帰ってきてくれましたぁ。相変わらずプリプリッした体つきは光るものがありましたよぉ。こちらもいい動きを披露してくれましたが、まだまだ良くなる余地は十分のようです。↓ 船橋の試験で、珍しいお顔を発見!!浦和の平山真希騎手ですよぉ。真希騎手に聞いたら、船橋の試験は初めてだそうです。また、大井から和田騎手と矢野騎手も。二人も、船橋の試験は初めてだったそう。なんか、ちょっと新鮮だった。先日、レディースジョッキーズシリーズの荒尾ラウンドが行われ、真希騎手が4位、牛房騎手が9位でした。この後、高知、名古屋とありますからね。南関東代表として、1位&2位を狙ってきて欲しいです!真希ちゃん、牛房さん頑張れぇ~~~~~!! 今日の真希ちゃん↓ 南関東で人気者になりそうな女の子を発見!!その名はパークリーアケコ。お父さんはユートカイザーで、2年前の平和賞ではシーチャリオットの3着に入った実績があった子です。中央ではあまり元気のない成績でしたが、心機一転、出川克己厩舎に転入してきました。 担当の後藤厩務員はエビスヤマトを手掛けた方。アケコのこともおとなしくてかわいいと褒めています。克己先生も「名前がいいよねぇ~」とニッコリ(笑)。今日の試験の内容はとても良かったと思いますよ。いつも調教をつけている田中力騎手が騎乗しましたが、「普段はすごい引っ掛かるのに、試験ではとてもおとなしくて乗りやすかったぁ」とアケコのことを言っていました。さぁ、アケコは南関東でどんな走りを見せてくれるのか?アケコ、頑張れ!!↓
2006年11月21日
大井の大将ボンネビルレコードの元へ。ボンちゃんはJBCクラシック(3着)後も順調に調整が行われています。今日はお外を見たり、乾草を食べたり、壁をボリボリして遊んだり、厩舎の中でも忙しく過ごしていました(笑)。いつもはパドックでメンコをしている子ですけど、素顔はこんな感じ。たまにはここでも素顔をご披露していますが、かなりのクールな男前なんですよ、ボンちゃんは↓ この後はもちろん東京大賞典1本で仕上げられていくことになります。着実に一歩一歩強くなっているボンちゃん。左回りをクリアーしたことで、来年はいろんな選択肢の中で挑戦していくことになりそうですね。ボンちゃんのこれからの未来はどんな感じなんだろう。 金沢で重賞2つを含む6連勝を飾っているブラックムーンという女の子が、大井の寺田厩舎の一員になっていますぅ!! 担当の柳田調教厩務員はカイジンクンやドリームサラも手掛けた方で、この子の調教もつけているそうです。「柔らかいねぇ。今はこれまでの疲れを取りながら調教をつけているところだよ」ということ。寺田調教師からはブラックだから、ブーと呼ばれて可愛がられています。普通、耳を触られると嫌がる子もいるのに、ブーちゃんは耳の中をいっぱい触られても大人しくしている子なんです。今後の予定としては、まず今度の大井開催で調教試験を受けて、12月の川崎開催を使い、東京2歳優駿牝馬が大目標となります。北海道から来たアグリフェスタとの対決が楽しみです。この子はブーちゃん↓ ↑ わーい!!お久しぶりのトウケイファイヤーですよぉ。放牧から帰ってきて、入念に乗り込まれているところです。相変わらずいい体をしていますよ~ん。こんな感じで、男前だし。うししっ。11月29日の勝島賞から復帰しますので、応援よろしくお願い致します。 ↑ 実はこの子。村上厩舎に入った新入りちゃんなんですが、名前がテイエスラフランスって言うんですぅぅぅ!!!!!!!!そう、ラフランス。洋ナシの一種ね。形はあんましよくないんですけど、めっちゃ甘い梨なんですよぉ(あくまでも、梨ね。この子はナイスバディーよん)。どうやら、馬主さんが山形の方らしく、それでラフランスと。お父さんはシーロ(レットドラゴンと一緒ですね)で、お母さんは東京プリンセス賞馬スギヤマワッスルですよぉ。それにしても、ラフランス・・・仙台生まれで山形育ちのあたしにはたまらん名前っす(苦笑)。ということで、早速取材。担当の小林調教厩務員の話しによると、この一族はキツイ性格の子たちが多いそうですが、ラフランスちゃんはまだ大人しくて素直だそうです。牝馬ちゃんですが、食欲も旺盛とか。デビューはまだ先になりそうですが、じっくりゆっくり調整してデビューして欲しいと思います。 こうなったら、サガエサクランボ、ヤマガタレンジャー、カミノヤマレンジャ、テイエスサクランボ、テイエスラフランス・・・そして、友情出演で佐賀に登録のあるザオウが遠征に来てくれて、山形大会レースを見てみたい気がする・・・
2006年11月18日
今日の新馬戦は3鞍も豪華に行われました。1鞍目は1500メートルで行われ、出川(龍)厩舎のハイベットタイムという男の子が好位からの差し切り勝ち。父タニノギムレット、母父サンデーサイレンスというピカピカの良血君です。パドックではかなり気合が乗って元気に周回していましたが、騎手を乗せてメンコを外すとさらにやる気満々。この子↓ 鞍上の今野騎手は「体も柔らかいしフットワークもいいね。まだ遊びながら走っているし、これからの馬」ということ。ちなみに、パドックでも立ち上がったりする子供ちゃんなんだけど、返し馬を終えた日除けのところで、今野騎手を振り落としたんだって。でも、今野騎手はすかさず飛び乗ったそうだけど。さすが!担当の実川厩務員に聞いても、もうヤンチャで子供で甘えん坊だということ。 新馬戦2鞍目は柿本(男)厩舎のマークオブプリンスという男の子が2番手からの差し切り勝ち。父ディアブロです。パドックでは、青鹿毛の黒光りした体が印象的でした。北海道未出走で、今回出走組たちよりちょろっとキャリアは豊富な子。↓ コンビを組んだ石崎駿騎手は「調教試験の時にいけるかなぁと思った。スタートも速いし、素直。1頭になるとフワフワ走っていますね。体もまだゆるいし、これから走ってくる馬だと思います」ということ。 新馬戦3鞍目は林厩舎のロボウという男の子が逃げ切り勝ち。メイショウドトウ産駒で、毛づやがよくて元気に周回。