日常・・・

日常・・・

リッカーシリーズ【Wikipedia風】


リッカーとはエックス・オブ・?がブログ上で公開している
モンスターパニック小説である。
しかし、敵が未知の生物やゾンビなどというものなので、パニックホラーとも捉えることも出来る。
前半がかなりコメディ風に出来ており(作者の友人談)、かなり面白い場面もある(作者の友人談)。


全3部作で構成されていて、最終作で全ての謎が明かされる形になっている。
が、結局謎が明かせずに終了となったため、ウイルスが世界に蔓延し滅亡状態に
なっていた後日談シリーズ、「リッカー2060」が公開された(全2部作)。
しかしそれでも謎を明かしきれなかったため、シリーズ以前の物語、
「リッカー0」が正式に制作されることが決まった。



【シリーズ紹介】

「リッカー」

「リッカー2」

「リッカーCLOSE」

「リッカー2060」

「リッカー2065」

未公開作品

「リッカー0」

「レジスタンス」

リッカー本編・・・単純に「リッカーシリーズ」といわれるものは、
「リッカー」「リッカー2」「リッカーCLOSE」であり、正式なリッカーシリーズである。
それから50年後の物語が「リッカー2060」であり、その続編が「リッカー2065」である。
この2つの作品は正史の一つかどうかは作者が検討中だが、作者の発言で
「ネイオ達が積み上げてきたのを、水の泡にするのは嫌だ」と言っていることから
一種のパラレル的存在になる可能性が強い(作者曰く未来の分散。いくつもの未来があり、
その中の一つのことを描いたもの)。
「リッカー0」は「リッカー」、つまりシリーズ以前の物語で、主にLウイルス誕生の秘密、
島の秘密、アローンの秘密などが明かされる予定。
つまり、「リッカーシリーズ」で明かされなかったことを明かすために始めた
「2060シリーズ」でも結局謎が明かせないことになってしまった。
「レジスタンス」はまだ仮題の状態。この作品は「2065」のスピンオフストーリーで、
「2060」で明らかになったLウイルスの世界蔓延により、空襲攻撃を受けたカナダで
生き残った者たちのサバイバルを描く作品。「CLOSE」と「2065」をつなぐ物語で
「2065」に登場したルーシーやジェームスの話である。



【ネイオ&スコット】

「リッカーシリーズ」全ての作品に登場する特殊部隊に所属する2人。
ジェダイマンさんの小説「FALL<堕落>」の二作目にネイオとスコットが登場し、
さらにはFALLの続編である「SIN」にも出演してあり、もはや欠かせない人材となってしまっている。
この二人は、かなりキャラが目立ってしまったためか、三作目にも出演。
(またジェダイマンさんのキャラ、クロウとアーサーがリッカーCLOSEに登場している)



ネイオ・ワーク(浪川大輔)

島に送り込まれた部隊の隊員。この作品の主人公。
史上最年少特殊部隊員入隊記録保持者で、若いながらも実力は相当。
その実力を出せるだけ発揮し、リッカーやゾンビなどを葬っていった。
最初の事件で生き残った3人のうちの1人である。
2回目の事件(リッカー2)においては、資格停止処分を免れるため武装攻撃隊とリッカー攻撃にのり出す。
スーパーアンデットと1対1の勝負を繰り広げるなど、無茶な部分が目立ったが、
この任務でもスコットらと共に生き残り、伝説の男とたたえられるようになる。
その間の2008年、アメリカに突如出現したリッカーに対しても彼が活躍。
被害を最小限に抑え、初めてリッカーとタイマン勝負をして勝利を収める。
そしてこの事件の際、彼は大きな発見をする。
施設破壊の任務(リッカーCLOSE)においては初めてリーダー的な立場におかれる。
皆をまとめていって、リッカーアンデットをしのぐ活躍を見せる。
そして数少ない生存者の1人となり、リッカー事件を象徴する人物にもなった。

