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今日は曇り。日差しは強くないですが湿度が高いので暑くて、水をやっているだけで汗が噴き出てきます。 梅雨の時期に蔓延していた黒点病がここの所、治まって来たなと安心していたのですが、またぶり返してきました。気温が少し下がると復活するのでしょうか?こんな暑い時に農薬を散布していたら、こちらが参ってしまいそうなので、散布しません。 それとコガネムシの被害がひどいです。せっかく膨らんできているミニバラの蕾が、がっしりと齧られてしまっているのです。先日ハンドスプレーの農薬を効果があるとご紹介したのですが、しばらくすると効果が無くなるようです。 何とか防げないかと、再びハンドスプレーを散布しておきました。農薬だと噴霧器に調合して薄めて散布しなければならないので、面倒なのですが、これなら思い立った時にすぐ撒けるので便利です。あとは効果がどれだけ持続するかですね。 あと1週間たてば9月。そうすればもう少しこの蒸し暑さは和らいでくれるのでしょうか? ミニバラ栽培は狭い場所でもあの美しいバラが楽しめるので、栽培は大変なのですが出来るだけ頑張ってきたのですが、これからも毎年こうしたことが続くのかと思うと、さらに一層栽培規模を縮小しなければならないなと思っています。 かといって、園芸から離れるつもりはないので、手入れが要らなくて、夏の日ざしにも強い植物はないのかなとついつい探してしまいます。暑さに強いサボテン、多肉、セダム類も、夏の直射日光が一日中当たるのには弱いようで、日焼けしたり、枯れたりするものも出てきて急いで日除けを作りました。 地植えの草花ならどれも丈夫に育っているようですが、鉢植えで同じように育てられる花を探すのは難しいですね。
2021.08.24
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7月早々から暑い日が続き、バラはバテ気味だったのですが、8月に入ってからの涼しい日の連続で、人間は体調を崩してしまったのですが、ばらは元気になってきました。 涼しいといっても連日の雨続きで、写真を取りに行く気にはなれませんでした。今日は少し小ぶりなので傘を差してでも写真を撮ろうと様子を見に行ったのですが、思いもかけない事態でした。 満足な姿で咲いていたのはこのベルガモ1輪だけ。そのほかのバラたちは皆花弁をかじられてしまっていました。芋虫でも発生しているのかなと仔細に見ましたが姿は見えません。ベルガモ 2017.8.16 犯人が見つかりました。コガネムシです。この写真に2匹写っているのですが判りますか?コガネムシの食害2017.8.16 連日の雨続きで、消毒はまったくしていません。それでコガネムシがわが世の春と旺盛に食事していたようです。蕾だけでなくバラの新芽も葉がかじられているのですが、ことによるとそれもコガネムシのせいかもしれません。 この雨はまだ4日くらいは続くようですので、しばらく何も出来ません。続々とあがっている蕾もそのうちかじられてしまうのかな。 8月にはいって直ぐにひいてしまった夏風邪が未だに治りません。2週間以上にわたって咳がでて喉も痛いです。熱はありません。夏風邪は長引くと思ってはいたのですが、こんなに長引くといささか参ってしまいます。医者にはちゃんと通って薬を出してもらっているのですが・・。3回目に行った時はもう少し強い薬に変えてもらいました。 咳止めはフスコデとレスプレンを処方してもらっているのですが、フスコデを飲むとおしっこがとても出にくくなります。男性特有の症状なのでしょうね。若い頃はフスコデを飲んでもそんな症状は出なかったのですが、これも年令と関係があるのでしょう。咳き込みには気管支拡張剤など他にも処方されていますので、症状を見ながら薬を飲んで、早く風邪が治らないかと思っている今日この頃です。
2017.08.16
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台風一過、外には強い日差しが戻ってきました。風がまだ残っています。東北から北海道のほうに台風が行きましたが青森のリンゴは大丈夫だったのでしょうか。 久しぶりにバラの棚を見回ったら、バラが咲き始めていました。まだ花は小さいですが、無事夏を越して咲き始めてくれた証ですので、もう少し経ったら肥料などをやりたいと思います。 1鉢、様子がおかしいのがありました。蕾と葉をかなり齧られています。犯人は誰でしょう。よく見回すと、あちこちの蕾が齧られていました。齧られたー こっちも齧られ 犯人は誰でしょう。蕾だけ齧られているならコガネムシ、しかし葉まで齧られているのでヨトウムシ?齧られたつぼみを摘んでいたら小さなコガネムシがポトッと落ちましたので、これも犯人の一人でしょう。ハニームーン2016.8.31 蕾を齧られなければ、暑さの中でもこうしてしっかり咲いてくれるのですがね・・・。今日はまだ風が強いので、風が収まったら、一度農薬を撒布しておいた方がよさそうですね。あまり撒きたくないのですけれど・・・。 遅くに種を蒔いたマツバボタンの花が強い日差しを浴びてたくさん咲いてきています。ミニヒマワリもそうですが、鉢は大きい方がきれいに立派に咲きますね。プランターに植えたマツバボタンはこれくらいに咲いていますが、小さな鉢のほうは、あまり見栄えがしません。種から蒔いた松葉ボタン 小さな鉢と言っても、ミニバラを育てている鉢なんです。植物によって、同じ鉢の大きさでも育ち方が違うのですね。今年になってミニバラだけでなくタチアオイやミニヒマワリ、ヒャクニチソウ、カリブラコアなどいろいろな草花を試して見ました。もっと丈夫なのかなと思っていたら、ハダニが着きやすいとか意外な一面が見えてきました。来年用にたくさん種を購入してしまったのですが、大丈夫かな。ちょっと心配です。
2016.08.31
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今日も良いお天気で暖かいです。屋上のミニバラはまだ葉を付けていますし花も咲かせています。 でもある鉢の様子がおかしいので近寄ってよく観察すると、なんとハダニが繁殖してくもの巣のような糸を張っています。急いで消毒し。措置してしまいましたので写真を撮りませんでした。ブログの最後に、昔の夏に撮ったハダニの巣の様子を掲載しておきます。嫌いな人はご注意ください。 今日は1月10日でもう真冬ですよね。こんな真冬にハダニが繁殖するとは思いませんでした。気温が零下に下がらないのと、ここのところ晴れ続きで雨に当たらなかったのが原因でしょうか。 雨に当たるところは黒点病の葉が出まくりになっているのに、その付近の葉の裏を仔細に見るとハダニが付着していました。 バラはまだ葉や蕾を付けていて、中には新芽を伸ばしている株もありますが、緊急事態ですので、強制的に強剪定して、葉も全部落とし、今は冬なんだぞとバラに教えることにしました。これで樹液の流れが落ち着いたら、消毒もしやすくなると思います。ハダニも、餌がなくなればいくらなんでも繁殖をあきらめるでしょう。 ハダニはカタバミの葉も好みますから、それも探して駆除しておかないといけないですね。ということで、今日は予定していたことを延期して、バラの強制剪定に一日費やしました。 今年のミニバラ栽培は、極力、農薬散布を取りやめて、ずぼら栽培に移行しようと思っているのですが、このハダニだけは見苦しいので、何とか対策を講じなければなりません。株全体を雨に当て放題にしておけばほうっておいても発生しなくなるはずなのですがね・・。ハダニと卵94
