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こんにちは、坂本です。夏休みが終わりましたね。皆さんのご家庭の夏休みはいかがでしたでしょうか? 夏休み中、子供たちと『漢字が好きになるドリル』を やっていて気づいたことがあります。今日はそれを皆さんとシェアしたいと思います。 ■途中で息切れしたら試してほしいこと────────────────────────────────── ドリルや問題集をやっていると途中で進むペースが落ちたり、思うように進まないときが出てきます。あなたにも経験があるのではないでしょうか? 子どもに声がけをしてもなかなかやりたがらない。ドリルを進めるのを嫌がるようになる。 そんな時、どうすれば良いでしょうか?一時的な気分の問題もあるので、とりあえず、最初の1問をさせてみるのも一つの方法かもしれません。ただし、それが何度も続く場合は、別の方法を試してみてください。 私がオススメする方法は、「ちょっと復習をはさんでみる」という極めてシンプルな方法です。 例えば、前述の『漢字が好きになるドリル』なら、最初の頃にやった1分間テストを久しぶりにさせてみるのです。 そこで10問中、例えば8問できていれば「結構前にやったのに、こんなに覚えているなんて凄いなぁ」と褒めることができます。学んだことがしっかり身についていることを確認できればまた先に進もうという意識が芽生えてきます。子どものやる気を、引き戻す効果が期待できるのです。 しかし、一方で復習させてみたら半分もできなかった場合はどうすれば良いでしょうか?この場合は、一度問題集の先頭に戻って、復習から再スタートしていくのが良いです。復習だと以前にやった問題ですから、比較的短時間の勉強で、学んだことを身につけていくことができます。負担が少なくなるので、気持ちも復活しやすいです。 また他には、一時的にその問題集をお休みしてみるのもよいです。消極的な気持ちを少し横に置いておく。そうすることで気持ちをリセットすることも可能です。 まとめてみましょう。 <問題集を先に進める気持ちが下がったとき>【解決策】 前に戻って復習をはさむ1)以前にくらべて正答率アップ → 褒めて、気持ちをリセットする2)ほとんど変わらない、逆に正答率ダウン → 問題集をもういちど初めから進める → 一時的に問題集をお休みしてみる 途中で気持ちが続かなくなってしまったらぜひお試し下さい。また気持ちが復活できます。 ■勉強面は「まなぶてらす」を活用────────────────────────────────── 次にこの夏休みの話を少ししたいと思います。この夏、我が家では、まなぶてらすを活用しました。うちには小4、小2の子がいます。 この夏は、普段から学んでいる「そろばん」に加え、・ユニト先生のプログラミング(Unity)講座、そして・読書感想文の書き方を国語専門の先生に学びました。 やはりプロの先生に学ぶことで、子供たちの意識も変わります。読書感想文や自由研究などは、なかなかサポートの仕方がわからないものです。しかし、まなぶてらすなら専門の先生がたくさんいるので、専門家から直接、確かな学びを得ることができます。 読書感想文なら、本のどんな部分を中心に読めばいいのか。また、書くときはどんな構成で、どんな部分に焦点を当てて書いていけばいいのか。...そうした書くときのヒントをわかりやすくプロの視点から教えてくれるのです。 「まなぶてらす」は私自身が親目線で、・こんなレッスンが自宅で受けられたらいいのになぁ・しかもどうせ学ぶなら、確かな先生から学びたいというちょっぴり贅沢な思いを叶えるためにつくったサービスです。 2016年5月に立ちあげたサービスですが、今や講師数が100名、学んでいる生徒数も400名を超えて、ひとつの学校くらいの規模になってきました。やはり先生が抜群によいので、生徒さんも(保護者も)違いを感じてくれて、(いつでもやめられる仕組みなのに)辞めずに続けてくれているのです。 現在の先生の顔ぶれはこんな感じです。 いかがでしょうか?人間的にも、指導力的にも素晴らしい先生方に恵まれ、本当にこのサービスをはじめて良かったなと思います。 最近も続々と良い先生が入ってきています。講師の採用面接時には、模擬授業もやってもらっています。採用活動をしっかり行うことで、先生の指導の質を高い水準に維持することを大切にしています。 ただもちろん、相性の問題はありますので、そこは受けてみないとわかりません。ですが、2,3人の先生の体験レッスンを受ければ、必ず1人は、相性の合う先生にあたるはずです。3年をかけて、しっかり組織をつくり、良い先生を採用してきました。先生が自慢ですから,中学受験から大学受験まで、また習いごとも、まなぶてらすのレッスンを試してみてください。まなぶてらす https://www.manatera.com/坂本 七郎 追伸:10月の消費税増税に伴い、弊社教材の価格も新価格に移行します。 サクラサク中学受験Jr. https://www.dreameducation.co.jp/jr/ サクラサク中学受験 https://www.jukenbible.com/ サクラサク高校受験 https://www.koukoujuken60.com/もし入会しようとお考えの方は、今月中(新価格移行前)に入るとお得です。それではまた次回。最後まで読んでいただきありがとうございます。
2019/09/05
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坂本です。今日は、小中学生のための家庭学習マニュアル教材であるこちらについて、● サクラサク中学受験勉強法 http://www.jukenbible.com/ (小4~小6向け)● サクラサク高校受験勉強法 http://www.koukoujuken60.com/ (中学生向け)実践者の声をいくつか紹介したいと思います。サクラサクに参加している人たちは日々どのように家庭学習をしているのか。合格者は、どのようにサクラサクを活用していたのか。そのあたりに注目して読んでみて下さい。もくじ1.サクラサク中学受験 3人の声2.サクラサク高校受験 3人の声1.サクラサク中学受験 3人の声──────────────────────────────────────【1人目】"ケアレスミスを克服!”サクラサクをスタートして、算数はほとんど計算ミス、中でもケアレスミスが減り、考える力が育ちビックリしてます!ケアレスミスは性格上なおりにくいよと周りから長年暗示のように言われて自分でも苦しみ続けてきました。ですが今少しずつ、もしかしたら私はできるようになるのではないか、という前向きな自信が坂本先生のおかげで芽生えてきてるようです。以前は私はどうせやってもできないから、とか、必ず間違うのが私だから…と問題自体に八つ当たりしネガティヴ発言ばかり吐いてましたがここに来てようやく前向きに踏ん張れてきました。お陰様でチャレンジテストは範囲は狭いのですが算数と社会が満点、国語95点、理科92点約50人中13位まで這い上がれました。10番以内を目指していた娘にしては13位は飛躍。頑張りを家族皆で褒め良いスタートがきれました。これを機に伸びていけるよう努力を重ねて参りますね。(小6女子の母)【2人目】"三日坊主の息子が・・・”突然「中学受験する!」と言い出した息子を残り数か月でどのように導いたらよいか悩んでいる時に、偶然サクラサクにたどり着き、先月から利用させていただいております。今までは、塾に通っていても何となく宿題をこなしているだけのように見えた息子も、坂本先生のカリキュラムに取り組み始めてからは、自発的にテキストを開き、朝トレも一日もさぼることなく続けています。(これまでは三日坊主のタイプだったのに、本当に驚きです!!)もっと早くサクラサクに出会っていれば・・・と思うこともしばしばですが、今は前だけを向き、やる気を信じて見守ってやりたいと考えています。(小6男子の母)【3人目】"着実に力がついてきた” インターネットで購入するこの手の自費出版本はあまり信用していなかったのですが、想像以上に内容が深く、恐れ入りました。受験の結果はともあれ、小学校で身につけなければならない内容を効果的、効率的、経済的、自主的に学ぶことができると思いました。近くにある公立中高一貫校を目標にしています。普段は国語を週2日、算数を週3日、理科社会を土日でやっています。パズル、漢字、書く力はあいた時間です。シールは50枚を越え、着実に力がついてきたと思います。特に算数の文章題や、読解問題への苦手意識がなくなったようです。これまでは、見る前からできないと思っている節がありました。親子で楽しみながら勉強できるのもよいと思いました。今後ともどうぞよろしくお願いします。(小5女子の父)2.サクラサク高校受験 3人の声──────────────────────────────────────【1人目】"息子の成長が実感できた!”本日は息子に嬉しい成長の姿が見られましたのでご報告をいたします!!いよいよテスト勉強期間に入りました。昨日は"まずは勉強スケジュールを立てよう!!"ということになりました。実は"このまま息子に任せっ放しで大丈夫だろうか?!"と、テスト範囲の把握や勉強スケジュールなど、私が主導となり手取り足取りでサポートしているような状況でした。それが、昨日は私が声かけをすると、"それは前回やってるから分かってる♪"とこちらにやってもらおうという姿勢はいっさい無く、私はスケジュールを書き込むカレンダーのコピーを用意しただけで、後は息子がすべて一人で行いました。そんな息子の姿を見ていたら涙が出てきて"2年生の時はあんなに大変な思いをしていたけど、こんなふうにママが手を引くことができる日が来るなんてね…すごい成長だョ(泣)" と思わず呟いてしまいました。そしてさらに息子に、"勉強ができる、できないも大事だけど、こうやって自分で全体を把握して、スケジュールを立てる…といった段取り力はこれから社会に出てからもとっても大切だと思うョ。それをこんな風にできるようになるなんてママはすごく嬉しい(泣)"と伝えました。同じ考えであっても親からだと響かなかったり、かえって反発してしまうところを坂本先生の著書や「サクラサク…」のお陰で大事なことを息子に伝授することができ、坂本先生には感謝の気持ちでいっぱいです。私も今回のことですっかり引いてしまうのではなく、息子の様子を注意深く見守りながら、適切なサポートができるよう、これからも息子と一緒に頑張っていこうと思います。では今後とも、どうぞよろしくお願い致します!!(中3男子の母)【2人目】"二学期期末テストで、合計78点アップ!”坂本先生、二学期期末テストが終わりましたのでご報告です。なんと!すべての教科が上がりました!!数学53点→77点国語37点→48点英語44点→69点理解42点→58点社会64点→66点計240点→318点息子も喜んでいまして、サクラサクを信じてやれば上がるという実感を味わうことができ、本当に良かったです。中2の実力テスト、三学期のテストに向けてまた点数アップ出来るように今日からコツコツと親子で頑張りたいと思います。(中2男子の母)【3人目】"具体的で迷わず取り組めた”「サクラサク」勉強法に出会うまではネットや書籍などでいろんな勉強法を試してきました。挫折の連続でどれだけの参考書や問題集を無駄にしたかわかりません。どれも最良のアドバイスが紹介されていましたが、抽象的で実践できるものではありませんでした。他の教材は「何を、いつ、どのように、進めるか」という具体的なアドバイスが示されていなかったのです。そんなとき「サクラサク」を見つけることができたのは、幸運だったと思います。 迷うことなく取り組むことができました。志望校の偏差値は52なのに、中3の二学期の模試では偏差値42という悲惨な結果でした。しかし、先生のアドバイスどおり取り組んだ結果、11月の模試では偏差値52まで上げることができ、志望校にもトライすることができました。結果、私立高校の入試、第一志望と第二志望ともに合格することができました。本当にありがとうございました。(中3女子の母)-----これまで10年間、多くの親子をサポートしてきましたが、子供を変えるコツは、自信を育てること。ここに尽きます。ネガティブなイメージ、やらされ感から勉強をしても何もよいことはありませんし、成績も学力も伸びません。学習習慣も身につきません。子供に勉強をさせるにはコツがあります。声を荒げて宿題をさせたりしなくても、ちょっとした工夫をするだけで、子供はじぶんからすすんで苦手分野の勉強にも取り組んでいくのです。そうした景色はあなたのご家庭でももちろん実現できます。そう今からでも遅くはないのです。私と一緒にお子さんの自信を育てていきましょう!その実現を応援させていただきます。○サクラサク中学受験(小4~小6向け) 内容解説ページ http://www.jukenbible.com/ 申し込みページ https://www.dreameducation.co.jp/chu/order_pay.html○サクラサク高校受験(中学生向け) 内容解説ページ http://www.koukoujuken60.com/ 申し込みページ https://www.dreameducation.co.jp/kou/order_pay.htmlあなたからのご参加、お待ちしております。家庭学習コンサルタント坂本 七郎■発行:株式会社ドリームエデュケーション
2017/07/13
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こんにちは、坂本です。前回は「勉強にやる気は必要ない」というタイトルで、やる気は「あるもの」ではなく、「作るもの」という話をしました。http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201510280000/大切な視点ですから、ぜひ復習しておいてください。■A4紙1枚で学習習慣を身につける方法──────────────────────────────「やる気は作るもの」ではありますが、そこに至るためには、1つ大きな壁があります。「学習習慣を身につけること」です。多くの親子が悩む部分ではありますが、今日はここを “紙一枚” で解決してしまう具体策をあなたに紹介したいと思います。学習の習慣化のために、いちばん大切なのが、勉強を「毎日」すること。勉強時間は、短くてもよいです。慣れていない子は、1日5分でもいいのです。土曜も日曜も、クリスマスも正月も、とにかく「毎日」すること。ここがスタートとなります。では、どうすれば毎日継続できるのか?勉強の継続をサポートしてくれるツールを用意するのです。何となく毎日やりたくなる、継続したくなる。勉強をするごとに達成感を感じることができる。そんなツールを用意するのです。それが今回紹介する「11ますシート」です。まずは実物をご覧下さい。■「11ますシート」 PDF版 http://www.dreameducation.co.jp/present/11masu-sheet.pdf エクセル版 http://www.dreameducation.co.jp/present/11masu-sheet.xlsx※PDF版は11月のものなので今月しか使えませんが、エクセル版を編集すると、来月以降の「11ますシート」もカンタンに作ることができます。何の変哲もない、よくありそうな表ですが、このツールを毎日の勉強の中で使うだけで変化が起こり始めます。日々の達成感が得られ、何となく勉強を継続しようという気になるのです。では、具体的な使い方を説明していきましょう。<「11ますシート」の使い方>「11ますシート」の使い方はとてもカンタンです。タテにずらっと日付が並び、横に「11個のます」と「学習時間を記入する欄」があります。1.その日の学習がスタートしたら、・学習開始時間に時刻を記入する2.その日の学習内容に応じて、・ますに○印をつけていく(チェックマークでもよい)3.その日の学習が終わったら・学習終了時刻を記入するこれだけ。このシートを使い、○印を付けていく作業をこなすだけで、勉強を毎日するということに意識が向き、達成感が得られ、日を追うごとに勉強を継続したくなっていくのです。では、○印は何を基準に書き加えていけば良いのでしょうか?○印をつける基準は特にありません。家庭ごとに自由に決めてOK。