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超不阿羅王



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銀滴で有名な王手門酒造さん、真っ向勝負の蔵だと思っていたのですが、少々、ひねりすぎているように思える商品も出してます。

ネーミングがすごくて、カタカナの「ファントム」とか、暴走族の名前じゃあるまいし、という「不阿羅王(ふぁらお)」、そして、極めつけは、今回紹介する「超不阿羅王(ちょうふぁらお)」です。

もう少し、焼酎らしいネーミングでもいいと思うのですが、都会で、若者に飲まれるためには、ネーミングにもこだわらないといけないのかもしれませんね。

この超不阿羅王は、原料の芋は紅寿芋、麹米は自家製玄米、そして、製法は、減圧蒸留した原酒と常圧蒸留した原酒をブレンドして作られた製品です。

裏ラベルの能書きです。


当蔵は明治28年日南市飫肥にて創業、現在は北郷の山澄の里にて造りを営む蔵元です。
本商品は「不阿羅王」を更に追求する為にこだわり製法と原料を用いた本格焼酎です。
特徴は、紅寿芋の持つ「はちみつ」のような甘い高貴な香りと、芋焼酎本来の奥深い濃厚な旨味が凝縮しており、当蔵逸品の仕上がりになっております。
蔵人が精魂込めて造り上げた技巧品とも言える焼酎を是非、御賞味ください。


紅芋系の特徴は、あまり感じませんね~。

お湯割にして飲むと、どうしても、減圧焼酎のツーンとくる嫌な臭いを感じてしまいます。
都会では、常圧のお湯割のもわんとした臭いの方が嫌われるのかも知れません。

おいら、根っからの減圧焼酎嫌いですから‥、ごめんなさい。

でも、この超不阿羅王は、減圧の原酒の比率がそれほど高くないのか、紅芋系が減圧に合うのかわかりませんが、それほど、拒否感はないですね~。

でも、お湯割よりも、やっぱり、ロック・水割りの方が合うと思います。

水割りでも、旨味はじわりじわりと出てきますね。
あまり、黒麹のようなボディの太さは感じませんけど、嫌な感じはしません。


評価は、減圧を使っている焼酎としては、おいら的には大丈夫なので、☆☆☆★。

ラベルが、ゴムでできていて、はがして車に貼ることもできるぞ(未確認)。


【製造元:大手門酒造合名会社】
【原料:紅寿芋】
【麹:米麹(黒麹)】
【蒸留:常圧蒸留・減圧蒸留】
【アル度:25度】


本格焼酎ゼロ超不阿羅王(チョウファラオ) 1800ml



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