株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

3/24　スターのリーク

大幅高でストップ高直前まで上昇。寄り前のコメントだけを見てもたった1株で2万円
弱ほど抜けた計算になるからね。今回上がったのは日興シティがTOBによる買収を
提案との日経の報道。周知確認のため売買が一時停止されたが、10時すぎから再開
された。日興コーディアルが近くＴＯＢ（株式公開買付け）を実施し、発行済株式数の
３分の１超を取得し参加に収める模様。一部では発行済み株式数の50％を上限に
ＴＯＢを実施と伝えられている。06年3月期に軒並み過去最高益の見通しとなって
いる証券各社は「攻め」の姿勢を強めている。証券各社が預金も含めた総合的な
金融サービスを志向しているのは、預金を窓口にして新たな投資家獲得につながると
みているためだ。０７年から本格化する「団塊の世代」の大量退職を控え、団塊
マネーを公共料金引き落としなどに使われる預金として取り込めば、そのうちの
一定程度は株や債券市場に流れ込むとのもくろみがある。大手証券各社は07年度
まで新卒者の大量採用や新規出店を予定しており、証券専業としてネット証券と
競うだけではなく家計の資金管理を担う総合金融業として銀行と競争していくことで
業績をさらに押し上げたい考えなのだろう。東京スター銀の時価総額は24日時点で
約3000億円。日興コーディアルの時価総額（同1兆9000億円弱）はその六倍にのぼり、
買収を進めるのに無理がない規模。投資ファンドのローンスターが7割弱の株式を
保有しているため、一気に大量の株式を取得しやすい面もある。日興が主導権をとる
上で、スター銀の小粒さが魅力に映っているようだ。ところでいきなりなんでこんな重要な
話が漏れたのか、教えてあげましょうか？ニュースの出展は日経のニューヨーク。そう、
この話が漏れたのは日本じゃないんだよね。ってことは米国ローンスターから漏れたの？
そうそのとおり。少しでも高く売りたい親会社の戦略。先日9日メリルリンチが格下げし、
売りのレポートを出していたことにぶちきれていたのがこの親会社。少しでも高く売ろうと
しているのに、株価を下げられたのではたまらない。ボーダフォンがソフトバンクへの
売却を値段と共にリークしたのと一緒。ローンスターは別に日興以外に売っても構わない
のだから。ボーダフォンが交渉を有利に進めたのと同様、ローンスターは少しでも高く
売却するために日興の足元を見たんだろうね。しかもＴＯＢをかける＝在る程度の
プレミアムを乗せて買う、というところまでリークしたところにその意図を感じるね。また、
公募43万円の下で売るわけにはいかず、その上の株価で更にプレミアムをつけて
もらいたい、あわよくば日興以外の買い手が現れて欲しい、そういう意図でのニューヨーク
からのリーク。わかったかな？東京スター銀行はそういう話はない、ってコメント出して
いるでしょ？それもわかっていたこと。だって、交渉相手は東京スター銀行ではなく、
ローンスターだから。知りませんって言えばいいんだもん。こういう有益なネタと、
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