たとえば、・プリント1枚やったら○を1つ付ける・漢字を1字覚えたら○を1つ付ける・算数や数学の大問を1つやったら1つ○を付ける・音読を1ページやったら○を1つ付けるあるいは、比較的時間がかかる勉強内容については、・問題集1ページやったら、○を3つ付ける・苦手分野を1つ攻略したら、○を5つ付けるとしてもいいでしょう。全部でますが11個ありますから、このますが毎日8個程度 埋まるような基準で○印をつけていけばよいです。(○印を付ける作業は忘れやすいので、 1ヶ月ほどは保護者の方がサポートしてあげてください)ところで、なぜ「11ます」なのか?そんな疑問を持たれた方もいるかもしれません。じつはコレ、つくってみたらたまたま11個になったというだけなのですが・・・笑、でも、これを使ってわが子に試してみたのですが、少なくもなく、多くもなく、ちょうどよい量なのです。5個や6個では達成感を得るには少しもの足りない。しかし、15個くらいになると食傷気味になる。11という数字はたまたま生まれたものですが、いまではちょうど良かったなと思っています。勉強が終わったときに「やり切った感」を出すためには、11個程度のまとまった数が必要になります。もちろん、毎日11個すべて埋める必要はありません。2,3個の日があってもいいのです。大切なのは、毎日継続して学習すること。ここを第一の目的として、取り組んでみてください。そして、1週間、2週間、1ヶ月間というタイミングで学習が継続できたときには、何かごほうびをあげるとよいでしょう。勉強量や学習時間、学習内容ではなく、毎日継続していることに対してごほうびを与えるのです。これが、学習習慣を身につけるカギとなります。現在、学習習慣がないお子さんがいる場合は、まずはこの「11ますシート」をプリントアウトをして、日々の家庭学習に導入してみてください。ここがやる気を育てる一歩になることでしょう。応援しています。坂本 七郎追伸:子どもを勉強に誘っても勉強を始めようとしないときは、「今日は5分だけやろう」と言ってみてください。そして5分勉強したら、11ますシートに記録して、勉強をスパッと切り上げます。そして「今日も勉強できたね」と認めてあげてください。ここでよく親は欲を出して「もう3問だけやってみない?」などと言って勉強をさらにさせようとしますが、これはいけません。いまは毎日継続することを目的にしていますから5分でもいいので「毎日」することに価値があるのです。勉強をさせたい気持ちを抑える、欲張らない。ここ、ポイントです。追伸2:「11ますシート」について実践してみて気づいた点、あるいはご意見、感想などあれば、メールください。家庭で使ってみてどんな反応だったのか、うまく継続できているかどうか。わが家ではここをアレンジしたらさらに楽しく学習できるようになった、ここをこうするともっと良いツールになるよなどあなたの意見や気づき、感想を教えてください。紹介すべきものはメルマガでもシェアしていきたいと思います。このメールに返信をすると、私に届きます。ご意見、お待ちしております。追伸3:私の初の問題集『小学漢字1006が5時間で覚えられる問題集』ですが、お陰さまで増刷が決定いたしました。http://www.amazon.co.jp/gp/product/4804762566/この問題集で紹介している「見るだけ暗記法」がきっかけとなり、前向きに漢字学習をするようになった子がたくさんいます。漢字嫌いの子供を見つけたら、ぜひこの本を紹介してあげてください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行: ドリームエデュケーション 家庭学習コンサルタント 坂本 七郎 ホームページ http://dreameducation.co.jp <<坂本七郎の受験対策&家庭学習プログラム>> ☆ サクラサク中学受験Jr.(小1~小3向け) ☆ サクラサク中学受験勉強法(小4~小6向け) ☆ サクラサク高校受験勉強法(中学生向け)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015/11/19
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こんにちは、坂本です。いつも読んでくれてありがとうございます。タイトルを見て驚いた方もいるかもしれませんが、私は本気でこう思っています。「子どもに自学自習の習慣を身につけさせたい」と考えている方には、今日の内容は必見です。しっかり学んで、お子さんの学習サポートに活かしていきましょう。■やる気の正体───────────────────────────よく、お母さん、お父さんから、「ウチの子はやる気がなくて、勉強をしません」という相談を受けます。これは、つまり・勉強をするには、やる気が必要。・そのやる気がないから、うちの子どもは勉強をしない。・だから、やる気が出る方法を教えてくださいという相談です。「どうしたら子どもがやる気を出してくれるのか。。。」このような考えにとらわれ、なかなかその先に進むことができないのです。では、やる気を出す方法はあるのでしょうか?そう聞かれれば、私もいくつかのアドバイスをすることができます。しかし、一時的にやる気が高まったとしても真の目的である「自学自習の習慣」まで子どもを導くことができないことが多いのです。となると、私たちはどう考え、どう行動していけばよいのでしょうか?こう考えるのです。そもそも勉強に「やる気」は必要ない。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~私はやる気というのは、「あとから作られるもの」と考えています。勉強をしていくうちに、できる問題が徐々に増えていく。勉強方法を学んだり、勉強をつづけていくことでだんだんと勉強に慣れていく。慣れてくることで勉強に対しての抵抗感がやわらぎ、意思の力を使わなくても机に向かえるようになる。自分自身の変化に自信が持てるようになり、向上心や目標が出てくるようになる。継続してきたことがテストなどで実を結ぶ。それが糧となり、次への原動力となっていく──。このように、やる気というのは、最初にすでにあるものではなく、あとづけでつくりだしていくものなのです。私はこれが “やる気の正体” だと考えています。だから、私は内面から沸き上がってくるやる気というものを信用していません。なぜなら、それは一時的なものだから。これは「やる気」ではなくて「感化」に過ぎないのです。■子どもに学習習慣を身につける3ステップ───────────────────────────では、どうすれば、子どもに自学自習の習慣を身につけることができるのでしょうか?答えはいたって単純明快。「まず、勉強をさせる」シンプルですが、ここからスタートするのです。しかし、大事なのはそのプロセス。力技で勉強を強要するのではなく、ただ「やれ」といって勉強をさせるのでもなく、3つのプロセスを経て、勉強をさせていきます。<自学自習への3ステップ>1.親がやってみせる段階2.子どもに言って聞かせる段階3.子どもにさせてみる段階くわしく見ていきましょう。1.親がやってみせる段階子どもは親の背中を見て育つといいますがそれにごく近いニュアンスです。まずは、親が勉強をしている姿、読書をする姿、家事や仕事に対して真摯に取り組む姿を見せていきます。これが前提条件。そして「その上で」子どもが勉強をするときには、勉強はこういうふうにやるんだよと言って実際に問題集をコピーしてでもいいので、やってみせるのです。いきなり第2のステップに進むのではなく、このステップを経ることで、子どもは具体的なイメージをつかむことができます。子どもも真剣に教えてくれているというこちらの気持ちを感じ取ってくれます。2.子どもに言って聞かせる段階次に、勉強のやり方を「具体的に」説明します。ノートを用意する、問題はこれを使う、ここからスタートする、問題をここまで解いたらマル付けをする、解説を読む、類題演習をするなどくわしく解説します。(ここはその子の段階によってどこまでくわしく教えるかは変わります)先ほどの1と2のステップを同時に行ってもよいです。ただし、口だけの説明にならないよう、1の「やってみせる」をつよく意識することが大切です。3.子どもにさせてみる段階そして、ここではじめて「勉強をさせる」段階に入ります。もうすでにやり方はすべてわかっていますから一人で勉強を進めていくことができます。そして、ここで大事なポイント。あなたが言ったとおりにできたところ、自分で工夫して取り組んだところ、努力したところがあれば、お子さんをほめてあげてください。この第3段階での親の役割は「ほめること」。小さなことでもいいので、よい点を見つけほめていく。ほめすぎはダメですが、図に乗らない程度にバランスを見ながらほめる。これによって、子どもに自信が生まれ、自分でもできるという自己肯定感が育ちます。これが勉強を続ける原動力になります。(やる気の芽)以上の3つのステップを、できるだけ毎日くり返していきます。たとえできない日があってもいいのです。以前のお子さんにくらべて成長していればそれでOK。こうして、勉強のやり方、進め方が身についていけば、だんだんと、勉強をしようと誘うだけで机に向かえるようになっていきます。子どもは口だけでは動きません。勉強をしておけといってもやりません。親がみずから行動で示して、いっしょに関わってやることではじめて自分で行動できるようになっていくのです。あなたがやるべきことは、(1)この3つのステップをつねに意識すること(2)子どもを勉強に誘うことこの2つだけでいいのです。3ステップのループを日々意識しながらできるだけ毎日子どもを勉強に誘っていく。このひと手間をかけるだけで子どもはだんだんと勉強に「慣れて」いきます。努力を認められ、ほめられる機会が増えていけば自信も出てきます。勉強を継続していれば、必ず結果がでますのでその結果により、子どもの自信は確信に変わります。勉強に対して前向きになりやがて自分から机に向かうようになっていく。そして、ここまで来たときある日、これまで歩いてきた道のりを振り返り私たちはふと思うのです。この子には「勉強のやる気がある」と。勉強のやる気というのは、あとになって振り返ったとき、結果的に備わっているものなのです。まず、やる気ありき、ではない。そもそも勉強に「やる気」は必要ない。やる気は親のサポートにより、あとからついてくるもの、自然とつくられていくもの。これが、子どものやる気を育てる出発点なのです。自学自習の習慣がない子、勉強に消極的な子、自信が持てない子、自分で計画が立てられない子。そんなお子さんがいるご家庭は、今日の記事をくり返し読んで、実践してみてください。自学自習の習慣が身につくまでは親御さんの関わりが必要なのです。きっと、うまくいきますよ。それではまた次回。坂本 七郎追伸:今日の内容(自学自習への3ステップ)を読んでピンと来た人がいるのではないでしょうか。そう、今日紹介した3ステップは、山本五十六のことばを坂本流にアレンジしたものです。山本五十六は、第二次大戦中、日米開戦を最後まで反対した人物で、部下からの信頼も篤く、人心掌握にも長けた人物でした。彼は、万葉集を座右の書としていたこともあり、歌道に明るい人物でもありました。彼のことば(歌)がこちらです。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。」人を動かす要素が凝縮された金言です。ぜひあなたの座右の句として参考にしてみてください。追伸2:先日、家族で落語を見てきました。うちの奥さんがゲストで来ていたTIMのレッドさんのファンと言うことで笑家族で見に行ったのです。ライブの落語は、初でしたが三者三様、噺家さんたちの話芸の巧みさは大変勉強になりました。今話題のゴルゴさん「命の授業」も少しだけ体験することができましたよ。次はやはり、浅草の寄席を見てみたいなぁ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 ドリームエデュケーション 坂本七郎 ホームページ http://www.dreameducation.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015/10/28
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坂本です。毎日暑いですね~。水分をこまめに取りながら乗り切りましょう。さて、夏休みも中盤となり、そろそろやる気も落ち込み、だらけてくる頃だと思います。そんな時期にぴったりのやる気の改善方法を今日は紹介したいと思います。■やる気の科学───────────────────────────────少し前になりますが、NHKの『ためしてガッテン』でやる気についての特集をしていました。その中で言われていたことを私なりにまとめますと、やる気を伸ばすには、1.カンタンな課題を行って「達成感」を得ること2.力強いポーズをとること3.体を動かすことなどが有効だとされていました。http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20140625.htmlたとえば、これを算数や数学の問題に応用するなら、子どもの “やる気がないとき” は、・難しい問題よりもカンタンな問題をさせて「達成感」を得ること・問題が解けたら、そこでガッツポーズを入れさせることをさせるとよいです。私もよくアドバイスで、子どもが自信を失っているときは、8,9割正答できる問題集や問題を中心に勉強させてくださいと言っていますが、これもやる気を高める1つの手段です。さらにここに、ガッツポーズという型を入れていくと効果が高まります。(追伸の、紹介動画を見るとさらに理解が深まります)そしてもう1つ。運動もやる気を高める手段になると紹介されていました。体を動かし、呼吸がはやくなるとやる気が出ていると脳が錯覚するようです。たとえば、勉強をはじめようと思ってもなかなかやる気が出ない。そんなときは、外をウォーキングやジョギングしてもよいですし、室内なら、腕立て伏せや腹筋をしてもよいでしょう。ちょっとした運動をすることでやる気スイッチを入れていくのです。<やる気を伸ばす3つの科学的方法>1.カンタンな課題を行って「達成感」を得ること2.力強いポーズをとること3.体を動かすことこの3つを参考に、夏休みを乗り切っていきましょう。応援しています。坂本 七郎追伸:力強いポーズ(ガッツポーズなど)が自分の脳や精神に与える影響について、こちらの動画も参考にしてください。社会心理学者エイミー・カディ『ボディーランゲージが人をつくる』(約20分)http://www.ted.com/talks/amy_cuddy_your_body_language_shapes_who_you_are?language=jaとくに、なかなか前向きになれない、落ち込んでいる、自信が持てない人に見てもらいたい動画ですね。▽このような記事をあなたのメールボックスに無料で配信します。 詳しくはこちらをご覧ください。→ メールマガジン登録<<坂本七郎の本>>☆ ユダヤ式学習法―わが子の学力がグングン伸びる(大和出版)☆ 小学生の学力は「計画力」で決まる!(大和出版)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 ドリームエデュケーション 坂本七郎 ホームページ http://dreameducation.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014/08/05