とても雰囲気のいい子でした。この子↓ 管理している林調教師は「ソエを気にしているからねぇ。これからまだデカくなるし、一息入れてあげてこれから楽しみ。我慢強いところがいいところだね」ということ。 今日はちょうどマリーンパワーのお披露目がありました。このそもそもの始まりは、川島調教師が千葉ロッテマリーンズの競馬ファンでも知られる大塚明外野手と親交関係にあったことから始まります。「船橋競馬場と千葉ロッテマリーンズの架け橋になるような馬を作りたい」という川島調教師の思いに、ダーレジャパンレーシングの高橋力代表が賛同されて、ダーレージャパンが所有する競走馬のネーミング権を千葉ロッテマリーンズに提供したそうなんです。そこから、球団史上初の命名馬「マリーンパワー」が誕生したわけなんです。 この日は、酒井忍騎手が千葉ロッテマリーンズの勝負服・・・いや違った。ユニフォームを着て、マリーンパワーに騎乗。皆さんの前を周回してお披露目しました。マリーンパワーはちょうど野球の開幕戦は3月後半らしく、その3月頭の船橋開催でデビューを予定。連携プレーとなりそうですね。 実は今開催から、ホースクイーンとなる綺麗な皆さんが、ラウンドガール的にパドックを盛り上げて下さっています。ちょうどお馬さんたちがパドックに登場する時に、先導しているんです。最初、厩務員さんたちも聞いていなかったらしく、某厩務員さんなんて、興奮していましたもん。(写真とは無関係の方ですよ、念のため。別のレースで引いていた人です)誰とは言わないけれど・・・誰か知りたい人はあたしにこっそり聞いて下さい(笑) なんか、パドックが明るくなった感じ。これから本格的に船橋のホースクイーンの輪が広がっていくと思いますので、詳しいことがわかりましたら、ここでもご紹介しますね。
2006年11月17日
第一回京成盃スカイライナースプリントと佐藤隆騎手追悼レース・ジュメイラビーチカップが行われました。 京成盃スカイライナースプリントで優勝したのはオーストラリア産のグローリーウイナー。重賞3度目の挑戦で嬉しい勝利。素晴らしいダッシュでそのまま逃げ切りを披露してくれました。 使い詰めだったグローリーの体を、この間は間隔を取りオーバーホールに取り組んできました。じっくりゆったりと・・・。「内臓面の疲れというのはわかっていたからねぇ。立て直しできて良かった。グローリーに(重賞を)勝たせてあげられた」と川島正一厩務員。正一さんも、6年前のTVK盃(シゲノキューティー)以来の重賞だったんですねぇ。 今回コンビを組んだ酒井忍騎手は「馬が速いだけ。自分からスタート出ていったし。こっちは乗っているだけ(苦笑)。手応えも良かったし、気持ちよく走らせようということだけ気をつけました。おとなしくて乗りやすく、乗り役にとっては最高の馬ですよ」と言っていました。 川島調教師のお話しだと、この後は年明けの船橋記念に向けて調整していくようです。 いつも調教をつけているのは、山下貴之ジョッキー。皆さん、おめでとう!! レース後のグローリー↓ 佐藤隆騎手追悼レース・ジュメイラビーチカップはエレキングが優勝。1番人気に推されていたクールヴォイスに競り勝ち、勝負強さを見せました。今野騎手は「どんどん強くなっているねぇ」とお褒めの言葉。ちなみに、この日には兄ちゃんのキャプテンシーオーも出走し、見事優勝。そう、兄弟で特別レースをダブル優勝だったんですぅ!!すごいことですねぇ。 エレキング・・・メンコもかわいい↓
2006年11月15日
今日はガーナ共和国盃が行われました。優勝したのはリンカーンスターで、直線まではほぼ後ろにいて、一気の末脚を見せました。お顔も、かなりの男前の子なんですよぉ↓ 成績を見てもわかるように、リンカーンスターは一つずつ階段を上がってきた子。一気にスターダムへ上がるお馬さんもいれば、強い相手と戦いながらもまれていきながら強くなっていく子もいる。そんな後者のいい例がリンカーンスターかもしれません。それに、今状態がと~ってもいいそうですし。 この後はもう一度船橋を使い、1月3日の報知オールスターカップが当面の目標になるそうです。 10ヶ月半の休み明けになったダガーズアラべスク。逃げたんですけど、最後は大差でしんがり負け。この日コンビを組んだ酒井忍騎手の話しによると、今日はテンのダッシュがとても良かったので、逃げる形になったそうです。最後止まってしまったのはやはり長期の休み明けということで・・・。でも、まずは無事に帰ってきてくれたのは何より。一度使って、変わってくるでしょうね。
2006年11月14日
サワライチバンが放牧先から帰ってきたよぉ!という情報をキャッチし(笑)、即サワラ君の馬房へ。いました、いました。端正な顔立ちの栗毛君が!お顔に見とれて体つきは見忘れてちゃったけれど、このお休みはいい休養になったんじゃないでしょうかぁ。帰ってきて、1週間くらいが経ったそうだけど、相変わらずおとなしくて懐っこいサワラ君のまんまでしたよ。サワラ君にまたがったことのある人に聞くと、みんな「乗り味いいねっ」って褒めるんですよねぇ。なんかまた、大きなところを狙って欲しいと思います。今日のサワラ君↓ 同僚のチャームアスリープは放牧に行きました。体をふっくらせてもう一度立て直そうと、2ヶ月くらいは千葉県の相川牧場で休養するそうです。ロジータ記念は負けてしまいましたが、いろんな部分を総合しても、チャームの強さを改めて痛感させてもらった一戦だったと思います。チャームには、これからももっともっと南関東を盛り上げてもらわなくっちゃ!!そのための大事な休養となります。 ロイヤルボスがハイセイコー記念を勝ち、平和賞をキンノライチョウが優勝。そんな中、このお馬さんを忘れないで下さいねぇ!!ジルヴァンクールですよぉ。この子↓ 能力も新馬戦も2戦目も・・・受けた衝撃は忘れられません。そんなジルは現在厩舎で調整中です。