2004年06月の記事
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発砲（あたらない）
今朝は若干遅めの出社と決め込んでいた早くから目は覚めていたし不燃ゴミもきちんと出してきたそのまま出勤しても良かったが珍しくアサシャンなんてものをしてコーヒーを煎れのんびりしていた先週１週間の疲労が溜まっているようで昨日も頭の回転が悪かった食欲も下降気味だった（昨日に限ったことじゃないか？・・・）そんな時、私は勝手に生活のリズムを変える頭を乾かしながらモーニング番組を見て、コーヒーをしているとテロップが流れた「半蔵門線渋谷駅構内で駅員が撃たれ、撃った男は逃走・・・」午前９時４５分渋谷・９番出口いつもだったら通過する場所と時間だ半蔵門線が伸びる前は日比谷線を使っていたサリン事件の時は大阪に出張していた東京にいたら乗っていた車両かもしれない運が良い？宝くじは当たらないがサリンにも玉にも当たらない食中毒には１回当たった現場がどんな騒ぎか見たくて早めに出かけた江戸っ子の気質野次馬根性10時30分渋谷駅まだまだカメラを据えて報道陣が沢山いる階段通路にも屋外にも・・・・上空にはヘリコプター夏服姿の警官も沢山いるがこちらは結構暇そうにしている何があったか知らない通行人が報道陣を遠巻きにして眺め歩きにくいったらありゃしないエスカレーターだって片方開けろよおばさん歩けよおにいさん荷物どけてよストレスが溜まりそうだから結局あっさり東横線に乗換えて会社に向かった今日も暑い暑気にあたらないよう気をつけよう
2004.06.23
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台風一過
「台風イッカって知ってる？」小学生に聞いてみた「うーん・・・・と・・・・わかった！」「家のお母さんとお父さんは、しょっちゅう喧嘩するんだよ・・・」「台風みたいに凄いんだ・・・」「たまにはね、お皿が割れたりするんだよ・・・」「昨日の風邪もすごかったよね、ゴミ箱が飛んだり猫よけのペットボトルが転がった・・・」「喧嘩が始まると僕は巻き込まれないように部屋に閉じこもる・・・・」「それでも次の日には仲良くしてるけどね・・・」「家みたいな家族を台風一家って言うんでしょ？」当たらずとも遠からずの答えだった
2004.06.22
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約束
一昨日の土曜日に仕事を終えてから弟の娘に自転車を買ってあげた誕生日にね・・・と約束してあったなかなか休めなかったので少々送れていた一緒に出かけたが自分の娘じゃないから困った「防犯登録しますか？」「はい」とは言ったが差し出された書類に住所・電話・子供の生年月日等々記入が必要だった携帯を置いてきた電話番号は姪も何とか知っていた住所の末番号が定かではない生年月日も月と日は分かったが平成何年かがすぐに出てこない「○ちゃん、今いくつ？ ６歳だっけ・・・」「うぅん、７歳になった」指折り数えて逆算「平成９年か・・・」何とか乗り切って帰ってきたが今後は注意しなくちゃ帰ってから気が付いた軒下に置いておくのにカバーを買ってやらなかった自分の生活習慣に無いことをやるのは難しい「明日買ってあげるね・・・」約束してしまった夜、弟がお礼方々針をたくさん持って来た以前試食をした「梅の甘露煮を作れ！！」と言う事だ母親や子供達には良かったらしいが「僕にはもっともっと甘ーいのにして・・・」（糖尿じゃないだろうね？？）先週までは「紀州」「和歌山」「南高」と表示は立派だが粒の悪い梅しか見かけなかったがたまたま前日に群馬産と書いてある大粒の梅を見かけた「じゃぁ、明日作るよ・・・」また約束してしまったと言うわけで普段はゴロゴロしている日曜日だが昨日は久しぶりに働いた梅と砂糖を買いに行き作業開始３０本程の針を束ねてミニ剣山を作り洗ってから拭いた梅に刺していくこいつが結構面倒だ面倒だが手を抜くと美味しく染み込まない極端に甘いシロップで煮てやる浸透圧って言うのか冷ましては火を通す何回か繰り返す間に部屋の片づけをする気になっていたステレオの配置換えこいつが重いスピーカーの下からは押し花発見重石にしてあった暑いし汗をかくし「いいか・・・」缶チューハイを飲みながら頑張った梅と一緒に買っておいたなぜかパイン味私は変なものが好きだテレビ台も引っ張り出してきたテレビは床に置いてあったのだが別の部屋で単なる物置になっているテレビ台が気になっていた綺麗に片付けて置いてみるスッキリした「やればできるじゃんか・・・」自画自賛少々小綺麗になると他が気になる無造作に掛けた上着駅の家具屋の店頭にあるのを知っていたポール型の簡易ハンガー掛け（正式名称は知らない）思い立ったらすぐやらないと気が済まないサンダルで買いに行ったスチール製で少々重いが頑張って持ってきた「配達しましょうか？」