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こんにちは、坂本です。「やる気のスイッチ」シリーズの最終回です。はじめて読んだ!という人は、まずはこちらをご覧下さい。1.「やる気のスイッチ」はどこにあるのか?http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201403300000/2.「やる気のスイッチ」の話 パート2http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201404020000/大事なポイントをまとめておきます。■大前提:子どもがどう受け取るかを常に意識する。■ステップ1:やる気の土壌をつくるために →子どものやる気を阻害する「間接的な否定語」を使わない■ステップ2:やる気のスイッチ1「親はやる気を見せない」 →親はやる気を見せずに「自己責任感」のあることばを使い、 勉強の必要性を<考えさせるきっかけ>をつくっていく。 →ここでのゴールは、(親からの説得ではなく)子どもが自分自身で 「勉強しなきゃだめかな~」という意識を持つようになること。それでは。今日はやる気のスイッチ2「選択肢を与える」について話していきたいと思います。すでに「勉強をしなきゃ」という意識はある。けれどもなかなか勉強しない子を、どう机に向かわせていくのか。今日はここにスポットをあてて話していきます。■2.選択肢を与える─────────────────────子どもが「やはり勉強やらなきゃなー」と思うようになった。ここまで来ると、およそ半数の子は、じぶんから机に向かうようになります。ですが、それでも机に向かわない子はいます。また、机に向かうようになっても長続きしない子、すぐにあきらめて、また元に戻るパターンもあります。どうして、そうなってしまうのでしょうか?じつは、ここには3つの壁が存在します。第1の壁:勉強をしても分からない第2の壁:何からどう勉強したらいいか、わからない第3の壁:やっても成果がでる自信がないあなたのお子さんは、このいずれか。あるいは複数の壁にはばまれ、勉強ができない状態にあるのです。これら3つの壁、すべてをクリアできてはじめて、お子さんは、自発的に勉強をするようになります。まずは、それぞれの壁の突破方法をお教えしましょう。■第1の壁:勉強をしても分からないこれは算数や数学、英語によく見られるのですがすでに学校の授業にまったくついていくことができず、完全に自信を失っている状態。家で勉強をはじめても、すぐに分からなくなるので、やろうとする意志はあっても、なかなか勉強が続きません。この場合、わたしはオススメするのは、「基礎の基礎を分かるまで、だれかに教えてもらうこと」です。自学自習ができるようになる段階までは、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~個別指導や家庭教師の先生を利用してもよいので~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~基礎から1つ1つ教えてもらう。~~~~~~~~~~~~~~~~~ここからスタートします。つまずいたところ、授業が分からなくなったところに戻ってイチから教えてもらうのです。基礎からしっかり教えてもらい、1つ1つ理解を積み上げていきます。こうして理解が進んでいくと、徐々にひとりでも勉強ができるようになってきます。要は、「自学自習のうつわ」をしっかり作り込むことが大切なのです。うつわができれば、じぶんで水を満たしていくことができるようになります。■第2の壁:何からどう勉強したらいいか、わからない勉強をしても分からない、という壁を突破したら次に待っているのが、この壁です。じぶんの行動指針となるものが欲しくなるのです。ここでやってほしいのは、計画づくりです。行動指針となる「超シンプルな学習計画」をつくること。これが次の打ち手となります。「超シンプルな学習計画」とは、・勉強開始時間・何をどれだけやるかこの2つを「お子さん主導で」決めるだけ。毎日、何時から勉強をスタートするのか、どの問題集を使って、1日何ページずつ進めるのか。これを決めていくのです。10分もあれば、決められると思います。こうしてつくった計画は、紙に書いて、リビングなどのよく見えるところに掲示しておきましょう。たとえば、テレビなどをダラダラ見て、勉強開始時間が過ぎていたら、あなたはひと言「8時になったよ」と伝えるだけでよいです。じぶんが決めた計画なら、そこに責任が発生するので、計画どおりしなきゃという気持ちが自然にはたらきます。また、何をすべきか、どれだけ勉強すべきかはすでに明確なので、机に向かえばすぐに勉強をスタートできます。■第3の壁:やっても成果がでる自信がない基礎が分かるようになって、指針となる計画が決まっても、なかなか勉強に取り組めない、勉強に勢いがない子がいます。「勉強をして結果が出なかったらどうしよう。。。」「がんばってできなければ、じぶんに能力がないことになるな。。。」「本当にこのやり方で成績が上がるんだろうか。。。」こうした子には「成果のでる勉強法を教える」のが有効です。不安や恐れを振り払い、自信を持って机に向かうためには、心の支えとなる、確かなものが必要となるのです。こうしてテストなどで結果が出てくれば、机に向かうこと、勉強することがだんだん楽しくなってきます。じぶんに自信が出てくるので、勉強以外の面にもよい影響が出てくるようになります。■ここで登場!「選択肢を与える」ここまで3つの壁の突破方法をお伝えしました。「自分の子どもにはここが足りないから、 まずはここからやってみるか!」そう思った方もいるかもしれませんが、ここで注意して欲しいことがあります。それが、今回のテーマ「選択肢を与える」になります。第1の壁を突破する際、いきなり子どもに、「あなたの場合、勉強が分からないんだから、 個別指導の塾に通わないとだめなのよ」といって話すのはバツです。これでは、塾に入れても成果はなかなか出ません。基礎が身につくまで時間もかかるでしょう。塾に入れるなど、新しく何かを始めるときは、必ず、本人の意志を確認するようにしてください。そのときの、うまいやり方が「選択肢を与える」という方法なのです。お子さんに通塾を勧めるときも「もし数学の分からないところを教えてもらうとしたら、 個別指導の先生か家庭教師の先生、どっちがいい?」と選択肢を与えて、聞くようにします。じぶんで決めたことであれば、勉強にも力が入りやすいですし、吸収力も変わってきます。第2の壁で、計画を立てるときも親や他の誰かがつくった計画ではうまくいくことはありません。「子ども主導」で計画を立てないと、子どもは計画どおり実行しようとしません。だから計画を立てるときも、選択肢を与えながら決めていくのです。「勉強をはじめるなら、夜7時と8時、どっちが始めやすいと思う?」「数学と英語だったら、どっちをやったほうがいいかなぁ」「AとBの問題集だったら、どっちがやりやすい?」「一日何ページくらい進めてみようか?」このように、子ども自身が「この計画はじぶんで決めた計画なんだ」と思えるように、選択肢を与えながら、1つ1つ、計画を立てていくのです。第3の壁のときもそうです。成果の出る勉強法があっても、それを押しつけてはいけません。私もサクラサク中学受験、サクラサク高校受験という勉強のやり方が書かれている教材を販売しています。それを子どもにすすめるときも、いきなり買ってポンと渡すのではなく、まずはホームページを本人に読ませてみるのです。お子さんにHPを見せて、その反応を見るのです。そこで、お子さんが「やってみようかな」という前向きな反応が出たら、それは始め時というサインです。すぐにはじめても大丈夫です。逆に反応が悪ければ、まだ始め時ではありません。本人が知りたい!成績を上げたい!となる時期まで、待てばよいのです。やはり、本人が決めたことは、実践するときにも、素直にやってくれます。選択肢を与える。このひと手間をかけるだけで、子どもの実行力、行動力はガラリと変わります。じぶんで決めた、という1つの事実がやる気にバチン!とスイッチを入れるのです。3つの壁を突破するとき、新たに何かを始めるときはきょうの話を参考にしてもらえたらと思います。以上で、やる気のスイッチシリーズは終わりです。子どもをやる気にさせる細かいノウハウはまだいくつかあるのですが、柱となるノウハウはこの3回に分けて紹介したものになります。ぜひ、お子さんの状況に合わせてできるところから実践してみてください。新年度がスタートしました。お子さんの学力を飛躍させる1年にしていきましょう。坂本 七郎追記:前回のパート2の記事「親はやる気を見せない」を読んだある保護者の方が感想を送ってくれました。参考になると思ったので紹介します。-----先生の話、共感です。 3月までは、私の目の届く範囲だったので、勉強のことによく口出しをしたり、たまに怒ったりしていました。4月になって、私が仕事で出るようになりました。口うるさいのが居なくなってサボるのかと思ったら・・・・・なんと、計画通りきちんと勉強を進めていました~!しかも坂本先生のDVDまで! やはり「自分で何とかしなくちゃ!」と自己管理できるようになったのですね。しかも「楽しい・面白い」の連発。 親はやる気を見せない、の話を参考に「お母さんは仕事で忙しいから、あんたの勉強の世話どころじゃない!」と言ってやりました。-----笑、GOODな声がけです!そのくらい突き放しても大丈夫です。特に男の子は。その調子で進めていきましょう。突き放すことが、本人の意識を徐々に変えていくのです。追記2:メルマガの最後に、「子どものやる気にさせる細かいノウハウ」と書きましたが、内容だけ簡潔に書いておきます。・普段は関わりのない、同年代あるいはちょっと上のお兄さんと たくさん話をする機会を持つこと・幅広い経験をさせること・学校で学んだこととのつながりを気づかせることこうした「きっかけ」をつくってやる方法です。それから、子どもによっては・「テストの結果をクラスの友達と見せあいっこしてみたら?」と誘う方法もあります。それをきっかけに友達同士でよい競争が始まる場合があるからです。ただ、この競争の注意点としては、見せる相手がじぶんよりも成績が少し上の子の場合がよいと言うことです。いずれにせよ、これまで挙げてきた方法を見ても分かるとおり、親が発破をかけても、何を説明しても、子どもは自発的に勉強するようにならないということです。親ができることは、突き詰めていくと、きっかけを与えることだけなのかもしれません。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行: 株式会社ドリームエデュケーション 坂本七郎 ホームページ http://dreameducation.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014/04/09
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こんにちは、坂本です。前回、子どもの「勉強のやる気」についての話をしました。http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201403300000/ポイントをまとめると、・子どもが何を言っても勉強をしないとき、 「何も言わない・放っておく」は逆効果になること・「間接的な否定語」をできるだけ使わないことが、 やる気の土壌をつくっていく・子どもの立場に立って考えることが大切という内容でしたね。きょうはその続編。子どものやる気のスイッチを入れるための方法について、さらに話を展開していきたいと思います。■子どもにやる気を与える次のステップとは?──────────────────────────「間接的な否定語をなるべく使わない」というアドバイス。その次に、あなたに実践してもらいたいのが、1.親がやる気を見せない2.選択肢を与えるという2つになります。1つずつ解説していきましょう。■1.親がやる気を見せない─────────────────────皆さんから相談を見ていますと、「私ばかりやる気になっているのですが、なかなか子どもが・・・」「教育関係の本をもう何冊も読んでいるのですが・・・」「ネットやいろんな所から情報収集しているのですが・・・」という話をよく聞きます。教育熱心であること、情報収集することはとても大切なことです。なぜなら、知ることで解決することはたくさんあるから。ですが、1つ考えて欲しいことがあります。親が、やる気になっている姿は子どもにどう写るのか?~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ここを考えて欲しいのです。・いつも熱心に、教育関係の情報をネットで調べている姿・いろんな塾の動向や情報にやたら詳しい・子どもの前で、うちの子は勉強しなくて、、の話をよく誰かとしている・書棚にズラリと並ぶ教育関係の本・「さ~、今日もはりきって勉強しよ~」といった声かけ(笑)そんな熱心な姿、やる気を見せられると子どもはどう思うのかを一度考えてみてください。決して、子どもは「お母さんもがんばっているんだから、ぼくもがんばろう!」とは思いません。むしろ、「親がぜんぶ調べてくれるから、じぶんで調べる必要はないな」「あんなに本とか買って、何だかすごくプレッシャーを感じるな」「そんなにがんばっても、おれを動かすことはできないぞ」笑「面倒くせー」と考えるものなのです。残念ながら。このように、熱心さを子どもに見せることは、子どもの甘えを助長させ、勉強から遠ざけることにつながります。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~では、どうすればよいか?親はやる気を見せずに、「自己責任感」のあることばを伝えていく。これが子どものやる気をグイッと引き上げるきっかけになります。たとえば、・電話口で「いいの、いいの!うちは。やらなきゃ、やらないで。 あとで苦労するのは本人なんだから」と(本人に聞こえるように)言うとか。・勉強をするしないはあなたの自由。もう甘ったれの子どもじゃないんだから、 じぶんで判断して【どう行動するか】、あなたが決めなさいね、というように。 (※勉強だけに限定していないのがポイントです)子どもに責任を押しつける、突き放す感覚で伝えていくのです。突き放されると、子どもは少し不安になりますから、「じぶんで」勉強のこと、将来のことについて考えるようになります。勉強の必要性は、親が直接語るものではありません。直接語るのではなく、子どもに考えるきっかけを与えてください。こうして、少しずつ子どもに「やっぱ、勉強しといたほうがいいかもなー」と思わせていくのです。勉強の必要性を、親の言葉からではなく、~~~~~~~~~~~~~~~~~~本人に考えさせること、自覚させることで分からせていく。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~これが、自主的に勉強をはじめる第一歩になります。親は、不安や焦り、やる気を見せるのではなく、自己責任感のある言葉でもって、余裕と懐の深さを見せる。子どもが自ら、勉強の必要性を考えるきっかけを与えていくことが大切なのです。次回につづく。坂本 七郎追伸:あなたが1つ1つ実践できるように、「2.選択肢を与える」はまた次回、お伝えします。子どものやる気でお困りの方は、ぜひ今回と前回の内容を実践してみてください。これは宿題ですよ。お子さんに「やっぱ、勉強しなきゃだめかな」と思わせる。今日から3日間、意識して取り組んでここまで到達してください。次回は、「やらなきゃだめかな」とじぶんで意識しはじめた子をどう机に向かわせていくか、ゼロからイチにするための方法をお伝えしたいと思います。お楽しみに。追伸2:<今日の話の理解を深めるおまけ>子どもへのサポートのうまい親御さんは、「子どもがどう受け取るか」を意識している場合が多いです。○熱心さ(不安や焦りも)をあまり子どもに見せない○いろんな情報を知っていても知らないフリをする○教育関係の勉強は、なるべく子どもがいないときにする○勉強を無理強いしたり、しなさいと言ったりしない○どう言えば、行動するかを意識しながら言葉を選んで使っているあなたの言動や行動を、よーく振り返ってみてください。そこに解決の糸口が見つかるはずです。 → つづきの記事はこちらをクリック━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行: 株式会社ドリームエデュケーション 坂本七郎 ホームページ http://dreameducation.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014/04/02
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こんにちは、坂本です。今日は、子どもの「勉強のやる気」についての話。先日、中1男子のお母さんから「うちの子のやる気のスイッチはどこにあるのでしょう?」という趣旨の相談を受けました。そのお母さん曰く、「危機感をあおっても、まったく響かない」「隙あらば、勉強以外のことに傾こうとする」「言っていることと、やっていることが違う」といった状態。勉強をがんばる!次のテストではいい点をとる!と本人は言うが、行動がまったくともなわない。お母さんは、自分から、自主的に勉強をしてほしいと願っています。しかし反抗期ということもあり、勉強のことを話すと、いつも言い争いになってしまうそうです。勉強をする意味を話したり、将来のこと、社会に出てからのことを話したりしますがなにを言っても、響かない。危機感がまったくない。そんな手詰まり状態。反抗期真っ盛りの、中1男子です。もしも、あなたが、このお母さんから「どうしたら自分から、自主的に勉強するようになるのかしら」と相談を受けたら、どうアドバイスしますか・・・?知り合いのお母さんから、相談を受けたと思って、ちょっと考えてみてください。どうすれば、この子は机に向かうようになるのでしょう・・・20秒だけで良いので、考えてみてください。 ・ ・ ・ヒントは、子どもの立場で考えること。 ・ ・ ・よろしいですか。こんなとき、私はどうアドバイスしているか?私なら、「言ってダメなら、放っておきましょう。 あとで痛い目を見れば、自分で気づくはずだから」・・・とは、言いません!じつは、この「放っておく・何も言わない」というやり方は、もっとも効果の「ない」アドバイスの1つなのです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~たとえば、次の定期テストまでこのお母さんは「何も言わない」と決めたとします。そうすると、子どもはほとんど勉強をせずにテストに臨み、テストの点が下がります。しかしそれでも落ち込む様子はまったくなく、毎日ゲームとテレビを見て、過ごすことになるでしょう。そうです、「何も言わない」という方法でうまくいくことはありません。何も変わりません。むしろ状況は悪くなります。実際、これまでいろんな保護者から相談を受けてきましたが、この方法でうまくいったという話さえも、聞いたことがありません。押してダメなら引いてみる、そんな言葉を連想してか、言ってダメなら放っておくしなかい、そう思ってしまうのですね。では、どうすればよいのでしょうか?このような状況では、口うるさく言い続けるしかないのか。あきらめるしかないのか。・・・いいえ、打ち手はあります。この状況においても、子どもがやる気をもって勉強に取り組むようになる方法は、あるのです。そのカギは、「何をするれば改善するか」を考えるのではなく、子どもの立場に立って、「子どもがどう受け取るか」を考えることにあるのです。ここに気づかない限り、・どこの塾に通わせても・どの先生に勉強を教えてもらっても子どもがやる気になることは、ありません。非常に重要な部分ですので、しっかり聞いてください。■この中1男子が、やる気になれない本当の理由とは?───────────────────────────このケースの場合、この男の子がやる気になれない理由があります。それは、相談内容やこのお母さんの話の中身からはなかなか表に出てこない部分にあります。隠れた部分に、原因があるのです。それは、この子のお母さんの「伝え方」。ここに原因がある場合が、かなりあります。子どもへの「伝え方」をちょこっと改善すると、子どもは自分から勉強をはじめるようになります。たとえば、このお母さんは無意識に、子どもを否定する言葉をよく使っていました。・「こう勉強すれば成績が上がるのよ」 →あなたのやり方はダメなのよと言っているのと同じ。・「周りの子たちはもうここまで進んでいるのよ」 →あなたはまだココまでしか進んでいないでしょと言っている。・「あなたはやればできるんだから」 →ぜんぜん努力してないでしょと言っている。お母さんとしては、子どもの将来を案じて発破をかけているつもり。アドバイスしたり、忠告したりしているつもり。危機感をあおることで、焦ってもらいたい、すぐにでも勉強してもらいたい。そんな気持ちから出た言葉。でも。こうした言葉が、日々積み重なっていくことで、子どものやる気も徐々に落ち込んでいきます。何気ない言葉ですが、これが日常化すると子どもを勉強から遠ざけてしまうことにつながるのです。人は否定をされればされるほど、そこに反抗したくなる気持ちが生まれるものです。この男の子は、母親からのこうした言葉を毎日毎日、聞かされることによって、あえて「勉強をしない」という行動をとることで、静かに母親に反抗していたのです。勉強の話になると、子どもが黙ってしまう。別の部屋に行ってしまう。これも親への反抗の1つです。こうした子どもの行動は、そのお母さんが「間接的な否定語」をよく使っていることの表れであり、サインなのです。勉強について子どもとよく言い争いになる方、勉強についての話を嫌うという方は、あなたが普段、子どもに対して何気なく発している言葉を、もういちど見つめ直してみてください。子どもの立場に立って考えてみると、意外と、この否定語が多いことに気づくはずです。この否定語が少なくなっていくと、子どもは徐々に安心して勉強の話を聞けるようになります。素直に、机に向かう気持ちを育ててくれます。・「間接的否定語」をなくそうという意識を持つこと。・子どもの立場に立って、伝えていくこと。これが子どものやる気を伸ばす、(正確には、子どものやる気を阻害しない)1つの土台となります。次回は、子どものやる気を引き出すポイントについて、まだ重要なポイントが3つありますので、また次回お伝えしたいと思います。お子さんのやる気でお困りの方は、今日お伝えしたポイントを意識してお子さんと接してみてください。それでは、また。坂本 七郎追伸:今日の話は「やる気になるのを待つ」でも「勉強について何も言わない」とも違います。上手に子どもと関わることで、子どもをじぶんから机に向かわせるためのさいしょの一歩をお話ししました。どのように子どもと関わり、伝えていけばやる気になるのか。学習習慣が身につくのか。次の一手を次回、お話ししたいと思います。 → つづきの記事はこちらをクリック━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行: 株式会社ドリームエデュケーション 坂本七郎 ホームページ http://dreameducation.co.jp━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014/03/30
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こんばんは、坂本です。夏休みが始まり、毎日、家に子どもがいて、ダラダラしているとついつい、「勉強でもしたらどうなの?」と、小言をいってしまいがちです。あまりうるさく言いたくはない、でも子どもの過ごし方を見ているとついつい言いたくなる。イライラする。そんなあなたに打ってつけの方法をお教えしましょう。勉強しなさいと言わなくても、子どもが自分から勉強をはじめる方法です。そんな方法あるのかと思う人もいるかもしれませんが、あるのです。論より証拠。あるお母さんから届いたメールをご覧下さい。------------坂本先生、こんばんは。自分の趣味のこと以外のことでの宿題なんて、何年ぶりでしょう!どきどきの課題です。出来るだけ、毎日意識はしました。でも、なかなか私から一方的になってしまうこともあって、難しいなと感じていました。2割どころか、5割、いや8割近く私が話してたかもしれません。ところが今日、中1の息子の習い事の帰り、その習い事がうまくいかないことがあり、息子の機嫌がめちゃくちゃ悪かったのですが、ちょっとしたことから部活の話になり、楽しかった部活での話を聞いているうち、(ここでは徹底的に聞き手にまわりました。)子どもの話が止まらなくなり、車で習い事から帰る間30分、延々と話を聞かされ(笑)ました。驚いたのは帰って来てからです。話を聞いてもらってすっきりしたのか、ご飯の後、自分から進んで夏休みの宿題を始めたのです。いつもはなかなか腰を上げないのに…。子どもの話を聞くのって、本当に大事なんですね。私の小言なんて、ほとんど無駄だったのかな?って思えるほどでした。これからも続けて行きます。------------いかがでしたでしょうか?このお母さんがやっていたこと。それは「子どもの話を聞くこと」、それだけです。ただし、少し聞き方にコツがあります。ポイントは・笑顔でたのしく・目を見てうなずく・勉強以外の話題を振るの3つです。この3つを意識しながら、子どもの話を聞くのです。それだけで、子どもが自分から勉強をはじめるようになる。そんなご家庭がかなりいます。親子関係もすごく良くなります。これまでたくさんの人が、この方法だけでいろんな悩みを改善しています。一度試してみて下さい。このコミュニケーション法の詳しい内容は、私の著書『ユダヤ式学習法』の第一章に載っています。http://dreameducation.net/book.html上記ページから申し込みをすると、先ほどのお母さんもトライされている2ヶ月間のメールによる宿題などが受けられます。なんと、無料で受けられます。この夏、お子さんのやる気を改善したいと考えている方は、ぜひお試し下さい。「えっ、こんなことで?」とビックリすると思いますよ。坂本 七郎■発行:株式会社ドリームエデュケーション
2012/07/24
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こんにちは、坂本です。私のもとには、毎日たくさんの学習相談メールが届きますが、その中でも比較的多いのが、この手の質問です。相談例「うちの子は、自分の可能性に自ら線引きをしてしまい、 努力をしようとせず、現状で満足してしまいます。 これまで、少しでも上の学校に入れば、職業の選択肢が増える、 就職も有利になるなど勉強をする意義や理由を話してきましたが、 まったく本人に響きません。 こうした子をやる気にさせるには、どうすればよいのでしょうか」こうした子どもはいま、かなり多いのです。親としては、無気力な子どもを見ると、何とか机に向かわせたくて、あれやこれやと勉強をする意義や理由を熱弁したくなります。それもとてもよくわかります。しかしながら、このアドバイスはマズいやり方なのです。熱く語れば語るほど、子どもは勉強から離れていきます。自信のない子どもからすると、そうした遠い未来の話は非現実的でまったく実感できない話に聞こえるのです。鳥瞰的な視点、つまりマクロ的なアドバイスはこうした子どもにはまったく効き目がありません。むしろ、ミクロ的な視点から、アドバイスをしていくべきなのです。自分の可能性に線を引き、努力をせず現状満足してしまう子というのは、本当は、勉強ができるようになれれば嬉しいと考えています。けれども、勉強をして成績が上がらなければ逆にショックを受けてしまいます。失敗を恐れるあまり、努力を放棄しようとするのです。ではどんなアドバイスが有効なのか?具体的に言いましょう。自信のない子に対して有効なミクロ的なアドバイスとは、・毎日どう勉強をすれば確実に成績が上がるか・どうすれば楽しく勉強できるのか・定期テストで成績が上がる勉強法といった「確実に成果の上がる勉強方法」を教えてあげる。これが有効なのです。一歩を踏み出せない子、自信のない子に対して、「こうすればうまくいくよ」「とてもカンタンにできるよ」というメッセージが、机に向かう第一歩となるのです。こうして机に向かって、勉強をはじめれば、成績は上がり始めます。成績が上がれば、自信が生まれます。こうして勉強がおもしろくなり、将来の展望(可能性)が開かれてくると、「はじめて」マクロ的なアドバイスにも耳を貸すようになります。子どもの成長段階、自信の段階に応じて、アドバイスの中身を変える。これが親や教師に求められるのです。子どものやる気を高めようとして、逆に削いでしまっている親御さんが多いので、記事にしてみました。参考にしてください。最後まで読んでくれてありがとうございます。坂本 七郎追記:「成果の上がる勉強方法」をお子さんに伝えたい場合は、下記がオススメです。■中学生向け勉強マニュアル サクラサク高校受験勉強法■小学生向け勉強マニュアル サクラサク中学受験勉強法
2012/02/24
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――――――――――――――――――――――――――■子どもの成績を押し上げるもの――――――――――――――――――――――――――「私にはできない」「どうせ無理だ」「やっても分からないし・・・」メンタル面が原因で机に向かう気持ちになれない。勉強をしなきゃと思っていても、なかなかできない。こうしたネガティブな感情をもつ子は多いです。この状態から、子どもの自信を高め、成績を伸ばしていくには何が必要だと思いますか?――成功体験。多くの人はそう答えます。一度、よい点が取れれば、自信を持てるようになるから、自分から勉強をするようになる。勉強に対しても前向きになれる。・・・だから、成功体験が必要だ。私もこの意見に対し、反対するつもりはありません。「基本的には」これは正しいと思っています。たとえば「さかあがり」を例に考えてみても一回でもできてしまえば、その後はスイスイできるようになりますよね。一度、うまくいくやり方を覚えればあとはカンタンにできるようになる。だから、成功体験が必要。その考え方、よくわかります。 しかし。学校の勉強について、このことをさらに深掘りして考えていくと、話しはそう単純でないことに気づきます。一度よい成績を取っただけではちょっとパンチが弱いのです。それだけでは、本当の自信になりません。勉強が好きになることもありません。私が考える、勉強における「成功体験」は、2つあると見ています。ひとつは、「自分の苦手とする分野(教科)を克服できたとき」。これは一般的に考えられている「成功体験」に近いニュアンスです。テストの合計点ではじめて●●点を超えた。といったものも、ここに含まれます。そして、もうひとつ。私がより重要であると考える成功体験。それが、 「他との比較」です。他の友達とくらべて、相対的によい成績が取れたと実感できたとき。その時、子どもは本当の自信を獲得するのです。ではなぜ「他との比較」が必要なのか?それは、次のケースを考えてみればすぐに分かります。先ほどのさかあがりでいえば、自分がさかあがりができた(成功体験)としても、まわりの友達がすでに皆できているのであればどうでしょう?そんなにうれしくありませんよね。むしろ、安堵感の方がつよいのではないでしょうか。本当の自信につながるのは、まわりの友達がまだできない段階で、自分ができるようになったとき。そのときはじめて自分は運動神経がいいんだ(じつは勉強ができるんだ)と実感できるのです。こう考えると、勉強における成功体験というのは、苦手なものを、人並みレベルにできるようになっただけでは足りないことが分かります。成績が上がった、という事実だけではその子の自信につながりにくい。本当の自信というのは、苦手なものを、人並み以上にできるようになったとき。そのときはじめて獲得できるものなのです。では。この真の成功体験をわが子に経験させるためにはどうすればよいか。もっとも手っ取り早い方法は、ある苦手分野を、他より優れたレベルにまで一気に引き上げてしまうことです。夏休みは、お子さんに本当の自信を与える大きなチャンス期間ともいえます。「じつは、おれってやればできるのかも・・・」「わたし、みんなができなかった問題ができたんだよ!」夏休み、お子さんの学力を入試レベルまで引き上げる教材がここにあります。■弱点克服シリーズ第二弾「速さ」DVD完全マスター版http://wakaruhayasa.com/senkouyoyaku.html最後まで読んでくれてありがとうございます。坂本七郎より<お知らせ>先日、朝日小学生新聞さんから「夏休みの学習計画」についての取材を受けました。その記事が、こんどの月曜日、7月25日の一面トップに、掲載される予定とのこと。朝日小学生新聞を購読しているご家庭は来週月曜日の紙面をチェックしてみてくださいね。追伸:第二弾が今回発売されたことにより、第一弾「割合と比」もいっしょに購入したいという問い合わせをいただくようになりました。第一弾は、「割合と比」がテーマの中心でおもに、百分率を使った売買の問題、食塩水の文章問題、比の基本などを学びます。現在、こちらは代引き手数料無料で配送していますが、来週より、第二弾に合わせて、有料にしようと思っています。夏休みに「割合と比」を学びたいという場合はこちらからお申し込みください。→ http://www.wariai.com
