25~いけばな




2025.1.5


金垂れ柳で ☆ 生徒様達のお正月いけ花 





暦通りだと
例年に無く、長いお正月休みも、今日までですね。
みなさま、いかがお過ごしだったでしょう?

今日も生徒様達の
お正月花のご紹介です。

先ず一作目は、大ぶりぶりの松に
金垂れ柳を添わせて、
縦感を大事にしたフォルムで活けてくださいました。

新年らしくスッと、立ち上がる雰囲気が良いですね。







こちらは金垂れ柳を丸くして
松の直線に対して曲線を表現、
互いに際立たせていますね。

千両とドラセナ(黒葉)が
作品にボリューム感を持たせ
安定感がありますね。





こちらは金垂れ柳を自由に飛ばす感じに遊ばせて
おおらかな表現に個性を感じます。
松や菊はギュッとマッスにして
その対比も効いています。
そしてこちらは、
四方見(オールラウンド)で楽しめる活け方です。

この菊は高級な菊だそうで、お花屋さん一押しの
花材でしたが、繊細で、水が下がりやすかった⤵

私も自宅にいけましたが、
何度か水切り水揚げをしなおしました。
それでも、まだ活けてあるので
菊はやっぱり、花もちはいい方ですね。

お正月花に限らず、レッスンの花材選びは
花もちがとっても気になります。
生徒さん達に少しでも長く楽しんでいただきたいので。






2025.1.7


松の内ということで ☆ 生徒様達のお正月いけ花 





教室の生徒様たちのお正月花のいけばな。
こちらは、
大きめの壺に大王松、菊、
金垂れ柳、葉ボタン、千両です。

どっしりと活けて、
お正月らしい風格を感じますね。





こちらは、浮き花というテーマレッスンです。
丁度お正月花のレッスン日ということで
こんな感じのめでたい浮き花になりました。

黄色い菊を、思い切って短くして
使ったのが、生きていますね。

最初、金垂れ柳を両方平らに活けてありましたが
金垂れ柳の向きを寝かせたり立たせたり
左右変えて活けて留めるのに少し苦労しました
(^▽^)/ ワタシが・・・
同じじゃ、表情に面白みがないですものね。






こちらはお正月飾り。
松飾とも言えるでしょうか・・・

サンプルはまっすぐの形だったのですが
こんな風に斜めも、イイ感じじゃない?と
お伝えして、ご覧の形に仕上がりました。

全体のバランスがとれていて
鶴も飛び立ちそうですね。

松の内は1月7日まで(関東)
地域によっては15日までということで
今日とあと一回、
お正月花をご紹介させて頂きますね。





2025.1.9


少な目の花材でも ☆ 生徒様達のお正月いけ花 





こちらは、
敢えて、用意してあるお正月花材から
活けたい器に、いけたい本数の松と菊を選び
シンプルに活けてくださいました。

御正月花はいつもより少し多めの花材を
ご用意しますが、いける場所や器にあわせて
自由に活けていただきました。





こちらは、お正月向きの
花器に、金垂れ柳を丸くして
祝い花の雰囲気を膨らませています。

ご用意した花材すべてを使っていけてあります。

華やいだ雰囲気になりましたね。





そして、こちらは敢えて菊三輪だけ。
鉄の草月オリジナル花器に
活けてくださいました。

シンプルに、単純化の極というタイトルの
テーマレッスンです。

関東では、松の内もあけましたが
地方によっては14日までと言いますので
お正月のいけばな最終回として
ご紹介させていただきました。

ご覧いただき、ありがとうございました。






2025.1.13


赤芽柳で ☆ 生徒様達の早春いけ花 





こちらは、
赤芽柳とカーネーション、モンステラで
12月入会の高校1年生の生徒様の
花型法によるいけばなです。






モンステラの葉の使い方が難しいと
おっしゃってましたが、
まだ3回目のレッスンで
いけばなを楽しみながら
活けてくださるのは嬉しく、頼もしい限り。(^▽^)






こちらは、同じ生徒様が
いけた、投げ入れと呼ぶ活け方。

最初、思う角度に留めるだけでも
音を上げることが多いのですが
しっかり、理解しながら
生まれてはじめての投げ入れ。

カーネーションは、花もち抜群なので
お家でも長く楽しんでくださるでしょう。






こちらの投げ入れは
赤芽柳、カラーとスイトピーを使って
第一応用立身型とよぶ投げ入れです。
(花型法は基本から始まり第八応用まであります)

スイトピーの色合いを考えて
ご自分で花器を選ばれました。

お花と器の関係、大きな要素となるので
どの器を選ぶかでだいぶ違ってきます。

ところで、カラー好きな方も多いと思いますが
実は、わたしも大好きなお花のひとつです。
HANA魔女日記のタイトルバックの
お花もカラーです(^▽^)/






2025.1.15


赤芽柳で ☆ 生徒様達の早春いけ花 part2





こちらは、
赤芽柳とモンステラを使って
剣山無しで活けてくださいました。

剣山を使わず水盤(たいらな花器)に
花を立たせていけます。

そして、花も使わず(笑)柳と葉っぱだけでも
ご覧のようなインパクトのある
いけばな作品に仕上がります。

花の華やかさに頼らず
枝の表情とか葉の向きとか、よく考えて活けるので
緊張感があって素敵な作品になったとおもいますが
いかがでしょうか。





こちらは、赤芽柳を角度をつけていけて
オリエンタルリリー、八重の百合、ディアンサと
モンステラーを使って、横長のスタイルの盛花。

モンステラがしっかりと足元を締めていますね。




こちらは、
いつもご紹介している、投げ入れ。

何気なく花瓶に生けているようですが
実際は、花留めに技術を要しますし
自在に活けられるようになったら
器を選ばず、剣山も不要の最強の活け方です。





今回使った八重の百合、
大輪で、華やかで、存在感たっぷり。

仕入れ時に、何種類か大輪の百合があったのですが
八重が魅力的で、迷わずセレクト。

生徒さま達にも気に入って戴けたようで
嬉しかったです。(^▽^)/






2025.1.17


赤芽柳で ☆ 生徒様達の早春いけ花 part3





こちらは、
赤芽柳とカラーとスイトピーで
生徒様がいけた、
いけばなのレッスン作品です。

ヤナギもカラーもスイトピーの茎も
直線的な花材ですが
こうして揃えて活けると
直線のもつ美しさが際立ちますね。





こちらは、投げ入れ。
花型法で活けてあるので
器に対する花の長さや角度が
決まっています。

投げ入れなので、
決まった角度に留めるのに技術を要し、
回を重ねると、留められるようになります。^^

そして、この器!
質感が写真では伝わりにくいですが、
味わい深い花器かな・・・とお気に入りです。

生徒さんも、
気に入って使ってくれているようです。





ヤナギは、矯め(ため)が効く花材。
ご覧のように、グルグルとしても折れません (^▽^)/
こちらは、
ヤナギの曲線とカラーの直線の対比が
インパクトある作品にしています。
左にスイトピーのマッスをいけたのも
ワンポイントになっていていいですね。