2016.01.10
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昨日はすごい雨でしたね。神奈川では竜巻まで起こったようです。こんな竜巻が我が家に来襲したらバラを栽培しているちゃちなベランダ屋根が吹き飛ばされそうで心配です。 あれだけの雨のあとはどうなっているか屋上のミニバラの様子を見に行きました。実は昨日の強雨の最中、ふと気になって屋上の様子を見に行っていたのです。そこではなんと排水溝が落ち葉で詰まって水が溜まり、プールのように水浸しになっていました。急いで裸足になり豪雨の中を傘を差して取り除きました。気がつかなければ防水シートの湿気を抜く喚起口まで水につかり大変なことになるところでした。 そして今朝、晴れましたので改めてミニバラの様子を見に行きました。花弁が痛んでいる花を摘み取り手入れをしました。そこで見つけてしまったのです。あの強い雨にも負けず茎にしっかりとしがみついてやり過ごし、今朝になってバラの花と蕾をムシャムシャと旺盛に食害している芋虫たちを・・。 以下、芋虫の写真ですので、嫌いな人はご注意ください。バラの害虫1 バラの害虫2 ヤガの幼虫かヨトウムシの幼虫か判りません。上の緑色の幼虫は夏の間中、活躍していました。 下の写真の色の幼虫は今日始めて見ました。同じ種類の幼虫なのか種類が違うのかわかりません。 昨年以前はヨトウムシが多かったのですが、ヨトウムシは真夏の暑い時期は発生しないと書いてありましたので、おそらくヤガの仲間なのでしょう。 夏の間はたいした花も咲きませんので、多少の被害は見逃していますが、秋の花もこうなると困ります。定期的に消毒をしているのですが、効果が1週間持たないようです。昨年まではオルトラン粒剤を散布していて防除できていたのですが、今年は防草シートが汚れますので使っていません。それが原因なのでしょうか。 秋までになんとか対策をたてないといけないのですが、さてどうしますかね。いまのところオルトラン水和剤を少し濃くして鉢に撒こうかなと思っているところです。
2015.08.18
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今日も暑いですが、風があるので朝からクーラーをつけずにがんばっています。汗は出ますがなんとか過ごせるものです。 栽培中のミニバラは、10日ほど前から、開花初期に小さな穴があけられる花が目立って増えています。穴だらけ12015.8.5 穴だらけ2 2015.8.5穴だらけ3 2015.8.5 こうした花は蕾のうちから見つけるたびに花首から折り取って処分しているのですが、一向に減る気配がありません。昨日も気配のある蕾は全部摘み取ったつもりなのですが・・・。中には小さなアオムシが潜んでいます。 週一で薬剤散布もしているのですが、この虫にはトクチオンは効果がないようです。風がおさまりましたら、夕方にでも別の殺虫剤を散布してみようと思います。 こうした虫の害がなければきれいに開くはずなんですがねー。ちょっと前に撮っていた写真です。イブNo4 2015.7.31 デュエット2015.7.31 終戦記念日に向けて、テレビや新聞でいろいろな戦争特集が組まれています。戦後からしばらく私が小さいころは、日本のゼロ戦はすばらしい飛行機だったといろいろなものに書かれていた記憶があります(戦前の雑誌だったかもしれません)。そうか、すごかったのだな・・。でもそれは防御を無視した機能優先、人命軽視の飛行機でした。 アメリカは銃弾の開発で、あたらなくても飛行機の近くで爆発し、その破片で飛行機に損害を与える、そんな信管を開発し大量に使用した。日本はアメリカの豊富な物量に対し精神論で戦わざるをえなかった。ついには特攻、そうした特集を見るにつけ、ずいぶん乱暴な作戦が次々と建てられていったのだなと思います。普通に考えればそんな無謀で無駄なことはしてはいけないと思うことでも誰も反対できない。それが戦争という狂気なのでしょう。 会社の不正経理もそうだと考えれば、平和の中でも似た様なことは起こるのですね。トップで指導をしている人たちは、悪いこととは知りつつもう後戻りできない。いつでもこうした危険は身近にはらんでいる。会社の倒産ならその関連だけですみますが、戦争は国民全体を巻き込む、これはどんなことをしても避けなければいけません。 しかし、ほかの国から仕掛けられたらどうするのでしょう。そこだけはピシッとできる状態にしておかないと、いじめっ子と同じ状態になってしまうでしょうね。こいつ何しても大丈夫だぜと。だからといって過剰にすると相手が脅威に感じて余計ややこしくなる。何事もバランスをとっておくことが重要なんでしょうね。
2015.08.05
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ショックです。スリップス対策はビニールの袋掛けでやり過ごせると思っていたのですが、昨日袋をはずしたばかりのフジサンフォーエバーが、スリップスの被害を受けてしまいました。フジサンたった一日でスリップスフジサン2015.5.23 昨日午前中にビニール袋をはずした時の状態は下の写真のようでした。ここまで蕾が開いてくれば、大体のミニバラはスリップスが飛んできても自力で咲いてくれます。 ところがこのフジサンフォーエバーは、もう花弁にスリップス被害の跡がくっきりと出てしまいました。この写真は少ないほうで、もう一輪はとても写真を撮りたくないくらいです。 スリップスは飛んできて花の中で卵を産み、そこで大繁殖をします。その日数は気温によりますが、今の気温ですと10日間で成虫になるようです。幼虫は黄色くて見つけることが難しいですがいればちょろちょろと出てきます。たしか卵が孵るには2~3日かかるはずです。 袋掛けをはずしたわずか一日で、被害が出るほど外から成虫が飛んできて集まってしまった訳です。この対策を考えなければなりません。今朝、第一に試したのは、アファームとモスピランを混合して台所洗剤を展着剤の変わりに使う方法です。アファームは以前スリップスが寄り付かないといわれていた農薬で、モスピランは浸透移行性のある農薬です。台所洗剤は蕾の中心に農薬を滴下しても沁み込んで行かないので、それを助ける為に混ぜました。 結果的には、スリップスはピンピンとしていました。活発に動き回っています。1時間後に見た様子ですが、これでは全く効果が無いでしょう。 次に試したのが、最近購入したスリップスに効果があるというロディーです。この農薬を薄める前に蜂蜜を薄めてよく溶かし、それにロディーを薄めました。蕾に浸透させるために台所洗剤を数滴加えて、出来上がり。これを注射器型スポイトで開きかけた花の中心に注ぎ込みました。 今度は少し効き目があったようです。甘くした毒入り蜜を舐めたからでしょうか。黒い成虫の姿が見えますが動いていません。これで明日まで様子を見て、まだ効果が薄ければまた別の農薬を試してみようと思います。
2015.05.24
