全8件 (8件中 1-8件目)
1

岸和田労働基準監督署は25日、貝塚市の貸し切りバス運送業「日本観光」と経営者を労働基準法違反の疑いで大阪地検に書類送検し、発表した。同労基署によると、同社と経営者は昨年11月9日バス運転手1人に、同社と従業員との協定で上限としている1日16時間を超えて1時間40分の時間外労働をさせた疑いがある。また同年8月7日から20日の間と、同年9月4日から17日の間に、協定で休日労働の回数を2週間に1度としているのに、休日を与えず労働させた疑いがある。同社では、この運転手が運転する貸し切りバスが同年11月12日午後3時ごろ、愛媛県新居浜市の松山自動車道でトンネル側面に接触、乗客9名が死傷する事故を起こした。(9/26 asahi)バス業界には厳しい状況が続いている様子。普通は36協定違反が報道ベースに乗ることは殆ど無い。まともに協定を守っている会社はどれくらいあるの?そもそも協定の存在すらない中小企業が相当数に上るわな。
2012.09.26

普段はあまりご縁がありませんが、大阪北浜は大手弁護士法人におじゃましました。大阪社労士会(人間・労使関係研究会)の9月例会で。素晴らしくキレイな事務所におったまげた。裁判所における紛争手続実務の話。労働審判の呼出状の受取~答弁書の作成~事前評議、第1回手続期日~審尋~審判と細部の解説があり、大変参考になる内容だった。その他、仮処分、小額訴訟、簡裁など。これに加えて、労働局や労働委員会のあっせん、ADR等、労働者から見れば複雑怪奇な仕組みになっていると思う。社労士に簡裁代理権、もっと言えば労働審判の代理権が付与されたなら凄いこと。まぁ、民法に疎い先生が多いのでたぶん難しいでしょう。これは現実問題として。
2012.09.21

パナソニックが、バドミントン部とバスケットボール部を今季限りで休部させる検討に入ったことが17日分かった。テレビの価格下落で収益が悪化しており、経営合理化の一環としてスポーツ事業を縮小する。バドミントン部は、子会社化した三洋電機が1980年に創設した。かつては「オグシオ」の愛称で知られ、女子ダブルスで2008年北京五輪5位となった小椋久美子選手、潮田玲子選手(現日本ユニシス)も所属。日本リーグでの優勝は15回を数えるなど、強豪として名をとどろかせた。バスケットボール部は1952年に設立した。日本リーグでは13回の優勝を果たすなど名門で、大阪府枚方市を本拠地に活動している。パナソニックは2012年3月期連結決算で、純損益が過去最大の7721億円の赤字を計上。人員削減を柱とした本社部門の改革を進めている。パナソニックは両部のほか、野球やラグビー、バレーボールのチームを抱えている。(9/17 スポニチ)サンヨーに始まり、シャープ、パナソニック。いずれも、関西系企業です。パナソニックまで人員を削減する時代が来たのかと思うと悲しい。今はチキンの波?いや、ジュグラーの波間か。長い長い景気停滞局面から脱することが出来ないね。別件:今日、明日はUIゼンセン同盟の定期大会で名古屋です。
2012.09.19

福岡市は西新中央商店街。この街はいつも活気に溢れている。名物のリヤカー部隊は、戦後間もない頃から商いをしているそう。ところで、最近の疑問がひとつ。それは、日本維新の会に合流される国会議員の扱いについて。自民党、みんなの党に比例代表選出の衆議院議員が含まれている。公職選挙法99条の2衆議院(比例選出)議員の選挙における当選人は、その選挙の期日以後において、当該当選人が衆議院名簿登載者であつた衆議院名簿届出政党等以外の政党その他の政治団体で、当該選挙における衆議院名簿届出政党等に所属する者となつたときは、当選を失う。微妙。前回の総選挙時には存在しなかった政党だからいいのかな。騒がれないことを思えば、合法なのだろうか。なんかスッキリしない。ご存知の方、ご教示くださいまし。
2012.09.12