2025.1.19


赤芽柳で ☆ 生徒様達の早春いけ花 part4





こちらは、
剣山を使わないで水盤に盛花をいける
生徒様のレッスン作品です。

「剣山無し」と呼ぶ活け方で、
技術的にも、表現としても
結構、難易度高め。(^▽^)

ただ、立っているだけではダメで
美しくないと・・・です。

頑張っていけてくださいました。
うまくいって良かったです。(^^)v






こちらは、投げ入れ。
大きな葉、モンステラの使い方が
難しいとおっしゃってましたが
バッチリ、〆の効果もだせて
伸びやか、かつスッキリな作品になりました、ね。





こちらは、併合花型と呼ぶ花型法で
器を二つ使って、二つの花型を合わせて
ひとつの作品にいけます。

花器の選び方に始まって
どの花型を選ぶかにもよって
かなり作品の雰囲気がかわります。

トータルで素敵ないけばなになり
基礎から第八応用まである花型法を
深く理解して頂けたとおもいます。

以上、いつものように
きらら♪教室での生徒さま方の
レッスン作品のご紹介でした。






2025.1.23


赤芽柳で ☆ 生徒様達の早春いけ花 part5





こちらは、
赤芽柳とオリエンタルリリー、
八重の百合、ディアンサと
モンステラーを使って、壺活け。

壺の入り口が狭くなっているので
意外に活けにくいのですが
ヤナギを上手に留めて伸びやかに活けた
生徒様のレッスン作品です。

大きなモンステラの葉も
上手に使いました。(^^)v





こちらは、
丸いフォルムが特徴的な
草月花器に、花器のカーブラインを意識して
矯(た)めをしっかり効かせた
赤芽柳のラインが呼応しています。

スイトピーもバラもマッスに使って
色を意識して、活け手の意思が
伝わる素敵な作品になりました。






こちらは、台形のシャープな器に
直線を表現した柳。

いつもながら、器と花材とのコラボ要素は
作品に大きく影響しますね。

何を表現したいか?がはっきり伝わるいけばなのパワー、
これからもレッスンで大切に伝えたいことの一つです。






2025.1.26


赤芽柳とサンゴミズキで ☆ 生徒様達の早春いけ花 part6





こちらは、
赤芽柳、カラー、モンステラで
スッキリと自由花。

石作りに見える花器選びもピッタリでした。
実は陶器でだいぶ昔の草月花器
今使っても、新鮮な感じがします。





こちらは、サンゴミズキで、
「線で面をつくる」テーマレッスン。

このように、草月テキストでは
自由花でもテーマを決めて取り組み
ムリなく自由な発想を育めるように
カリキュラムが編まれています。





こちらは、
サンゴミズキの細かい脇枝をカットし
「直線と曲線の構成」というテーマレッスン。

構成力は大事ですから、
テキストレッスンで、
こうして学びを深めることができるのは
素晴らしいな~と、
今ブログを書きながら、改めて思っています。

こんな風に、
こちらが学ばせていただいていて、幸せです。






2025.1.30


赤芽柳とサンゴミズキで ☆ 生徒様達の早春いけ花 part7





こちらは、
サンゴミズキと、カラー、
スイトピー、ユーカリで自由花。
サンゴミズキをしっかり矯めてクルクル巻き、
花留めにも使って、投げ入れです。

花器の口が広い場合
何かで花留めを考えないと
思う形に留められないのですが
花材から選んで、花留めも工夫。

ナイスアイディアで面白い作品に仕上がりましたね。






こちらは、
四方見(オールラウンド)にいけてあります。
どの方向からも見られることを想定した活け方です。

家庭の中では背景が壁ということが多いですが
(昔は床の間とか)
パーティ会場とか人が回遊する場にいけるときは
必須のスタイです。






こちらは、赤芽柳のラインの美しさを表現。

赤芽柳の芽から赤いお帽子が(笑)はじけて
ネコヤナギに変身していますね。

デンファレを一本添えて
アクセントにしているのも成功しましたね。

お花がいっぱい!だけではない
いけばなの表現の一つ、
引き算の手法で、インパクトが増します。

いけばな教室の生徒様達の
レッスン作品のご紹介でした。





2025.2.1


アオモジやアズキヤナギで ☆ 生徒様達の早春いけ花 





こちらは、
アオモジ、モカラ(オレンジ)、
スイトピー、ヒペリカム、ユーカリと
4種の花材をつかっての投げ入れ。

平真型と呼ぶ四方見の投げ入れスタイルで
どこから見てもOKな形。
そして長い枝を角度を平らな感じに使っていけます。

初めて活けてくださったので
ちょっと難しかったかもしれませんが
思い通りの角度に長い枝を留めることが
できたのが良かったです、ね。

釉(うわぐすり)の掛けた感じが、
素敵な花器にいけてくださいました。






こちらは、アズキヤナギ、チューリップ、
ヒペリカム、ユーカリで
株分けの自由花をいけてくださいました。

活けてくださったのは、
いま学校の教師をなさっているお嬢さんが
生まれる前から、
教室にさんかしてくださっているベテランさん。

休むことなく、いけばなレッスンにいらして
お家で、いけたお花を楽しまれています。

いけばなは
同じ花材でも枝ぶりや、花付き、
何より、いけ手の感性で
全く違ういけばなになるので
終着点がなく、いつまでも続けられるのだと
私自身、思っています。





2025.2.5


東海さくらをいける ☆ 生徒様達のいけ花レッスン作品





東海桜とスイトピー、
ドラセナ・ゴットセフィアナで
いけばなの花型法のレッスン作品です。

こちらは、基本傾真型盛花 逆勝手といい
いちばん長い枝(この日は桜)を傾斜させる型で
本勝手と呼ぶのとは反対の左側に剣山を置くスタイル。

こんな風に花型法には基本から
第8応用まであって、学びを進めます。





こちらは、
同じ花材で、第4応用立真型 投げ入れです。
長い枝を主として低めに花をいれる
シンプルな花型です。

それぞれに、角度とか長さの決まりがあります。





こちらも、第4応用の盛花。

私の学ぶ草月流では
基本花型から第八応用まで
盛花(剣山をつかう)と
投げ入れ(剣山を使わず花瓶状の器にいける)とを
長さや、角度の決まりを守りながら
自分が思い描く
自由花をいけるための技術を身に着けます。





