大道無門(パソコンとインターネット)

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2009.05.20
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毎日新聞によると障害者団体向け割引制度を悪用した郵便法違反事件がいろ
いろと見つかっているようだ。
 障害者団体向け割引制度を悪用した郵便法違反事件で、兵庫県の障害
者団体が名義を貸した違法ダイレクトメール(DM)を大量発送する際
、支店長が逮捕された郵便事業会社(日本郵便)新大阪支店から、分割
発送するよう指示されていたことが関係者への取材で分かった。福祉目
的の刊行物としては異常に多量であると認識しながら、結果的に悪用を
手助けした格好で、大阪地検特捜部は経緯を調べるとみられる。

もう1ヶ月ほど前にそうした事件が報道されたと思うのだが、その手と同じ


ダイレクトメールを送った方も、その発送を依頼された方も、お互いに都合
が悪いので、事件を見つけるのはなかなか大変だと思うが、こういうやり方
はあちこちでやっていたのではないかと思う。

ダイレクトメールなどを送る方は送り賃が安く上がるのだから使ってみよう
と思う気持ちになるのも納得するが、それを受け付けた側はどうしてそんな
違法行為をやるのか、なかなか理解できないのではないかと思う。

この事件を報じるいろいろの新聞などにはまったくその理由について書かれ
ていないと思うのだが、どうなんだろう。すべての新聞を調べたわけではな
いので確かではないが、書かれていないように思う。

ただ、一部の報道には管理のずさんさによるものというのが出ていた。

いくらなんでも管理がずさんで本当ならもっとお金が取れるものを明らかに

う金額になるというのだから。

これはまったく私の推測だが、郵便局がヤマト運輸などのやっている宅配便
との競争ということで、この安価なメールの利用を図ったのではないかと思
う。しかも、これは組織ぐるみでやっていたのではないか。

もともとダイレクトメールは郵便局側としてはドル箱のアイテムのひとつ

た。単に安価だというだけで。しかし、郵便局側としては、簡単にその郵送
料を割り引くわけにはいかない。国からの縛りもあるだろうし、他の郵送物
の郵送料との比較からも簡単には変えられない。

そこで登場するのが、この障害者郵便割引制度だ。これを使えば大手を振っ
て宅配便よりも安価な郵送料でその仕事が取れるわけだ。そうして、どこか
がやりだすと、それをまねるところが現れ、全国に蔓延して行ったのではな
いか?






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最終更新日  2009.05.20 13:41:41
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