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久しぶりに雨が上り、時々日差しも見えています。 屋上のミニバラはここのところの消毒でうどん粉病も黒点病もかなり影を潜めていました。それにもかかわらず元気の無い株が出ています。葉の色が何故かかすんでいます。ハダニのようです。 これだけ雨が降っても雨がかかりにくい軒下においてあるバラ鉢に多いのですが、中には葉が重なって陰になっている葉もどうやらハダニが出ているようです。 雨が降れば黒点病、乾いていればハダニの被害。せっせと消毒してもどちらかに悩まされます。我家の置き場は雨に当たるところと当たりにくいところがあり、黒点病に悩まされていたころは、雨に当たらないところがミニバラ鉢の特等席でした。それがサルバトーレMEを初め各種の殺菌剤を定期的に散布するようになって、黒点病はだいぶ克服できるようになりました。それに代わってなかなか退治しにくくなったのがハダニです。 以前はコロマイトと粘着君を使って発生を抑えていたのですが、コロマイトを使い切り、別のハダニ対策の農薬を使用していたのです。その回数も黒点病対策に比べれば少なかったのですが、退治し切れなかったようです・・。黒点病とハダニ被害はその対策の重点が異なります。黒点病は雨の当たるところに発生し、ハダニは雨が当たらないところに繁殖します。しかもそれぞれに特定した薬が違いますので、これまでは別々に散布していました。出来れば一緒に同じように散布して効果を出したいと思うのです。 これからの季節を考えるとハダニが跋扈しそうですので、すべてのバラ鉢を雨の当たるところに移動し、雨が当たらなくてもハダニが発生しにくいゼラニュームやハーブなどの鉢と置き場所を交代しました。これでハダニは少なくなるはずです。それでも今発生しているハダニを効果的に殲滅する為にコロマイトを買ってこようと思います。ゼラニウム覆輪 ゼラニウム采咲き ゼラニウム八重
2014.07.06
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暑さが増してきている中、バラは蕾をせっせとあげています。弱った株についてきた蕾は様子を見ながら切り取っているのですが、元気はあるのですが茎が細い蕾、これをどうするかいつも悩みます。バラの蕾 咲かせると決めた蕾には、蕾が割れる前にスリップス避けのビニールの袋掛けをします。咲かせるなら袋掛け しかし、茎が細いと袋をかけるのもためらわれますし、花を咲かせるとそれだけ体力を消耗するのではないかと思うのです。これから暑さに向かって少しでも株に力を付けておくには蕾は摘み取りたいし、でもしっかり咲いてくるなら咲かせても見たいです。蕾を切り取るのも気をつけないとまたすぐに蕾を作るので、しっかり切り花する感覚で葉も数枚つけて切り取っています。 咲かせる場合でも、スリップスが付かないようにすぐに切り花にしていたのですが、昨日はアファームとカルホスの混合液を花の中心に垂らしてみました。その時は農薬の臭いがかなり強かったのですが、今朝はなくなった花の香りがします。しかし花弁が傷んでいました。これが農薬のせいなのか、夜中吹きまくっていた強風の所為なのか、しばらく同じような行為を繰り返して試してみるしかありません。軽傷で咲いたバラ 傷んで咲いたバラ それで肝心のスリップスですが、息を吹きかけても出てきませんでした。これなら効果が持続していると言うことでしょう。今日も新しい蕾に薬をかけようと袋を取っていたら、ほんの2分くらいでスリップスが1匹姿を見せていました。これで何もしなければすぐに花の奥にもぐりこんで卵を産んで繁殖するのでしょう。 この方法が成功すれば、屋外の棚でも花の咲いた様子を楽しめることになるのですが・・・。でも花弁が傷んでしまっては元も子もないですね。
2014.06.20
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今日は晴れたり曇ったり。明日から3日連続、曇り時々雨のようですので、今日中にいろいろ買出ししておきたいと思います。 ミニバラが咲き始めました。まだ本来の咲き方ではない気がしますが、我が家で栽培した状態で咲いてきましたので記録として残しておきます。咲いたのは2種類。ストックホルムとステラパティオです。ストックホルム ステラパティオ この2種の例年の咲き方の写真を比較すると違いが分かります。ストックホルム12.11 ステラパティオ 特にストックホルムは咲き方が大きく違います、これで同じ品種なのと思うような違いです。でもこれがミニバラの咲き方の特徴なんですよね。 今年はなんとか調子よく咲きそうだと思っていましたら、蕾が一つ虫さんに齧られていました。ほかの蕾ならまだ良かったのですが、この蕾はやっと本格的に咲きそうだと思ったブルーマウンテンの蕾なんです。 後一つ少し小さめの蕾が残っていますので、それでなんとか花は確認できると思うのですが、なんとも困り者です。こうなったら今年は、農薬を散布しまくってやると、早速ダニカットとモスピランを散布しました。虫も活動 今のところミニバラの生育は調子がよいのですが、なにぶん棚が込み合っていて、株同士が競り合っています。早く鉢を減らしていかなければ、共倒れになってしまいそうです。その分もこまめに消毒しなければいけない要素になっています。
2014.04.28
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去年の今頃何をしていたか調べて、黒点病対策にサルバトーレが良いと聞いていました。そう言えば、あの時は持っていなかったけれどその後買ったなと思いだし、探し出して、昼に撒いてきました。 どうせ散布するならと、殺虫薬のトクチオンも混ぜました。天候は遠い台風の影響で曇りがち。降るのは夕方と天気予報で言っていましたので、散布を始めたのですが、細かい霧のような雨が降ってきました。もう散布を始めてしまいましたので、そのまま継続。 散布を始めて、何となくおかしいなと感じたのはバラの葉の様子です。葉が白くなっています。良く見ると葉の裏側を小さな幼虫にかじられて薄くなっているのです。先日、一部で気が付いて、指でこすり落としておいたのですが、棚のあちこちで白くなった葉が見られます。被害の範囲が拡大していました。 そればかりではありません、葉が無くなっている新芽もありました。近くには大きなフンが落ちています。こちらは夜盗虫の仕業でしょう。 やっと涼しくなってこれからという時に、虫の方はいち早く活動していたようです。農薬を散布してしまいましたので、今日はこのままにしておき、明日乾いてまだ虫が活動しているようでしたら、手でつぶそうと思います。 今出ている葉は、かなり小さいです。この様子ですと、今年の秋のミニバラは大きな花は咲かないでしょう。まったくバラの栽培は手がかかります。 こまめに手入れをしたご褒美に、あの大きなバラが咲いて微笑んでくれるのですね。無精した家には立派な花は咲いてくれない。これからはそんな思いも含めて、バラを眺めることになりそうです。
2013.10.04
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先週、農薬を散布してから1週間経ちましたので、今度は黒点病に効果があるというサルバトーレを散布しました。既に発症してしまっていますが、せめて新葉だけでも発病を抑えたいです。 スリップス対策としてビニール袋をかけていますが、その中の花の様子がなにかおかしいです。袋を取ってみると、中に尺取虫の小さいのがいて盛んに花弁を食べていて黒い糞で袋が汚れていました。 袋をかければスリップスは侵入できないのですが、尺取虫は茎を伝って隙間から侵入してくるようです。我が家ではほとんど害虫用の農薬は散布しませんのでこういうことになってしまうのでしょうね。オルトランを溶かして土に撒いているのですがそれでは効果が無かったようです。 風が無いときに、トクチオンでも散布しようと思います。今日はもう遅いのでこれくらいにします。おやすみなさい。
2013.07.01
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先日バラの蕾に袋掛けをご紹介しましたが、その後蕾が中で膨らんできました。 どの程度のときに袋をはずすとどうなるか、ご紹介します。 まずは袋を取るとそのままポンと開く様子。品種はダニエラです。かけた袋を取ると 一気にここまで開きます 袋掛けが大きすぎるかなと思ったのですが、もう袋の中で蕾が窮屈そうです。品種はプリンセスドウモナコですので、花が大きくなります。これ以上遅くなると取れなくなります。大きくなった蕾をスルーっと抜いて こちらはこれから開いてきます 先日蕾がたくさんついたとご紹介したデュエットコルダナが先端の花が咲きまわりの花も咲き始めました。先端の花にはスリップスがたくさんつきましたので摘み取りました。 周りの花もこのままではスリップスが着くだけですから、切り取って生け花にしました。シュートの先にたくさん咲き始めた スリップスが蔓延するこの時期には、袋掛けをして素直に咲いたらすぐに切花にします。そうしないとすぐに虫が飛んできて、あっという間にうろちょろし始めます。咲かせたままで鑑賞したいのですが、それではスリップスの養殖場になってしまいます。おかげで家の中は切りバラで一杯になってしまいます。
2013.06.17
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ここのところ、蕾がやたらとかじられます。 蕾だけでなく、咲いている花までかじられて、ミニバラの写真を撮れる状態ではなくなりました。さらにシュートの新芽までかじられます。 これまで黒点病に罹患しないよう、頑張って消毒して何とか葉を保っても、尺取り虫やコガネムシにかじられたのでは堪りません。 とうとうオルトランDXの粒剤をたったいま撒いてきました。 我が家のオルトランの撒き方は、鉢の上に匙で撒くだけでなく、撒いた後軽く散水し、湿気を帯びた直後に再度強めに散水し、粒剤が溶けて土の中に浸みこむようにしています。 オルトラン粒剤は撒いただけですと、臭いがいつまでも消えません。土の中に入ってしまえば臭いが消えますので、それを促進するためです。 あと気を付けなければいけないのは、袋から飛び出る微粉ですね。袋の中から匙で粒剤を出し入れする度に、微粉が飛び出ます。これを吸わないようにマスクをします。できればいったんビンに移し替えてそこから使えばいいのですが、つい無精をして直接出し入れしてしまいます。 取り合えず、今撒き終えて土に浸みこませましたから、2日後くらいからは効果が出始めるでしょう。 風が無い日に、今度は黒点病対策の農薬を散布しようと思います。バラを無事に咲かせるには実に手間がかかります。でも我が家の近所のバラはほとんどの家で黒点病で葉が落ちていますので、手を掛けただけの効果はあるのでしょう。夏もこの状態で乗り切れれば秋バラがまた楽しめると思って頑張ります。
2012.07.25
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今日は曇りで夕刻になりやっと雨が降り始めました。数日前から雨が降るということで展着剤にパラフィン系を使って薬剤を散布していましたので、予定通り、雨が降ってもらわないと困るのです。これで少し流れ落ちたでしょう。 ミニバラのスリップス対策として、袋かけをし袋の中で花が開いたら切花にしてしまうのですが、これでは栽培棚で開花の姿を楽しめません。先日試した花の中心だけに薬剤を噴霧する方法で花を持たせることはできないか再度試してみました。グリーンランド グリーンランド サライ サライ 袋を取ったすぐの状態です。スリップスは着いていません。グリーンランドもサライもどちらも香りがいいです。薬剤を散布するとこの香りを消してしまうのですが、この状態で花の中心にアファームを噴霧し、翌日まで保つか試してみました。一日経ったグリーンランド一日経ったサライ 今日の状態です。花弁に傷みは無くどちらも開花が進んでいます。香りをかいで見ると薬剤の臭いが残っています。これならスリップスの忌避効果があるかと期待したのですが、今はいないように見えるスリップスもすぐに飛んでくるでしょう。 今日も薬剤を中心に吹きかけておきました。ただ今回は薬剤の臭いがきつくなりました。実は薬剤にアファームのほか万一進入されて卵を生まれてもよいように、脱皮阻害剤のカスケードを混合しました。これだとちょっと目に刺激があるようです。薬剤を混合するとこうなるのでしょうか。 明日も様子を見ますが、アファームで姿が見えるスリップスは殺せますが、隠れているのには効果がありません。まあ、農薬の臭いが気にならないで、花を咲かせられればいいのですがね。 頂き物のミニバラフォーエバーーの赤紫が咲きました。おそらく冬の段階では試験品種だったのだろうと思います。これが名前がついて生産に移されたのかそれとも試験品種で終わったのか、今のところわかりません。不明フォーエバー赤紫
2012.07.01
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先日のバラのスリップスの多さにびっくりして、いったいどこから飛んでくるのか家の周りの花を見に行きました。 そうしたらスリップスがたくさん目立つ花がありました。クチナシです。しかも八重咲き。これだけ姿を隠さないで動いているスリップスは、ひとつの花でどれくらいいるのでしょう。試しにひとつの花をバラと同じように袋に採って数を数えてみました。スリップスが着いたクチナシ いざ落とし始めると、花弁の裏にびっしり取り付いています。バラのように花弁が一枚一枚取れないのですべてのスリップスを落とすには時間がかかりました。クチナシにはいったい何匹いる やっと落とし終わりました やっと全部落とし終わりました。これでどれくらいの数がいるのでしょうか。先日と同じ方法で数えてみました。 どれくらいいたと思いますか。黒406匹、白136匹の計542匹です。数え落としや逃げたのもいるでしょうからひとつの花で550匹いたといって間違いないでしょう。バラよりはるかに多かったです。 それともうひとつ典型的に違うのは、幼虫の割合が多かったことです。バラの場合は黒265匹で白は41匹でした。クチナシには幼虫が多いですよね。拡大した写真でもその割合が多いことがわかります。 クチナシの花は一株で30輪は咲いていますから、一株では16500匹ついていることになります。バラのときより幼虫の割合が多い 春のバラにはスリップスがそれほど多く来ませんが、6月のバラにはあっと言う間に集まるのはこうしてクチナシが咲く時期だからなのですかね?クチナシは消毒しませんから繁殖基地になっているのです。 他の花はどうかなとついでに覗いて見ました。キンシバイには幼虫もいた 今盛んに咲いているキンシバイの花にも幼虫がいました。アガパンサスにも ギボウシにも イトユリにも 咲いたばかりのガーデニアにも 花弁が厚くてしっとりした花には皆数の大小はあれ、皆スリップスがついていました。 着いていない花は無いのでしょうか。昼咲き月見草には居ない いかにもいそうな昼咲き月見草の花にはいませんでした。石竹にもいない スカシユリには居ない 意外だったのはスカシユリにはスリップスがいなかったことです。写真に写っている黒い点はシミでスリップスではありません。花弁の間が透けているからでしょうか。それとも繁殖できるまで花弁がついていないからでしょうか。 いずれにしてもこの調査で、6月のスリップスの農薬での防除はあきらめました。いくら農薬を散布しても、よそからいくらでも飛んでくるということがわかったからです。 この時期はバラに袋掛けして、無事に咲かせ、あとは切花にするしか方法はなさそうです。