まだまだ弱い部分がありながらの楽勝競馬が続いていたので、ここ最近は来年に向けてじっくり立て直しをはかっているところです。まだ具体的な予定は決まっていませんが、一時に比べたら馬の体調はグッと良くなっているようですよ。そっ。本番は来年だからね・・・。ジルが復帰してきたら、またまた現2歳世代が盛り上がるぞぉ!! 同僚のキンちゃんことキンノライチョウ。「ハイセイコー記念が1週間遅ければ、使っていたよ」ということで、平和賞からハイセイコー記念に向かうサプライズも予定されていましたが、自重することにしたそうです。それにしても、回復力早いんだなぁ・・・。この後は全日本2歳優駿に向かう予定だとのこと。おっ!ボスちゃんとキンちゃんの重賞馬対決が見られるんだぁ!!楽しみっ!! 同厩の先輩サンキューウィンはリフレッシュ休養に入りました。今は茨城県のミッドウェイにいるそうです。今月いっぱいはのんびりして、来月から坂路でトレーニングを予定。パワーアップを目指します。 年老いないコアレスタイム(笑)。タイムさんは兵庫ゴールドトロフィーに向かうプランもあったんですが、なんと、浦和記念から東京大賞典と長距離戦線に切り替えたそうですよぉ!!オールマイティに活躍し続けるタイムさん。改めて凄いやぁ・・・。 新馬戦の衝撃から、2戦目のローレル賞で1番人気に推されていたトップパンドラ。なんとレース中に右ひざの下の部分を骨折していたそうなんです(涙)。それなのに走り抜いた根性、本当に立派です。また、改めてこの馬の底力を痛感した一戦となりました。ただ不幸中の幸いで、全治半年くらいだそう。もちろん復帰を目指します。今は厩舎で休養中ですが、しばらくしたら放牧に出るそうです。 ダイオライト記念から蹄の不安でお休みしているルースリンド。今日ちょうど、時計3本目を出したそうですよぉ!!そう、やっとレースに向けて動き出しているんですぅ!来月初めに大井で調教試験を受けて、年明け早々の川崎で行われる報知オールスターカップに向かうそうですよ。ルースリンドがレースに帰ってくるぅぅ!!やった!! 川島厩舎のダービートリオ、アジュディミツオー、ナイキアディライト、シーチャリオット。みんなそれぞれの予定に向かってトレーニングをしていますよぉ。具体的な予定は聞いてこなかったですけど、みんな順調だということは伝えておきますね。ミツオーは相変わらず、洗い場でいたずらをして、脚で器用にホースを抜いて水を噴出させていたし(笑)、アディは金子厩務員がつぶれそうになるほど甘えてスリスリしていたし(笑)。チャリチャリもご機嫌モードで馬房からお外を見てくつろいでいるし…でも、目つきは怖かった(笑)。 実はちょうどお馬の歯医者さんが来ているところに遭遇。チャリチャリの担当厩務員クリスさんのお友達でダーンさんという方。お馬さん専門の歯医者さんで、中央や牧場やそしてこの船橋と全国を忙しく回っている方なんです。今日は矢野厩舎の仲間入りをしたクレヨンという女の子の歯を削ったり、いらいない歯を抜いたりして、ケアしていました。その様子はこちら↓ お馬さんにとって、歯って本当に大事(人間もそうだけどね)。人間の歯と違って、お馬さんの歯は一年に少しずつ伸びるそうで、年に何回はケアしてあげるんだそうですよ。ただ、前歯あたりはケアしやすいそうですが、奥の方の歯をケアするのは非常に大変だそうで、こういう器具をつけるんです。実は今日、初めてお馬さんの奥歯がどんな感じか触らせてもらったんですが、あたしのひじがすぽっと入るくらい、お馬さんの歯は奥底まで生えているんですよぉ。それに、ビビッた(苦笑)。だって、ひじがすっぽり入りんだもの(驚)!! だから、こういう器具をつけないと噛まれちゃいますからねぇ。器具をつけると、人間も噛まれずに、お馬さんも負担がかからずに、奥歯まで届くそうです。で、ちとこの写真を見て下さい。厩舎は違うけれど、友情出演でマクロプロトン。今日は大きなアクビをしていたので、ちと口のアップを撮影してみました(笑)↓ この奥底まで、歯が生えているということで。牡馬が40本、牝馬が36本ということですが、すごいもんっす。で、歯を削るのは人間の虫歯を削るのと違って痛くないそうです。ダーンさんに聞くと、ツメを切るくらいの感覚って言ってました。 今はちょうど船橋開催中ですが。明日からいろんなイベントがもりもり行われますよぉ。明日はあたしもお手伝いさせて頂くんですが、女子プロレスラー界では絶大な人気を誇った長与千種さんと今も現役で活躍する女子プロレスラーダイナマイト関西さんが来場して、トークショーやサイン会を行います。またチャリティーオークションで、アジュディミツオーのマイルグランプリで優勝したゼッケンも出ちゃうとかって話しですぅ!!グリーンチャンネルの荘司典子さんと一緒に進行させて頂きます。お時間ある方は是非とも遊びにいらして下さいね。詳しいことはこちら
2006年11月13日
専門紙記者になるためには、実況アナウンサーになるためには、馬産地ライターになるためには・・・と、小山内さん、山中君、村本さんがお書きになっています。 ということで、あたしも競馬キャスターになるためには・・・を書こうかなぁと思いつつ、早くも4ヶ月(苦笑)。その前に、お馬さんにはまったきっかけ、栗色競馬の由来を読んで頂いた方がわかりやすいかな?いちおう、競馬キャスターとは名乗っていますけど、本職はフリーアナウンサーだと・・・思ってます(苦笑)。あんまし、気づいてもらえませんが。でもなぁ・・・実際は、何でも屋さん・・・かな? 「よし、競馬の仕事をするために上京するぞぉ!」と思ったのが、今からちょうど10年前。地方局でキャスターをやっていた時代ですな。でも、今みたくインターネットは進んでいませんからねぇ。東京のことを何も知らないあたしは情報源が何にもない訳です。ただグリーンチャンネルをいつも見ていて、鈴木淑子さんって凄いなぁと思っていまして。山形の書店で競馬関連の資料を探していたら、淑子さんがお書きになった本が売っていて、それに淑子さんがその当時所属されていたフリーアナウンサーの事務所名が出ていたんです。