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先日、本当に久しぶりに 母校である高校の文化祭
に行きました。
その時に、卒業生の方の講演をお聞きする機会がありました。
私より5年ほど先輩の方のお話を聞き、私たちの現役高校生の頃と同じこと、違うこと、いろいろとありました。
すっかり忘れてしまっていたことも、お話を聞いて「そんな行事があったなあ」と思い出すものもありました。
思い出して振り返ってみると、私のランナーとしての原点は、この中学・高校時代にあったと再認識しました。
すべての始まりは、中学3年生の時のマラソン大会でした。
私は幼少期から体が弱く、よく入院をするような病弱な子供でした。
親はずいぶん心配したと思います。
早生まれのため体も小さく、運動も苦手でした。
そのため、初めから運動は苦手、と決めつけていたところがあります。
中学3年生のマラソン大会前の体育の授業で、長距離走をやりました。
その時、何を思ったのか、自分の限界と思えるぐらい一生懸命に走ったところ、苦しいながらもクラスの上位で走ることができました。
その数日後のマラソン大会で、これまでと違い、体育の授業と同じように限界に挑戦して走りました。
苦しみながらも10kmを走り、校内全体で11位で走り切ったと思います。
これまで味わったことのない充実感を感じました。
運動は苦手、と決めつけていたのが、自分でもやればできる、と自信になりました。
後日
、校内で表彰された時、同級生の誰もが信じられない、という感じで私を見ていました。
スポーツで自信をつけたのは、この時が初めてでした。
そして、自分で決めつけず、何事にも挑戦だという気持ちが芽生えました。
40年以上前のことですが、よく憶えています。
正に、人生を変えたのはマラソンでした。
今もマラソンを通じて、色々なことを体験できていることを、嬉しく思います。
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