2012.06.27
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日帰り旅行に行く前日に、ミニバラのポリ袋をはずして1時間したらもうスリップスが姿を見せていました。こんなにスリップスが飛んでくるとは・・。いったいどれだけ集まるのか試してみようと思いました。6月22日朝 袋を取って1時間もうスリップスがいる 品種はハニームーンです。この写真を撮る1時間前には息を吹きかけても1匹も姿を見せなかったのですよ。そのときの写真を撮っておけばよかったですね。もっとも1時間後でこんなにスリップスが来ているので、消毒しないでどれだけくるのか数えてみようと思ったのですが。6月24日朝 たった2日でこんな状態 袋を取って2日後、旅行から帰ってきた翌日の朝8時50分にみたらもうこんな姿になっていました。予想以上のダメージです。この中に何匹くらいスリップスが居るのでしょうか。50匹、100匹、いや200匹?そこまではまさかですよね?花を密封ゴキジェットを噴射 花に袋をかけて切り取り、スリップスが逃げられないようにしてからゴキジェットを噴霧しておきました。袋の中にスリップスが逃げ出して死んでいる姿が写っていますね。このまま3時間放置し、花弁の隙間に潜んでいるスリップスも蒸気で死ぬようにしました。 この後はスリップスの写真がたくさん出てきます。虫の写真が嫌いな方は御注意ください。 3時間後に袋から花を取り出しました。袋の中にはもちろんスリップスがたくさんついていますし、花弁の隙間にもたくさん死んでいます。それらを花弁を1枚1枚はがしながら、慎重に白い紙の上に落としていきました。3時間後取り出して花弁についたスリップスを落とす 花弁をはがすごとにどこかに潜んでいます。中のほうに多いかなと思ったのですが意外と外弁の近くのほうが居たような気がします。 はずした花弁は5枚ずつ重ね、総枚数が何枚あったのか後で数えやすいように紙の脇に置きました。花弁についたスリップスを落としている間にも、まだ生きているスリップスが出てきます。さすがに飛んで逃げる勢いはありませんが、すぐに逃げ出します。それは筆の先でつついて動けないようにしておきました。花弁は58枚スリップスをどう数えるか A4サイズの白い紙の上に目立つように落としていきます。花弁についたスリップスは落とし終わり、袋にへばりついたスリップスも袋を裏返して全部紙の上に筆で履き落としました。 全体に散らばっています。さてこれをどうやって数えるかです。花弁総数は58枚。スリップスは? いっぺんには数えられません。せめて4等分くらいにしようと、隙間を空けました。それで数え始めたのですが、あまりに小さくて、しかも数が多くてダブルカウントしそうです。 そこで思いついたのが、10匹単位に数えて鉛筆で線を書くこと。数えていると息で動いてしまいます。セキでもしようものなら大変です。マスクをして息がかからないよう慎重に数えました。4つに分けて10づつ線で囲む 数えているうちに動き出すスリップスも居ます。それを筆でつついて動かないようにしながら進めました。なんとたった2日なのにもう白い幼虫の姿が見えました。本では孵化するまで卵の時間が3日かかる書いてありますので、居るはずが無いのですが。 きっと実験室で観測するのと、実際の花で生育するのでは生育スピードが違うのでしょうね。 紙の上に落ちている数を数え終わり、左端に置いていた花弁をまとめて片付けたら、まだそこから5匹落ちてきました。 その数を足して総数は何匹だったと思いますか。 黒いスリップスが265匹、白いスリップスが41匹、合計306匹もいたのです。たった正味2日間ですよ。たった2日で白い幼虫もいる 今回数えたスリップスの一部アップです。この黒いスリップスは、ポリ袋を取った後飛んできた個体です。こんなに飛んでくるのですね。 白いスリップスは羽がありませんから、飛んで来れません。明らかに飛んできた親が卵を産んでそれが孵って生育したものです。たった2日でこれだけ生まれるのです。後一日したらもっともっと増えていたことでしょう。スリップスの居る花は水没処分 この調査結果を見て、今無防備で咲いているバラは全部カットして、水没処分にしました。ただの水では水没させてもスリップスが生きていますので、水には洗剤をたらしてあります。これでしっかり水没させかき回して、花弁の隙間にも洗剤がいきわたるようにして半日置きます。 袋をかけておいて無事に咲いた花も、すぐに切花にして部屋に入れました。 このあと袋が足りないことに気がつきすぐに100円ショップにチャックつきポリ袋を買いに行きました。普通のスーパーでも売っているのですがそれだと生地が厚いのです。チャック付収納パックという名称でした。大きさにもいろいろあり私はNO1とNO2を便利に使っています。房咲きにはもっと大き目の袋がいいですね。膨らんできている蕾に全部かけました。それにしても306匹とは驚きでした。 そして、今日はハダニを発見。曇りで風が無いのでコロマイトと粘着くんを混合して葉裏を中心に念入りに撒いておきました。まったくバラをきれいに咲かせるには手がかかります。
2012.06.25
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今日は午前中曇り、午後から雨になるそうです。 昨日、ProArgi9Plusさんからバラの花へのスリップス対策の仕方を具体的にもう少し詳しくというコメントをいただきましたので、写真を撮ってきました。使用するハンドスプレーはいたって普通の霧吹きです。2個ありますが片方は農薬用、片方は有機栽培用に使用しています。農薬用は農薬の溶剤で透明な容器が白く曇ってしまっています。どちらも同じ容器なのですが。ハンドスプレーに薬剤調合 ここで農薬を調合して作りしておきます。以前農薬は調合したら使い切りましょうといわれていましたが、あれは余っても下水に流さないということで、保全して使ってもすぐに効果が落ちることは無いようです。袋の中で咲き始める 我が家ではスリップス対策として、100円ショップで売っているチャックつきポリ袋を蕾のうちからかけて半開きになるまで保護しています。この袋を取り去るとすぐにもう少し開いてきます。袋を取ってすぐに薬剤散布 ポリ袋をはずしたら、すぐに花の中心にスプレーを近づけ、軽く液をかけます。中心に薬液がたまって花弁の奥に入り込めばいいので、霧にする必要はありません。スリップスは花弁が重なった奥のほうに入り込みますから薬液を花弁の奥に入れるつもりで垂らします。素直に咲いたラブ 昨日同様の処理をしたラブの花です。花弁に傷みも無くすっきりと咲いています。