マンション生活裏話

我が家はとある分譲マンションの一室である。このマンションは総世帯約130ほど。
等価交換で建設された物件であるため、うち20戸は地主さんの所有で賃貸住宅である。

住宅用地ではなく、準工業用地であるこのあたりは、決して子育てに最適な環境では
ないが、最寄駅まで徒歩4分、15分歩けばデパートや大規模商店街がある大きな
ターミナル駅も利用可能な一方、駐車場も確保されており小さい子供のいる家庭も
多い。電車や車の騒音はあるが、音があまり気にならない人ならかなり快適に暮らせる
住居である。

入居当初は我が家は朝から夜遅くまで誰もいないDINKS家庭だったため、引越し時に
挨拶をした両隣と上下の方を除くとほとんど知り合いがいない状態だったが、第一子を
妊娠し、産休・育児休職しているうち、少しずつ親しく会話できる人も増えてきた。
お腹の大きいときには 「楽しみですね~」と声をかけてくれたり、子供が生まれてからは
泣いてばかりいる赤ちゃんを あやすため、日中外をウロウロする私に色々アドバイスを
してくれたり、暖かいお付き合いをしてくれる人もたくさんいるのだ。

入居当時は新築物件だったので、どこもかしこも ピカピカにきれいで気持ちよかったし、
管理人・清掃人はとても気配りの良い年配のご夫婦で留守をしても安心だった。

そんな日々のマンション暮らしでも、だんだん

「10人いれば10通りの違った考えがある」
ことを思い知らされるようになる。

マンションでも一戸建てでもご近所付き合いにまつわる難しいことは変わりなくあると思う。
でも、マンションならではの「トラブル」をここではちょっと書いてみたい。


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