こちらも、花型法の投げ入れです。

この日使った東海桜は、
市場で仕入れた翌日の花材なので超新鮮!
蕾ばかりでしたが、
一週間後のレッスンでお会いした皆さん、
桜が満開です!と喜んでくださいました。

良かった~~!
丁度受験期、
皆様の所にも沢山の桜が咲きますように。






2025.2.7


アズキヤナギとタニワタリで ☆ 生徒様達のいけ花レッスン作品





こちらは、
アズキヤナギ、タニワタリ、ディスバッドマムを
タイの木製の花器に
教室の生徒様がいけてくださいました。

他の生徒様がタイで購入された雰囲気のある花器、
教室の皆さんで使ってと、貸してくださっています。

生徒様達に人気がある花器ですが
木製なので、水を入れる「落とし」が必要です。
この日は、とりあえず
水を入れないで(;´∀`)活けてあります。

タイで購入した生徒さんによると
暑いので、造花もいっぱい売っているとのこと。

ドライにした植物など
「枯れもの」と呼ぶ花材を
いけたりするのも良いですね。






こちらは、三角の草月花器に
タニワタリをアズキヤナギと同じくらい
高くつかって、株分けでいけた盛花。

花器の色もマッチしていますね。





角度を変えてみると、こんな感じです。

いけばなは飾る場所によって
いろんな角度から見える場合もあるので
視線を変えて確認することも大事です。

活け終えて、改めて角度を変えて
見直して
発見する美しさもありますね。






2025.2.9


アズキヤナギとタニワタリで ☆ 生徒様達の自由花(その2)





こちらは、
アズキヤナギと幅の広いタニワタリ、
ディスバッドマムのデコラマム、
そして茶色い紙での自由花。

タニワタリをクシュっとした感じに
畳んで、同じようにギュッと畳んだペーパー。

長く一本立てたアズキヤナギが効いています。





紙を作品に取り込むのは
自由花をいけてくださった
生徒様の自発的なアイディア。

黄色い菊も一輪だけ使って
それぞれの花材の量感も面白く、
バランスがとれていますネ。

自由花で、想定外の発想で
活けてくださった作品を拝見できるのが
ワタクシの至上の喜びです。(^▽^)






こちらは、
紅つげ、オリエンタルリリー「ゼルミラ」、
ドラセナ・ゴットセフィアナ。
紅つげを高く使ってユリは低く・・・という
絶妙なバランスが、面白いです。
赤い器を使った点もご注目!といったところです。





こちらは、
分解と再構成というテーマで
紅つげを茎と葉がついている枝に分解して
それを再構成していけてあります。

三角形の草月花器ともマッチして
紅つげと同系色のカーネーションも
良い仕事しています、ね。






2025.2.11


それぞれの感性を生かした ☆ 生徒様達の自由花





こちらは、
アズキヤナギとタニワタリ、ディスバットマムを
オリジナルな形の草月花器にいけてくださいました。

アズキヤナギを 
この花器ならではの活け方で、
楽しい作品になりましたね。

当教室内では一番上の
師範資格をお持ちの生徒様の作品です。





こちらは、
紅つげ、ドラセナゴットセフィアナ、
オリエンタルリリー「ゼルミラ」。
どちらかというとコンパクトな作品ですが
明快な構成で、すっきりと
安心感のあるいけばなになっています。





こちらは、
優しい色合いのカーネーションで
テーブル花などに
ふさわしい作品にいけてくださいました。

カーネーションは
香りもきつくないですし花もち抜群。

最近はいろんなタイプのカーネーションを
花屋さんで見かけますから
一輪挿しで楽しまれるのにもお勧めです。






2025.2.13


それぞれのテーマ等で生けた ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
「横長のいけばな」というテーマレッスン。

横のラインは、アズキヤナギと
幅広の葉タニワタリで表現していて、

黄色いマム(菊)が左でバランスをとっています。

テーブル面の空間をも捉えていると
感じて頂けたら嬉しいです。






こちらは、
「蔓ものをいける」というテーマで
鉄花器にいけてあります。
花材は、フジヅル、カーネーション、玉シダ、紅つげ。

ドライの藤蔓は教室にストックしてありますが
作品のアクセントになるので
時々、こうして登場します。

ドライの花材は、表現の幅を広げる点でも便利です。






こちらは、併合花型という
二つの花型を合わせて
一つの作品にいけてあります。
花材は、紅つげ、百合、ドラセナ・ゴットセフィアナ。

そして、一つは投げ入れ、ひとつは盛花で、

全体を考えて構成することが大切となります。

ご紹介させていただくように
教室では、それぞれの進度と花材によって
個別レッスンで学ばれています。





2025.2.17


アルストロメリアとユーカリで ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
ユーカリ、アルストロメリア、
アリウム・コワニーで自由花。
洋花を揃えると、やはり、
洋っぽいいけばなになりますね。(^▽^)

器選びも、色、形ともにピッタリですね。






こちらは、
ガーベラとバラを足して
5種以上を合わせていける
「混ぜざし」というスタイルのいけばな。

例えば、
春や秋の草花とかでいけることもありますし
写真のように、
洋花を合わせてちょっとブーケのような
華やかに、いけることもあります。

上、2点のいけばなをいけてくださった生徒様は
2月中旬が第2子ご出産の予定で
今回のレッスンからしばらくお休みとなります。

元気な赤ちゃんと会える日を楽しみに
安産をお祈りしています。






こちらは、
別な生徒様のいけた
「四方見」スタイルのいけばな。

写真は一方からの見え方ですが
全方向、裏を感じないようにいけるスタイルです。

近づく春を感じて華やかさも感じる
レッスン作品のご紹介でした。





2025.2.19


アルストロメリアとガーベラで ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
アルストロメリア、ガーベラ、
アリアム・コワニー(白い花)で
生徒様の自由花。