もともと濃い赤のバラにはスリップスは着きにくいのでこのせいかはわかりませんが。 昨日散布したカイヤパレードに息を吹きかけてみましたら、まだ奥からスリップスが這い出てきました。やはりしつこいですね。まだスリップスが出てきた 白い花の咲くハニームーンなどに再度薬液を散布しました。ハニームーンにも追加散布 スリップスは気温25~30度では卵の期間3日、幼虫期間5日、さなぎ期間3日ということでメスは生存期間中に400個くらいの卵を産むそうです。 幼虫は白い姿をしています。息を吹きかけて出てくる虫の姿を見ると幼虫も居ました。ということは、飛んできた成虫が花弁にもぐりこんで中で卵を産んで孵化したということです。しかも3日の間に。生育はもっと早そうです。アファームもカルホスも虫本体にかからなければ効かないということなのでしょうね。 薬の臭いでスリップスが近寄らないだけでいいのですが、そういうわけには行かないようです。雑草の花も発生源でそれをなくせと言われても、よそのお庭に入っていくわけに行きません。 黒い成虫のスリップスも居るということは、いくら退治しても飛んでくるということです。こういうことを考え合わせ、今度は散布する液に脱皮阻害剤のカスケードを追加してみました。せめて我が家からの増殖を防ごうと思います。 ポリ袋をはずして花を切るまでせいぜい5日ですから、我が家で増えることは無いと思うのですが。たんに傷まない花を見たいだけなのですから、今しばらくこの方法を続けます。
2012.06.19
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今日は曇り、午後4時頃からかんかん照りになりました。これだけ強い日差しですと、ダコニールなら必ず薬害を起こしていましたが、ジマンダイセンでは起こっていません。展着剤もワックス系のペタンVを使用しています。これで安心して黒点病予防の薬剤散布をすることが出来そうです。 表題の開花後のスリップス対策ですが、我が家では開花するまで蕾みのうちから袋をかけてスリップスが着かないように咲かせています。それで純白のミニバラでも傷まないで咲くのですが、その袋を取った後が問題でした。 袋を取って10分もしないうちにどこかから飛んできて花弁の奥に潜んでしまうのです。一見いないように見えても、花に息をフーッと吹きかければすぐに判ります。あわてて花の奥から這い出てきますから。バラを栽培されていて、自宅ではスリップスの姿を見たことが無いという方はぜひ試してみてください。大きなバラなら少しくらい着いていてもほぼ影響なく咲くのですが、ミニバラは開花にすぐに影響が出てしまうのです。アマルフィー 白いバラや黄色いバラでも、香りのあるミニバラにはすぐにスリップスが付いてしまいます。この写真は袋をはずした直後の姿で、スリップスは着いていません。これをそのまま放置しておけば翌日にはスリップスがうじゃうじゃ集まって、花弁が傷み始めます。 何とかならないか。いろいろな方のスリップス対策を調べ、良くまとまっているブログも拝見しました。コテツフロアブルという劇物指定薬やベストガードというネオニコチノイド系、カスケードという脱皮阻害剤などいろいろ使われているようです。調べているうちにスピノエースやプリンスという農薬がよさそうだなと思い始めていました。 その農薬を注文する前にある組み合わせを試して見ました。それをハンドスプレーで開花し始めた花の中心に液をたらすように吹きかけておいたのです。スリップスを防除できたアマルフィー 農薬の影響で花弁が傷むかもしれないと思ったのですが、まったく影響がありませんでした。息を吹きかけてもスリップスは出てきません。 これに気をよくして純白のミニバラ カイヤをはじめ、保護袋の中で開き始めたミニバラのすべてに袋を取って、その液を吹きかけてみました。ハンドスプレーは普通はシューッと勢い良く吹きかけるのですが、この場合は花弁が集中している花芯部分に液が集まりそれが中に流れ込めばよいので、シッ程度です。カイヤパレード これだけ純白のミニバラですと、今の時期は必ずスリップスの攻撃を受けるのですが、一晩経っても、息を吹きかけても姿が見えません。ひとつの花だけ1匹姿を見せましたので、もう一度液をかけておきました。花弁があまりに重なり合って中に液が入り込まなかったのでしょう。 その組み合わせは、アファーム1000倍、カルホス1000倍、それに展着剤代わりの粘着くん100倍です。ProArgi9Plusさんがカルホスを散布したらスリップスが居なくなったということをブログに書かれていたのでそれをヒントにしたものです。 アファームはスリップスに即効性があるのですが効果が長持ちしません。その点カルホスは残効性があるので寄せ付けないのでしょう。展着剤もうっかり使うと花弁にしみ痕を残すかもしれませんので粘着くんを使ってみたのです。これは使わなくても良いかもしれませんが。カイヤの葉 このまま、5日間でもスリップスが花に近づかないなら、無事に花は開きます。薬剤散布も花の中心だけですから、毒劇物であっても人への影響も少ないでしょう。この方法で問題といえば香りが犠牲になることでしょうか。薬剤を直接花に振り掛けるのですから、その直後には農薬の臭いがします。でも一日経てば気にならなくなります。 とりあえずこの方法を暫く試していこうと思います。
2012.06.18
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3月に購入した松下バラ園の紅白リバーシブルの花を覚えていらっしゃるでしょうか。 冬の姿は次のようでした。なんとなく高芯剣弁咲きの素敵な花になりそうでしたよね 松下バラ園のミニバラ赤白 あれから2ヶ月と少しして、春の花が咲いて様子がガラッと変わりました。ニコルコルダナ0 ニコルコルダナ この姿は昔見た気がします。最初の頃に購入したニコルコルダナ。花径が小さいので里子に出した品種です。ニコルコルダナ なんとなく似ていますよね。花径が小さいことも同じ気がします。今回で花径は5cm。香りはありません。冬になるとまた姿が変わるのでしょうか。それまで無事に我が家の棚に残っているか自信がありません。 今日は雨が止んだのですぐに消毒しました。黒点病対策をまったくしていませんでしたのでフルピカフロアブルを散布。アファームも混ぜたのですが、スリップスが減った印象はまったくありません。ProArgi9Plusさんがブログで紹介している、黒点病予防のためのジマンダイセンフロアブルとスリップスにも効果のありそうなトクチオンをネットで注文しました。ついでにサプロールの100ミリリットル瓶などを注文。普通園芸センターで売っているのは30ミリリットル瓶ですから、かなりお得です。 トクチオンの臭いが強くなければいいのですが、こればかりは使ってみないと判らないですね。(私はスミチオンの臭いが嫌いで、当初2度ほど散布しましたがあとは捨ててしまったことがあります。ご近所で散布していても気になって息を止めて通り過ぎます。) 今年はミニバラを露天栽培に戻していますので、黒点病対策をしっかりと行って見たいと思います。
2012.06.06
