まじめな話:仕事って

ということ


学生時代から、社会に出て何かを成し遂げたいと思い続けて 10年
自分が仕事をしているということがとても当たり前になっているけれど。
仕事をして、まっとうな所得を得て、まっとうに税金を払い、健康保険料を
納め、年金を負担して、というのが今の私にできる社会貢献の形なんだ
と思っているけれど。

期の初めはいつも胃が痛い。それは成果主義で仕事をするから。
目標を立てて、それに向かって半年実績を重ね、評価を受ける。
一生懸命やっています、では駄目で、どんな貢献を会社にしたのかが
すべてだから。

子供が体調が悪そうなのに無理をさせてしまったこと。
子供を寝かしつけてから、もう一度起きだして翌日の夕食の煮物を
火にかけて持ち帰った仕事をする日々。
自分ばっかりツライ思いをしている気がしてオットに当たり散らして
しまうこと。
天気のいい日に思いっきり洗濯したり、布団を干したり、
植木を手入れしたりしたりして過ごすことを我慢していること。

それでも成果が出せないこともある。

高い成果を仕事で挙げたいと望んでいる自分 が確かにいるんだけど。
子供には、真剣に仕事する母の姿を見せていたい と思うのだけれど。

でも、 一休みすることができない世の中 になっている気がする。
いつも全力疾走していないと、ラップタイムの制限速度に追いつけずに
脱落させられてしまう世の中になっている気がする。

家族を持って、仕事をして、まっとうに生きていたいと望むのは
今の世の中ではすごく贅沢なこと なのだろうか。

多様な生き方をする人々がお互いを尊重しあって、誰も否定されることなく
毎日 「あー、いい一日だった!」と感謝しながら生活できる世の中 を作れるように
子供たちの生きる次世代をそんな風にしていけるように、私は何ができるだろう
と思いながら、市場調査資料を読んでいる今日の私。


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