コワニーを高く、次にガーベラ、
そしてアルストロメリアを
低めに活けて、
安定感のある盛花にいけてくださいました。





こちらは、
ユーカリをフラワーベースの中に
丸めて入れて、ガーベラの花留めも兼ねつつ
自由花の楽しさを存分に表現してくださっています。

茎の長いコワニーをあえて低くいけ
ガーベラ一輪だけ長く使っているのも面白いですね。

花材を手にして、思ったままに活ける楽しさ
自由花の醍醐味です。






こちらは、
お花を五種以上使っていける
「混ぜ刺し」と呼ぶスタイル。
ユーカリの描くカーブを意識的に使って
フォルムをつくって、ほかの花材を
ギュッといけてあるのも、楽しいですね。

今日のように、花モノを中心に組んで活けると
季節先取りの春の華やぎを感じることができました。





2025.2.23


東海桜で☆ 生徒様達のいけばな





東海桜(蕾ですけど)と
トルコキキョウ(ロードナイト)で
生徒様のいけばなレッスン作品。
こちらは、
花型法での投げ入れです。

花材はいつもレッスン前日に仕入れるのですが
仕入れ当日に市場で競り落とされたばかりの
超新鮮な花材なので、
この日の彼岸桜のように、蕾が固くて・・・

レッスン日には、
どうしても地味目にしあがります(笑)






こちらは、剣山を使っていける盛花。
花型法の一つの型で活けてあります。

この日のトルコキキョウ(ロードナイト)は
花びらがひらひらで、枝先の蕾と大輪の花は
色が違ってますが、同じ一枝からの花です。

一枝で二色楽しめるグ〇コのような
トルコキキョウですね。





こちらは、アレカヤシを足して
投げ入れでいけてあります。

桜とトルコキキョウ、
二種だけでも「いけばな」になりますが
葉物(この日はアレカヤシ)を足して
表情に変化をつけるのも良いですね。


この日に活けた桜は
後日生徒様のご自宅で満開となって、
一足早いお花見を楽しめたそうです。

よかった、よかった♪と
嬉しくなった、きらら♪でした。

ご自宅での花もちが気になるので・・・(⌒∇⌒)
いつも、なるべく新鮮で、
もちの良い花材を選ぶようにしています。





2025.2.25


つぼみの東海桜で ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
つぼみの東海桜、スイトピー、
フリージア、ドラセナで
自由花をいけてくださった生徒様のレッスン作品。

横にぐっとせり出して
高さは控えてあります。

縦横両方頑張ると、散漫な印象になりますから・・・

横長を意識して活けてあります。

丸くしたドラセナの葉が良いですね。





こちらは、縦長を意識した作品。
桜の後ろにアレカヤシを立てて活けて
縦長を強調しています。

足元のディスバットマム(カレト)の
引き締めも効いていますね。





こちらは、投げ入れのと盛花を合わせて
複数花器に活けるテーマレッスン。

どんな花器を選ぶかで
作品が変わりますが
同じ白い花器を選んだことで
いっそう調和する作品となりましたね。

新鮮過ぎる(笑)桜を使ったので
レッスンの時はちょっと地味な作品になりましたが
持ち帰ったご自宅では満開のお花見ができたと
おっしゃっていました。






2025.2.27


小さな春を感じる ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
アレカヤシとトルコキキョウで自由花、
生徒様のレッスン作品です。

アレカヤシで動きを出して
トルコキキョウでマッスを作って
インパクトがありますね。

三角形の青い花器とのバランスも良いですね。





こちらは、
フリージアとちょっと
目立たないけれどスイトピー。
何気ない感じにいけてありますが
ホッとする作品です、ね。

いけばなは、花材を沢山は使わないのに
大ぶりな作品にも、いけることができます。

半面、ご覧のように花材を控えめに使って
目に留まる、心に響く作品も!


花材が豊かでも控えめでも
無限の表現ができるのが
いけばなの魅力の一つだと思います。






こちらは、
ミニチュアールと呼ぶ
草月いけばな、レッスンテーマの一つです。

小さな器を(水が入るものなら何でも)
幾つか並べて、思い思いの花をちょっとずつ...

全体の統一感と、個性と、
バランスをとっていけるのが楽しいテーマです。






2025.3.1


春の予感 ☆ 生徒様達のいけばなとフラワーアレンジ





私の学ぶ流派では
5種以上の花を使って活ける
「混ぜ挿し」という活け方があります

たとえば、こちら↑ の いけばなです。

春の小花を使ったり、
秋の七草をいけたりすることもありますが
季節に関わらず、好きな花材で
楽しみながら活けるのことができます。





こちらは、
雪柳と東海桜(まだ蕾です)に
ストックを添えて、大きめのスリットの入った
草月花器に活けてくださいました。

白がメインのお花で
清楚かつ華やかな印象の作品になりました。





そして、こちらはフラワーアレンジ。
フリースタイルです。

ボリューミーながら、
縦のラインも美しくまとめられて
少し広めの場所に飾られても映えますね。

花材の特性を生かし
ご自身の感性を信じて(^▽^)
素敵にアレンジしてくださいました。






2025.3.3


今日は楽しいひな祭り♪ 生徒様達のいけばな





桃の花と菜の花とシンビジウムで
桃の節句のいけばな。
二月下旬のレッスンでいけていただきました。

こちらは、第一応用立真型と呼ぶ花型法の
投げ入れで活けてあります。






この日、仕入れ時に目に入ったシンビジウム
綺麗だな~と思って、選ばせていただきました。

花もちも良いですし、蘭は重宝します。
お手頃価格で、
レッスンにも使うことができてラッキー♪でした。






こちらは第一応用傾真型の盛花レッスン。
「真」とよぶ一番長い枝が
もう少し傾いても良かったですね。
写真撮った後に、気が付いて
お声がけしました・・・ごめんなさいね。