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去年や一昨年の今頃は何をやっていたかなと過去のブログを見直し、スリップスの大発生に懲りて、蕾に袋かけをしている事が判りました。 今月の7日ころから盛んに咲き始め、15日から月末にかけて見ごろを迎えていました。その花ガラを摘むとすでにスリップスがうごめいていたのです。 スリップスの大発生を防ぐためには、いまから増えないように袋かけをしておいた方が良い事が判ります。急きょその事をを思い出し、大きくなってきた蕾にポリ袋をかけはじめました。来年になるとまた忘れてしまいそうですので、今年もスリップス対策を始めたと言う事を書いておきます。 下の写真は昨年までの袋かけの様子です。スリップス除けのポリ袋 スリップスは白い花に着きやすく、赤やオレンジなど色の濃いバラにはあまり集まりません。白いミニバラには必ず集まっていて、時によると満足に花が開かない事もあり、開いても花弁にシミが残ります。 地植えの大きなバラなら多少のスリップスが付いても影響なく咲くようですが、ミニバラへの影響は大きいです。庭植えのバラでもスノーダイヤモンドと言う品種にはたくさんスリップスが付いて満足に咲かない事があるようです。もしその品種をお持ちの方はぜひポリ袋をかけて試してみる事をお勧めします。 今年はまだ芋虫などの害虫が見られないなと思っていましたが、今朝、1匹見つけました。そういえばチューレンジバチが飛んでいるところも見かけました。急いでオルトランを撒かなければいけませんね。できれば鉢が乾燥しているときに粒剤を撒いて、ホースで潅水して土に浸みこませたいのですが、今日も雨がぱらついて、都合よくいきそうにありません。
2012.05.01
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今日は突然晴れて気温が急上昇。34.5℃になっています。湿度も高いし作業をしていると汗が滴ります。 花に袋をかけて虫がいない状態に咲く花でも、そのまま咲かせていればスリップスが飛んできてどんどん増殖してしまいます。自分の家で増殖させてしまうのは困ります。さてどうしようか考えました。 結論は、袋を取ったらすぐに切り花にして家の中に飾ること。そうすればスリップスは飛んできません。 そういうわけで、袋の中で咲き始めた花を全部切り取りました。まだ咲かない蕾はもちろんそのまま残しますし、蕾が大きくなってきたものには、外したポリ袋を使いまわしでかけておきます。今日切った花 これを花瓶2つに分けて活けました。花瓶にはもちろん氷を入れて活けますので、花が長持ちします。(生け花のプロが萎れた花を生き返らせるのに氷を使うということにヒントを得ました。蒸れた新聞紙にくるんで冷やしておくそうです。)冷えるから開くスピードを抑えることが出来るのでしょう。 もうひとつは今咲いている花の処分です。開いた花をそのまま咲かせていればスリップスが飛んできて花弁の奥に卵をさっそく産みつけます。黒いスリップスはすぐ見つかりますが、息を吹きかけてしばらくすると白いスリップスが出てきます。まだ飛べないスリップスの幼虫です。生育が早いのです。 洗剤を混ぜた水をバケツに用意してその中に切り取ったバラの花だけをしっかり沈めます。この状態で半日置いてから空の植木鉢にあけて水を切って捨てています。咲いていた花は洗剤入りの水中に これならしばらくはミニバラの花を咲かせて家の中で楽しめそうです。もし棚の様子が外を通る人から見られたら、この家のバラはちっとも咲かないなと思われるでしょうね。でもこうしないと満足な花が開きませんから。
2011.06.28
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今日は気温24℃、湿度は74%と高いですが気がつかないくらいの小雨が振っているので涼しいくらいです。 スリップスが跋扈していますが、袋かけをして咲かせたミニバラはそれなりに鑑賞できます。ただスリップスがいないのは袋を取った10分程度で、少し時間がたつといつの間にか飛んできてうろちょろし始めます。カタリーナ ハイデルベルク ミラーナ ファッション 袋かけが遅れると花弁に浸みが出てしまいますが、蕾のガクが割れないうちにかければ侵入は防げます。なにせスリップスはどんな花にも着いていますので、飛来を防ぐことは不可能です。 それと繁殖力が猛烈で、蕾の内に入りこむとすぐに500個ほどの卵を産むそうですので、開花するころにはうじゃうじゃいるのは当たり前ですね。12日で世代を交代するというのですから、その成長速度も速い。普通のバラが蕾から開いて散るまでにどれだけ繁殖させているのかわからないくらいです。 我が家では花を摘み取って捨てる時も、単純にゴミ袋に入れると隙間から逃げて飛散してしまいますので、必ず洗剤液を入れたバケツの水の中に花ごと漬けこんで、半日経ってから水を切って捨てています。少しでも自家製のアザミウマを減らすためです。 ミニバラの栽培ナーセリーではどうしているのでしょうね。そういえばこの時期にはあまりミニバラは出回りませんね。なにか関係があるのでしょうか。
2011.06.27
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今年もアザミウマの対策でチャックつきのポリ袋を蕾にかけはじめました。まるで袋の花が咲いているようです。袋の花 袋をかぶせるタイミングは、蕾が大きくなってまだガクが割れないころ。早すぎると袋の重さに耐えられず、遅いとすでにアザミウマが侵入した後になります。蕾にポリ袋をかぶせる 袋を外すタイミングは、袋の中で花がかなり開き始めたころ。ここまで開けばあとは自力できれいに開きます。この間、直射日光があたっても蒸れることは決してありません。袋の下が空けてあるからでしょうね。袋の中で開花 こうして咲かせれば、アザミウマの影響を受けないですっきりと開きます。ミラーナ デュエット カバナ このようにして咲かせた花なら、アザミウマは開花した後に飛んでくるだけで、その数は大したことがありません。 でも白いミニバラには開花した後も寄ってきて花弁の中に隠れます。 如何にたくさんのアザミウマが飛んでくるか、またスリップスの被害は大変か次に写真を載せます。 うじゃうじゃいますので嫌いな人はスルーしてください。なぜこんなにいるかと言うと、近所に一杯いるからです。まずガーデニアの花。もしお近くにクチナシやガーデニアが咲いていたら見てみてください。すごくたかっていますよ。 この写真は一見なんでもない白いミニバラに、ゴキジェットを直接噴霧したものです。ミニバラだけではありません、普通のバラにも咲いているところにかけるとこれくらい出てきます。普通のバラならこれくらい着いていても力があるので難なく咲きますが、ミニバラは小さいので花が開けなくなります。アザミウマうじゃうじゃ
2011.06.26
