最近のウクライナ情勢をみてみると、ロシアとウクライナの戦線は膠着状態にある。1年ほど前と状況は変わっていない。
昨年の今頃は、ウクライナがクリミアまで侵攻するのではないかというような報道も見受けられたのだが、結局侵攻できなかった。
今日のネットの記事でも、『ウクライナは「戦略的防衛」に転換』というものが、出てきている。
日本のマスコミの報道だけを見たり聞いたりしていると、ウクライナがロシアを圧倒しているという報道が多い。もし、それが本当なら、ロシアとの戦線はウクライナ側がもっと進めて、占領していてる地域が増えていいと思うのだが。
戦争の状況は、正確に捉えるのは難しい。ロシアとウクライナは、どちらも自分たちの方が勝っているという具合に情報を流している。正確な情報を手に入れにくくなっている。ウクライナ側の情報を信じているマスコミは、日本では多い気がするが、世界で見た場合どうだろうか?
ウクライナだけの話ではなく、それを支援する米国やEU諸国も、最近は引き気味の発言が多いように感じる。
米国は、支援をするすると言いつつも、ウクライナが必要とする量の兵器などを、戦争開始からずっと、提供していない。少しずつ、申し訳程度に提供しており、提供するものも、古い兵器が大半だ。最近、イスラエルがガザに進行したので、そちらにも注力しないといけなくなっているのだが、今の米国の体力では、2箇所を同時に面倒見るということが出来ないという話もある。
EU諸国の方は、米国よりももっと腰が引けている。経済的に潤沢ではない国が多いので、思い切った支援が行われていない。あまり、ウクライナを支援しすぎると、ロシアが自分たちにも襲いかかってくるのではないかと、心配しているのではと思う国も多い。
戦死者なども、ロシアのほうが戦死者は多そうだが、両国の人口を比較してみればわかるように、その人口差が大きすぎる。結局、兵隊になる人がどちらも減っていくのだが、ウクライナの方が枯渇してくるのは早いと思う。最近、ウクライナは女性まで狩り出すのではという報道もある。
冬は土地が雪に覆われたり、凍りついたりして、戦車なども含め、素早い移動が取れなくなるそうだ。春になるまで、しばらくはこの膠着状態が続くと思うが、ウクライナの方が音を上げるのが早いように思う。
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