2011/07/21
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こんにちは、坂本です。前回、子どもが生まれたことを書いたらたくさんのお祝いメールをいただきました。一人ずつお礼メールを書きたかったのですがメールの返信だけで3日が過ぎてしまいそうだったので(汗)この場を借りてお礼をさせてください。お祝いのメール、うれしかったです(*^^*)本当にありがとうございました!!さて、今日の記事は、「子どもが家でぜんぜん勉強しない!」「どうも最近、子どものやる気がない」「もう少し集中して勉強してくれたらなぁ」という場合は必見の内容です。────────────────────────────■わが子を自学自習へ導く「3つのツボ」────────────────────────────先日、何となくテレビをつけたら、NHKで育児番組をやってました。照英さんが出演している「すくすく子育て」という番組です。その番組内で、育児のスペシャリストの方が「もりもり食べる3つのツボ」という育児のノウハウを紹介していました。1~2歳の子に食事を出してもなかなか食べてくれない。そんなとき、どうすればいいのか?その先生は、「3つのツボ」をできるだけ多く押さえることで子どもはごはんを食べるようになる、と紹介していました。その3つのツボがこちら。1.ハラペコ作戦 間食を避け、運動させるなどしておなかをすかせる2.いっしょ作戦 子どもだけに食べさせるのではなく、 親子いっしょに食べることで楽しく食事ができる3.小出し作戦 最初からすべての食事を出さずに、小分けにして 食事を出す。空になったらまた少し出す「なるほど、確かにそうだよなぁ」この3つを見れば、あなたも納得できると思います。しかし、私は家庭学習のプロです。この3つを見たとき、私の脳内でシナプスがパチンと結合しました。この3つのツボは、子どもにもりもり食べさせるコツであると同時に自学自習の習慣を子どもに身につけるコツにもなるなぁと。そう感じたのです。では、もう少し具体的に解説してみましょう。先ほどの「もりもり食べる3つのツボ」を「勉強」に置き換えてみるとこうなります。■わが子を自学自習へ導く「3つのツボ」1.ハラペコ作戦 →「知りたい・学びたい」という知的好奇心 (知的欲求)を高める仕組みやきっかけをつくる2.いっしょ作戦 → 親や兄弟、友達といっしょに 楽しく勉強する仕組みをつくる3.小出し作戦 → 最初から毎日1時間の学習を目指すのではなく、 まずは毎日10分、15分からはじめるこの3つのツボを押さえれば、子どもは自然に自分から勉強するようになります。子どもに自学自習の習慣を身につけるためには、この3つの要素をできるだけ多く満たしていくことがカギとなるのです。ツボの1と2を手っ取り早く満たすには、「ユダヤ式学習法」が最適です。ユダヤ式学習法は、親子で楽しく学習する方法であり、子どもの教えたいという知的好奇心を刺激します。子どもの勉強意欲を「ハラペコ」にし、「いっしょ」に学習することで勉強の楽しさや子どもの自己成長を促してくれます。そして、3つ目のツボについては、毎日、学習する習慣をつくることが目的なので最初に「週間予定表」をつくります。週間予定表では「何を、いつ、どのように」勉強するのかをはっきりさせることが肝心です。親子で話し合いながら予定表をつくり、子どもの部屋、そして居間それぞれに掲示しておきましょう。そして、まずは1日10分、15分でもいいので、「毎日」勉強することからスタートするのです。「1日10分では少ない!」と感じるかもしれませんが、小さなステップであれば、子どもも嫌がりませんし、何より、親はほめる・認める機会が増えます。それらの歯車がうまくかみ合うことで自学自習の習慣が身につきやすくなるのです。これが自学自習の第一歩。子どもが家で勉強しなくてお困りの場合は、この方法を試してみてください。今日も読んでくれたあなたに感謝。坂本七郎より追伸:先日、雑誌の取材を受けました。テーマは「小学生の学力を高める」。何人かの先生たちへのインタビューをもとに構成されているのですが、その中の一人として、15ページに渡ってユダヤ式学習法が紹介されます。今回は、私の顔写真も出るようです。念のため笑顔で(^^)v撮ってもらいましたが、どんな写真になるのでしょうか・・・(ちょっぴり不安)この本、1月に発売されるようなので、また詳しいことが分かったら紹介しますね。追伸2:次回は「2010年入試に出る!時事問題」をテーマにお送りする予定です。レポートにまとめてこのブログ内で配布しようと思っています。私からのクリスマスプレゼントですね。特に、受験生のお子さんがいる場合は、楽しみにしていてください!ではでは、次回もお楽しみにー。
2009/12/05
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7月7日(月)どうも、坂本です。今日は、七夕ですね。そんな夢のある日に、もうひとつだけ、子どもたちに夢と笑顔をプレゼントする機会を作りました・・・。先月のセミナーに参加できずに、くやし涙を流した皆々様方、お待たせしました。前回のメールでお伝えしたとおり、今日から、6月に東京・大阪・名古屋で開催された「子供のやる気を高める方法セミナー」の家庭学習用セットの発売を開始します。では、なぜこの教材の発売が子供たちの夢や笑顔につながるのか?それは、この教材セットの販売で得られた収益のすべてを児童養護施設の子供たちのディズニーランド招待費用に使わせてもらうからです。・でも一体なぜ、私がこんな活動をしようと思ったのか?その理由をホームページ上に書いておきましたので読んでみてください。また、それ以外にもこのセミナーでは、 ・ 子供のやる気を高める“5つの要素”について ・ 子供のやる気を育てるほめ方、子供を潰すほめ方とは? ・ 知らず知らずに子供の心を傷つけてしまう親のひとこと ・ 多くの試行錯誤の末に見つけた小中学生に最適な学習計画の立て方 ・ 塾の復習はどのようにすればいいのか、その具体的方法これらのことも公開しました。(もちろん、これだけではありません。詳しくはHPで。)それでは、以下のホームページに移動してください。http://dreameducation.net/seminar0806.htm(上のリンクをクリック)坂本七郎追伸:このセミナーでは、普段のメルマガ(文章)では物理的に伝えきれないものすごーく大事なことを一気に話しました。これは、すべてのお母さん・お父さんに聴いてもらいたい内容なんです。特に、お子さんの勉強のやる気、反抗期や親子関係で悩んでいる場合は一度ではなく、最低5回は繰り返し聴くことをおすすめします。→ http://dreameducation.net/seminar0806.htm
2008/07/07
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こんにちは、坂本です。ちょっと・・・というか、結構古いのですが(汗)最近になってようやく「ドラゴン桜」のドラマを観ています。(正確には6巻中、現在4巻まで観ました。)▽ドラゴン桜のホームページはこちらこのメルマガを読んでいる方の中には、すでにドラマを観た方、漫画で読んでいた方もいると思います。今回は私の目から見たドラゴン桜を検証してみたいと思います。まず、このドラマのテーマは「偏差値37の高校に通う5人の生徒を 1年で東大に現役合格させる」というものです。現実としては、まずあり得ないのですが(笑)そうすることで、物語をドラマチックに演出し、ドラマとして面白い作りに変えています。だから、「勉強をする理由」についても次のような、ちょっぴり危険な発言が飛び出します(^^)例えば、こんな映像を見てください。(音が出ますので注意してください。)設定上、このようなセリフが出るのは仕方ないとしても、このドラマで登場する勉強のテクニック、脳科学的なアプローチはすべて事実を元に作られています。例えば、ドラマで登場する1日の勉強のスケジュールを見ると、・起床後、最初の勉強は単純計算などの問題演習で脳の回転を速める。・就寝前には、理科・社会・英単語などの暗記モノを覚えることで、 短期記憶を睡眠の間に長期記憶に変える。などのテクニックが出てきます。またこんな方法も出てきます。・古文のように、現代では理解しにくい時代背景を理解するには、 「漫画」を活用する。・物理の勉強を記憶に残りやすくするために、印象的なイラストを 使って教える。これらは、非常に面白いアプローチだと思いました。また、数学を教える際も、小学校のつまずいている部分から勉強をスタートするところなどは、正しいアプローチの仕方です。もし、あなたのお子さんが現在勉強をまったくしない、目標もないなどの場合は、もしかしたらこのドラマを見れば、勉強に対してのやる気や意欲が湧くかもしれませんよ。「これ、偏差値37の高校生が1年で東大に合格するっていうドラマ。 何だか、マンガを使ったり踊ったりする勉強法が出てきたりして とっても面白いらしいよ、こんど一緒に観てみる?」こんな風にお子さんを誘えば、興味を持ってくれるかもしれませんね。ただし。これは覚えておいてください。この「ドラゴン桜」を観ても、すぐに自分から勉強をはじめることはありません。なぜなら、自宅学習の方法などは基本的に登場しないので。その場合は、お子さんに「勉強のやり方」を教える必要があるのです。子どもが自分から勉強をするようになるためには、 乱暴に言ってしまえば、「やる気」と「やり方」。 この2つが必要なんです。ただし、このどちらが欠けてもダメです。「やる気」があり、勉強の「やり方」がわかれば、 放っておいても、自分から勉強をするようになります。来月開催される私のセミナーでは特に難しいとされている「やる気(意欲)の高め方」にフォーカスを当てて、子どもへのアプローチの仕方を解説します。少し当日の話をしてしまうと、やる気を育てる過程は、「木(キ)」にたとえて説明できるのです。・やる気の「根」 やる気の根本となる部分、この部分を改善しないと、 何をやってもやる気は育ちません。 その見分け方と改善方法とは?・やる気の「幹」 次に必要なのは「なぜ、勉強をするのか?」その理由・目的を 明確にする必要があります。 大きく分けて5種類のパターンに分けられます。 子どものパターン別に勉強に結び付けていきます。・やる気の「枝葉」 これは、「勉強のやり方」です。 やり方がわからなければ、やる気は持続しません。このように、まずは根・幹・枝葉の3つをチェックします。そして、その上で、このやる気を大きく育てる段階に入るのです。・やる気の「水」← 子どもを誉めて自信・やる気を育てます。 ほめ方やほめるポイントをお伝えします。・やる気の「肥料」← やる気をぐんと伸ばす“ある”要素です。・やる気の「維持」← これはやる気を維持する方法です。これら全てをあなたのお子さんのタイプに合わせて手順どおりに実践していくことで、無理なくやる気を高めることが可能となるのです。これまでの子供のやる気を高める方法というのは、いくつかのやる気を高める要素をグループや法則に分けて、それぞれを一つ一つまたは、同時に試すことでやる気を高めていくというアプローチでした。例えば「うちの子、やる気がないんです」という相談者に対して、『目標、夢を持っていますか?夢がないと意欲はわきません』『お子さんにはライバルが必要です。』そして、「それでも夢も無く、ライバルもいなくて・・・」となると、『お子さんには、成功体験が必要です。』『とにかく誉めてください』と、このようなアドバイスしか返ってこないのです。つまり、基本的にはあれがダメならこれ。これがダメならあれ、というパターンですね。一方、私の方法は、子どもの家庭環境や性格、成績に合わせて適切なものを、適切な順番に実践していく方法です。今までの方法が、巨大迷路の中をあっちこっちと彷徨うようなものだとしたら、私がお伝えする方法は、その迷路の床にゴールまでの道順が記されている中を突き進んでいけるようなイメージ。または、「かゆいところに手が届く」といったニュアンスです。お子さんの勉強に対する「やる気」に困っている場合は、このセミナーに出席すれば、お子さんのタイプ別に「やる気の高め方」がスッキリわかることでしょう。『あ~これが足りなかったのか』と。セミナーは、各会場とも定員があります。席がどんどん埋まってきていますので申込みはお早めにしておいた方が良さそうです。それから、セミナー後の懇親会ですが、参加するかどうか決められないという場合は、念のため「参加する」の方を選択しておいてください。■やる気の高め方セミナーの案内ページはこちら注意:一件、質問があったので念のため書いておきます。このセミナーは「事前申込制」です。セミナー参加希望者は、必ず上記の案内ページ、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~または以下の申込フォームから事前申し込みを行ってください。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~▽東京会場への参加申し込みはこちら▽大阪会場への参加申し込みはこちら▽名古屋会場への参加申し込みはこちら■すでにセミナーを申し込まれた方へ:セミナー当日の持ち物を連絡していませんでしたが、必ずノートと筆記用具をお持ちになってください。メモをとったり、ちょっとした演習もしてもらおうと思っていますので。では、当日を楽しみにしていてください(^^)b感謝をこめて・・・坂本より
2008/05/27
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どうも!こんにちは、坂本です。昨日テレビでたまたま志村けんと加藤茶のコントを見たのですが、やはり今でもプロですね。コントとなると、ガラッと雰囲気が変わって、お笑いモードになる。志村けん58歳、加藤茶65歳。あなどれじ・・・。さて、前回までの話でなぜ、子供が机に向かわないのか、その理由を3回にわたって明らかにしました。親子のコミュニケーションでお子さんの成績や学習を改善していく方法はこれまでユダヤ学習法を通してあなたにお伝えしてきました。しかし、次の段階で具体的な「勉強のやり方」を教えてほしいという相談がたくさん私のもとに届くようになりました。しかし、勉強のやり方は、先生によって言うことが違います。学校では、こう言われた、塾では、ああ言われた・・・そして親からは、こんなこと言われた(笑)これでは、いったいどれが正しいのか子供には判断できませんよね。。。そこで、前回お話したお子さんが迷うであろう勉強のやり方の部分をカバーした高校受験用の勉強法教材を作ることにしたのです。教材名は、迷ったのですが・・・私の好きな“サクラ”にちなんで、こんなネーミングにしました。 『 サ ク ラ サ ク 高 校 受 験 勉 強 法 』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ユダヤ学習法は、お母さん・お父さんが読んで実践する教材でしたが、今回のこの「サクラサク高校受験勉強法」は、お子さんに直接教材を読んでもらう教材です。今回は、その教材をすでに読み終えたお母さんの声をいくつかあなたに紹介したいと思います。────────────────────────────────■体験談1 静岡県在住 黒沢さん(中2娘の母)娘は英語のみ個人レッスンを受けていますが進学塾には行っておらず、今まで受験勉強といっても、限られた時間の中で何をどの位やったら大丈夫なんだろうと不安に思っていました。この教材を読ませていただいて、五教科の具体的な勉強方法、計画の立て方、面接、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~体調管理に至るまで、受験生の立場から欲しい情報が満載で、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~まさに、目標までのレールが引かれたようで安心しました。■体験談2 広島県在住 勝間さん(中3娘の母)今までまったく家で勉強しなかった娘ですが、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~毎日頑張ってやっています。