で、即。その事務所の住所を調べて、自分のプロフィールと出演番組のビデオと競馬の仕事がしたいんだ!という意気込みを書いた手紙を送った訳です。 で。縁があってその事務所の所属になり、2年前までお世話になることになります(今はあたし、フリーなんで。その事務所とは業務提携という形で今もお世話になってます)。所属になった頃言われたことは、今でもはっきり覚えていて。「最初から競馬の仕事はないよ。いろんなオーディションを受けたり仕事をしなくては生活できないでしょ」と。 ということで、上京した最初の頃は旅番組のリポーターだったり、高校野球埼玉県大会のキャスターだったり、世界陸上のラジオ速報アナウンサーだったり・・・と、競馬とは全く違うジャンルの仕事をしてました。でも、それらは全て単発ものだったために、とにかく仕事がなくて暇だったので(苦笑)。エクウス渋谷には毎日のように行って本を読んだり映像見たり、トークショー見学したり。あとはそのまま夕方からは事務所に行き、少しでもオーデションの話しなどを振ってもらえるように顔出したり。 そうそう。フリーアナウンサーの事務所にもいろんな形態があると思うんですけど。だいたいはお給料という形ではなくて、仕事をして1本いくらって感じだと思います。その仕事を取るためには名指しで決まったり、事務所からの推薦でそのまま決まる場合もあるけれど、たいていはオーディションを受ける訳です。そのオーディションに受からなければ、仕事にもありつけない訳です。このご時世、オーディションの話しだってそんなに多くないですからねぇ。その事務所から数人が選ばれてオーディションを受ける訳なんですが、オーディションを受けさせてもらうのも激戦だったりする訳です。だから、事務所に所属したからといって生活できるかといえば、それはほんの一握りの人たちだと思いますよ。上京してきた人たちの多くはバイトしながらだったし。あたしもバイトしてましたもん。だけど、いつオーディションや仕事が入ってくるかわからないから、急に休ませてくれるような都合のいいバイトを探さなくてはいけません。これも、なかなか大変。 そんで、そういう中、やっと頂けたオーディションも、あたしは落ちまくるわけで(笑)。まぁ、今は笑ってられるけれど、その時はどん底っすよ。あまりにも落ちまくると、自分の人間性全てが否定されているかのような錯覚に陥る訳です。それでなくても、ネガイティヴなのに・・・。オーディションなんて、縁と運とタイミングそのものなんだけど、落ちまくるとそんなことも考えられなくなるんですよねぇ。あっ。ちなみに、受かる人はすぐ受かっちゃったりしますから!!あたしはあくまでも落ちまくったいい例ということで(苦笑)。 そうこうしているうちに、事務所から大井競馬中継のアシスタントのオーディションの話しがありまして。そんで、受けに行ったと・・・。そう、実はあたしもそもそもは小森谷さんのアシスタントのオーディションを受けに行ったんです。だけど、その当時のプロデューサーが、あたしのような変り種は、スタジオの外で動き回っていた方がいいタイプだと判断をして、リポーターという新しいポジションができたんです。それまで、そういう役割がなかったので。そんな感じで、今に至る訳なんですが。 まぁ。あたしの場合は簡潔に言えば、フリーアナウンサーの事務所に所属して、オーディションの機会を待つって感じでした。今、中央も地方も含めて競馬にかかわるキャスターの方々はたくさんいらっしゃいますから、皆さんそれぞれのスタイルなんでしょうけどねぇ。 あっ。あたしがいまだにわからないことは、オーディションでのスタイル。競馬を全面に好きだぁ~~~~~~!って意気込みを言って、プラスの時とマイナスの時があると思うんですよ。それは、経験上そう感じるんです。どちらがいいのかは、正直わからない・・・。結局最後には、その番組との縁とタイミングと運になってくると思うんですけど・・・。 なんか、競馬キャスターになるためにはというよりは、フリーアナウンサーになるためにはって感じになっちゃったかな。しつこいですけど、いちおうフリーアナウンサーなんで。気づいてもらえないですけど・・・(笑) そういや、この間も。ハイセイコー記念翌日の、ロイヤルボスの渡邊厩務員との会話。かよこ「これから、ボスちゃんもいろんなメディアに取り上げられるんでしょうねぇ。楽しみ」渡邊厩務員 「あっ!なんか、アナウンサーの人が書いてるページがあるって兄貴が言ってたな」かよこ「あっ。それ、あたしだと思います。あたし、アナウンサーなんで(苦笑)」渡邊厩務員 「えっ、そうなん?」 あと、そうそう。やっぱし、声の職業を志したい人は、ノドはお大事に。10年くらい前。声帯が緩んで自分本来の声が出なくなって、手術する手前までなったことがあるので。声が普通に出る喜びは痛いほど知っている経験者です、実は(涙)。ただ、あんましノドをいたわり過ぎて甘やかすのも好きではないもんで、ノドのケアはうがいしかやりません。うがいはあたり前のようだけど、やっぱし基本っすよ。いつでもどこでも、気づいたらやっちゃうもん。あとは、風邪を引くとすぐノドにきちゃう体質なので。風邪を引いている人の近くには寄らない。そばにいたら、すぐに離れる。風邪はひき始めが肝心ということで、風邪薬は持ち歩いて、不調を感じたらすぐ飲むとか。これからの季節は部屋で加湿器を活躍させるとか、そのくらいかなぁ。特別なことはしないっすね。
2006年11月12日