こちらも投げ入れ。

この花器、色と形がいろんな花材に合うし
活け易くて、重宝なさる生徒様が多いです。

いろんな花器をご用意させて頂いていますが
皆さん、時々の花材に合わせ
お好みに合わせて選んでくださっています。






2025.3.5


桃と菜の花で ☆ 生徒様達のいけばな





桃の節句といえば、
桃の花と菜の花・・・

というわけで、2月末は
桃をレッスン花に使うことが多いです。
こちらは、
横長を意識した自由花で、
すっきりした感じに仕上がり、良かったですね。





こちらは、
盛花でも投げ入れでも
使える深めの花器に、
添木留めという手法で
剣山を使わずにいけてくださいました。

華やかで豊かな感じに仕上がりましたね。





こちらは、
株分けというテーマで
ひとつの器に2つの剣山を使っての盛花。

同じ花材でも表情が変わるので面白いですね。

同じ花材でも、活け方が変わると
印象が違ってきます。

いける場所に合わせる
「場に活ける」ことを大切にしているので
いろんなスタイルでいけられるよう
学びを深めていきます。






2025.3.7


桃と菜の花で(2) ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
5種以上の花材でいける
「混ぜ挿し」スタイルの盛花です。

桃、スイトピー、菜の花、ホワイトレースフラワー、
そして一枚は宙に浮いている^^ドライのアレカヤシです。

生の花や葉がついているものは
水を吸わせないといけないですが
ドライ素材は、水を吸わせなくてよいので
自由な使い方ができます。

いかに自由に表現できるかが
大きなキーワードの草月いけばなにとって
ドライは、楽しめる花材です。





こちらは、
スタンダードな印象のとおり、
花型法でいけてある投げ入れです。

花瓶の色合いと桃の花の色を意識してあり、
いっそう、調和を感じる作品になりました。

いけばなにとっても、
ファッションなどと同じで
色は、大事な要素です。






こちらは、
横長の作品、自由花です。

上の作品とこちらは共に
シンビジウムを使っています。

主役級のインパクトもありますし
作品全体の中で、バランスよく配してあって
安定感を感じ、楽しめる作品となりました。






2025.3.9


桃と菜の花で(3) ☆ 生徒様達のいけばな





桃の花、菜の花、シンビジウムでの
いけばなレッスン作品のご紹介part3。

薔薇と交互にUPしているので遅くなりました m(_ _"m)

こちらの作品は、
一番長い枝を花瓶の口より下げる
垂真型と呼ぶ花型のレッスン。

桃の花は意外に矯めが効きますので
上手に矯めて!いけることができました。






続いて、こちらは、
盛花と呼ぶ花器に剣山をつかって
留めるほうほうでの自由花。

比較的小ぶりな器に
あまり、主張しない雰囲気でいけてあります。

ご家庭で気軽にいけばなを楽しむとき
こんな感じだと馴染みやすそうですね。





こちらも、コンパクトな作品です。
当教室特注のアクリルのボックス型の花器に
ギュッと春を取り込んだように
活けてくださいました。

今日の生徒様達の作品も
夫々、ご自身の感性で
桃の花をいけてくださっています。

桃の花を手にして自由にアレコレ考えて
活ける楽しさを味わって下さるのが
一番だと、思っています。





2025.3.9


アレカヤシと赤薔薇で ☆ 生徒様達のいけばな




アレカヤシ(葉)と赤バラ、
ドラセナで自由花です。
最初の作品は、
左右に羽のように広がりを見せ
幅を生かしたいけばなです。

アレカヤシの軽やかな表情を
上手に生かしています。






こちらはタニワタリの葉を使い
小さな花器ながら、花器の質感(金属)を意識して
インパクトのある小品に活けてくださいました。

この器は、生徒様が教室に貸してくださっていて
皆さん、花器のサイズや個性を生かして
いろんな自由花をいけてくださいます。

今日の作品も、薔薇を低めながら
しっかり主張させていけてあります、ね。





そして、こちらは、
アレカヤシの左右一組ずつの葉を
丁寧に結んで表現しています。

植物を編んだり、結んだり・・・
いろんな表情を生み出す楽しみ。

植物の個性や特性を発見し
自分のアイディアを生かすことができた時の
歓びは大きいです。

3番目のいけばなをいけた生徒様は
草月歴もながく、いけばなが大好きです。






2025.3.13


葉物でいける ☆ 生徒様達のいけばな




いけばなのテーマで
「葉物でいける」というのがあります。

まさに、葉っぱだけ^^

上の作品の花材は 
アレカヤシ、タニワタリ、ドラセナコンパクタ

お花を使わなくてもご覧のように 
インパクトがある作品に仕上がります。





こちらは
ヒリュウシダの独特な形の葉を
いけ手が丸くしたことでオリジナルな
印象のいけばなになりました。

葉の形をしっかり見て、
その美しさをいかに表現するか・・・
植物の声を聞き、よ~~く話し合うことが大切です。(^▽^)






こちらは、
緑を究めようというテーマで
トクサとオクラレルカ(細長い葉)に
ホワイトレースフラワーを
ワンポイントで使っています。

器も緑色を選んだのが
緑を強調することになりましたね。

枝物、花物、葉物を揃えて活けることに拘らず
お花をよ~く見て、
いけ手の感性を生かして活けると、
いけばなの表現が広がりますね。






2025.3.15


ゼンマイとアオモジを使って ☆ 生徒様達のいけばな&アレンジ





こちらは、
アオモジとラナンキュラスをつかって
いけばなの生徒様のレッスン作品。

アオモジは、爪楊枝に使うクロモジの仲間で
幹の地色が緑色です。
幹の所々の黒いところが
文字のように見えることから
名前が付いたようです。

ラナンキュラスも季節感があって
華やかです、ね。





こちらは、Lシェープスタイルのアレンジ。
花材もゼンマイやスノーボール、
スイトピーをプラス。

エル(L)の形に
まとまり良くアレンジしてくださいました。






こちらはフリースタイルでのアレンジ、
おおらかな雰囲気の作品で
華やかな春の宴!のような印象の
アレンジに仕上がりました。






2025.3.21


ユキヤナギとドラセナで ☆ 生徒様達のいけばな





春の枝物として身近な「ユキヤナギ」
お庭に植えていらっしゃる方も多いですね。

切り花としても花屋さんに今頃、出回ります。

そして、皆さんおなじみの薔薇(^▽^)で
投げ入れをいけていただきました。
こちらの
最初の方は、自由花。
ユキヤナギの自由闊達な(笑)枝ぶりを
生かして、空間を上手に表現していますね。





続いて同じ花材で、
こちらも投げ入れです。

垂真型という花型で、
花器の口より下に長い枝が下がります。

いい感じの枝ぶりを生かして
下に流れるラインを表現できました。





こちらも投げ入れです。

投げ入れには、いくつかいけるときの技法があって
こちらも、その技法を再確認しながら
足元をしっかり意識していけてくださいました。

花器の口全体にお花が広がらないように、
タイトに締めていけるよう気配りされています。

投げ入れは少し技が必要ですが
身に着けると、応用範囲が広くて、使えます!! 

