四面楚歌のおとうさん



いつもいばっていたおとうさんだけに、その凋落振りはめにあまりある。

おかあさんにはもちろん、むすめにも白い目でみられ、
すっかりしょぼくれたおとうさんは、
会社帰りに本屋で、Hな本をたちよみしていたところ、
部活がえりのむすめにみられ、

その日、家のかぎが、あかなかったことはいうまでもない。



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