先日、小向の厩舎地区に行って見ると。オルレアンがいた馬房には寝わらだけが残されていて、姿がありませんでした。そう、オルレアンは11月3日のレースを最後に繁殖入りが決定し、生まれ故郷のサンシャイン牧場に帰ってしまったんです。お別れの挨拶を言えなかったのは残念だったけれど、まずは無事にお母さんになることができて良かったです。短い間だったけれど、南関東の仲間として、砂上を駆けたオルレアン。今度は子供と会えることを楽しみにします。オルレアン、お疲れ様!!頑張ったね!! また会いましょう!!ディスタフのオルレアン↓ ここでちょろっとお馬さんたちの動向をご紹介していきましょう。 黒潮盃では不利がありながらも4着に健闘したケイアイプラネット。レース後はリフレッシュ放牧に出ていて、先日厩舎に帰ってきました。放牧先でも乗り込んではいましたが、ここ一週間くらいで気合乗りもよくなってきたそう。月末の大井開催を使うそうです。 ハイセイコー記念は砂をかぶっていいお勉強したナリショーキング。この後は兵庫ジュニアグランプリに登録がありますが、予定通りに向かう予定。 スエヒロコマンダー産駒で2戦2勝のイーグルショウ。来年のクラシックを見据えて、今は福島県でリフレッシュ休養中です。かなり大物感のある走りをしている子ですからね。どんな風に成長してくれて帰ってくるのか楽しみです。 JBCクラシック3着のボンネビルレコードはレース後も元気だそうです。この後は東京大賞典1本の予定。浦和記念や勝島賞などは挟まない方向です。 南関東牝馬戦線の主役アウスレーゼ。もう元気一杯で調教も飛び跳ねているそう(笑)。この後は予定通りにクイーン賞です。 久しぶりに浦和のお馬さんが重賞を勝ったことでも話題になったマキノチーフ。レース後も順調ですが、この後はまだ未定だそうです。 タイキフォーチュン産駒のキスミージェニーもレース後順調。すでに調教も開始して、次に向けています。これからも折り合いが課題になりそうで、「短い距離の方が良さそうですね」と的場(直)騎手。頼みますぅぅ!! 南関東卒業生の動向です。笠松で頑張っているトミケンマイルズは現在2連勝中。金沢で頑張るカイジンクンは転入初戦を楽勝。チャーミングな名前で人気者だったツルオ。今は高知で現役続行中です。なんとか、きっかけを掴んで欲しい!!ツルちゃん、頑張れ!! 11月10日分もアップしました。
2006年11月11日
今朝はは能力&調教試験取材。それにしても、今日は頭数が多かったなぁ。135頭近くのお馬さんが登場していました。ここでは調教試験組から4頭ご紹介しましょ。 まずはエーデルワイス賞2着したアグリフェスタ(大井・三坂厩舎)。もちろん、暮れの東京2歳優駿牝馬を目指してのものです。試験でも、スピード&動きともに軽快さをアピールしてくれました。御神本騎手は「まずは一度使ってどんな走りをするか楽しみですね」ということ。まずは月末の大井を一度使うそうです。 昨年の東京2歳優駿牝馬2着で、今年の桜花賞以来となるアーペレーヌ(川崎・秋山厩舎)が帰ってきてくれましたぁ!!7月くらいには放牧先から帰ってきていたそうで、入念に乗り込んできました。後ろから行ってたっぷり砂をかぶり、最後は内から抜けて最先着。いい内容の試験だったと思いますよ。町田騎手は「右回りの方が合いそうですね」ということ。この後は月末の大井を使う予定だそうです。 中央では重賞にも参戦し、北海道で堅実な走りをし続けているサクラスターダム(大井・松浦裕厩舎)。今日試験を受けて、南関東の仲間入りをしました。担当の森木調教厩務員も、元気もりもり張り切っているそうです!!ということで、新天地でのスターダムの走りが楽しみです。 さぁ。そして、牝馬交流戦線でも活躍してきたトーセンジョウオー(船橋・川島厩舎)が南関東に転入してきて、初披露となりました。前は500キロちょっとで使っていたお馬さんですが、今日はなんと536キロだって!!川島厩舎流のムチムチした体になってきたということかな。見ているギャラリーからも、「牝馬に見えないなぁ」なんていう声もあちこちから聞こえてきましたよ。こんな感じ↓ 最初は3番手外目くらいをいましたが、向正面中ほどでは楽々先頭に立ち、あとは突き放すだけ・・・。貫禄の走りを見せてくれました。手綱を取った戸崎騎手は「ずっと馬なりでした。やっぱり力はありますねぇ。男馬みたいです」と言っていました。これからクイーン賞に向けて調整されることになるでしょうが、またまたたのもしい女の子が南関東に仲間入りしてくれました。 今日の8レース。大物牝馬ちゃんが2戦目を迎えました。大井の遠藤厩舎所属スクワートルメローという子で、新馬戦では1分00秒3という一番時計を楽々出した子です。この間は一息入れて、1ヶ月ぶりになりました。今日は2番手からの競馬で、そのまま直線では楽々先頭に立ち、1200メートルを1分14秒1でした。危なげない走りとはこういうことなのかなぁというお手本のようなレース。的場騎手は「全然しけかけていない。こんなに賢い馬はなかなかいないよ。教えたことは全部覚える」と大絶賛。暮れの東京2歳優駿牝馬を見据えて、月末のマイル戦を使うそうです。今回はマイナス12キロでしたが、「やっと走れる体になった」(的場騎手)が言うように、471キロあたりがベストのようです。遠藤調教師のお話しでは、とにかくカイバ食いが良くてダイエットが大変なくらいのようです。牝馬ちゃんはカイバを食べさせることが大変な場合が多いけれど、カイバはペロッと食べちゃって、さらにはとても大人しい子なんだそう。これは、かなりプラス材料が揃っていますよねぇ。とにかく、このまま無事に・・・。遠藤厩舎&スクワートルメローの勢いはチェックです!!口取りの様子↓ 右が赤嶺亮騎手、左は小林拓未騎手。このポーズでピーンとくる人も多いかな(笑)。実は先日、小林騎手がベルモントソニックで嬉しい初勝利をあげたんです。その時に「1」ってポーズをしていたんだけど。小林騎手に聞いてみると、その時騎乗していなかった内田博幸騎手が大きな声で「よっ、日本一!!」と祝福のメッセージを送ったそうなんですよ。それに対して、小林騎手が「1」っていうポーズで内田先輩の声援にポーズで返したということで。そんな温かい空気があの瞬間、流れていたんですよぉ~。そんな訳で、今日もこのポーズで写真を撮ったんだけど。赤嶺騎手はちょうどそばにいたので、一緒にしてもらいました(笑)。
