うなぎのぼり。

PR

プロフィール

りひてぃ

りひてぃ

コメント新着

~魚蔵~ @ お疲れさまでした! 予選お疲れさまでした! 今回は、残念な…
konayuki18 @ Re:26位じゃダメなんですか、ダメですか。(06/20) つくづく思うのが 自分が知らないいろん…
りひてぃ @ おひさしぶりです ririkahさん ありがとうございますー。 …
konayuki18 @ Re:誕生日(01/27) 教師なんですね、彼女。 私も同じ女性と…
ririkah @ Re:誕生日(01/27) おそくなりましたがぁお誕生日おめでとう…
2009年07月06日
XML



ま、当然かもしれないけど、普通のおばちゃんでした。

や、おねえさんかな?




短パンで普段着って感じの、ちょっと緊張したおばちゃんかおねえちゃんか

みたいな人、それが津村さんでした。





で、司会の可愛いおねえちゃん(ちょい太め)と二人で漫談するって流れでした。

ないようはー。

うーん。




芥川賞の実感は? とか、「ポトスライム」の着想は? とか、奈良や大阪は津村さん



仕事を持ってるそうですがそれってどうですか? とか。



そんな質問にだらだら答える、みたいな感じでしたね。



最初のほうとかほんましょうもなかったんですが、芥川賞候補に入ったときに、

担当編集者さんに呼び出されて上京するらしいんですが、そのときお菓子食べながら

担当さんばっかリラックスしとって自分は部屋の隅で携帯充電しとったーとか。


そういう話はおもしろかったですかね。




あとは、最初に送った小説が「小説すばる」の三次選考までいって最終直前で落ちて、

次の小説が太宰治賞をとり、受賞が決まるまでに送っていた小説は一次落ちだった、

ってな話をしていて、「それ以来私は自信がない」って言ってたのは興味深かったです。




あとはねー。

最初に芥川賞候補に入ったときに会社の朝礼でおめでとうと言われて、社内でめちゃ



軽く盛り上がったそうですが、また落ちてほんま普通にすーってさめたそうで、

三回目に入ったときは誰も何も言わなかったそうです。

で、受賞したら、あ、よかったやん、程度で、別に盛り上がりもなかったそうで。



うーん、あとは、司会のねえちゃんが24歳で、ほんま30前後の女性って

いろいろあるんですよって教えてたのがおもろかったですな。





最後に質問の時間があったのですがね。


「私も30歳前後で、派遣やってるんです。でも私、こんなもんじゃない。めっちゃ共感しました」

とかね

「私も30前後で書店員やってて、苦労してるんです。めっちゃ共感しました。」

みたいな方がたくさんいてですね。


めちゃめちゃ驚きました。

文学作品に、帯の触れ込みみたいな言葉通りに共感しちゃう人がいるんだなーって

めちゃめちゃ驚きましたよ。


だって、文学よ?

ノンフィクション体験記と違うのよ?

共感を誘おうと思って書いてないのよ?

津村さん自身、共感できるか微妙なはずよ?

それに、宣伝文句そのままに共感しちゃうんだ?

こういう読者が多いから、純文学って売れなくて当然なんだな、なんて思いました。



で、僕と一緒にいった空海くんはー。

「~さまへ」って、

サインに書いてもらうための自分の名前を書く紙に、

「ヤン・イー」

って書いてました。


津村さん、それを見て失笑でした。

「なんでヤンイー…(苦笑)」

「すいません、トラウマを」

「ああ、ほんまね、あれはトラウマなりましたよー」

ってなやりとりは面白かったですな。


で、町田康先生はうどんが好きなのでたくさん食べてくださいと言われました。




津村さん、ちょっと僕らふざけすぎたかもですけど、みんな津村さんを愛してるので(笑)

谷崎賞、野間賞めざしてこれからもがんばってください!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年07月06日 17時47分17秒
コメント(2) | コメントを書く
[文学・映画・音楽レビュー] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: