全3件 (3件中 1-3件目)
1
街を歩くとどこからともなく香っていますね、キンモクセイの花、ちょうど去年の今ごろ昭和記念公園へ母を連れて行きました。大きなキンモクセイの木がたくさんあって、それはそれはいい香りを放っていました。私の家の庭にもキンモクセイの木が一本植えてあります。息子が生まれた時、住んでいた市から記念にと頂いたもので、小さな苗木が今では息子の背をはるかに越える立派な木に成長しました。今朝枝を少し切って母のベッドの傍に置きました。母が、キンモクセイの香りで思い出したのか「昭和記念公園に行ってもう一年が経つね〜」と言いました。頭はまだしっかりとしている母なので、思うように体を動かせないもどかしさがさぞ悔しいだろうな...もう少し元気になったらまた昭和記念公園へ行ってみようね、と言うと「もう行かれない...」と悲しそうでした。母は数日前に先生や私が説得し病院から我が家に帰ってきました。後どのくらい頑張ってくれるか分からないけれど、大切な一日が今日も無事に過ぎて行きますように...キンモクセイの小さな花たちがずっと香りますように...
2012.10.18

先日病院の入り口近くのお花やさんで足を止めて見ていたら、気になる花があったので買ってきて鉢に植えてみました。コンロンカ、別名ハンカチの花、小さな小さな黄色の花をつけています。真っ白なハンカチのような葉っぱはガク?なんでしょうか。終末期を迎えた母が今週末退院することになりました。今まで少しでも長く生きようと頑張ってきた母に、「もう終末期だから退院して家で過ごして」なんて言えるわけもなく、2週間前に緊急で入院してから、病院に見舞いに行く度にせつなくてめげそうになる毎日を送ってきました。先生や看護士の方たちの助けもあって、母も不安ながらも納得してくれましたが、退院は良くなってするものですから、たくさんのチューブをつけたままの退院はさぞかし辛いだろうと、母の気持ちを考えるとやりきれなくなります。今日は生憎の雨ですが、母の部屋を少し片付けて介護用ベッドを置くスペースを作りました。希望の持てない退院の準備のなんて空しくて悲しいことでしょう。今年の夏は猛暑が長く続きました、そして一気に秋になりました。その気温の変化が鮮やかな紅葉を作ってるんじゃないかな? 山ではナナカマドが真っ赤に色づいていることでしょう。山の秋に感動したのは今から20数年前、それまでも何度も訪れていた上高地、初めて訪れた秋は、母を連れて、カラマツやシラカバが黄金に色づいていた頃でした。車窓から紅葉の林を眺めたとき何故かな、涙が流れてしまいました。山の秋は本当に素敵ですね。P.S. 10月10日,今日は爽やかな秋晴れの日ですね、午前中の仕事を終え、買い物をし、夕食の準備をして、また出かけます。忙しいとアッと言う間に一週間が経ってしまいます。母の退院がもう少し延期されました、来週かな?
2012.10.07

今日はもう10月だというのに暑いくらいでしたね。それでも気がつくと裏山にはススキの穂がお日様の光を受けてキラキラ風に揺れていました。まだ若くピンとしている穂は、夏が終わってもう秋なんだと気づかせてくれます。そういえば、このごろは夜になると虫の音も賑やかです。10月から仕事で八重洲に行っています。ちょうど丸の内駅舎が新規オープンしたとか、やはり本物を見たくて一昨日のお昼前、仕事の帰りに行ってみました。風格があってなかなか立派な駅でした。たくさんの観光客の人たちに混じって写真を撮りました。もうTVでさんざんご覧になったかも知れませんが、数枚ご紹介します。高層ビルに囲まれて、煉瓦作りの重々しい威厳を放っている駅舎はそこだけ異空間で圧倒されるものでした。みなさんも機会があれば行かれてみてはどうでしょう。一見の価値は充分にありますよ。(真ん中の画像はホテルの入り口、下は丸の内側南口です。)帰りに新宿駅でちょっとお茶を飲みながら駅を行き交う人々を観察していたら、大きなザックを背負った人、待ち合わせをしていたようで、3人揃うと特急あずさの待つホームへ下りて行きました。いいなー、明日から3連休ですから、きっとどこか紅葉の綺麗な山を縦走するのでしょう。これから山へ行く時のワクワクする気持ちを思い出していました。
2012.10.05
全3件 (3件中 1-3件目)
1