そう言われたが「大丈夫です」と言ったら端数をおまけしてくれた「ラッキー！さっきのチュウハイ代戻ってきた」なんて、セコイかしら部屋のコーナーに置きその辺の上着数点を吊るしてみた「いいじゃないの・・・」自己満足天辺が寂しいので帽子を乗せた本当は乗せたのではなく投げたのだ数歩離れたところから遊んでみた大人の輪投げだ３回目に見事乗った縁日じゃないから景品はもらえない甘露煮の砂糖水にはかなり梅の味が染み出してきていた梅も箸でつまむと崩れるくらい軟らかくなったあとは完全に冷まして冷蔵庫で寝かせる私は梅果汁入りシロップを少々入れて焼酎のロックを作った強烈にかき混ぜて遠慮なく氷を溶かす冷たーくて甘酸っぱくて美味しかったクリーニング屋に行くのを忘れていた自転車カバーとクリーニングとどっちにしようか考えた方角はそれぞれ反対だった考えたって仕方が無いとりあえずカバーを先にしたクリーニング屋へYシャツを出しに行く前に下着やTシャツやタオルを洗濯機に放り込んでまわした「帰ってきたら干せばいいや・・・」主婦業は結構出来そうだクリーニング屋の帰りに鮨屋の前を通った日が延びた、まだ明るい「阪神巨人戦の放送時間にはまだ少し早いね・・・」暖簾をくぐってしまった晩御飯のおかずは買ってあった無駄遣いやっぱり主婦業も出来そうにない
2004.06.21
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新発見（私にしてみれば・・・）
今朝のドトールは空いていた土曜日だから・・・・と言う理由ならサラリーマンだけが少ないはずだが女性客や引退された男性高齢者の姿もめっきり少ないおばちゃま族もいないここのドトールは朝は複数で利用するお客はほとんどいない9割が一人でやって来る（昼はグループでランチしているが・・・）広々としているものだから珍しくパソコンを広げている男性が二人もいる思わずsyanteiさんの事を思い出した（syanteiさん＝私が日々拝見する楽天で日記を書く方：リンクを張っても良いのだろうが許可を頂いてないので、必要な方はトップのおすすめ新着よりお願いします）一人は30代半ばのサラリーマン風背もたれて眺めているばかり何を眺めているかはこちらからは見えないもう一人は60前後のＴシャツおじさん一生懸命ワープロをやっている両手の中指だけで器用にこなしている「いまさら5本の指は必要ないか・・・」両者に共通した点はパソコンの左右にはコーヒーカップは無いひっくり返さないようにする為だろうか？ディスプレイの真後ろに置かれている「左右に空きはあるのになー・・・・僕なら横に置くぜ・・・・」そう思った瞬間二人がそろって同じ動作をしたパソコンのディスプレイを手前に傾けて（ほとんどフタを締める状態）簡単にカップを持ち上げた「なんだ、良い方法じゃん！！」つまらない事かもしれないが私には新鮮だった便利なやり方を発見した今度スペースの無い喫茶店に出くわしたらやってみようと思っている
2004.06.19
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皆勤賞
私以上にドトールの皆勤賞記録を持っている男が同じ会社にいる彼は内勤者だから９９％出張が無い従って勤務のある日は毎朝寄っている私は営業だから出張もあり毎朝寄れるわけではないだが、私は3人分をテイクアウトしていくから売上貢献度は私のほうが高いはずだ（競ってはいない）彼は8時35分頃やって来て空いていればいつも決まった席に座り二流新聞を読んで過すタバコは吸わない8時55分頃になると時計を気にしまた新聞に目を落す58分丁度にカバンと上着を持って席を立つ会社は9時にチャイムが鳴るが2分で間に合う間に合うが管理職の彼にはタイムカードが無い従って間に合わなくても経理上の遅刻欠勤は彼には存在しない部下らしい部下もない朝一番で指示を出す相手もいないそれでも彼は会社が決めた9時には席にいる律儀なのだろうか？真面目なのだろうか？今朝も彼は指定席にいたカウンターの近くだが彼には私が見えていない新聞以外のものには目をくれないから周りに誰がいようが何があろうが関係ない今日は2階で工事をしていたドリルの音と振動が伝わってきたあたかも店内で工事をしているような騒音だったほとんどの客や店員があたりを見回す仕草をしたが彼だけは目線を他には移さなかった彼が腰を上げたので「あぁ、もうじき9時だな・・・・」と私は思った「行ってらっしゃい・・・・」と呟きもう1本タバコを抜いた私はもう少しコーヒーが残っている彼と同じように私にもタイムカードが無い従って私は約束や用件が無い限り時間を気にしていない彼は毎日9時にならなければ出社しないが私は必要に応じて7時でも8時でも出社する逆に遅れることもそれほど気にはしない必要があれば携帯が鳴る仕事の大半はどこにいてもできる（社員も含めて、人と会わなければならないことを除けば）定時に出かけて定時に帰るそれで良いと考える奴らはろくな仕事をしない（当社の場合だが）改善しなけりゃならにことに気がつかない流されて一日が終わるゴルフクラブを提げた30代半ばの女性が座っていた「練習の帰りか？・・・これからか？・・・」（歩いて行かれるところに練習場がある）服装は練習に耐えられる格好だ「これから行くんだね後じゃ汗だくだもんね・・・・」なんて考えている間に彼女も席を立った「行ってらっしゃい・・・・・頑張ってね・・・・」「それじゃぁーそろそろ私も行くか・・・・」独り言いってる場合じゃない結構やることが溜まってるんだな小さくファイトだ
2004.06.18
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考え物
朝のドトール久しぶりに砂糖をたくさん持って帰るおばさんに会ってしまったオーダーカウンターに３名ほど先客がいたのでのんびり並んでいたが背中に嫌な空気を感じた振り向くとおばさんが詰め寄っていた「あんたの番はまだまだだよ、そんなにくっつかなくたっていいじゃんか」私は前の客とは適度な距離をとっているが「その距離を詰めろ」とばかり無言の圧力をかけてくる「満員電車じゃないんだぜここは、ったくアンタの後ろにゃ誰もいないでしょ」そう言ってやりたいが言えない自分に少々お腹立ち私の番が来て、いつもどおりのテイクアウトを頼んだオーダーを伝え終えるとすぐにトレイを自分の前に引き寄せて「お皿頂戴」とおばさんさらに続けて「その紙も頂戴」とお姉さんに紙ナフキンを取らせる「コーヒーがこぼれるからさぁー」と言いつつお皿に乗せたお姉さんが私のコーヒーを作っている間におばさんはカウンターの内側に手を伸ばし、オシボリを３つ取ったパンを頼むとくれるオシボリだが「アンタはコーヒーだけだろ・・・おまけに３つも取りやがって・・・ お皿やナフキンだって自分でとれるじゃんか・・・・ アホ！！・・・・」次にやるおばさんの行動を私は知っている「目の前で見ていてやるから砂糖たくさん取ってみなよ・・・」私は砂糖やミルクの置き場の真横に立ちテイクアウトを待った私のコーヒー３個を紙袋に入れている段になっておばさんのコーヒーは差し出された「早く持って行きなよ」とばかり１歩ひいてあげた見られていてはなかなかどうして思い切りが悪いらしい一度お皿に置いたコーヒーカップを前に置いて「氷入れてよ・・・」だっておばさんも考えたものだ今まで氷を入れたホットなど頼んだ姿を見たことないテイクアウトを持って私が出て行く時間稼ぎをしたにちがいないところがどっこい今日のお姉さんは初めて見る顔ばかりだが仕事は手馴れている「はい」とばかりすぐに出てきた私はゆっくり袋を受け取りながら少々愚図愚図していたら「今日は皆新しい人達ばっかりね・・・・」おばさんは今度はお話で時間稼ぎにでたこうなっては仕方が無い、私は出口に向かうべくその場を離れたおばさんの横を通り３歩進んでから振り返った時おばさんの手にはたくさんのスティック砂糖が握られていた「見たな」そんな目つきで気づいたおばさんに睨まれた「見たよ」そんな目つきで睨んでやった表に出てから思った「ウインクでもしてやったらよかったかな？」私の砂糖ではないし、私のオシボリじゃないんだから「イヤイヤあんなおばさんに好かれちゃ困る昨日だか一昨日だかの札束おばさんなら考える余地もあるんだけど」
2004.06.17
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節煙
気管支の具合が今ひとつ悪く、タバコを控えている。従って机の上にはキャンディーが並んでいる.格好悪いが慣れは恐ろしいもので、いろいろ試してみたくなる。キシリトール入りがスッキリして良かったが続けると飽きるので浮気をしている。レモンやラムネや・・・・さすがにチュッパチャプスの棒付きはない。本当は好きなのだが。大阪には「たこ焼きキャンディー」がある。ソースの味がしてこれが結構美味しい。「たこ焼き羊羹」も売っているが食していない。今はイチゴを舐めているが残りが少なくなったので帰りに買って帰ろう。
2004.06.16
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札束
いつものようにドトールに寄った。物心ついた頃から朝食をとる習慣はないが、最近はジャーマンドックを食べて行くことが週に1・２回はある。東京都が中学2年生68,000名を対象に先ごろ実施した学力テストと生活習慣の結果を見たからではない。「登校前に朝食をとると答えた生徒が、とらないと答えた生徒より５教科とも得点が上回ったことが判明した・・・・（毎日新聞より）」自慢じゃないが、私は朝食抜きでも学生時代はテストの成績は良かった。単純に結果を読めば「家の子供にも朝ご飯を食べさせよう・・・」となるのだろうが、朝食を食べたからと言って成績は上がらないよ。朝寝坊が常習だったり、前日に支度が不十分で朝になってバタバタしたり、ある程度の規則性を持った生活ができないから学習にも影響しているだけだ。そんな能書きはどうでも良いのだが、今朝も何となく小腹が空いていたのでテイクアウト前にジャーマンを食べることにした。ヨッコラショッと席に座って真っ先に目に入った・・・・おばさん・・・・いやいや・・・・・おばさんが手にしている札束にだ。銀行の封筒から取り出したお札は100枚程ある、勿論1万円札。「おいおい、そんなところでお金広げるなよ・・・あぶないよ・・・」と思ったが、他人の心配などお構いなし。数十枚を数えると、手提げ袋から取り出した財布にしまった。今度は別の長財布を引っ張り出してまた数えるとしまい、さらに別の封筒にも分けて同じように手提げ袋にしまった。「やれやれ、これで終わりか・・・・」と思ったら、今度はそれまで登場しなかったポーチみたいなファスナー着きバックから又しても数十枚の現金が現れた。同じように数えてはしまいなおす。ゆうに3分間お金の仕分けをしてから、おばさんはコーヒーに口をつけた。布製の帽子、プリント入りの水色Ｔシャツに花柄で極々薄でのジャケット、右腕にはキンキラキンのブレスレットタイプの時計、左手にはこれまた大きなキラキラ指輪が2つ、黒のスラックスに靴はウォーキングシューズ風だ。花柄やら水色だと言っても全体的にくすんでいるから光物が良く目立つ。そうそう、靴も黒でアクセントのストライプが入っているのだが、その隙間にも光物が埋めてある。「世の中には景気の良いおばさんもいるもんだ・・・・」「あっしには関係ないことでござんす・・・・」テイクアウトを作ってもらい店を出るとき、後ろからおばさんがついてきた。「どっちに行くのかな？」少々気になってゆっくり歩いて振り返ると、おばさんは自転車で来ていた。電動機付き3輪自転車にまたがった。足取りも軽く、駅とは反対のこっちにやってくる。ハンドルの前の籠には無造作にさっきの手提げ袋が置かれている。「そこを曲がると人通りはめっきり少ないぜ・・・・」思っている傍からおばさんは曲がって行った。「取られないように祈ってるよ・・・・」遠ざかるおばさんの後姿を追いながらそう思ったが、彼女にとってはハシタ金なのかもしれない。そうでなければ到底あんな真似はできない。何故に小分けにしたのか正解は不明だが、今日は15日だから従業員の給料かもしれない。通常は20日や25日だろうが、15日ってところもあるだろう。朝1番の銀行からの帰りかもしれない。だとすると来月もあり得る。7月15日も忘れなかったらドトールでジャーマンを食べよう。別に他人がお札を数えるのを眺めて楽しむわけじゃない。私の目の届く範囲で強盗があったら捕まえてやるためだ。
2004.06.15
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病院
追加検査の為、病院に行ってきた。今回は眼科に2時間かかった。検査と問診と次回手続きが合計20分で残り1時間40分をただ黙って廊下で過した。幸い座り心地の良い椅子だったから有難く半分はうたた寝をしながら待った。残り半分はただただボーっとして過した。私の考えと読みが甘かったのだから仕方が無い。検査の予約は取ってあった。「検査に30分かかって、その後30分待たされて結果を聞いたとしても、1時間もあれば終わるだろう・・・」だから新聞も雑誌も仕事道具も・・・何も持って行かなかった。次回からは必ず暇つぶしグッズを何か持参するとしよう。前回人間ドックの時には専用待合室があったので、各科の前で長いこと待たされることはなかった。今回は待っている間に沢山の患者さんを目にした。点滴を提げながら科をまわる入院患者さん。短パンから出ている足は私の腕よりも細い。ふくらはぎが全く無い足で必死に歩いている。おばあちゃんが付き添ってきている少年、おそらく幼稚園児。半泣きで治療を頑張り、あいまにお菓子を買ってもらって我慢していた。午前中も午後も治療だ。これから手術を受けるというおばさん。「手術の様子を撮ったビデオがあるんですが、ご覧になりますか・・・」と看護師さんに聞かれて「はい」と答えていた気丈な女性だ。「生々しい場面もあるんですが・・・・」と言われては、私なら即座に断るのに女性は偉い。私の症状など軽いものだ。軽いからと安心しているわけではないが、世の中具合の悪い人が沢山いる。そう考えると、私のように軽症者は少々時間がかかっても文句など言えないな。
2004.06.14
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梅の甘露煮
「お母さんや弟さんにも持って行って下さい・・・・」と、行きつけのお寿司屋さんから、梅の甘露煮をお土産に頂いた。若大将が研究熱心の仕事好きで、いろいろチャレンジする。去年の今頃初めて作ってみたのでと、試食を頼まれた。砂糖で煮詰めた梅だが、とっても美味しかった。甘い甘いシロップは焼酎で割って飲むとこれまた旨かった。「来年も頼むよ・・・・」忘れずに今年も作ってくれて早速試食と試飲をしてきた。母親や兄弟にはさっき配ってきたがまだ食べてはいないだろう。旨い、と言ったら明日梅と砂糖を買いに行って作ろうと思っている。（去年だったら庭の梅の実が満開だったが、今年は不作だったから買わなければ）少々面倒なのが針刺しだが、美味しいものを作るには何でも手間がかかる。沢山針を買ってこないといけない。私の場合はブランデーなんかがきっと入ってしまうと思うが、じっと我慢しようかな・・・・。原型をしっかりとどめながらも、箸で触れると崩れる食感の梅に仕上げたい。頑張ろうと思うが、皆がまた食べたいと言わなければ作らないよ。料理には2種類ある。１つは自分の為のもの。もう1つは人が喜ぶ顔を見たいからする料理。梅の甘露煮にチャレンジするのは私にとっては後者だから。
2004.06.12
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早い
昨日の晩御飯が早かった為か、今朝は少々お腹が空いていた。出勤途中でいつものドトールに寄り、テイクアウトの前にジャーマンドックを店内で食べようと思った。従っていつもより早めに出かけた。ドトールのカウンターには一人しか待っていない。「ラッキー」と思ったのだが、油断大敵だった。ポケットの小銭を探しているほんの一瞬の隙に、お姉さんがさっさといつものテイクアウトを作っていた。「おいおい・・・なんだよ・・・・まだ頼んでないぜ・・・」心で呟くが小心者の私には「ジャーマンドック食べていくんだから・・・」とは言えない。紙コップに入ってしまったコーヒーを店内用のカップに注ぎ直してもらうのは嫌だ。おまけに2杯目も入れ始めているのだから最悪だ。と言うわけで渋々いつもどおりＳを2つとＬを１つお持ち帰り。料金をカウンターに置くと「今日はお早いですね・・・・行ってらっしゃいませ」だって。「早いのは君の仕事だよ。ふぅっ」
2004.06.09
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人間ドック