何と言っても、水が入る器であれば
大小問わず「花器」となり、剣山も不要なので・・・(^^)v







2025.3.23


ユキヤナギとバラで (2) ☆ 生徒様達のいけばな





前回と同じ花材、ユキヤナギとバラでの
生徒様達のいけばなレッスン作品です。
こちらは、
丸水盤に剣山をつかって
盛花と呼ぶスタイルでいけてくださいました。

ユキヤナギは小さな白い花を
細い枝にビッシリつけて
春風に遊ぶように自由な枝ぶりで咲きます。

上手にまとめて下さいました。






こちらは、
投げ入れと呼ぶスタイルで
細長く深い花器に
種々の技を使って(^▽^)
活け手の思う長さと角度に活けます。

初心者にとっては少し難しく感じますが
経験を重ねていくと必ずコツがつかめます。
お花の水揚げも良く花もちも良いので
お勧めの活け方です。





次に、こちらは、
写真では分かりずらいかもしれませんが
剣山無しで、水盤に活けています。

枝ぶりやバランスを見極めて
枝と枝が支え合うポイントを見つけ
かつ、仕上がりのスタイルを考えながら
活けていきます。

上級者編の活け方ですが
この日のユキヤナギの自由な枝ぶりを
上手に組んで、薔薇は敢えて
一輪だけ使っていけてあります。

活け手の創意工夫をくみ取って
楽しんで頂ければ嬉しいです。





2025.3.25


ユキヤナギとバラで (3) ☆ 生徒様達のいけばな





先日に続き、ユキヤナギとバラ、
そしてニューサイラン(葉)での自由花。
こちらは、
赤いガラス花器に伸びやかに
かつ動きのある作品に仕上がりました。

曲線の美しさを表現することも
意識して仕上げてくださり
いいですね。





こちらは、
平真型とよぶスタイルで
長い枝をかなり角度をつけて
平らな感じに活けてあります。

上の方から撮っていますが
葉物を使って、
剣山を隠す心配りも大切にしています。





こちらの
三作目は 青いガラス花器に
ユキヤナギだけを使った一種活け。

ブルーの器と白い小花、
色の組み合わせも効いていますね。

そして、花器の形も生かした作品になっています。


レッスンの度に、
枝ぶり、花付きが異なる花材と出会って
新鮮な気持ちでいけられた作品・・・

生徒様達のいけばなを
お楽しみ頂けたら幸いです。





2025.3.27


ユキヤナギとダリアで ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
ユキヤナギ、ダリア、ニューサイランで
株分けと呼ぶ活け方です。

一つの水盤に二つの剣山を使って、
活けると、表情がちょっとかわって
いつもの花材でも変化を感じます。

こちらはニューサイランを丸くして
剣山をかくしてくださいました。







こちらは、白いガラスの器に
ニューサイランを一本だけ高く使って
アクセントにしています。

ダリアが主役を張っている感じが
インパクトあって、迷いがなくて
ストレートなのが気持ちよい作品になりました。






こちらは、
アレカヤシ、オクラレルカ(グリーンの葉)と雪柳で
葉物の個性をいかした作品になりました。

主役級の大ぶりの花を入れなくても
自由な発想で、活け手の個性を感じる
すてきな作品になります。






2025.3.29


ユキヤナギとでドラセナで ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
ユキヤナギと大輪の薔薇、ドラセナで
剣山を使って水盤にいける盛花とよぶスタイルです。

長い枝を角度をつけて
留めることも、ひとつずつ経験を積んで・・・

一作一作で経験値が上がり
自分ならではの作品をいける
技とセンスが身に付きます。





こちらは、壺活け。
口が狭くなっているのは、
意外にいけるのが難しいです。

水を吸わせるためにまっすぐに入れるだけでは
いけばなとしては、ちょっと・・・・なので
写真の作品のように角度をつけて
思う位置に留めることができるようにと
研鑽を積みます。





こちらは、
台形の四角い花器に投げ入れです。

広めの口の器を使う時は
口全体に広がらないように
挿し口がタイトになるよう気を付けます。

おしゃれな雰囲気に仕上がってますね。





こちらは、
複数花器に活けました。
脇役として重宝する
ドラセナの葉を高く使って
個性が出ましたね。

活け手が楽しんで活けた作品は、
拝見する側もウキウキ楽しくなります、ね。






2025.3.31


コデマリとカーネーションで ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、フジヅルを使って、
ダイナミックな曲線を描き
生花はコデマリとカーネーション。

教室のストック花材の
ドライのフジヅルを使うことによって
表現に広がりがでました。





この日のカーネーションは
おしゃれな色合いでちょっと変わってますよね。

コデマリは、まだ蕾でしたが
きっとご自宅で満開になったと思います。






こちらは、ちょっと面白い壺に
やはり、フジヅルを使って
横長の構成のいけばなです。

直線的な桜の枝も使ってます。





こちらは、
桜と、コデマリとカーネーションで
第一応用傾真型(だいいちおうようけいしんけい)

花型法の盛花レッスンです。

カーネーションは、花もちも良いし
いろんな色で種類も豊富、
お稽古にも楽しく使うことができます。

カーネーション、
母の日だけではないです、ね (^▽^)/






2025.4.2


コデマリとカーネーションで (2) ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは
桜とカーネーションとユーカリで
自由花の盛花(剣山を使って水盤に活けました)

今季最後になりますね、とお花屋さんに
勧めていただいた、東海桜。
新鮮で蕾は固いですが、
ご自宅で、次々咲いてくれたそうです。

スッキリとした足元(いけ口)が、
洗練された印象を与えますね。






こちらは、コデマリもつかって
枝物2種に、カーネーション。

インパクトのある
黄色い器を選ばれました。

黄色はビタミンカラーと言いますから
元気をもらえそうな、いけばなに仕上がりましたね。






こちらは、カーネーションと同系色の
器を選ばれました。

桜の枝も、枝分かれして沢山咲きそう・・・
植物のパワーを感じます。

コデマリの長い枝を流れるように使って
直線的な桜と対比を見せて
素敵な作品になりました。






2025.4.7

桜で ☆ 生徒様達のいけばな




こちらは、
東海桜とカーネーション、
スイトピー、ドラセナゴットセフィアナで
盛花(剣山を使って水盤にいける)の生徒様のいけばな。

桜の枝ぶりのラインを、きれいに表現していますね.

