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銀色の手紙@ Re:『根もとっておかないと』&『トンボ獲った』(08/18) お暑うございます。 ごぶさたしております…
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ojisan175 @ Re[1]:『お札を置きに……』&『メジロの観察……』(01/12) 銀色の手紙さんなら別の加工方法もおあり…
銀色の手紙@ Re:『お札を置きに……』&『メジロの観察……』(01/12) 小鳥と柿のお話、興味深く拝見させていた…
2004.11.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類


音楽のことにかかりき
今はうたはず」一握の砂より

啄木の妻・節子は女学校時代にバイオリンを習い、美しい声で歌う女性であったそうな。
そんな妻の為に、啄木は東京でバイオリンの弦を捜し歩いたりもしたそうだ。
彼女の人生は啄木との結婚により左右された。
生活に追われるうちに音楽について彼女は語らなくなってしまった・・・・・・そんな歌だ。

子や啄木の母の看病にくわえて啄木の看病もし、苦しい生活を余儀なくされた。
東京の音楽学校へ進学するだろうという、女学校の同級生の予想に反して節子は結婚を選んだ。
自分が選んだ道ではあるが、後悔したこともあるはずだ。
大好きなことを犠牲にしても、それでも自分が信じた道を歩めたのは連れ合いの気遣いも大きい。
この歌には、啄木の妻に対する詫びが込められているように感じてならない。

一昨日、おでんの仕込中にゆで卵の殻をむいてくれている連れ合いに、「あとでやるから良いよ」と少々辛くあたってしまった。
出汁をとっている最中であったり、いくつかの要因が重なって私が短気になっていたのだが・・・・・・当然彼女は黙って二階に行ってしまった。
謝る言葉を失ったまま後悔していたのだが、しばらく時間を置いて連れ合いは降りてきて言ってくれた。
「何か手伝うことありますか?」
ありがたかった。
続きの卵を頼んだ。
黙ってやってくれた。
「ごめん」の言葉をまだ私は言っていない。
でも詫びる気持ちだけは二日間引っ張っています。





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Last updated  2004.11.29 19:14:51
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