猫、かわいそう～（爆）。
そのノラちゃん、そんな事されるから目つきが悪くなったんですよ（笑）。

子供時代は今と違って、外へ出れば必ず野良犬や野良猫に出くわしましたね。
そんな昔のある日、学校の先生から、「猫は三半規管が発達しているので、高い所から背中から落ちても、空中で体勢を変えて、ちゃんと足で着地するのだ」と聞いたものですから、学校がはねた後、家の近所の年齢もまちまちのガキども５～６人で野良猫を一匹ひっ捕らえて、さっそく実験してみることにしました（笑）。
家の２階の窓から、腹を上に向けて落としたり、次は頭を真下に向けて落としてみたりしたのですが、３回目ぐらいまでは学校の先生の云うとおり、猫は見事に空中で体勢を変えて、ヒタッと四つ足で着地していましたが、４回目以降になると猫も疲れてきたのか、着地に失敗するようになりましてね、虐待が目的ではなく、猫の見事な運動能力を観るのが目的でしたので、年長の子供の「もう飽きた！、何かエサをやって放してやろう」の一言で、そのノラちゃんの実験（受難）は終わりました。 (2010/02/05　09:34:45 AM)

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2010/01/31

稽古　～猫を蹴った少年時代～

(4)

テーマ：稽古(629)

カテゴリ：武道・スポーツ・健康

　猫好きの方には、お許しいただきたい。

　以下は、３０年以上前の話であり、今では、勤務先に紛れ込み、ボイラの配管の傍で
　動けなくなっている猫を助けてあげるくらい、やさしいオジサンですので。

　中学生の頃。通学路に、ちょっとした森の小道があった。

　目つきの悪いノラ猫が、毎日のように、挑発的に睨んできた。

　「いつか蹴っ飛ばしてやろう」と、思っていたのだが、どうしても、２～３ｍの距離に
　近づくと、スッと逃げられてしまっていた。

　子どもの頃に、名人級の親戚に、剣の手ほどきを受けた頃のことを思い出した。

　中学生の私には、いや、今でも「無心」「無の境地」には程遠い。

　それでも当時、考えに考え抜いた「戦法」は、「自分の殺気を消す」ということだった。

　ある土曜日だったと思う。

　まだ陽の高い帰り道、あの猫が見えた。

　私は心の中で、「なんて可愛い猫だ」「あの猫と友達になりたいな～」と自己暗示を
　書けながら、猫に歩み寄った。

　いつも逃げられていた距離より近づいても、猫は動かない。

　「やった」などと思って、心を波立たせないよう、さらに暗示を繰り返した。

　「友達になりたいなあ」と思いつつ、そのまま蹴った。

　「ふぎゃっ！」と、私の足は猫を弾き飛ばした。もちろん、さほどのダメージはなく、
　木の根もとに飛んだ猫は、素早く態勢を整え、素早く走り去った。

　空手の稽古で、活きることになった。

　現在でも、ポンッと相手の虚を突くのは、非常に得意である。

　相手の隙をつくというより、私の攻撃の気配を”ほぼ”消すのである。

　「明鏡止水」ということばもあるが、逆に、こちらの心を「止水」にして、相手の心の
　鏡に映させるのである。

　稽古とは所詮、そういうものであろう。

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Last updated 2010/02/04　07:05:21 PM
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■コメント

稽古　～猫を蹴った少年時代～

烈風＠さん

Re:稽古　～猫を蹴った少年時代～(01/31)

温故知新さん

私も告白します。二十数年前、仕事で廻っていた営業エリアに、何ともよく吠えて、攻撃的な犬がいました。ある日、とうとうこちらも頭にきて、ちょっとっこらしめてやろうと思い、買ったばかりのマルゼンのPPK/Sを懐に、小屋に近づいていきました。しかしその日、なぜか犬は小屋から決して出て来ることなく、
私も、何もせず帰ることに。以来、動物の持つ、殺気を予知する能力に、一目置く様になった次第です。もちろん、今は、理由はどうあれ、このような行為は厳に慎んでおります。

(2010/02/06　09:24:49 PM)

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Re:稽古　～猫を蹴った少年時代～(01/31)

kirk1701 さん

烈風＠さん、コメントありがとうございます！

＞家の２階の窓から、腹を上に向けて落としたり、次は頭を真下に向けて落としてみたり
＞したのですが～４回目以降になると猫も疲れてきたのか、着地に失敗するようになりましてね

おおっ！もう昔の話ですからカミングアウトしますが、この手の「実験」はやはり
多くの子どもが経験した筈ですね～。
私も、ここでは書けないような実験を随分しました（悔）

＞年長の子供の「もう飽きた！、何かエサをやって放してやろう」の一言で、その
＞ノラちゃんの実験（受難）は終わりました。

こういう男気のある年長さんがいなかった集団は・・・・
　 (2010/02/07　10:01:34 PM)

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Re[1]:稽古　～猫を蹴った少年時代～(01/31)

kirk1701 さん

温故知新さん、コメントありがとうございます！

＞ちょっとっこらしめてやろうと思い、買ったばかりのマルゼンのPPK/Sを懐に～

ぎゃははははは！嬉しいですね～！どう考えても人格者の温故知新さんが、
まるで私のような行動をされていたとは！

＞なぜか犬は小屋から決して出て来ることなく、私も、何もせず帰ることに。
＞以来、動物の持つ、殺気を予知する能力に、一目置く様になった次第です。

私も若い頃、蛇や野犬、野良猫に鍛えられたものですが、最近は車に轢かれる
寸前まで動けないデブ猫や、足がもつれている犬などを見ると、日本は人間ばかりか、
動物まで緩み切っているのを感じ、さみしい限りです。

＞もちろん、今は、理由はどうあれ、このような行為は厳に慎んでおります。

私もです。正直、今ではエアガンなどを生き物に向けたいとも思いません。
最近では、BB弾を撃つことすら少なくなってきて、「やっぱりモデルガンがいいなあ」
としみじみ思ったりしています。
　 (2010/02/07　10:08:54 PM)

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