2006年11月10日
朝は川崎に行ってきました。もちろんレースから一夜明けたロイヤルボスの取材ですよぉ。いつもは追い切り取材などで、1頭をじっくり追っかけのようにしながら取材することは困難なんですが(苦笑)、今日はボスちゃん1頭を濃厚に見学させてもらいました。レースではあんなに2歳離れした強さを見せている無敗馬ボスちゃんですが、普段はこんな感じ(笑)↓ 運動中。自分の厩舎近くに来るといつもこんな感じに止まっちゃうんだって。早く馬房に帰ろうって(笑)。普段は乗り運動だからまだいいそうですが、引き運動をしちゃうと余計こんな感じだって。渡邊厩務員が引っ張っても全く動かなくなっちゃうから、近くにいる人がボスちゃんの後ろから「前に行け~!」とうながしてやると、やっと動き出すというか・・・。毎度、その繰り返しなんだとか(笑)。今日はレース翌日なので引き運動だったから、こんな感じでかなり自己主張していました(笑)。こんなところも、微笑ましいというか・・・。 洗い場に戻ってご機嫌モードのボスちゃん。お顔を拭いてもらって気持ち良さそうに目を細めていましたよ。ほんと、普段は無駄な力は一切しない男の子。ちなみに渡邊厩務員のお話しでは、昨日のボスちゃんはボスちゃんなりに気合が乗っていたそうです。「競馬を覚えてきたって感じかなぁ」(渡邊厩務員)まずはレースの後も元気で良かった!この後は全日本2歳優駿の予定です。 あっ。渡邊厩務員のもう1頭の担当馬がこのコウノコンコルド。名前は男の子っぽいけれど、女の子です。お顔もめちゃめちゃかわいいっす。前は大井にいたんですが、川崎に転入して数ヶ月が過ぎようとしています。この子は33戦走っているんですが、一度も連対がないんです。連対目指して頑張っていますよ。応援よろしくお願い致します!! おっ!ロジータの娘アイノイズミが引き運動中。ロジータもこんな感じで、この場所を運動していたんでしょうかぁ・・・。 わーい!!東京ダービー2着馬トキノシャンハイが昨日放牧先から帰ってきましたぁ。あたしの中では、以前のシャンハイと言えばか細いバンビちゃんのような印象があったんですが、腹回りとか肩の筋肉とか、すっごい逞しくなりましたよぉ。早くレースが見たい!! ローレル賞馬エイコークックですよぉ。すごいぞ、重賞ウイナーだぁ!昨日はロイヤルボスを管理している長谷川茂調教師が開業23年目にして重賞初制覇とお伝えしましたが、実はクックを管理している原調教師も19年目にして重賞初制覇と嬉しい勝利だったんです。この時は9番人気と人気薄ではありましたが、前走のなでしこ賞の走りが良かったので、今回も恥ずかしい競馬はしないはずと送り出したそうですよ。クックは「デメキンちゃん」と呼ばれて、可愛がられているそうです。たしかに、お目々に特徴があるんですよ。とっても愛嬌がある顔つきをしたかわいい子。今度レースでチェックしてみて下さいね。この後は東京2歳優駿牝馬を予定しています。的場騎手とのコンビであれだけ怒涛の追い込みを見せたのに、レース後は疲れていないそうです。すごい!! お久しぶりのリンクスダイヤですよぉ。ほんとかわいい顔しています。パドックでは池田厩務員の後ろにピタッとくっついて、牛さんのようにのんびり歩くことでもブレイクしつつあるリンクスですが、この間、浦和で見た時は気合が入っていて、池田厩務員さんをリードしながら歩いていた(驚)!!ちょっとビックリ(驚)!! リンクスは場所によって違う歩き方をするのかな?興味深々。 今日のカネショウバナナです。バナナちゃんは流し目をしていました(笑)。ローレル賞は5着。コンビを組んでいる石崎駿騎手は「いいモノは持っているんだけど、まだまだ子供で…」とバナナちゃんのことを言っていました。これからの子ってことでしょう。いつも調教をつけているのは増田騎手ですよぉ。増田騎手も「バナナちゃんのトビはオープン級」と褒めていますよぉ。バナナちゃんのこれからの成長に期待。
2006年11月09日
今日は南関東2歳重賞ハイセイコー記念が行われました。優勝したのは無傷の5連勝を飾ったロイヤルボスです。もうお見事の一言!!実はこのレースって、大井勢が15年連続勝利しているっていうことでも知られていましたが、強いお馬さんにそんなジンクスも関係ない!っていうことを証明してくれましたねぇ。ちなみにボスは川崎のお馬さんです。 管理している長谷川茂調教師は厩舎開業23年目にして嬉しい重賞初制覇。担当の渡邊厩務員も重賞初めて。ボスのお父さんアメリカンボスも産駒が初めての重賞勝ち。そしてもちろん、ボスも初めて。そう、みんなにとって重賞初めてだったんですよ。渡邊厩務員は「泣きそうになった」と微笑み、長谷川調教師は「ホッとした」と目をうるませていました。そこに2着だったザマローレルの岩本調教師が「おめでとう」と笑顔で握手を交わし、とても温かい光景が検量前では流れていましたよ。 この後は全日本2歳優駿!!無傷のボスが、中央&他地区勢に挑む!! 今日のボスちゃん↓ 凄いなぁと改めて思ったことがあったんですが。ボスちゃんの写真を5、6枚撮影したんですが、全て耳がピ~ンと前に向いていた。メンコもしていないのに、すごい集中力というか度胸というか、強い精神力というか・・・。普段は無駄な力を一切使わずにポケ~ッとしているのに、ジョッキーがまたがるとガラッとやる気を出して、返し馬でダグを踏んでいる時にはつる首になって気合を満々に出していた。そんな部分も、この馬の強さだなぁと思いました。
2006年11月08日
