僕の場合のライトタックル・アジの釣りを解析してみますね。
まず、ラインですがバークレー・ファイヤーライン14LBS(US規格=1.9号相当)を使っています。これは他の人より数段細く、潮流の影響が非常に少なくなります。その代わりと言ってはなんですが、ビシはサニー商事のライトタックル用パカットビシ30号の横穴を広げて使っています。通常は船宿で貸してくれるアンドンビシなのでしょうが、僕の場合、コマセ量が調整できるのとコマセの詰め込みが楽なので、パカットビシを愛用しています。ただ、こいつ、潮流の影響を受けやすいので注意が必要です。もしも太いラインとの組み合わせだったら、船の迷惑釣り人の筆頭になるかも・・・・。ラインの先端は「ビミニツイスト」でループを作り、そのループにスナップスイベルを通しておきます。
仕掛けは通常のアジビシ仕掛けを詰めたような感じです。全長1Mほどだと、取り込み時にビシごとごぼう抜きできます。混んだ船だとそのほうがバラシが減ります。スナップを介してクッション・ゴムを着け弓形テンビン+パカットビシへ接続します。通常の長い仕掛けも使ってみましたが、手回しのよさ、アタリの取りやすさで1M仕掛けのほうが良い様に思います。で、キモですが、ウィリーのKP(蛍光ピンク)を針に結ぶことです。これだと、たとえ餌取りに餌を持っていかれても、アジを誘い続けることができますし、アピール度が違うように思います。
仕掛けの各ポイントは必ずスナップスイベルで接続します。これはオマツリや絡みなどのトラブル時に、すぐ外せて処理しやすいからです。
それから餌付けです。これは、昨日見ていて思ったのですが、アオイソメを一匹付けしている人が多いんです。(忠彦丸ではイワシミンチ・コマセにアオイソメ付け餌)そういう人に限ってなかなか釣れないんですね。また、この状態で底近くを引くと、まっさきにリュウグウハゼが食いつくようです。イソメはなるべく小さく長さ2cmほどにカットして針に刺し、たらしは無い位がいいようです。コマセのイワシミンチとの大きさの差が無いほうが良いのかも知れませんね。
釣り方ですが、ビシが着底したら、軽く1Mほど跳ね上げ(コマセを振り出す)そのまま巻き取ります。これで底から1Mの棚になりますね。その後静かにアタリを待ちます。1分くらいかなぁ・・・・。で、アタリが無かったら再度底を取るようにラインを出します。>通常流れが強いと、かなり浮き上がっているはず。 これを3回ほど繰り返し、アタリが無かったら回収してコマセの詰めなおし・・・です。とにかく、アジの場合細かく底を取り直さないとストライクゾーンから外れてしまいます。アタリがあったらあわせずに、一定のリズムで巻き取ります。クッションゴムを使わないと、この時と、船に上げる時にばれる事が多いのでご注意を!
最後に、必殺技を1つ。座席は必ず艫(船尾)側に取る事です。潮上に船首を向けるので船中のコマセが艫方向に流れてきます。ですから、自分でドカスカとコマセを蒔かなくていいんです。そうなると一回仕掛けをおろしてから、上げるまでの時間が長くなるわけです。つまり釣れるチャンスが増える・・・ということです。
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