今やPCも一人に一台の時代になりました。PCの性能は、サーバーとしての使用に耐えるほど向上し、Webサイトを構築したり、大規模なプログラムの開発とそのテストに使用するなどのビジネス用途はもちろん、個人でアルバムを作ったり、TVを見てVideoに録画して整理しておいたり、ホームページを作ったり、家計簿をつけたり、ゲームをしたりと使い手によってさまざまなニーズを満たしてくれる家庭家電の一つと言えるのではないでしょうか。
「IT関係の仕事をしている」というと、よく言われるのが「パソコンできるんでしょう?」ということ。
パソコンができるってどんなことを言うんだろうと疑問に感じて考えているうち、PCに期待していることを実現できれば、それが「パソコンができる」ということなのかなと思うようになりました。
私はPCの開発・マーケティング・販売のいずれにも従事したことはない、素人の一人です。
私にとってのPCは日々の仕事を片付けていく上でどうしても必要なツールであり、時々は気晴らしの遊びも提供してくれる便利グッズですが
それ以上のものではありません。
PCは何でもできる魔法の箱ではなくて、そこに人間の頭脳からの論理的な命令が与えられて初めて何かの仕事を成し遂げてくれます。
この意味で「パソコンを使いこなせるようになる」には
「パソコンを使って自分のやりたいことはっきりさせる」
「やりたいことをパソコンにやらせるにはどうしたらいいかを理解する」
の二つに尽きると思います。
ここでは、「パソコンを使ってやりたいこと」のサンプルを いくつか挙げながら、素人の一人である私も一緒に「できたらいいな」を考えていきたいと思います。
1. はじめに - コンピュータのしくみ
2. コンピュータの構成
3. ネットワーク・Internetってなんだ?「一人」が好き? 「仲間と一緒」が好き?
3-1. HTMLってなんだ?
3-2. イメージデータってなんだ?
4. コンピュータは家事の強い味方
4-1. 家計簿をつけてみよう
4-2. 年賀状を作ってみよう
4-3. アルバムを整理してみよう