ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2023.05.25
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「我惟う、故に我あり」という自他分離の論理を否定し、すべてが不完結であるという考えにたつと、私たちが認識する世界のすべてが疑いの対象になり、何一つ確実なものはないことになる。変転している世界の中で私たちの存立の根拠とは本当に確実なものが存在しないように思われ、ひとつ間違うと虚無的な考えに陥ってしまいがちになる。



 霧の海のように捉えどころのない世界で、自分にとってただ一つ確かなものは、自分が「人間としての生」を受け入れて生きるということだと思う。併し世界に私ひとりではない。自分の場所的存在としての生命は、他との交流の中にあるのだ。依存し合いながら、変化する場所のなかでもある。つまり社会という場所の中にあって「生のパターン」を与えられ、それを受け入れていることである。これが、結局のところ、自己の存立の根拠でもある。生の意義をより深くし、より豊かにすることに眼を向けて行くことが、虚無の世界から抜け出る方向性を示してもいるだろう。







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最終更新日  2023.05.25 23:44:20
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