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2010.02.16
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カテゴリ: 気まぐれ日記
この本は、 会社の論理 労働者の論理 を対立させ、わかりやすく解説を加えている。特に労働組合に関する以下のコメントは、私が言い続けてきた内容、 そのものズバリ である。

『雇用はなぜ壊れたのか』著:大内伸哉

(一部抜粋)労働組合の組織率が低下している今日、労働組合だけに任せてはいられないとして、 従業員代表をきちんと法制化すべきである という意見も強い。ただ、労働組合ではない従業員代表は、会社と戦うことを予定していない。

会社の論理 によると戦わない労働組合は都合がよい。従業員代表を法制化するということは戦わない労働組合を法律で承認することに等しくなる。これは 労働者の論理

とはいえ、戦う労働組合の再生というのも簡単なことではない。 労働組合の力の源泉は、組織力 である。組織力は、まずは組織の量的、質的な拡大によって実現すべきものである。若者をオルグすることは、今後の労働組合にとってきわめて大事なことである。

しかし、若者の多くは、「労働組合って何?」「ストライキって、どういうことをするの?」である。 労働組合の存在価値 を、なかなか自覚しにくい時代である。ましてや、若者は 個人主義的 である。「友よ」の時代ではないのである。

連帯はうっとうしい、将来への希望なんて特にない、というある意味で満たされすぎた現代の若者にいかに呼びかけるのかが、労働組合にとっての課題である。

労働組合は、若者に魅力的なメニューを用意して、若者が自ら組合費を払うだけの価値があると思えるようなサービスを提供するということを真剣に考える必要があるだろう。

ユニオン・ショップ チェック・オフ に乗っかっていて「企業努力」を怠っていれば、組織は衰亡を避けられない。労働組合は、会社とのコミュニケーション技術は磨いてきた。今後は、潜在的な組合員である若者とのコミュニケーション技術を磨くことが必要となっている。


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最終更新日  2010.02.17 00:07:21


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