大井競馬場は大井と小林に厩舎地区が分かれています。小林というのは、千葉県印西市にある牧場で、大井から車で1時間半くらいのところでしょうか。今日の最終レースには小林から3頭が出走していて、レンジデチンが8着、マヤノサリーダ9着、ロイヤルスナイパー10着でした。 レンジデチンはキュートな名前からも人気者。体調は良くなっているそうで、今日は前に行く予定だったそうです。たしかにスイスイ気持ちよく逃げていました。走りっぷりからも復調の兆しあるかな。外だとヤンチャさんだけど、馬房の中では大人しい人懐っこい子だって。ニンジン大好きな女の子です。この子↓ マヤノサリーダは中央時代、NHKマイルカップにも出走したことのあるお馬さん。ムキムキした馬っぷりは素晴らしいですもんねぇ。とにかくのんびりしていて大人しい男の子なんだそうです。カイバは何でも大好きでペロッと食べますが、特に好きなのはバナナだって。バナナマンだ!この子↓ 去年の新馬戦。一番最初に勝ち上がった子がロイヤルスナイパー。ここ最近は調教とレースが結びつかずに元気のない成績が続いていますが、何とかきっかけをつかんで欲しいところですね。力はあるし、馬っぷりも素晴らしい子ですから!!スナイパーも大人しくていい子だそうです。立派なあごっぱりの持ち主なので、カイバもバリバリ。特にニンジンは大好きです。いつもメンコは外しているので、あごっぱりはチェックしてみて下さいね。ちょろんとした前髪も。担当の樋渡厩務員はネイルアートなどでもお馴染みでしたが、今度はエーデルワイス賞2着にきたアグリフェスタも担当することになったそうです。かな~り勝ち気な女の子だそうで・・・。今開催の調教試験を受けて、大目標は東京2歳優駿牝馬ということになります。スナイパーはこちら↓ ちょうど21時半過ぎくらいかな。3頭は仲良く馬運車に乗って小林に帰っていきました。到着は23時頃ということで。お疲れ様です!! ハイセイコー記念直前情報はこちら↓http://www.tokyocitykeiba.com/01/2006/index.php?Date=20061108
2006年11月07日
さて、ハイセイコー記念も間近に迫ってきましたね。リトルモンスターは北海道で1勝あげて、川崎に転入してきた子。一度、府中に遠征してここを使います。2歳ちゃんたちはまだあどけない顔した子が多いですが、この子は特に幼いかわいい顔していますよ。この自慢の素顔を、パドックからメンコなしで披露してくれる予定だとか。担当の大迫厩務員も愛馬を重賞に送り出すのは初めてだそうです。ちなみに、この子は小柄ですけど、カリカリしたところもなく扱いやすいお馬さんだそうです。この体のサイズにしては立派な首の太さは要チェックです。「あっ、カメラ目線しているぅ(笑)」と大迫厩務員と笑っていたんですが、スターの資質があるかな。この子↓ 先日行われたロジータ記念。エリナイトという女の子が出ていました。実は、渋谷信博調教師も今津厩務員も、そしてこのエリナイトも初めての重賞だったんです。戦績を見てもわかるように、エリナイトは初勝利まで13戦もかかった遅咲きの子。だけど、勝ってからは一気に3連勝をし、3歳限定最後の牝馬重賞ロジータ記念までこぎつけた子なんです。 担当の今津厩務員は北海道ホースマンアカデミー一期生。競馬場に来て初勝利をあげた馬というのも、実はこのエリナイト。「勝つまでに本当に時間がかかった馬なので、重賞と言ってもまだ実感がわかないですね。でも、ここまでこれて凄いことだし、嬉しいです」とレース前に言っていた今津厩務員。渋谷調教師も「こうやって重賞に滑り込められたのはこの馬の持って生まれた運もあるでしょうね。前は気性も激しくて腰に不安もあったけれど、それが今では解消されてきたから。長い目で見てあげなきゃいけないっていうことを教えてくれている馬ですね」。 結果は残念だったけれど、まずはこの夏まで未勝利だったお馬さんが重賞の舞台に上がったということも凄いことだと思います。この重賞への挑戦は新進気鋭の厩舎にとっても、エリナイト自身にとっても、いい経験になったことでしょうね。ロジータ記念のエリナイト↓
2006年11月06日
今日の1レースはスキャターザゴールド産駒タケノダンディ(辻野厩舎)が先団の外を追走。最後ははじけ飛んで、後続に6馬身差をつける完勝でした。1200メートルを1分14秒6。パドックでも元気に周回する男の子でした。この子↓ コンビを組んでいた的場騎手は「とても乗りやすくて素直なところがいいところだね。これからもっと大きくなって、どんな風に成長してくれるのか楽しみ」ということでした。 2レースはクリプティックラスカル産駒のアエノラスカル(三坂厩舎)という女の子がポーンとスタートを切ってそのまま逃げ切り勝ち。タイムは1分14秒9でした。能力試験同様、快速ぶりを発揮してくれました。パドックでも適度な気合でとてもいい毛づやが印象的。この子↓ 鞍上の御神本騎手は「ゲート練習と追い切った感じで、これは違うぞと自信を持ちました。ちょっと気を抜くところがあるので、気を抜かせないようにしながら乗りました。スピードは非凡だし、マイルくらいまでで持ち味が生きそう」ということでした。 3レースはエイシンサンディ産駒のロイヤルゴッド(宮本厩舎)という男の子が逃げ切り勝ち。1400メートルを1分29秒3でした。なんと、567キロという巨漢の子で、パドックでも目立ってました。この子↓ 柏木騎手は「普段はモソモソした感じですが、追い切りをかけたらガラッと変わりました。ちゃんとスタート出た瞬間に勝ったと思いましたよ。とても素直で乗りやすいです。ゴール100メートルくらいのところで手前を替えたんですけど、それでまたグンと伸びたんです。大きいわりに、体は柔らかいし跳びも素軽い」
2006年11月05日