枝と枝の間の空間も意識していけて下さいました。





こちらは同じ花材で投げ入れ。
ご自宅でも愛用の大ぶりな草月花器を使って
いけてくださいました。
いつもご自宅の階段のコーナーに
直置きして楽しまれるそうです。

いける場所や空間の広さ等
TPOを考えていけることは、大事ですね。

***************

金曜日から滞在している博多も
桜が満開で、隙間時間で
姉妹クラブの台湾高尾クラブの方や、
京都1クラブのメンバーと地下鉄に乗って
櫛田神社を参拝しました。

近くの公園も満開の桜!
お花見をなさってる方たちも。

案外ここ博多も今春は、
気温が低めのようですね。





2025.4.9

桜とスプレー菊で ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
東海桜とスプレー菊、
ソリダスターゴールドで
剣山を使って水盤にいける盛花。

桜もまだ蕾ですし
菊も花もちが良く
黄色の小花ソリダスターゴールドも長持ち。

桜の枝の間の空間が効いています。
剣山を前に引いて、剣山が見えないよう
ソリダスターを入れています。





続いて、こちらは、投げ入れ。

桜の枝をしっかり留めて
角度をキープ。

投げ入れは、まず主枝を思う角度に
落ち着くようにいけ
そのあとの従枝で仕上げます。

投げ入れは、初めの頃
ちょっと難しく感じますが
何度も活けていくうちにコツをつかめます。

Vの形にシャープないけばなとなりましたね。






こちらは、
花器の形を生かしていける、テーマレッスン。

ちょっと変わった形の花器を
上手に使って、
可愛い印象のいけばなに仕上がりました。







2025.4.12

桜とデンファレで ☆ 花型法のいけばな





こちらは、
桜とデンファレ、ソリダスターゴールドの
株分けの盛花。
剣山を二つ使って、
一つの水盤の中で株を分けて活けます。

市場から仕入れたばかりの桜は
蕾がまだ固いですが、
自宅で、長く楽しめたとのご報告を頂きました。






こちらは、主枝(しゅし)の桜を
前後に展開したスタイルの盛花。

より長い真(しん)と呼ぶ枝を
少しだけしか倒さないので
立真型(りっしんけい)です。

前後に開いた空間が
奥行きを感じさせてくれます。





こちらも前後に開く花型ですが、
より長い枝を左手前に傾ける
傾真型(けいしんけい)と呼ぶ型です。

ご紹介したように
8つの花型を立真、傾真、
盛花と投げ入れで
様々なお花を使って学んでいきます。

やがて、自分ならではの個性豊かな作品を
自在にいけることが出来るようにと
入門後、花型法で基本を学びます。

今日も、高校一年生の方が
体験レッスンにお見えになります。
楽しいと思って下さると嬉しいです。





2025.4.15

スイトピーとデンファレで ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
垂真型(すいしんけい)と呼ぶ
いけばなのスタイルで
長い花材を花器の口より下げて活けます。

スイトピーとデンファレで流れをつくって
優しい印象のいけばなになりましたね。

マンションのお部屋にもしっくり合いそうですね。





こちらは、
「線とマッス」というテーマレッスン。

枝ぶりで面白いな!と思う線をみつけて
生かすようにいけて、
優しい花色のスイトピーとデンファレを
マッスに活けました。

線とマッスの対比、
色合いや、質感の対比が効いていますね。





こちらは、
下からの目線を意識して・・・
というテーマレッスン。

棚の上とか、下から見上げるような場所に
活けることを想定してのレッスンです。

テーブルの上に
教室に有った台に花器を乗せて
いけてくださいました。

見上げるように鑑賞すると
豊かに活けたお花がたわわに
咲きこぼれている印象でした。





2025.4.19

レンギョウとキンギョソウで ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
レンギョウ(枝もの)と 黄色のキンギョソウ
ソリダスターゴールド、スターチス、
デンファレで壺活け。

枝ぶりを生かして大まかなアウトラインを決め
大きめの花材、キンギョソウなどを入れていきます。

どこのお宅にも眠っていそうな
壺にいけるのは、
壺として鑑賞するようにできてたりして
意外に難しいですが、ご実家で眠っている壺などを
使うと、意外に新たな発見があるかも!ですね。
ちなみに、今日使った壺は、
花生け用としても使いやすいですね。

面白い色と形で生徒さん達も、よく使っています。





こちらは、
黄色いキンギョソウ、
英名スナップドラゴン。
通称、スナップと呼ばれることも多いですね。

オリガミという名の
草月花器に活けてくださいました。

剣山が見えにくくて、使いやすい花器です。






こちらは、
一見アレンジに見えますが
5種類以上の花材を使っていけた
まぜざし、四方見のいけばなです。

華やかで、立食パーティのような会場にも
花を添えそうですね。






2025.7.15

ソケイを使って ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
ソケイと、ガーベラ、デルフィニュームで
草月の花型法のひとつ
第三応用立真型のレッスンいけばな。

少し前の教室での、入門半年くらいの生徒様の作品です。

空間の大切さを理解して活けてくださいました。





こちらは、投げ入れ。
この日は、挿し口をスッキリいけることを
意識して学んでくださいました。

角度や長さを決められた花型法で
投げ入れを活けるのは
技術の習得が必要です。

その花型法を色々な花材でいけることで
いずれ自分の活けたい花材で自由な表現が
できるようになります。





こちらは、
小さな器に可愛くいける、ミニアチュール。
二代目 勅使河原霞家元がはじめられたスタイルです。

身近な器に、小さなお花を挿していくと
こころ癒やされ、ホンワカ気分も味わえるいけばなです。
幾つかを並べるときの空間バランスも大切ですね。






2025.7.17

ソケイとガーベラを使って ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
ソケイと少し変わった表情のガーベラ
デルフィニュームを使っての投げ入れ。

逆三角形の形で空間が
しっかり考えられているのが良いですね。
ソケイも、無駄な枝葉を整理してあって
スッキリしてます。





こちらは、
縦長を意識しての盛花(もりばな)自由花。

高さを出すのに、生徒さんが迷いなく
高くいけることが出来ると、まずは成功です。

デルフィニュームをそっと後ろに
高く活けたのも良いですね。






こちらは、
ブルーのガラス花器をえらばれて
ご覧のように涼し気に活けてくださいました。
デルフィニュームの花色と
花器の色合いマッチしていて、大成功しましたね!