今から福岡まで出張です。現地の滞在時間は2時間程度。長くても3時間。とんぼがえりについて調べてみたところ。出典:三省堂 大辞林トンボが飛びながら急に後方へ身をひるがえすことから(1)空中で体を一回転させること。宙返り。空中転回。(2)ある場所へ行き、すぐ戻ってくること。 「大阪へ行って用を足し、その日のうちに―する」だそうです。こちら関西では「でん、して帰る」と言います。子供の頃から普通に使ってきたけど、愛知県人には通用しなかった。ナニそれ?って。
2012.09.12

おっさんのひとり映画。今日は44年ぶりに公開された「黒部の太陽」。石原裕次郎が遺言で「大型スクリーンでしか見せないでほしい」言ったらしく、DVD化されていない幻の作品。いつか観たいと思っていました。枚方市民会館のところ、勘違いで高槻市民会館へ。そんな訳で最初の15分位を見逃してしまった。休憩を挟んで3時間半のフルバージョンでした。
2012.09.09

久々に広島へ出張。ヒロデンと言えば、味のある車両のイメージがあるけど、今回は新型車両でした。かつて、この会社は世間を驚かせたことがある。私自身も凄い衝撃を覚え、また労働運動について深く考えさせられた記憶がある。以下、当時の新聞記事(2009/03/25 朝日)より一部抜粋広島市内などで路面電車や路線バスを運行している広島電鉄の労働組合「私鉄中国地方労働組合広島電鉄支部」は、契約社員を全員正社員化し、賃金も引き上げて正社員と一本化することで会社側と合意したと発表した。一部の正社員は賃下げになる。同社のような千人規模の企業でのこうした取り組みは珍しく、雇用形態による労働条件の格差を解消するモデルケースとして注目されそうだ。新しい制度では、年功と能力を加味して昇給する賃金制度に一本化し、定年も5年延長して65歳とする。一方で、以前から正社員として勤務している300人弱のベテラン社員は賃金が月額5万~6万円下がるため、調整給を支給しながら10年間かけてゆるやかに減額する。 同支部は契約社員も労組員として正式加入しており、06年から契約社員の正社員化と賃金制度の統一を求めて会社側と交渉を始めた。しかし、給与の原資は限られ、賃金の一本化でベテラン正社員の賃金が下がるケースが出てくることから交渉は難航。今回、組合員の収入減が緩和されたことや、会社側も乗務員の勤労意欲が高まり、より安全な運行が確保できるメリットがあることから合意に至った。 佐古正明委員長は「(契約社員としてだけ採用する状況を)放置しておけば、ほとんどの乗務員が低い賃金水準になってしまう。統一によって賃金が下がる正社員の組合員からは厳しい意見も予想されるが、大局的にご理解をいただきたい」と話している。 全国のバス、鉄道など231労組が加盟する私鉄総連によると、私鉄業界で非正規社員を正社員にして賃金制度を統一するケースは珍しい。私鉄総連は、非正規社員を3年で正社員にすることを運動方針に掲げ、各労組に呼びかけてきた。藤井一也書記長は「契約社員が労組に入っていない会社が多い。各企業の経営体力の問題もあり、進んでいないのが現状だ」と話している。〈脇田滋・龍谷大教授(労働法)の話〉 労働者全体の利益を考えて、一番弱い非正社員の労働条件を引き上げた広島電鉄労組の取り組みは、労働運動のあるべき方向性を示す事例だ。非正社員を守れなければ結局は正社員も守れないことを認識し、賃金格差を是正した点を評価したい。ただ、欧州諸国では、派遣社員を含めて企業の枠を超えた「同一労働、同一賃金」の原則が貫かれている。日本でも産業全体の連帯を考えていく必要がある。
2012.09.06
![]()
著者自身がアジア諸国で苛酷な労働を体験したルポルタージュもの。ゴミの山で働く労働者、バナナの栽培現場で働く労働者、春を売って生活している人など。日本ではおよそ想像が出来ない世界。生きる=働く=食う、そんなパワーを感じた。ワーカーズ 著:久遠智彦価格:2,100円(税込)
2012.09.03
全8件 (8件中 1-8件目)
1