スコットとは無類の親友であり、相棒の立場で全ての作品で登場している。
性格は真面目派だが、ボケか突っ込みの中間の立場にある。スコットがボケた時は突っ込み、
逆に自身がボケた時は突っ込まれるという関係である。
1作目は一般隊員という立場で、「2」の特別付添い人的な立場と、「CLOSE」のリーダーという立場とは
まったく違いかなり格下な訳で、後の作品ほど行動力はない。
そのため、ワン隊長の命令を最後まで聞き行動していた。隊長死亡後のわずかな間も、
自分が指揮をとろうとはしていないので指揮するという立場をそこまで望んではいないと思われる。

(事実、自然にとってはいるのだが)


(感想)
はい、ネイオさんです。この作品の永遠の主人公です。
モデルは特にいないです・・・はい。
でも、名前の由来はスターウォーズに出てくるクローンコマンダー、「ネイオ」です。
ですが、この作品で自分の登場人物作成のパターンが分かりましたw



スコット・アンティリーズ(浜田賢二)

島に送り込まれた特殊部隊員。
性格は明るく、俗に言うお調子者だが実力はそこそこある。
しかし、ランチャーなどミサイル系の発射は苦手であり、本人もそれを認めているようである。
生き残った3人のうちの1人であり、最終的にリッカーを葬ったのは彼である。
2回目の事件(リッカー2)もネイオと共に参加・・・しかし武装攻撃隊から邪魔者扱いされる。
結果的には生き残るが1回目の事件ほど活躍が出来なかった。
施設破壊の任務(リッカーCLOSE)においては、ネイオと完全にくっついた状態で参加する。
いろいろなことに翻弄されながらも、彼は最終的に脱出を果たしている。

前述の通り性格は明るく、かなりハッちゃけた性格をしている。
最初こそ口を慎んでいたようだが、だんだんと口数が多くなるあたり彼の性格を表現している。
火事場の馬鹿力タイプであり、時たま苦手なランチャー発射も目的に命中することがあり、
ネイオ含め周りの人物もそれを認めていたとみられた場面があった。


(感想)
もうすっかりお馴染みのスコットさん。
ネイオとスコットという黄金コンビも出来上がった現在・・・
そんな彼の初登場作品です(当たり前と
このスコット以降、「スコットの権下」というキャラ位置が
出来てしまいました。(いわゆるお調子者キャラの事)
また、FALLのジェイクの元ネタです。ありがたいかぎりです・・・





【作品紹介】


「リッカー」

記念すべき第一作目。
話の流れも言ったて単調。特殊部隊が島に行って、リッカーの襲撃にあう・・・というものである。
ラストシーンが異なるバージョンもある。

<あらすじ>
太平洋の真ん中にある小さな島にアメリカの調査隊が突入した。調査の目的はこの島に生息すると思われる謎の生物を確保するというものだった。調査隊は大きなタンカーに車や銃火器などをのせ、怪物狩りには準備万端だった。しかし、その調査隊も島に入ったと言う報告をして、二度と戻ってくることは無かった。
それから二ヵ月後、各国から特殊部隊の腕利きの数名の隊員がアメリカ、特殊部隊本部に集められた。その中には最年少で特殊部隊員になった腕利きのネイオがいた。
彼らには島の怪物について調べ、殺してもらうために集められたのだった。なぜ集められたのか理由を聞き、反対する者もいたが、半ば強引に島に行くように命じられ実行された。
そして隊長をボークが務め小型の船で島に上陸。海岸には、前の調査隊の乗ってきた大型船や、数々の船が打ち上げられていた。
しかし、リッカーという凶悪な怪物をはじめ、数多くのゾンビ、果ては恐竜まで登場。

結局ネイオ、スコット、カプランの三人しか生還が出来なかった。
しかし、これはこれから始まる地獄へのカウントダウンの第一歩にすぎなかった。




<登場人物>



ボーク隊長(石塚運昇)