2025.7.19

ソケイとガーベラを使って ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
壁掛けスタイルのいけばなレッスン作品。
生徒様がいけてくださったものです。

この器、フジヅルにガラスの器がついていて
少しの花材でも、動きがあって、
楽しい作品になりますね。

楽しみながらいけてくださってよかったです。

「あんぱん」の釜次さんのセリフじゃないけど
「面白がって生きえ」
楽しみを感じながら暮らすってのも、大切ですよね。






こちらは、
床から立ち上がるようにいけるテーマレッスン。

たとえば、パーティ会場とか、
広めの空間に活けるスタイルです。

一作目とこちら、
ソケイとガーベラを使ったいけばなですが
活け方でだいぶ雰囲気が違ってきますね。

おおらかな印象の仕上がりが良いですね。







2025.7.21

ソケイとガーベラを使って ☆ 生徒様達のいけばな&アレンジ





こちらは、株分けで
二つの剣山を使ってのいけばな、
自由花型です。

スッと立てたソケイが
スッキリとした雰囲気を醸し出していて
いいですね。





こちらは、
足元を見せての自由花、
ベニバナツメクサ(ツインキャンドル)を
加えて、華やかさもプラス。
白いガラス器をえらばれたのも、
良かったですね。






こちらは、アレンジ
フラワーデザインで、
オーバルの形で真ん中を開けたスタイル。
ガーベラ トレーシー(フルダブル)、
ソケイ、スカビオサ、バラ
ベニバナツメクサ(ツインキャンドル)

小花を上手にアレンジして
ナチュラル感もでていますね。





こちらも、アレンジ
フレッシュフラワーならではの
優しい印象のデザイン。
花の色合いを考えながら
バランスよく、仕上げてくださいました。

今回は、いけばな2作品、
アレンジ2作品のご紹介でした。






2025.7.23

花ものを中心に ☆ 生徒様達のいけばな





いけばなでは、枝もの、花もの、葉もの 
という表現で花材を分類して表現します。

この日は、花ものを中心に、レッスン、
バラ、デンファレに、ユーカリです。


最初にご紹介させて頂くのは
四方見オールラウンドでいけてあります。

サイドテーブルなどに向いていますね。





続いて、こちらは、
マッスに同じ花材をグルーピンクして
ポップな印象に活けてくださいました。

観ているだけでも、心弾みますね。





こちらは、横長を意識して
上から鑑賞する場所に活けるレッスン作品です。

ユーカリのたおやかな枝ぶりが
いい仕事していますね。
そして、活け手がたおやかな枝ぶりの美しさを
発見できたのが、一番ですね!






2025.7.25

同じ花材でも違うスタイルに ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
姫リョウブとシャクヤクで
水盤に剣山を使わないいけばなです。

ただ、お花や枝が自立するだけではなく
活けての表現を意識して
いけるのですが、葉の茂みを高くいけて
パワフルな印象が斬新ですね。

水面を綺麗に見せているのも
爽やかです。






こちらは、
半円球の形で真ん中にいけ口がしっかりある
陶器の草月花器に、枝先を天を突くような感じで活け
足元はこんもりと葉をいけ、一輪のシャクヤクで
ポイントを押させています。

インパクトがありながら
ナチュラル感も大切にいけてあって
印象的な作品に仕上がりましたね。





三作目は 左右に広がる投げ入れ。
幅のとれる場所に活けるには、
ピッタリの表現ですね。

今回、ご紹介した生徒様のいけばな三作は
少し前のレッスンん作品ですが
春から、庭のバラをご紹介することが多く
季節がずれてしまった、失礼をお許しくださいませ。






2025.7.27

ニューサイランで ☆ 生徒様達のいけばな





こちらは、
葉モノの、ニューサイランと
デンファレ、ユーカリを使って自由花。

ニューサイランの直線的表現と
ユーカリのたおやかな曲線が
素敵なハーモニーを醸し出していますね。





こちらは、
楕円の水盤に浮き花です。

シャープな、ニューサイランが
名刀のように、美しい緊張感を生み出しています。

白いデンファレが清い華やぎを添えていますね。





こちらはバラも加えて、
グルーピングのボリューミーないけばな。

2枚のニューサイランが
バランスよく配されていますね。





こちらは、
複数花器に活けるテーマレッスン。

ニューサイランを折って
表情に変化をつけている点に
個性を感じます。

二つの器を使えばこその
表現を感じますね。





2025.7.29

くねくねサツキアリアムで ☆ 生徒様達のいけばな




クネクネと茎を曲げて育てたサツキアリアムと
グロリオーサで、深めのガラス花器に自由花。

茎を見せて高さのあるいけばなです。
深い器を選んだので、剣山が自然に目立たない工夫も良いですね。





こちらはハランを二枚使って
茎を見せた花の足元に
大きな葉モノの動きをプラス。
躍動感あふれる構成ですね。



サツキアリアムのほか
バラとデルフィニュームを使っての作品。

第三応用立真型という花型法のレッスン作品です。

補色関係の花色の対比がきわだって
美しさを感じます。
お花の色の組み合わせ、大事ですね。





にほんブログ村 花・園芸ブログ バラ園芸へ
にほんブログ村
ご訪問有難うございます。
お手数ですがクリック
よろしくお願いします。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/36ub2uohyjgj














































































































http://ping.blogmura.com/xmlrpc/36ub2uohyjgj


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: