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銀色の手紙@ Re:『お札を置きに……』&『メジロの観察……』(01/12) 小鳥と柿のお話、興味深く拝見させていた…
2004.01.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類

昨日ほど暖かくはなかったので、ウォーミングアップもそこそこに走り出して体を温めたが、足は思いのほか軽かった。

tokei

この時計の前から本格的に走り出すのが、3ヶ月前までのことだった。
もどってきた時のタイムを確認するのもこの時計だ。
日によってコースや走り方が変わるが、帰りの時刻は2分の誤差以内に予測できる。
勿論途中の肉屋と八百屋の時計でカンニングをするが、それらの時計が数分狂っていることも僕は知っている。

komazawadoori

環状線を越えるとそこからはアップダウンの繰り返しだ。
東西南北どの方向へも上ったり下ったりしている。
走り始めた頃、人通りのない裏道を走るとつい立ち止まってしまう軟弱な自分を勇めるために、あえて人通りの多いこの道を走ったために今もここを通っている。
豆腐屋やペット病院はまだ休みで、酒の安売り店は開店休業状態、大型回転寿司の駐車場は満車だった。
2件ならんだ焼肉やの入りはまあまあで、店長がいつも表に立っている暇なラーメン屋は休んでいた。
この道の両サイドは地図が書ける。

kokuritudai2

知らない間に立派になった病院。
ちなみに僕が生まれた病院だ。
弟も小さい頃、腸閉塞でお世話になった。
そして、言いたくないことでもお世話になった。
(注:女性に自分の子供を下ろさせたと言うことではない)
感謝の念と後悔と反省をしながらなぜかこの前は必ず走り抜けている。
(注:今日は勿論立ち止まった)

komazawakouenn

ご存知駒沢オリンピック公園。
小学生の時、オリンピックを見に来た。
中学生の時、区の総合体育祭とやらをここでやった。
こっそり抜け出したのを見つかって怒られたのが昨日のようだ。
テニスを始めた頃、毎晩のように壁打ちにもここに来た。
僕のお気に入りだった場所は駐車場になっている。
今日も駒沢通りの両側はぎっしりと路上駐車の列が出来ている。
凧(カイト)揚げや家族でのバトミントンやらアベックの散歩やら相当な人出だった。

tenisukurabu

有名なテニスクラブの入り口。
昔は完全会員制でおまけに高額年会費、僕など入会不可能。
外からはコートが見えないようになっているが、隙間から恨めしげに眺めていたのが僕でした。
今はスクールもやっている様子で一般人も使えるようだ。
この先には「東京学芸大学教育学部世田谷中学校」と言う長い名前の中学がある。

kennsetucyuunosora

曇りがちの空の一角が急に開けた。
東京の青空。
建設中の建物は近隣の猛反対にあっている。
電柱やバードレールには看板や横断幕がベタベタ。
玄関やベランダにまで反対の垂れ幕を下げている個人住宅まである。
僕には判断がつかない。

kunoshisetu

「都立大学」の跡地に建てられた区の施設。
僕らの税金のおかげでこんな立派なものが建てられた。
区民皆が使える施設だから許してやるが、区役所の移転には断固抗議する。
とんでもない大金使って、中古のボロビル買いやがって。

ともあれ、今ここには以前の大学正門の1つが歩道に残されている。
学生運動の頃の面影は完全にない。

kakinokizaka1

最後の楽しみ場所。
坂下の2階屋の屋根だって視線の遥か下にある、コースで一番の坂道だ。
600メートルほどを一気にいける日は相当具合がいい日だ。
ほとんど僕は坂下からの上りだけを走ることにしている。
坂下から100メートルが一番角度があってしんどい。
ここをダッシュで抜け、残りのどこまでダッシュがもつか自分との勝負をする。

kouenn

ほとんど終点。
公園の池をまわってチェックポイントの時計を見て終了だ。

今日この写真を撮っていたら、そばで犬が糞をしていた。
ヒモを持っているオヤジはシャベルを入れたビニール袋を持っていない。
案の定そのまま失礼の体制でオヤジは歩き出した。
「オヤジさん、犬の糞、片付けていかないの?」
僕は2度オヤジの背中から声を掛けたがオヤジはシランプリだった。
「マナーは守った方がいいんじゃないですか!」
前に回って言ってやった。
子供の頃、何度も犬の糞を踏んづけて嫌な思いをしたものだ。
子供の頃ばかりではない、大人になってからも革靴をやられた。
「すいません」
「すいませんじゃ困るよ、みんなが迷惑するんだよ、片付けないの?」
「すいません、紙がないから・・・ブツブツ・・・」
「持って出るのが常識でしょ。取りに行ってきなさいよ、俺、オッサン帰ってくるまでここで待ってるよ。もし戻ってこなかったら豪い目にあうよ。」
このところ自分の中に溜まっていたあるストレスを発散させるように、無意識に彼に絡んでいた。
もう少し歯ごたえのありそうな男に見えたから、あえて絡んでみたのに暖簾に腕押しだったからしつこくなったのかもしれない。
正義感と言うオブラートに包んではいても虐めだと自覚していた。
「早く行ってきなよ、一緒に行こうか?」
はなから待っているつもりも、一緒に行く気もない。
家までは10分程度だとオヤジは言っていた。
顔もしっかり覚えた。
犬がいる限りまたこの公園にはやってくるだろうし、見つけることは容易なことだ。
今度見かけた時にチャンとシャベルを入れたビニール袋をオヤジが提げていることを期待すればいい。
オヤジが視界から消えるのを確認して僕は家路についた。





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Last updated  2004.01.04 22:17:46
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