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~勉強をする姿を見るのは久しぶりでうれしいです(^^;)最初は英語と苦手な数学から始めてます。「○○○○○○○○(問題集の名前)」は自分で苦手なところが分かって、説明も分かりやすいみたいで、やっていくうちに少しずつ自信を持てるようになったみたいです。今年は受験なので、この勉強法に出会えてすっごくラッキーです!坂本先生にいい報告が出来るように頑張ります!!■体験談3 兵庫県在住 三芳可南子さん(中2娘の母)娘も4月から中3!いよいよ受験生です。小学校に入学してから、家庭学習の習慣を身につけようと教材を購入したり、よい学習法があると試してみたり、いろいろ頑張ってきたつもりですが、どれもまったく身につきませんでした。しかも、塾に通っていますが、成績は下がる一方です。あと一年で高校受験だというのに、どうしよ~と焦っていました。もう半分以上あきらめていました。そんな時にこの勉強法に出会うことが出来て、感謝の気持ちで一杯です。こんなに分かりやすく、詳しく勉強のやり方を教えてくれるものは~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~今まで見たことがありません。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~娘も私もすぐに行動をはじめました。ありがとうございます。■体験談4 東京都在住 兼村美智子さん(中2娘の母)今までは、どうやって子どもに勉強させたらよいのか、又、勉強する気になってくれるのか不安でした。しかし、この方法を知って、これから何をすれば、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~偏差値60の高校に入れるのかがわかり、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~希望と安心感を覚えました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~もし、この方法をまだ知らなければ、どうすれば成績が上がるのか、考えはするけれど子供を信じられず、無理な要求をしてないだろうか・・と悩んだり、やみくもに本屋で問題集や参考書を買ったりしていたことでしょう。でも、買ったものも自信が無いので、「これをやりなさい」とは言えず親子でぐるぐる迷い道をしていたに違いありません。 ■体験談5 大阪市在住 平野さん(小5双子の娘の母)この教材を開いてみて、第一声が「おぉぉ~短時間で読めそう!」でした。これは、批判的な言葉じゃないので誤解しないでくださいね!!こういった受験合格の本はわが双子の娘が中学受験をすると言い出してから何冊購入して読んだ事でしょうか・・・どれも小さな字で細かい!!要点を絞りながら読まなければ読破に時間がかかるんです。これって家事をしながら子供の世話をしつつの主婦には本好きでもかなり苦痛なんです。しかし、この「サクラサク高校受験勉強法」はありがたい!!これならすぐ読めると思いました。求めるのはダラダラとした膨大な内容の中に要点が点在している本ではなく、「サクラサク・・」のように、すぐ読め・要点がすぐにわかり・具体的な方法がある本なんですよ。とても分かり易かったです。小学生でも理解できると感じました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~特に○付けを「○と×をつける作業になってはいけない」の話は分かり易く胸に突き刺さる言葉だと思いました。 子供にも分かりやすい言葉で説明されており蛇足的な文章がなく、すぐに読めるのが何よりも1番だと思いました。あと、最初に誓約書にサインさせるなんて子供のやる気をくすぐるな~とニヤリとしました。 ────────────────────────────────この5人の方の体験談を読めば、サクラサク高校受験勉強法がどのような教材なのかが何となく分かったのではないでしょうか・・・?この教材を読んだお子さんは、まるで、私が直接お子さんの隣に座って勉強のやり方を~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~指導しているのとまったく同じ効果が得られます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~なぜなら私がもし、あなたのお子さんの家庭教師になったらこの教材の内容をそっくりそのまま指導していくからです。これから、私の生徒が日本中に増えていくと思うととてもうれしくなります^^みんなが、この教材を通して勉強法を定着させて成績を上げ、将来 自分の夢の実現の第一歩になってくれたらという想いをこめて教材を作成しました。そんな想いが、この教材を先に読んでくれたお母さん・お父さんには伝わってくれたようでとてもうれしいです。『サクラサク高校受験勉強法』は、一般発売を前に、このブログの読者であるあなたには普段の感謝の気持ちをこめて、先行発売価格にて購入できるようにしようと思っています。■先行発売のスタートは、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4月9日(水)を予定しています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・ 成績が「良く(49)」なる日です(^^) ・・・では、来週までもうしばらくお待ちください。発売日の変更などあった場合は、また連絡します。坂本より坂本のつぶやき:「どうしたら、子供が机に向かってくれるのだろう・・・。」今まで、それをずっと考えてきました。そのような相談を受けてもすべてを伝えられず、悔しい思いをしてきました。やはり、勉強をしない子供を動かすには、「先生の立場」である私から直接お子さんに伝えるのが一番有効な方法だし、勉強のやり方も、一度、伝えただけでは定着しない、すべてを伝えたいけど、伝えきれない・・・というジレンマを抱えていました。しかし今回、この教材を作ることで、それらすべてを一度に解決することができました。実際、今まで勉強をすることがなかった子がこの教材に目を通しただけで突然勉強をするようになったという嬉しい報告もありました。 や は り 、 気 持 ち は 活 字 で 伝 わ る 。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~そう、感じる今日この頃です・・・。▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック 入り口はコチラ ⇒ >> 成績アップの無料情報を受け取りたい場合はコチラもご覧下さい
2008/04/05
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こちらは前回の続きです。前回の内容から読みたい場合は、以下をクリックしてください。『春休み、もうすぐ受験生だというのに・・・』(前半)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2.そしてふたつ目の壁は、 「やり方がわからない、先が見えない」という壁です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「わからないから勉強をしない」という壁を乗り越えて、少しは机に向かうようになったとしても、すぐにこの第2の壁がお子さんを待ち構えています。いざ、自分で勉強をしようと思っても 「やり方がわからない。」そして、 「それをやって本当にテストの点が上がるのか、 先が見えない。」という壁です。実際、私のところにも「勉強のやり方がわからなくて・・・」という相談はとても多く、多くの親子が悩むところですよね。私がよく生徒と話していて聞くのが次のような話です。-----------------------------------------------------------------わたし「家ではどんなテスト勉強してるの?」生徒 「塾の宿題とか、教科書を読んだり・・・。」わたし「塾の宿題は大切だよね。でも、教科書を読む勉強だけで、 しっかり頭に入ってる? 勉強が出来るようになってる実感はある?」生徒 「でも、勉強しなさいって言われるけど、何をしたらいいのか わからなくて、とりあえず教科書を読んでみようかな~って」わたし「来年は、受験だけどそれで大丈夫?」生徒 「・・・」わたし「来年、自分の行きたい高校に合格したいでしょ?」生徒 「はい。」わたし「わかった。じゃあこれから言うことだけを家で勉強していけば 来年の高校受験の合格は間違いなし!って勉強法を知りたい?」生徒 「はい、教えてください。」わたし「じゃあ、先生が10時間かけて吟味した市販問題集とその使い方を 教えるからノート出してメモってくれる?」-----------------------------------------------------------------生徒と話していると、こんな話の展開になることが良くあります。教科書中心の勉強、「進研ゼミ」や「マイコーチ」などを取っているけど、毎回ほとんど手をつけずに部屋の片隅に埃をかぶって眠っている。。。やるべき問題集はあるけれども、それを具体的にどのような手順、どのような方法で活用していけばいいのかわからない・・・マル付けはいつやればいい?ノートにやるのか、直接問題集に書き込むのか?どのように問題集の復習をすればいいのか?わからなくなったらどうすればいいのか?このような細かい部分に子ども達は迷うのです。そして、一度教えたとしてもすぐに忘れます。またいつものやり方に戻ってしまうのです。だから、何度も何度も繰り返し教えることで少しずつ出来るようになっていくのです。そして、子ども達は勉強のやり方を教えてもそれをやって本当にテストの点が上がるのか、先が見えないので不安を感じながら勉強をしています。私はよく、教えている生徒に次のように話します。「英語なら●●、数学なら●●だけやっておけばいいよ。」このように「超シンプルかつ明確に」勉強の仕方を指示するので、よく生徒からは、「それだけで、本当に大丈夫なんですか?」と言われます。でも、そこで私はきっぱりと、「これをやれば、●●が出来るし、●●ができればこうなる。 だから、これだけで大丈夫なんだよ。」というように話してあげます。そうすると、本人も納得して、勉強をしてくれるのです。つまり、先が見えないと不安なんですね。今、自分がやっている勉強法が本当に効果があるのか?これだけやっていれば、本当に合格できるのか?本当に偏差値が60まで上がるのか?そんな不安を論理的に話すことが出来れば、「じゃあ、とにかくやってみるか~」と腑に落ちて、お子さんは勉強をするようになるのです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━ まとめます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━第1の壁「わからないから勉強をしない」この壁は、親子のコミュニケーションに気をつけながら、勉強に対する意識を高め、 本人がわからなくなったところから、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 本人の自信を積み上げていく勉強が必要です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~第2の壁は「やり方がわからない、先が見えないから勉強をしない」この壁の乗り越え方は、 勉強のやり方を「シンプルかつ明確に」伝え、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これをやればこうなるという「ゴール」を明確に見せてあげる ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ことが大切です。この流れでお子さんを導いていくことができれば迷うことなく成績を上げ、合格までの1本道をまっすぐに進んでいくことが可能となります。 ・ ・ ・しかし・・・。「そんなの、私には自信がありません。」「それに、教科ごとに「シンプルかつ明確」な勉強法を 教えてくれる人がいませんし、そもそも私にはわかりません。」はい(^^ゞ そうですよね。現在、私の提唱する「シンプルかつ明確」な勉強法が学べる5教科別の高校受験教材を作成しています。今まで20名のモニターさんに協力してもらいながら約半年かけてコツコツと教材を作成してきました。次回、モニターさんの声を紹介します^^春休み明けくらいにこちらでも紹介できると思います。楽しみに待っていてくださいね。それでは、また。坂本より■この続きが読めるメルマガ登録はコチラをクリック▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック 入り口はコチラ ⇒ >> 成績アップの無料情報を受け取りたい場合はコチラもご覧下さい
2008/03/31
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こんばんは。坂本です。今日は、もうすぐ受験生だというのにほとんど勉強しないお子さんをお持ちのあなたに向けてお話します。今日話す“2つの壁”を乗り越えることで子どもは、自分から勉強をはじめるようになります。春休み、これからでもまだ間に合う!机に向かわせるために必要な話を詳しくしていきます。あなたのお子さんのことと照らし合わせながら読んでみてください。今回の話の続きはこちらから登録しておくといち早く確認できます。→ http://e-homeschooling.net/mailmag_form.htmさて、前回までの簡単なあらすじ・・・今まで読んでくれていた方も復習だと思ってあらすじを確認してくださいね。▼このシリーズをすべてはじめから読みたい場合は こちらをクリックしてください。<あらすじ>------------------------------------------------前々回にこんなクイズを出題しました。━■クイズ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 子供たちはなぜ、勉強の必要性を感じていても、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 潜在的に勉強ができるようになれたらなぁと感じていても ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 机に向かおうとしないのでしょうか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━そして、80件くらいの回答提出がありましたが、前回、私が発表した回答は、 勉強をするまでに超えなければいけない ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2つの壁があるから。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~というものでした。(あらすじここまで)-----------------------------------------今日は、この2つの壁について詳しく話していきましょう。では、ここから今日の内容です。■お子さんが乗り越えなくてはいけない「2つの壁」とは?━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.まず、ひとつ目の壁は、 「勉強がわからないから したくない」という壁です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━これは、成績が下位の子に多いのですが、学校で算数や数学・英語・理科などの授業を受けていてもゼンゼンわからないのです。そういう子の場合、勉強の話となると自分自身を非難されているように感じとたんに機嫌が悪くなります。親から「勉強しなさい」と言われてもやってもわからないので、やる気が出ないわけです。これは、たとえて言えば、 自分のもっとも嫌いなこと、苦手なことを ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 無理強いさせられる感覚に似ています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~私なら、以前営業の仕事をしていたことがあるのですが、「飛び込み営業」と「テレアポ」が何より嫌いでした(>_
