先日、武田邦彦先生のYoutubeを見ていて、なるほどそうだったのかと感じたのが、福島原発事故の本当の原因である。
従来から福島原発の事故の原因は、津波だと言われていた。私もなんとなくそうなんだと思っていた。しかし、この武田先生のYoutubeの説明を聞いて、そうではないと思うとともに、なるほどと納得した。
福島原発事故の本当の原因は、今でも言われているが、電源設備が水にかかってしまい、それが動かなくなったので発生したということである。これについては武田先生の意見も同じである。
しかし、電源設備が水浸しになったというのは、大きな津波が来て、電源設備が破壊されたわけではない。
実は、津波は原子炉のある建屋まで行っていない。行くまでに、津波の勢いは失われていて、建屋が壊れるということはなかった。海水の流れが建屋まで行ったのだ。そして、その海水が電源設備のある建屋に到達して、その水がたまたま開いていた建屋のドアを通して、地下に流れ込んでしまった。海水は塩水なので、電気が流れて、電源設備は潰れてしまったということのようだ。その証拠に、その建屋はずいぶん脆弱な建屋だったのだが、津波で潰れていない。つまり、福島原発の事故の原因は津波ではなく浸水でである。
この原因はずっと報道されなかった。どうしてか?これは、上にあげた動画を見るとよく分かる。以下のところにある。
https://www.youtube.com/watch?v=xS1fpWdKt7g
私自身は、福島原発事故が発生したときから、ひょっとすると東京も危ないかなと思った。状況を見て、メルトダウンしていると考えたので。実際、東京に近い狭山市にも灰は降ってきている。従って、報道されていないが、都区内にも降った可能性はある。ただし、それを報道すると国中がパニックになって、ひどい状況になると考えて、報道しなかったというのが、一つの理由だと思っている。
本来、原発は徹底した安全基準を考えて、事故が起こらないようにしないといけない。だが、それを大ぴらにやると、原発は大変危険だと煽って、騒ぐ人が出てくる。逆に、原発推進派は、安全だから、特に何もしないでいいという意見を言い出す。本来は、そういう意見を入れないで、まともな危険対策を議論しなといけないのだが、現在でもその議論ができていない。
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