島に送り込まれた部隊の隊長。黒人系。
指揮をとるのがうまいが強引なところもある。
過去、ナイル川でワニを捕獲したことがあるほどのつわもの。

人物設定では、45歳の設定である。
やはり強引で、O.B.のいうことを何も聞かずに部隊の形成を壊う原因になってしまう。
がしかし、やっぱり特殊部隊員の人間だからか、正義感は強い。
確認あ道の場所への突撃の際は、当たり前のことだが他の人物に確認させる。
だが、船の上でのリッカーとの対決時は、自分でリッカーの生死を確認に行ったほど勇気ある行動もする。
最期は、死んだと思っていたリッカーが背後から現れて、そのまま咥えられ海に投げ出された。


(感想)
私の描く理想の隊長像です。(カルロスとかは少し、道を外しました)
言わずもかなモデルは「バイオハザード」のワン隊長です。
まったく演じたコリン・サーモン氏そのまま捉えてくれていいですよ。



マニー・ジャリズ(内田直哉)

部隊の隊員。主にボークの右腕として活躍する。
最初の偵察時にゼイドが襲われるのを目撃する。

中堅隊員の中でも登場頻度が高い隊員である。特に前半は登場頻度が高く、ゼイド死亡時を目撃したり
初めてリッカーの襲撃にあう人物でやはり登場頻度は高い。
後半はネイオたちが目立ってくるので登場頻度はそれほどでもなくなるが、
かなりキーポイントを持つ人物である。
最期は、船上でリッカーに食われ、ボークに何か言い残しながら絶命した。




カプラン・フィストー(川中子雅人)

部隊の隊員。小心者で機械プログラム担当。
船の操縦も行い、怪我をした人への処置も担当。唯一、武器に連射銃を持たない。
ネイオ、スコットという主要人物の中で唯一この作品のみのメインキャラクターで生き残る。
そのきっかけはプログラムや救護担当で前線に立ってなかったからだと思われる。
初のリッカー襲撃時は遠くでバランの救護、ゾンビ襲撃時は弾切れで一番早く退き、
ラストの船の襲撃時は操縦を担当していたため戦闘に参加できなかった・・・
このことから、運がいい隊員ということが分かる。


(感想)
彼は初期構成から設定が決まっていて、まったく設定変わってません!
あ、モデルは映画「バイオハザード」の同名の人物です。




O・B(オゼル・バンティーモス)(青山穣)

部隊の隊員。途中、島に行くことに決めた
特殊部隊本部に逆恨みし部隊を裏切る。
しかし、彼のいったことが正しいと思われる場面が多々存在していて、彼の考えどおりに
行動していれば(早いうちに撤退)多くの犠牲者を出さなくてすんでいた。


(感想)
実は、次回作にもこういうキャラクターを描きたかったのだが、結局描かずじまいに・・・
FALLに出てくるクレイジーと違い、コイツは単なる自己中心的な性格ですw




マイン・オールド(西凛太郎)

部隊の隊員。黒人でアフリカ地方出身。
暑さに強い。物静かであり、淡々と任務をこなす。
しかしゾンビの大群に襲われた時は気が動転したか、かなり冷静さを欠いていた。
その自信が死に繋がったとも考えられる。



バラン・カット(岡野浩介)

部隊の隊員。
最初の偵察時に怪物に襲われ足を負傷する。
怪物たちがウイルスによって造られたもので、それが感染するということを
身をもって知らされた悲惨な人物である。



ナイズ・ビリング(鉄野正豊)

部隊の隊員。忙しいカプランの補佐に回る。
登場頻度が低く、一概には何も言えない。




ゼイド・イポー

部隊の隊員。
最初の偵察時に死亡。最初の犠牲者となる。
エックス・オブ・?曰く、今作の噛ませ役。







「リッカー2」

リッカーシリーズ第2作で、前作の2年後の物語。
今作ではゾンビの強化版スーパーアンデットと、リッカーの強化版、ダイナリッカーが登場する。
最終的に、生存する人数はリッカーシリーズで一番多い。

