小屋へ戻る前に、気になることを一つ片づけておきます。この日にやっておかないと都合が悪いわけで・・・
ヤマボウシの間から見えるのは三ッ峠です。当日は気が付きませんでしたが、ヤマボウシの花が出てきていますね。ただ、まだ白くはなっていなかったと思います。
杣道を登っていくと、傍らに黒い蝶が休んでいます。どうせアゲハモドキ(蛾)だろうと思っていたら、帰ってから写真をよく見たらジャコウアゲハでした。触角が違うんですよね。細い糸状のものがアゲハチョウで、それに細かい短毛がついているのが蛾です。このあたりは両方いるので紛らわしいです。
これ、タツナミソウだとばかり思っていたらラショウモンカズラでした。タツナミソウは花が垂直に伸びクィと曲がって水平に向くのですが、ラショウモンカズラは元から水平に花が向いています。綺麗な花です。シソ科です。
ユキザサです。去年、三ッ峠に登った時によく見られました。ユリ科です。
同じくユリ科のエンレイソウです。3枚の緑色のガクが目立ち、花弁は目立ちません。
群生しています。これも三ッ峠でよく見ました。なんとなく、そんな気がしたのですが有毒だそうです。
お目当てのものです。ワラビです。まだ出始めのようです。去年はまるで駄目でしたが、今年はちょっとはいいかも・・・。そんなにたくさんはありませんでしたが、まぁ味わえる程度に収穫できました。
この時期、この場所でよく見られるのがイカリソウです。見るからに「錨」ですね。
シソ科のオドリコソウです。こちらよりヒメオドリコソウのほうが一般的ですが、こちらのほうが在来種なんですよね。
さて、小屋に戻ったら、さっそくワラビのあく抜きです。鍋に湯を沸かし、沸騰寸前になったら火を止めワラビを放り込み、重曹を大匙2杯ほど入れて蓋をして一晩放置します。翌日水を変えます。結構あくが出るので水替えを何度かしてから食べられます。我が家ではビミサンに漬けて一晩おいてから頂きました。この時、湯通ししたコゴミも一緒に漬け込みましたが美味しかったですよ。
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