2008/03/31
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こんにちは。坂本です。前回お送りした宿題ですが、たくさんの回答メールをありがとうございました。この3日間で一気に80件くらいは届いたでしょうか。さすがに個別の返信は出来ませんのでご理解ください。今回、「なぜ子どもは勉強をしないのか?」についてさまざまな考えがあることがわかりました。そして、今回のように質問に答えることで自分の考えが整理され、「子供とどう接していけばいいのか、そのヒントが見つかった」という方もいました。では、もう一度宿題となったクイズを確認してみましょう。━■クイズ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 子供たちはなぜ、勉強の必要性を感じていても、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 潜在的に勉強ができるようになれたらなぁと感じていても ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 机に向かおうとしないのでしょうか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(※注意:なお、今回は子どもの「精神的な問題」や「勉強に 対して無関心」というケースは考えません。あくまで、勉強 に対して必要性を多少感じている場合についてのお話しです。)では、私なりの回答はコレです。 ↓-----------------------------------------------------------なぜなら子供たちは、勉強をしようと思っても、「やっても、どうせわからない」と思っていたり、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「どう」勉強すれば、「どこまで」成績が上がるのかが見えない~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~と思っていたりするから。-----------------------------------------------------------子供が勉強をはじめるまでには、 乗り越えなくてはいけない「2つの壁」があります。■まず、ひとつ目の壁は、 「勉強がわからないからしたくない」という壁■そしてふたつ目の壁は、 「やり方がわからない、先が見えない」という壁です。1つ目の壁で立ち止まっている子どももいれば 2つ目の壁で立ち往生している子どももいます。そして、この2つの壁を両方乗り越えることができれば氷の上をスケートで「スーっ」と進んでいくように、まるで“慣性の法則”のごとく、自然に成績が上がっていく世界が待っているのです。さて。では改めて考えてみてください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ あなたのお子さんは今、 どちらの壁にぶつかっているのでしょうか?━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第1の「勉強がわからないからしたくない」という壁は、特に数学(算数)や英語、理科の計算分野でこの壁にぶつかっている子供たちが多いです。主に、成績がじわじわと下がっている子です。第2の「やり方がわからない、先が見えない」という壁は、勉強は少しはするけれども、なかなか成績が上がらないまたは上がったり下がったりを繰り返す子です。それでは・・・それぞれの壁を乗り越えていくためには、具体的に、どうしていけばいいと思いますか?実は、それぞれの「対策」というかこの2つの壁を「一気に乗り越える方法」というのがあります。しかし、これについて語りはじめると、かなり長くなってしまうので・・・というか、書いていたのですが、途中で収拾がつかなくなってしまったのでまた書き直します^^;次回続きをメールしますね。次回はかなり濃い内容(笑)になると思いますが、とても大事な話になります。特に、お子さんの成績を上げたい、さらに安定的に伸ばしていきたいという場合は読んでおいたほうが良いでしょう。もし、あなたが壁を乗り越える方法を考えてみて、「もしかしたら、こうやれば乗り越えられるんじゃないかなぁ」という解決策等があったら、私宛にまたメールで送ってくれてもOKです。私からの回答(この2つの壁の乗り越え方について)は、もう少しお待ちください。では、また。坂本より追伸:ようやく、この2つの壁を乗り越える方法についてお話できる準備ができました。今までは、具体的な解決策が提示できなかったので話したくても話せなかったのです。追伸2:妻の腰の具合は、今は整体に通い、少しずつ良くなって来ています。心配してくれてメールをくれた方、ありがとうございます。家事がんばってます!(^^)!▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック 入り口はコチラ ⇒ >> 成績アップの無料情報を受け取りたい場合はコチラもご覧下さい
2008/03/27
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こんにちは。坂本です。今日は最後に、宿題(クイズ)があります。どんな宿題かというと、この答えを考えるだけで、あなたのお子さんの「やる気アップ」につながるクイズを出題します。どうぞお楽しみに^^--------------------------------------------------最近新たにこのメルマガを読むようになってくれた人もいると思います。坂本って誰?という場合は、先日取材を受けた雑誌DIVEの記事を読んでもらえば私のことはだいたいわかるとおもいます。→http://www.di-ve.jp/0803/080303sp3_1.php不定期で発行されるこのメルマガ、「もう読みたくない」という場合は、どうぞこの画面を閉じてください。--------------------------------------------------■嬉しいニュースがありました。先日、私のもとに嬉しいニュースが届きました。それはどんなニュースだったかと言うと、私が個別指導で勉強を教えてきた中3生「全員」が志望校に合格したというニュースでした。そうです。合格率100%。やはり、みんなが自分の行きたかった高校に進学できるというのは教えていた側としてもとても嬉しいことです。しかし・・・。「もっと早くに勉強しておけばよかった」前期試験(推薦入試)で不合格になってしまった、ある受験生が私にそんな言葉を漏らしていました。私の指導している塾は個別指導塾ということもあり集団授業ではついていけない偏差値30~40レベルの生徒も多く在籍しています。先ほどの言葉は、毎年必ず受験生から聞くことになる決まり文句なのですが、これを聞くたびに私は、「この子達にもっと早くやる気にさせることができたら・・・」と考えてしまいます。あなたも少し、考えてみてください。勉強に対してまったく興味が無いお子さんがいたとします。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【その子の意識を、勉強に向かわせるには どうしたらいいと思いますか?】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・ ・ ・いくつか方法はありますが、まず、即効性のあるものは「ない」と思ってください。その上で、意識の無い子の気持ちを少しずつ勉強に向かわせていくためには、1.勉強の必要性を伝えること2.潜在的に思っていることを伝えることこの2つの方法があります。1の「勉強の必要性を伝える」というのは、将来、就職する時により多くの職業を選択できることや発想力の助けになるということを伝えることで子供たちに勉強の必要性を認識してもらう方法です。また、2の潜在的に思っていることとは、勉強が出来ない子供たちは潜在的に誰もが、「できれば勉強ができるようになりたい」と思っています。だから、『これをやれば今よりも勉強ができるようになるから、授業もよくわかるようになるよ。』と言って勉強をする動機付けとして使います。確かに、この2つの方法を使うことで子供たちの意識をある程度、勉強に向かわせることは可能です。とはいっても・・・。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 果たしてこれだけで、 子供たちは机に向かうようになるのでしょうか?━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━私もこれまで生徒たちのモチベーションを上げるために、勉強の必要性を伝えたり、潜在意識を刺激するようなことを伝えてきました。しかしそれだけでは子供たちは、机に向かうことはありません。。。意識は高まるのですが、自分から勉強をするまでには至らないのです。。。子供たちは、勉強の必要性を何となく感じている。 そして、潜在的に「勉強ができたらいいなぁ」とも感じている。 なのに、どうして子供たちは ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 机に向かわないのでしょうか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・ ・ ・私のメルマガを毎回丁寧に読んでくれているあなたであれば、その答えがわかるかもしれません。このメルマガの目的は、あなたに「お子さんの成績をさらに上げるヒント」を見つけてもらうことです。「お子さんのやる気を育てる方法」そのヒントを見つけてもらいたいので、今回のこの問いはあなたへの「宿題」とします。尚、このクイズの回答を考えておいてください。「きっと、こんな答えなんだろうなぁ」と【思うだけ】ではあなた自身の成長はありませんよ。必ず、紙に書くなどして、自分自身の意見を整理してみてください。ここでもう一度、クイズの内容を確認してください。━■クイズ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 子供たちはなぜ、勉強の必要性を感じていても、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 潜在的に勉強ができるようになれたらなぁと感じていても ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 机に向かおうとしないのでしょうか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━あなたの答えは何ですか?次回、私からの答えをアップします。感謝をこめて坂本七郎追伸:今年はサクラの開花が早いようですね。私はサクラの花が大好きです。サクラほど美しい花は無いのではないかと思うほどです。また、あのサクラ色にそまった景色が見れると思うと、今から楽しみですね。これから受験を迎えるあなたのお子さんにも嬉しい「サクラが咲く」ようにこれからも応援していきますのでがんばっていきましょう♪▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック上のような無料メルマガを発行しています。登録したい場合は、以下のリンクから登録してください。→http://e-homeschooling.net/mailmag_form.htm
2008/03/22
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こんにちは。坂本です。さて、今日は勉強をする理由編の最終回ですね。1回目には、コミュニケーションの話。2回目には、自信を育てることで得られる恩恵。それから、 子どもの指導法に関しての注意点がありましたね。で、勉強をする理由の最後は、 「目標達成力を育てること」です。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼勉強をする理由 その3「目標達成力を育てること」 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄今回は、ちょこっと難しい話かもしれませんががんばってついてきてください。まず、この質問をちょっと考えてみてください。 ↓■お子さんが、将来就職する約10年後、 企業は、一体どんな人材を一番欲しいと思うでしょうか・・・? ・ ・ ・私がこの記事を書く前に、いくつかの就職関連情報を検索してみたのですが、企業が社員採用時に求めている能力を見てみると表現の仕方に多少バラつきがありますが、ほとんどの企業で、「目標達成能力」が求められています。そして、この傾向は今後さらに顕著になっていくことが予想されます。それは、「社内システム導入による自動化」の波から説明することが出来ます。社内システムというのは、簡単に言ってしまえば、今まで人がやってきた単純作業(つまりルーチンワーク)をコンピューターが自動的にやってくれるようにした仕組みのことを指します。企業は、社内システムを導入することによって社内業務をどんどん効率化しようと考えています。するとどうなるのか?はい、仕事から単純作業がどんどん減っていくことになりますよね。このように単純作業が次々に減っていくと、どのようなタイプの仕事が残るのでしょうか・・・?そうです。単純作業が減っていけば、必然的に「人と会う仕事」と「考える仕事」の割合が増えていくことになります。「人と会う仕事」は、 人間力とコミュニケーション能力2つのスキルが必要な仕事です。そしてもう一方の「考える仕事」は、各個人が【考え、計画を立て、実行する】タイプの仕事です。つまり、頭を使った仕事の比率がどんどん増えていくわけですね。なので、企業側としては、その採用基準としてコミュニケーション能力、人間力、そして目標達成力といった、個人の能力・スキルがより重要視されているのです。そして、このシステム化の流れは今後も広がっていきますので約10年後、あなたのお子さんが就職する頃にはさらに、実力主義の考え方が加速していると考えておいてください。そして、これらの能力はお子さんの勉強を通して、育てていくことが可能です。そうです。勉強をすることで、これからの時代にもマッチする能力(つまり、目標達成能力)を育てていくことが出来るのです。では、この目標達成能力とは具体的にどのような場面で育てることができるのかをお話したいと思います。これはズバリ、「テスト前」と「長期休暇中」です。中学生になると各学期ごとに定期テストがありますよね。その定期テストがはじまる、だいたい2週間くらい前から目標を立てて、計画(予定)を立て、テスト準備をしていきます。この一連の目標を立てる ⇒ 計画を立てる ⇒ 準備を進めていくという流れをしっかりと実践してもらいたいのです。しかし、まだお子さんが小学生の場合は細かい計画ではなく、おおざっぱな計画でいいでしょう。例えば、「今度の算数のテストで90点以上を取る。 そのために、毎日○○をして、テスト前に復習をする」このくらいの計画でOKです。中学生になったら、今度は具体的なスケジュール表などを使った計画の管理を教えていきます。はじめは、恐らくうまく計画通りにいかないでしょう。でも、それでいいのです。そうやって、失敗を繰り返しながら次第に自分の計画の立て方のコツを学んでいくのです。また、夏休み、冬休み、春休みなどの長期休みのときにも宿題などの計画を立てられますよね。もうすぐ、冬休みです。ぜひ、この冬はお子さんと冬休みの計画を立ててみてください。はじめは、計画を紙に書くときには、絵などを入れたりしながら楽しく計画を立てられるといいですよね。何事も楽しさを入れるのがポイントです。ぜひ、これからテスト前や長期休み前には目標と計画を立てて、目標達成能力を少しずつ磨いてあげてください。それでは、また。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!坂本より▼ ためになる中学受験情報がいっぱい 入り口はコチラ ⇒ ▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック 入り口はコチラ ⇒
2007/12/18
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>> 前回までの話はこちらをご覧ください。しかし・・・。これだけでも十分な気がしますが子供の自信を育てていくと、それ以上の恩恵を得ることができるようになるのです。その恩恵とは・・・?実は、子どもの自信を育てていくと次のようなプラスの連鎖を引き起こしていくのです。 【子どもの自信が育つ】 ↓ 【自信が育つと、何事もやれば出来ると思えるようになる】 ↓やればできると思えるから・・・ 【その結果として、「努力をする子」に育つ】 ↓努力ができるようになるので・・・ 【さらに成績が上がり、より上位レベルの学校を志望するようになる】 ↓上位レベルの中学・高校・大学と進めば・・・ 【結果的に就職に有利となり、職業選択の自由度が増す】 ↓ 【自分で人生を生き抜き、切り拓く力が生まれていく】自信を育てていくとこのようなプラスの連鎖を生んでいくことが可能となります。しかし一方で、「自信を育てる指導をしていない場合」はこのようにはいきません。褒めずに、叱ってばかりの指導が中心になってしまうと逆に、勉強が嫌いになり、親に反抗するようになったり成績が伸び悩んだり、ストレスで病気を引き起こしたりといった負の連鎖を引き起こしかねません。教え方一つで、その子の可能性を広げたり逆に可能性を小さくしマイナスにしてしまうことだってあるのです。さて、次に取り上げる指導法は、決してやってはいけない教え方なのですがとても多いケースなので、取り上げておきたいと思います。あなたは、教える時、自分の「体験」や「能力」と比較して~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~子どもに指導してしまったことはありませんか?~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~つまり、昔の自分はこのぐらいの問題は出来た。だから、あなたの子が問題を解けないときに「何で出来ないの!」とつい言ってしまうのです。でも、子供はあなたと同じ能力や環境で生まれ育ってきたわけではありませんよね。だから、すぐに理解できるものもあるし、出来ないものもあるのです。だから、比較すべきは、【その子自身の過去】と比較すべきなのです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~前回できなかった問題が出来るようになった ⇒ 褒める前回に比べ、点数や偏差値が上がった ⇒ 褒めるというように、過去の自分からどれだけ進歩したのか?どれだけレベルアップしたのか?それが子どもを褒めるべき点なのです。このように褒めていく習慣ができれば自然にがんばる気持ち、つまり「やる気」が育っていきます。このように、過去のあなたとの比較はいけませんが、もう一つ比較してはいけないものがあります。それは、【友達との比較】です。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~では、ここで質問です。友達との比較をしていくと、子どもはどのようになっていくと思いますか?競争心が育つ?負けず嫌いになる?そういうと、聞こえはいいと思うかもしれませんが実際は、それらの感情は裏を返すと「ねたみ」や「そねみ」、自己中心的な心を育てていきます。そして、子供の中に 「ストレス」が溜まっていきます。では、実際にあなたにも今からこの、子供が友達と較べられたときの感情を感じてもらいましょう。例えば、あなたのご主人から次のように言われたときのことを想像してみてください・・・。「お隣さんの奥さんは○○ができたのに、何で君はそれができないの?」・・・いかがですか?こんなこと言われたら、何だかムカつきませんか?(笑)これと同じようなことを毎回子どもに言っていたら、子供はその度に、今あなたが感じた感情を持つのです。 ・ ・ ・わかりましたね。だから、友達との比較はしてはいけないのです。そう、比較すべきは、本人なのです。この点に注意しながら、お子さんの自信を育てることにフォーカスをした指導や声がけをしてみてください。すぐに、子供の感情が変わり始めます。子供の感情が変われば、成績もすぐに上がり始めますよ。そして、このように自信を育てる指導を意識するようになると親子関係がすごく良くなっていきます。そして、さらに良いことに反抗期などは、起こりようがありません。なぜなら、自分を理解し認めてくれる人に反抗なんてする必要が無いからです。育て方一つでここまで変わるという事実。ちょっとの考え方の変化がお子さんとあなたとの関係を劇的に変えていくのです。今回の話が、あなたの【気づき】になってくれたらとてもうれしいです。最後まで読んでいただき、心から感謝しています。「勉強をする理由」、次回は最終回です。お楽しみに。坂本より▼ ためになる中学受験情報がいっぱい 入り口はコチラ ⇒ ▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック 入り口はコチラ ⇒
2007/12/13
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こんにちは。坂本です。ではでは。早速ですが、今日のテーマに入っていきましょう♪さて、今日は前回に引き続き、勉強をする理由について考えていきたいと思います。前回はコミュニケーション力を上げるために勉強をするという話でした。コミュニケーション力は、学力以上に大切な能力です。ぜひ、コミュニケーション力を高めるために勉強をしているということをお子さんに教えてあげてくださいね。それでは、今日は勉強をする理由の2つめ「自信を育てるきっかけ」について話していきたいと思います。今回は、子どもに話して聞かせるというよりは“私たちが気をつけるべき”という趣旨の話です。実は、これ。お子さんに勉強を教えていく上で、もっとも大切なことの一つです。最後までじっくりとお聞きくださいね。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼勉強をする理由 その2「自信を育てるきっかけ」 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄この【自信を育てるきっかけ】という部分は私たち教える側(教師や親)がそのカギを握っています。つまり、私たちの行動一つでお子さんは大きく変わっていくということです。では、どう変わっていくのかをお話しする前にまず最初に、あなたに質問があります。ちょっと考えてみてください。【Q】お子さんに勉強を教えるとき、 あなたは何を考えながら指導していますか?この質問に対して、多くの人はこう答えます。「できるだけ分かりやすく説明するように考えながら指導しています」と。それはそれで決して間違いではないのですが、私は次のようなことを常に考えながら子供たちを指導しています。どうやったら、この子に自信を与えられるだろう・・・?~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~子どもが一番伸びる指導の仕方。 それは【自信を育てる】ことを意識しながら教えることです。人間の脳は、「脳がリラックスし、プラスのイメージを持っている時」が 最も勉強に適していると言われています。それは、こんな場合を考えてみればイメージしやすいかもしれません。【パターンA】「なんで出来ないんだ!!おまえは馬鹿か!早く今、覚えなさいっ!!」と言われながら勉強するのと【パターンB】「そうそう、よく出来たね。さすがは○○君だね。 よし!じゃあ、この調子でこれも覚えちゃおうか~。」というように、「脳がリラックスし、プラスのイメージを持っている状態」で勉強するのでは、どちらがより効率よく覚えられるでしょうか?これは、もちろん後者、 つまり【パターンB】の方ですよね。 (ちょっと極端でしたが・・・(#^.^#))勉強を教えたり、暗記をしたりする時にはできるだけ、本人に自信(プラスのイメージ)を与えることを考えながら教えることが最も大切です。プラスのイメージを持たせながら勉強をしていくと子どもたちは、すぐに勉強が好きになります。勉強が好きになれば、それに伴って成績も上がってきますのであなたがお子さんを褒める頻度も増えてきますよね。そして、褒める回数が増えれば子どもはさらに自信を高め、「やる気」がもりもり沸いてきます(笑)やる気が出れば、おもしろいように成績が上昇していきますよね。このように、自信を与えることを念頭に置きながら指導するだけで、「やる気アップ」と「成績アップ」が同時に実現できるのです。そしてこれは、あなたのお子さんにも十分起こりううことなのです。ですので、あなたが勉強を教えるときに常に意識していて欲しいのは、つまりこのこと。そう、 お子さんの【自信を育てること】なんです。だから言い換えると、勉強というのは【お子さんの自信を育てるきっかけ】づくりになるのです。しかし・・・。これだけでも十分な気がしますが子供の自信を育てていくと、それ以上の恩恵を得ることができるようになるのです。その恩恵とは・・・?次回につづく・・・。 >> その続きはコチラをクリック!▼ ためになる中学受験情報がいっぱい 入り口はコチラ ⇒ ▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック 入り口はコチラ ⇒
2007/12/11
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼勉強をする理由 その1「コミュニケーション力」 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄では、勉強をする理由についてお話していきましょう。勉強をする大きな理由の一つそれは、勉強をすることで「コミュニケーション力が上がる」からです。つまり、簡単に言うと勉強をすればするほど、「話し上手」「聞き上手」になれる。また、「人とすぐに仲良くなれる」「いろいろな話が出来るので楽しい人」と思われる。ということが起こるようになります。もしかしたら、普段の勉強だけを見ていると方程式を解いていたり、実験器具の名前を覚えたり机に向かって勉強をするだけなのに何で、勉強をするとコミュニケーション力が上がるのか今はまだ、ピンとこないかも知れません。しかし、こう考えてみてください。私も日々、人との出会いで実感していることなのですがある知識を持っていただけで「共感」や「会話の広がり」が得られる経験をしたことってありませんか?例えば、分かりやすい例で言えばテレビ番組の話題が挙げられます。学校である人気テレビ番組の話題が出ていたとします。もし、あなたがその番組を見たことがあればその話題には簡単に付いていけるでしょう。また、話も盛り上がることでしょう。しかし、あなたがその番組を見たことが無ければその話題には付いていけずに話も盛り上がりにくいですよね。つまり、知識があるだけで相手と共感が持てて、話も盛り上がるようになるのです。また、仕事でも同様のことが言えます。例えば、人と接するお仕事の場合、いろいろなお客さんと話をします。その時、「お客さんが話したいことを引き出して聞く」ということは、ひとつの大切なコミュニケーションのテクニックです。例えば、歴史好きのお客さん。ある程度、歴史の話についていけなければ、話は盛り上がりません。でも、逆に歴史についてそれなりの知識を持っていれば「お~、それを知っているのか~。そうなんだよなぁ~」というように話が盛り上がり、お客さんと一気に仲良くなれます。仲良くなることで、自然と信頼もしてくれるようになるので結果として、そのお客さんが常連客になってくれたりあなたも仕事がより一層楽しくなったり、というようなことが起こるのです。今、紹介したように知識を持てば持つほど人とのコミュニケーションが深まり、そして楽しくなっていきます。また、会話が弾むようになるので人と仲良くなるのが普通の人と比べて早まります。こういった理由から勉強をして知識を深めておくことは将来、お子さんが仕事や人間関係を円滑にしていくのに非常に役に立つのです。もし、お子さんが友達との関係で何か自信をなくしていたりもっと話が上手になりたいという気持ちがあるのであれば勉強をしていくことで、その部分がカバーできることを教えてあげてください。もちろん、思春期の子どもたちが気になる恋愛にも効果を発揮します。会話が上手になれば、異性にもモテるようになるかもしれません。一緒にいて楽しい、オモシロイというのはモテルための大事な条件といわれていますよね。そんなオマケも付いてくるのです。特に男の子は、こういった部分に敏感かもしれませんので(笑)もし、好きな子や気になる子がいるようであれば、こんな話をするのもいいかもしれませんね。勉強をする理由の一つ。それは、コミュニケーション能力を向上させるため。知っているか、知らないかだけでも大きな「共感」を得られるようになるのです。「共感」は、相手との親近感をつくり心の距離を縮めることに繋がります。だから、勉強をすることは、人間関係作りにとっても役に立つのです。ぜひ、このコミュニケーションの話をお子さんに伝えてくださいね。もし、うまく伝えられない場合は、この手紙を印刷して子どもに手渡してみてください。それでは、また次回をお楽しみに。坂本より▼ ためになる中学受験情報がいっぱい 入り口はコチラ ⇒ ▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック 入り口はコチラ ⇒ ■このような勉強に関する情報をメルマガで受け取れます。受け取りたい場合は、こちらをクリックしてください。
2007/12/09
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<勉強をする理由>こんにちは。坂本です。12月に入りましたね。年末にかけて段々と忙しくなる季節だと思いますが体調には気をつけて家事に仕事にがんばってください。さて、今日から数回に分けてとっても大切なお話をしていこうと考えています。最近、ユダヤ学習法のメルマガ会員の方から次のような相談をいただきました。------------------------------------------------------------私は子供を学校に頼らず家で育てて行きたいと思いまして、ホームスクールやホームスクールングの情報を探して検索しておりましたら、こちらのページに出会いました。私自身、何のために勉強をしなければいけないのか子供に自信を持って伝えられません。得に「勉強する理由を教える」と言うところが私も分からないので伝えられません。-------------------------------------------------------------私もよく子どもたちから「何で、勉強ってするんですか?」と聞かれることがあります。しかし、この質問実は、と~っても深い内容なのですね。子どもにしっかりと伝えるためには順を追って、一つずつ説明しなければ「あ~、そういうことなんだぁ。」というように腑に落ちないのですね。そこで、今日から数回に分けて【勉強をする理由】について詳しく説明していきたいと思います。なので、もし、あなたのお子さんが【やる気があまり無い】あるいは、【勉強をする理由をしっかり理解していない】のであれば、私の今後数回の話をしっかり聞いてください。そして、それをお子さんに伝えてみてください。伝えるだけで、やる気になってくれたら、最高にラッキーですよね。では、次回から具体的な勉強をする理由について話していこうと思います。この記事の続きはコチラ▼ ためになる中学受験情報がいっぱい 入り口はコチラ ⇒ ▼中学生のお子さんをお持ちの場合はコチラをチェック 入り口はコチラ ⇒
2007/12/08
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