<あらすじ>


あの島は前作、ネイオたちが帰還してから空襲によって島を焼き払っていた。そして島を立ち入り禁止区域として国が守っていた。
それから2年。既に島の木々は再生し、かつての自然が戻っていた。
しかしヨーロッパの飛行機が島に墜落するという事件が発生した。
墜落した直後のパイロットからの報告によると全員無事ということだった。
至急、警察のものが救出に向かった。
しかし、彼が見たものは、怪物、リッカーだった・・・
それから1ヵ月後。前回の島からの生還者、ネイオ、スコット、カプランは最高司令室にいた。
前、島に行きリッカーを倒したという嘘の報告をしたから、飛行機の乗客乗員がリッカーに襲われて死亡した、と言う意見が出たのだった。
俺達と今回の事件は関係ない、と言う3人に対し処分は特殊部隊本部に任されることに。
そしてランコア最高司令官が下した処分は、3人とも半年間の所属停止の処分だった。
スコットが猛反発する中、ランコアは一つだけ所属資格停止を免れる方法を言った。
それは島に行ってリッカーをもう一度倒すということだった・・・
結局カプランだけは所属資格停止処分を受け、ネイオとスコットの二人が島に行くことになった。リッカーを倒したことを証明すれば3人は無処分となることに決まった。
そして出発当日、ネイオたちと島に行くメンバーは特殊部隊員ではなく一般人の武装攻撃隊だったのだ。彼らは特殊部隊本部から直々にお声がかかったらしいが・・・。
そしてネイオたちはあの島に再び赴く事になる・・・



<登場人物>
※ネイオとスコット以外のキャラクター。



カルロス・ジノフィフ(山路和弘)

武装攻撃隊のリーダー。
ネイオたちと対面した直後は、かなり礼儀正しい人間を装っていたが、
実はこれは作戦の一つでその後島に向かう船で立場を逆転させる。
攻撃隊の中で、かなり信頼されている。また勇気もあり、仲間を助けようとするなど
本気で武装攻撃隊のリーダーにふさわしい男である。
だんだんと心が変わってきたのか、気付かぬ間にネイオたちと協力していた。
実力も相当で、地下室のリッカーとの戦いではリッカーに一度は倒されたものの、
何とか起き上がり、その後は見事に窮地から脱出している。
辛くも生き延び、ニューヨークでひそかに生活を続けている。


(感想)
名前の由来とモデルは「バイオハザード」のカルロス・オリビィラとニコライ・ジノフィエフです。
理想のリーダー像というより、理想の兄貴像って感じですかね、彼は。
あ、彼はスコット、ネイオに次いで人気のあるキャラクターです!




ミニ・ティン(小山力也)

武装攻撃隊の一員。
かなりの武器マニアらしく、体中に銃を装備しまくる。
武装攻撃隊の中でも、かなり気の強いほうである。またタフさも尋常ではない。
リッカーに噛まれたり引っ掛かれたりして血まみれになりながらも、戦おうとする姿は
彼のタフさを象徴している。しかし、彼が辿る運命は悲惨なものであった。




ユアン・ケノービ(森川智之)

武装攻撃隊の雑用係。攻撃隊の中でいちばん地位が下。
カルロスの補佐のような活動を全般にわたってしているが、そのため生き残れた。
船の操縦を担当しており、活躍の場もそれなりにあった。




アフタショット(咲野俊介)

武装攻撃隊の隊員。
スコットの次と言っていいほど性格が良く、明るい。
スーパーアンデットの襲撃にたびたび合うが、それを執念で逃げ切っている。
中盤に船の操縦もしており、何気に万能型の戦士だということが分かる。
グチグチわめいているが、前述の通り性格は悪くなく軽いノリである。
最終的に生き残り、地獄の一日を体験談として語っている。




ジム(石田彰)