JBCが華やかに行われた川崎ですが、その翌日にはハイセイコー記念取材がスタートしました。そう、JBCの余韻に浸ってばかりはいられなく、また強いお馬さんたち作りに向けて、いつもの日常が戻っている小向トレセンでした。 その前に、ちと心配していたお馬さんたちがいました。その様子をお伝えしますね。まず、JBCマイルで大差のしんがり負けをしたエスプリフェザント。レース後は何事もなく元気でした。あのメンバー相手に果敢にハナを切ろうとした姿勢は立派で、あういうスピードをモロに体感した厳しい経験はフェザントをさらに大きくしてくれるでしょうね。今日の様子はこんな感じでした↓ また。JBCマイルで審議対象馬の不利をモロに受けてしまったイシノダンシング。レース後は痛そうに歩いていて心配だったんです。でも、今日厩舎で古澤厩務員に聞いてみると「元気一杯ですよぉ」って嬉しい答えが。どうやら、レース直後は脚がしびれてそういう仕草をしていたみたい。一日経ってからの歩様などは心配ないそうです。ほんと、良かった!!たしかに、勝ち気なお顔をして、壁と遊んでた(笑)。元気で何より!! ちょうどその隣にはビービートルネードがいます。ビービー君にとっては初めて厳しい経験になったと言っても過言ではないでしょう。「やはり古馬のペースの違いということもあるかな」と武井調教師は言っていたけれど、これからに向けていい経験になったようです。高松厩務員も「人馬とも本当にいい勉強になりました。これを生かしてまた頑張りたいです」と、すでに次に向かっていましたよ。 あと。昨日のJBCクラシック内で映像が出ていたけれど。審議対象馬にモロに不利をくらって下がってしまったマズルブラスト。あんな大きな不利があった中でも、最後までちゃんと走りぬいたところは立派でした。でも、脚元など影響はなかったのか心配になっちゃって、多田厩務員に様子を聞いたんですけど、何事もなく無事だったそうです。こちらも本当に安心した。みんな無事なら、また次がありますもん。ほんと、安心した。 JBCマイルで5着に大健闘したジルハー。レース後もあんな激走の後なのに、涼しげに馬運車に乗っていった姿が印象的でしたが、今日もこんな涼しげ(笑)↓ 「なんかあったの?って顔しているよ(笑)」と佐々木仁調教師も言っていたけれど、本当にそんな感じでした(笑)。先生とも話ししていたんですけど、またこの後のレースではさらにジルハーは強くなっているんだろうねぇって。強い相手と戦って、またさらに強くなる。そうやって、一つ一つ階段を上がって、コツコツ強くなってきたのがジルハーですから。この後のジルハー、さらにチェックですよぉ! ということで、今日からハイセイコー記念取材スタート。この写真はロイヤルボス(外)とザマローレル(内)の併せ馬を行う前の様子。この後、ボスちゃんが内に入り、ローレルが外に出して併せ馬を行いました。詳しいことは、またTCKホームページや競馬総合チャンネルの方で書きますけど。なんか、ついこの間まで血気盛んな古馬たちを取材してきたじゃないですか。だから、まだ2歳の若駒ちゃんたちの幼いお顔を見ていると、もうかわいくてかわいくて(笑)。皆さんも、ハイセイコー記念は是非応援に来て下さいね。これからの南関東を背負ってく頼もしい存在たちですから。 この子は鈴木(敏)調教師のペット 空(そら)ちゃんです。先生と一緒に調教を見に来てました。めっちゃかわいい子。あっ!男の子かなぁ。女の子かなぁ。聞くの忘れた。厩舎の人たちってやっぱり生き物好きだから、犬とか猫とか飼っている人多いんですよねぇ。 あと。皆さんにお知らせです。明日の大井競馬場に、ミニチュアホースちゃんたちが遊びに来るの。で、皆さんも気軽に触って遊べちゃうんですよぉ!詳しいことは、あたしの個人ページ日記 に書きましたので、是非読んで下さいね。そして、遊びに来て下さいね。
2006年11月04日
午後から大井に行ってきました。まずはボンネビルレコードの取材。ちょうどボンちゃんは引き運動中でした。11月だというのに昼間は暑いくらいですからねぇ。ハエなどもいる関係で、ボンちゃんはちゃんと虫除けを着用していました。こういう姿のボンちゃんを見たのは初めて見たから、ちと新鮮↓ さてさて。装いの話しはこれくらいにして。29日に追い切りを兼ねて、川崎競馬場に馬場見せに出かけたそうです。考えてみると、ボンちゃんにとってはデビュー前に育成牧場から大井にやって来て以来の馬運車。気性面なども考えて、最初は陣営の皆さんも心配していたそうです。「自分から車に乗っていったし、中でも大人しかった。川崎についても物見も全くしなかったし。心配することはなかったよ」と伊藤厩務員。さすがだ、ボンちゃん。ただ気になるのは、初めての左回りという点。調教でも左回りもこなしてきたそうですが・・・庄子調教師は「調教での左回りは大丈夫だけど、レースにいってスピードがのった時の左回りがどうか?ということだけだね。それさえクリアーできれば差はないと思っている」ということでした。 あっ。ウエノマルクンはシャンプーをしてもらったそうで、サラサラヘアーをしていました。松浦調教師は「こんな大きなレースに出られて嬉しいし光栄なこと」と言っていたけれど、本当にそうですよねぇ。出走することだって大変なレース。その中にちゃんと選ばれたマルクンもすごい!身だしなみも整えて、マルクン出陣です!! 川崎に移動!新馬戦取材ですよぉ。1レースは父フレンチデピュティ、母父サンデーサイレンスという超良血の女の子トキノミスフレンチ(長谷川蓮厩舎)が3、4番手からの競馬で見事差し切り。1400メートルを1分32秒4でした。体重が不明な子でしたが、プリンプリンした体つきが印象的。パドックの雰囲気もとてもよかったです。コンビを組んでいた坂井英光騎手は「走るとは聞いていたけれど、やっぱり走るねぇ~。道中は4頭外を進んだけれど、コーナーでそのまま外は嫌なので一気に2番手まで持ち出しました。レースに行って素直なところがいいところですね」この子↓ 2レースはカコイーシーズ産駒のエスプリベン(久保厩舎)という男の子が逃げ切り勝ち。1400メートルを1分33秒4でした。パドックではメンコなしで歩く子で、とてもハリのあるお体が印象的でした。今野騎手は「馬がこなきゃ行かないし、引っ掛からないからレースも上手。先々は逃げなくても大丈夫そう」ということ。この子↓
2006年11月01日
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