行ってきた。毎年会社で健保の検診を受けてきたが、今年は自腹で行ってきた。高いわー。でも、看護師さんは可愛くて親切な方が多くて良かった。一番乗りで到着し着替えを済ませ足載せチェア-着きリクライニングシートに寝そべってうたた寝をしていると、大声に起こされた。看護師さんと話しているオッサンの声だ。私より少し年配と拝見するが、大きなマスクのおかげではっきりしない。「風邪をひいてのどが痛いから帰りに薬をくれるよう耳鼻科に言っといて・・・・」「この時期になると必ず風邪をひくんだよ・・・・」「いつも頼むんだけど忘れるんだからちゃんとやっといてよ・・・・」「のどにつける薬だよ・・・・」うるさいったらありゃしない・・・・それでも笑顔で応対している看護師さんは偉い。その後耳鼻科で検診を受けた時、マスクのオッサンに声をかける別の看護師さんを見た。「●●さん、今日はどうしたの・・・人間ドック・・・？」「さっき言ったんだけど・・・・・帰りまでに薬頼むよ・・・・」また言ってるわ・・・・耳鼻科に来ることは分かってるんだからさっき言うこと無いじゃない・・・・？？？眼科でも話している姿を見かけた。この病院の常連さんらしい。それほどの歳には見えないが、あっちこっち悪いのだろう。可愛そうに・・・・と思ったが、私がバリウムを済ませて控え室で寝転んでいるとオッサンの声でまた起こされた。「だから●●●円って言ってるでしょ・・・・・」「・・・・・そうだよ・・・・指値・・・・」なんだよ株かよ。館内では携帯電話の電源はお切り下さいって書いてあるでしょ。可愛そうにと思った私の気持ちはそこで終わった。最終結果はまだ先だが、とりあえず目の検査をしに11日に又行かなくてはならない。緑内障の詳細検査だとか。私もマスクのオッサンのように病院の常連になるかもしれない。
2004.06.08
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アチィー
牛歩だとか牛舌だとかったくバカらしいったらありゃしない。もっと真面目にやれよ。こんなんだから、いつまでたっても日本は良くならない。少々会社を抜け出して私用を済ませてきた。午後の一番暑い時間に歩き回ったものだから、大汗だ。時間をずらせば良いのだが、仕方なかった。それにしても暑い、扇子もハンカチも役に立たない。暑さに怒っても無意味か・・・・社に戻れば役員さんが怒ってる。専務も常務も怒ってる。他人が怒っているのを前にすると、自分の怒りが少々減少するものだ。トバッチリを受けないうちに帰ろうと思ったら、仕事が出来た。暑い中にまた出かけて行かなくてはならない。さっさと済ませて直帰にしよう。
2004.06.05
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ワカンナイ
仕事で小学生と接する機会がある。先日会った小学4年生の男の子は九九（掛け算）ができない。「３掛ける９は？」「うぅーん・・・わかんない」隣にいる母親の顔を覗き込む。「1個3円の飴を9個買おうと思ったらいくら持って行かないとならないの？」「うぅーん・・・・・・・6円・・・かなっ」困った。母親が甘やかしてきたのは分かるが、一体全体学校は何をしてるんだ。ゆとりの教育も良いが九九の出来ない生徒を1年間以上ほったらかしにしておいた。文科省の言う「生きる力」なんて全くのお題目だ。喋ることは一人前に生意気口をたたく。母親に向かっても偉そうに言うし、私に対しても無愛想。「好きな食べ物は何？」「うぅーん・・・・わかんない」「好きなテレビ番組は？」「うぅーん・・・・わかんない」わかんないワカンナイって井上陽水じゃないぜ、ったく。少しばかりしごいてやらないといけないが、カッターナイフを所持していないことを確認してからにしよう。
2004.06.04
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昼食
昨日は雨も降って涼しいのに、私は冷し中華の出前を頼んだ。「今日は冷し中華の陽気じゃないね・・・」1時間待ってやってきた出前のアンチャンが言った。そのとおりだが食べたいものがそれだったのだから仕方が無い。プチトマトを除いて綺麗に食べた。昨日とは反対に今日は暖かかった。昼近くなって、「出前頼む？？」と上司が聞いてきた。「そうですね、頼みましょうか。」「それじゃ、今日は冷し中華にするわ、暑いから・・・」きっと昨日の私が食べた冷し中華が美味しそうに見えたんだ。困るよな、ラーメン屋にとっては同じ物を頼んだ方が良いだろうが、そうは行かないよ。結局私はチャーシュー麺を頼んだ。30分たって出前のアンチャンがやってきた。「今日は冷し中華の陽気だね・・・」余計なお世話だ。私は汗だくになって、熱々のチャーシュー麺を食べた。首にタオルを巻いて・・・・
2004.06.02
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