武装攻撃隊の隊員。魚雷の専門家でもあり、魚雷のリモート操作はお手の物。
最年少ということもあり、他の隊員からは邪魔者扱いされていて、「ジムを連れてくるべきではない」
といわれるほどである。
ネイオが初めて心から信頼できると悟った人物で、性格も良い。
やはりネイオを慕っていたようであり、ネイオがスーパーアンデットと戦いに行ったときは
援護に駆けつけてネイオを救ったといっても過言ではない。
しかし、その後スーパーアンデットによって惨殺されるのであった。




エブリー・カンテル(佐々木誠司)

黒人系の武装攻撃隊員。主に重火器の専門。
根っからネイオとスコットのことを嫌っていて、カルロスのことを慕う。
地下室での戦いでリッカーにより殺される。




ジェフ・カーンズ(遠藤純一)

武装攻撃隊員。
黒ずくめの服を着ていて、髭も携えている。
脇キャラの中ではかなり長く生き残った部類に入るキャラクターで、
それといって大きな活躍はしていない。
スーパーアンデットの放った銃弾を腹と頭にうけ死亡。




カナリー(楠見尚巳)

黒人系の武装攻撃隊員。島に始めて着いたときにはテントの取り付けを担当していた。
大柄な黒人であり、ミサイルなどの発射を得意とする。
船での逃亡劇の際、穴が開いた箇所からリッカーに足を噛まれ、死を悟った彼は自ら銃弾を頭に撃ち込んだ。




ユーリ(坂口周一)

武装攻撃隊員。
若手の隊員だが、性格はひん曲がっていて良くない。
まともな活躍をしていないが、ミニとは仲が良かったようだ。
地下室の戦いの前、地下室で休んでいた時に床下から現れたリッカーにより殺される。



コルトン(落合弘治)

武装攻撃隊副隊長。
海岸へ逃げ、船での逃亡劇の時,リッカーをライフルで執念深く狙う。
スコットと友情が芽生え、ライフルでリッカーを狙っていた時はスコットも一緒にいた。
かなりの戦士で根は悪い人では無いが、悪い人物を装っている。
船でリッカーを狙っていた際、止めを刺そうとして体を乗り出していたところにリッカーが真下から出現。
そのまま上にジャンプされて彼の体も一緒に舞い上がり、海の中へと消えた。



T・カウ(大川透)

武装攻撃隊員。
テントの取り付けを担当する短気な隊員で、リッカーが来るといってもタバコを吸いながら愚痴っていた。
彼の兄は結婚しており、その息子が特殊部隊員である。
岩で愚痴っていた際、背後から出現したリッカーにより頭から喰われる。




バルカー

武装攻撃隊員。坊主頭の隊員。
悲しいことに、今作における噛ませ役的存在。




「リッカーCLOSE」

リッカーシリーズ最終作。
この作品で、全ての謎が明かされる。
・・・はずだったのだが、結局ほとんどの謎が明かされないまま終わってしまった。



<あらすじ>


特殊部隊員たちはついにLウイルスの発信源、謎の施設の場所を突き止めた。
場所はマイアミの郊外で地下にあるのだという。早速そこへ隊員たちを送り込むことに。
その頃、3度のリッカーとの戦いを切り抜けた特殊部隊員のネイオは現在、中佐として働いていて、2度、同じ状況に立たされたスコットも同じ部にいた。
その二人にまたしても任務が。そう、その施設に入り込めという任務だ。
ネイオとスコットはもちろん反対をしたが、最高司令官ソニックは考えを変えず二人をその施設に送り込むことを正式に決めた。
そしてマックスやルークなど仲間も発表され、総勢15人のチームが完成した。
そして彼らは、謎の地下施設に乗り込んだ・・・
途中、前回の任務で共にリッカーと戦ったカルロスとユアンと合流。
何でも、ソニックの命令があり、ここまできたのだという。

施設の中では2班に分かれることになった。ネイオ、スコット他7名はコントロール室や事務室へ。
そしてもう一方、マックス、ルーク他6名はレベル5(一番下)に行き状況を確認することに。
しかしレベル5には、あの怪物が待ち構えていたのである・・・。
その頃、地球の裏側日本でもリッカーの事件が発生していた。
偶然旅行に来ていたアフタショットが、その恐怖に立ち向かうことになる。




<登場人物>


マックス・ハナー(立木文彦)

黒人の隊員でネイオとは別のマックス班の班長。
ネイオとは犬猿の仲。指揮がうまく取れなくて困る。

しかしじょじょにリーダー的ものを発揮し、仲間を一番に救おうと考える。
ネイオとも最初こそいがみ合っていたが、だんだん友情も芽生えてくる。
最期は捨て身の自爆を決行しようと試みるが・・・



カルロス・ジノフィフ(山路和弘)

前作生き延びた武装攻撃隊のリーダー。
今回は特殊部隊の最高司令官からお呼びがかかっての登場らしい。
前作と相変わらずの威厳とリーダーシップを発揮する。

スコットの危機を救ったり、銃を撃ちまくったりと登場頻度は全般にわたって多い。
終盤にて、ホールでの戦い時、キットの危機を救うと同時に最大の友を殺してしまう。
その時にLウイルスに感染して、自分でも少し気にしていたようだ。
それでも気を落とさず戦っていたが、カルが撃った弾が運悪く自らの足に命中すると、
キットを逃がし、怪我を負ったカルと共に自らの命を引きかえに、ゾンビの大群を一瞬で葬る攻撃に出るのである。



ルーク・スカイ(藤原啓治)

マックスの班の隊員で、いつもガムをかんでいる。
反発的な行為をとることで有名だが、実力は相当である。

空気の読めないキャラクターであり、かなりの短気でもあるが彼は脱出に役立ったりしている。
しかし、何だかんだいっても仲間は大事に思っているもので、パニックに陥ったスパンをとめようとしたり、
脱出ルートをみつけて部屋から脱出していたりしていた。
辛くも生き残り、数少ない生存者の1人となった。



ユアン・ケノービ(森川智之)

カルロスと同じ理由で、今作にも登場。
スコットとの付近警戒中、人生で一番不幸な出来事が起こる。

その不幸な出来事を伝えられないまま任務に同行することになる。
不幸な出来事の「証」はじょじょに彼の体を侵食していくのであった。
そしてホールの戦いで怪我をしたキットと共にトラック内で待機しているとき、ついに彼は彼でなくなったのである。
しかしながら、彼でなくなる寸前までネイオやカルロスはその異変に気付けなかった。



キット・アーデス(小西克幸)

部隊の隊員でネイオの班の隊員。
もともと、この任務には乗り気ではなかった。

序盤こそ、ネイオの班にいながらまったく見せ場が無い存在しないキャラクターであったが、
逃亡劇の際、足を捻挫したのが原因でかなりの役割が与えられた。
終盤、ユアンと共にホールのトラック内で迫りくる大量のゾンビと戦闘する。
そしてカルロスとカルの決心の言葉を聞いた唯一の第三者でもある。
トロッコでの逃亡劇の祭はずっと身を隠していたようだ。数少ない生存者である。



サーフ・コン(成田剣)

部隊のコンピュータ担当員。ネイオの班で施設に行くトロッコを操縦。
電子機器なら何でもお任せで、爆発物の処理も可能。

序盤からマックスの補佐という感じで登場し、施設の入り口を開いたりする活躍を見せる。
施設に入ってからもコンピュータで暗号の解読をしたり、電力が落ちた原因を調べたり活躍の場は多い。
終盤、マックスと共に施設の動力源を切ることになる。
様々な活躍をした隊員であった。
しかし、彼は脱出のためトロッコを操縦していたが、脱出寸前、リッカーに咥えられて地面へと落下したのだった。



へブリック(松本保典)

ネイオの班の隊員。
人生、金が全てだと主張する成金。

序盤から登場頻度は比較的高い方だった脇役。
会議室の戦闘ではゾンビの倒し方が分からなかったらしく、ネイオに教えてもらっていた。
終盤、ネイオとクロウと共に脱出通路を探していたが、フィアの赤いレーザーに体を吹き飛ばされ死亡。



G・E(志村知幸)

隊員でマックスの班。ニューヨークの出身だが、
もっぱら野球よりはサッカー好き。

序盤から名前はよく登場していたが、詳しい描写は無かった。
マックス、ルークと共に通気功を抜けてネイオたちと合流する。
しかし、通気功を追ってきたリッカーに通気功の奥へと連れ去られてしまう。



エージェン(土田大)

ネイオの班の隊員。
何事も、先を急いでしまうせっかちな性格。



セフテン(細野佳正)

マックスの班。
自分が地味だということを自覚して、攻撃もめったに行わない。



スパン(小松史法)

マックスの班。
かなり神経質で、何事にも大げさに反応する。



デックス(谷昌樹)

マックスの班。
派遣されたメンバー達の中で最年長。
かなりの熟練者だが、向こう見ずな性格。



カル(楠大典)

ネイオの班。
前作の登場人物、T・カウの甥に当たる。
彼も短気な性格である。

しかし彼は特殊部隊員としての自覚はしっかりと持っている。
前作のT・カウがただの「馬鹿」だったのに対し、カルはただ性格が少し悪い程度である。
しかしネイオが開けようとしていた扉を開けるなど、余計なおせっかいをする場面がある。
任務にダイナマイトを持ってきたりと問題な面もあるが、ホールの戦いの時、
ゾンビが迫る中、トラックの中に残されたキットとユアンを救うために銃撃にでる。
結局彼はスタンドから落下し怪我を負ってしまい、感染もしてしまう。
同じく感染したカルロスと共にキットを逃がし、持っていたダイナマイトで捨て身の攻撃に出る。



カーギー(川本克彦)

マックスの班。
鎮痛剤をエルバトフスに与えたつもりだったが・・・。



エルバトフス(三浦潤弥)

マックスの班。
リッカーに引っ掛かれ、薬品室で創作ウイルスを誤って注入してしまう・・・。



ビッグス・アローン(大塚明夫)

前作、ラストに出てきた黒ずくめの男。
リッカーを造ったウイルスから、会社の設立まで、全て行った最大の権力者。
前作持ち帰ったジムを新たな研究材料にするらしいが・・・
その研究とは・・・?



【日本】


アフタショット(咲野俊介)

タイミング良く日本に旅行に来ていた前回の生還者。
あれから4年の月日が経つが、未だに銃撃の腕は見事である。

運悪く東京のリッカー騒ぎに巻き込まれるが、新たな友人も誕生する。
また1人自衛隊に乗り込むなど馬鹿な面もあるが、日本語は見事である。
結局彼の決死の行動などにより、救う人数も増えて、後に無事アメリカへ帰還する。



コルトン(東地宏樹)

日本の危機を知った特殊部隊が派遣した特殊部隊員。
前作のコルトン副隊長とは、赤の他人。

中盤から派遣されてくる特殊部隊の隊員で、ネイオたちの任務のことは知っている模様。
あまり活躍が出来ないが、良き人物でしっかりとアフタショットに例を言っている。



ジェシー・スィムス(宮野真守)

16の若者。
日本の文化に触れたくて短気留学してきた。

アフタショットがリッカー騒ぎの中偶然出会ったアメリカ人。
アフタショットとの絡みは多いが、決着の時は愛知県のある市へと避難させられていた。



堀内透(阿部敦)

東京在住の大学生。
ジェシーが逃げ込んだデパートで逃げ込んだもののリーダー格である。

リッカーが入り込んできた際、自らも頭脳で攻撃するなど現役大学生の威厳も見せた。
ジェシーと同じく、最終的に愛知県のある市に避難させられる。



内田宏一(村治学)

自衛隊の一員。
東京にいるリッカー目掛け、大規模な攻撃を仕掛ける。



山井夕夜(野島裕史)

若い自衛隊員。
国家のためなら、命を捨てても守り抜く。



野沢総理大臣(後藤哲夫)

日本の総理大臣。
リッカーが現れたことに関心はまったくなく、
「どうせヤラセ」とまったく興味を示さなかった。


【その他】


ソニック最高司令官(樋浦勉)

前作までの最高司令官、ランコアの後任。
スコット曰くランコアより自己中心的でウザイ。



アンサー・ドアー(牛山茂)

52歳のベテラン刑事。階級は不明。
カメオ出演するジェダイマンさんの小説のキャラクター、
アーサーと会話をする。
ソニックの過去と、特殊部隊の任務について追う。



【幻の「リッカー3」】

リッカーシリーズは「リッカー」が2004年、「2」が2006年、「CLOSE」が2010年の世界となっているが
2006年と2010年の間の2008年にもリッカーの襲撃事件があったとされる。
それが「リッカー3」で、「リッカー」の構成を考えた時にほとんど2,3,4(CLOSE)と随筆することを決めていた。
そして「リッカー」公開前に2,3,4(CLOSE)と構成をほとんど考えたのである。
しかし、その「リッカー3」はあまりにも駄作と作者が判断したため、「リッカー2」の後は
一気に4年とび、「リッカー4」へとジャンプしたのである。
ちなみにストーリーは、アメリカのニューヨークに現れたリッカーに、ネイオと少数の
特殊部隊員が立ち向かうというもの。しかし、ストーリーが半端で、矛盾点も多かったため
公開は中止となった。この作品の詳細は「2060」シリーズで多く触れられている。
そしてこの作品でネイオはワクチンとなるものを見つけている。
しかし正史から外されたこの作品は、今後公開されることはないのである。
ちなみにこの作品にはスコットが登場しない、ネイオ単独の話であった(この作品があったら全作出演はネイオのみだった)。



【構成と本編の違い】

私エックスは、まず登場人物を一通り考えた後、小説を書く上で基盤となる
「構成」を考え、「Word」の一般的な用紙5枚程度にまとめてから本編を書き始めます。
ここでは構成ではああだったが、本編ではこう変更されたという裏事情を公開します。


・「リッカー」における、構成段階での生存者はネイオ、カプラン、ボーク、マニーだった。
しかし今までほんの脇役に過ぎなかったスコットのキャラクターが確立して、
ネイオの相棒というキャラ位置まで取得したスコットがそのメンバーに加わることになった。
しかし、これでは多すぎると言うことで、
ボークとマニーをラストの貨物船での戦いの時に死ぬ設定に変えたのである。

・O.B.の末路も構成とはかなり違うものに変更されている。
構成では船を探して彷徨っている所をリッカーに襲撃されるという末路だった。

・「リッカー2」に登場するカルロスたちは、構成では“地上安全保障局”のメンバーという設定だった。
しかし、それでは斬新さや無難すぎると作者が考えたことから一般ではありあえないような
“武装攻撃隊”へ設定が変わり、キャラクターの性格等も一新された。

・また、生き残るメンバーは最終段階あたりまでジムも生存者の一員だった。

・「リッカーCLOSE」はシリーズ上一番構成からの変更点が多く、没となった企画、
「リッカー3」の要素も若干含まれている。

・構成ではカルロスとユアン、アフタショット、アンサー・ドアーは登場しなかった。

・カルはT・カウの甥と言う設定ではなく、ただの隊員だった。さらに、構成では
会議室でのゾンビとの戦い時に死亡している。

・さらに日本での話が無く、これは没作品「リッカー3」の代わりとして入れられたものである。
(つまり日本人の登場やコルトンなどの登場もなかった)

・ゲストとして「FALL」からクロウがメインキャラで、アーサーがドアーとの電話のみで登場している。

・後入れの日本の物語とゲストのクロウを除けば、唯一生存者の設定が構成とは代わらなかった。

その他もろもろ・・・



※2060シリーズは別所で。(現在製作途中)


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