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今日もさわやかな良い天気でしたので、じっくりと青虫探しをしました。 あれだけ消毒したのにしっかりと活動していました。それもバラだけではなかったのです。バラの花を食害する芋虫 ゼラニウムの花を食害する芋虫バラの葉を食害する芋虫 3枚の写真を比べると色を見ると違うよう中のように見えますが、花を齧るという点では同じで体側が白く斑紋も似ています。おそらく同じ蛾の幼虫でしょう。 同じ種類だとすると、萌芽月さんが教えてくださったオオタバコガの可能性が大です。調べるとほかの蛾の幼虫は葉を齧るのに、オオタバコガの幼虫はいろいろな花のつぼみやおしべを好んで齧っているようです。 特に虫はつかないと思っていたゼラニュウムの花を齧っているのには驚きました。オオタバコガの成虫の写真を調べると、蛾のように止まっている姿と、蝶のように花の蜜を吸っている両方の姿が紹介されています。蜜を吸っている姿はまるでセセリチョウのようです。ただ触覚の形は尖っていて明らかに蛾です。 とりあえず飼育箱に1匹だけ芋虫をバラの花と一緒に入れておきました。これで成虫になれば成虫の姿が確認できますが、それほど熱心に飼育するつもりはありませんので、どこまで行育つかは解りません。農薬で死んだ芋虫 散布した農薬はまったく効かなかったのかなと思いましたら、小さな時ならしっかり効果はあったようで、いくつかも死んでいる姿を見つけることができました。無残な蕾 今日も蕾がこういう状況になっているのを見つけました。せっかくの蕾がこうなっては悲惨ですよね。虫も生き残るのに必死でしょうが、こちらもそうそう甘い顔はしていられません。 やはり適切な時期には、最少の農薬散布は欠かせないなと思いました。にほんブログ村
2010.10.23
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今日は涼しいですが青空が広がっています。 昨日、夕刻、電気をつけてミニバラの棚を見回りましたら、あれほどしっかり殺虫剤を散布したのに、まだしっかり活動しているのがいました。 すぐにつぶそうと思ったのですが、犯人特定のため写真を撮ってからにしました。花に隠れて 犯人はコヤツ 花びらに隠れて全身を現さないので、手前の花弁をむしって隠れられないようにしました。夜ですのでフラッシュをたいてしっかり特徴が分かるように・・・・。 横腹に白い帯があり、目玉は黒くありません。お尻にも角はありません。これだけわかれば親の正体は判るかなと思ったのですが、幼虫図鑑を調べても似てはいるのがいるのですが確定はできません。 おそらくヤガかクチバの仲間でしょう。そういえばかなり前に夜になると小さな茶色の蛾が盛んに飛び回っていました。あの時に卵を産んでいたのでしょうか。木酢液を散布していたので安心していたのですが、姿を見たということは忌避効果がなかったということなのでしょうね。 バラの蕾を食べる青虫を調べていて、驚いたことがあります。私はバラを食べるのは蛾の幼虫だけだと思っていたのですが、シジミチョウの幼虫も食害するのですね。それなら我が家の周りにたくさん飛んでいます。 これまではシジミチョウの食草はカタバミだと思っていたのですが、バラを食べるのもいたのですね。ただ幼虫の形はもっと楕円形ですので、今回の幼虫とは違っていました。(カタバミを食べるのはヤマトシジミ、バラ科の植物を食べるのはルリシジミのようです。) 写真を撮っておけばそのうち犯人の親が判るのではないかと思います。(今度見つけたら、昆虫飼育箱で飼育して孵化するのを待つのも手ですね。)にほんブログ村
2010.10.22
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今日は朝早速、オルトランを鉢土に散布し、即効性を期待するために昼ごろアファームとモスピランを混合して葉に散布しました。 その後仔細に葉の様子を観察しました。いままで見られなかった葉のかすり模様があちこちで見られます。表面から見ると病気のように見えますが、葉の裏を確認すると小さな青虫がたかっていて、葉肉だけをかじっていました。 この幼虫とつぼみに穴を開けて進入している青虫と同じかどうかは判明しません。しかしこれまであまり出ていなかった青虫です。 葉肉だけを食べられた葉 アブラムシなどの害虫なら甚大な被害にはならないのですが、こうした青虫の類は葉や蕾をかじって台無しにしてしまうので、我慢の限界があります。 一株や二株くらいなら手で捕殺でも間に合いますが、これだけあちこちに広がると限界を超えてしまいます。 木酢液をもっと頻繁に散布していればこれほど広がらなかったのでしょうか。無農薬栽培はなかなか難しいですね。にほんブログ村
2010.10.20
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今日から10月ですね。昨日1日中降りつついていた雨も朝には止んで、午後は青空が広がりました。この天気も明日午前中までは持つようです。 屋上のミニバラも元気よく育っています。ただ蕾が開かないものが時々あるので、様子を見ると蕾の横に小さな穴が開いています。 摘み取って花を開いてみると青虫が中心に居ました。すべての蕾ではないですがかなり見かけます。そういえばこの夏中、全く農薬を散布していません。一度木酢液を撒いた程度です。 黒点病などの病気のほうはほとんど発病していないのですが、虫だけは薬を撒かなければいけないかもしれません。とりあえず再度木酢液を散布して、様子を見て、それでだめならオルトラン粒剤を撒こうかなと思います。 多少涼しくなりましたので園芸作業をしようという気になってきました。でも風邪のため医者からもらった薬を飲むと、何となく気分が悪くなります。かなり強い薬なのでしょうね。早く治ってほしいものです。
2010.10.01
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今、我家のミニバラにはポリ袋の花が咲いています。ほとんどの蕾に小さなポリ袋が掛けてあるので、そう見えてしまいます。トリノフォーエバー袋トリノフォーエバー こんな風景を通りがかりの人が見たら、異様な感じを受けるでしょうね。でも我家の栽培場は屋上なので、見栄えを気にする必要はありません。 ポリ袋のアザミウマに対する防除効果は抜群で、蕾のうちに掛けてさえ置けば決してアザミウマは侵入しません。それで花弁は傷まないで咲きます。レッドモンテ袋 レッドモンテ 花の大きさの適した大きさの袋を選んでかけておけば、袋の中で咲き進んでも袋を取ることができ、すぐに開きます。袋は透明なので内部の温度はかなり高温になると思うのですが、直射日光があたっても花弁が傷むことはありません。ホノラ袋ホノラ ホノラの外弁は少し傷んでいますが、開くのに時間がかかるためかなりかけ放しにしていました。外弁は傷んでいますが中は全く傷みません。同じ位置で写真を撮っていますので目立ちますがもう少し上から見ればまったく傷が見えません。マラガ袋 マラガ 長くかけて置いても全く傷まないミニバラもあります。マラガなどは全く傷まず、袋を取った後大きく咲いてきました。 袋をとるとすぐにどこかからアザミウマが飛んできて、花の中に潜り込みます。どれくらいの時間で飛んでくるか調べたことはありませんが、2時間もすれば中に潜んでしまうと思っています。 そのため、袋を取ってすぐに切花にして部屋に飾ることにしています。今日も15種類ほどのミニバラを切花にして小さな花瓶に入れました。これでちょっとした花束が出来ます。 暗くなったので写真を撮らなかったのですが、どんな花が咲いているのか記録に残しておくためにフラッシュを使って撮ってこれからもう一度掲載し直します。ミニバラ切花7月上旬 ミニバラ切花7月上旬 にほんブログ村
2010.07.06
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ハダニが少し前から発生していました。葉がかすれていたので、摘み取って葉裏をガスライターの炎であぶって焼いてから捨てていました。それであまり拡大はしないようでした。 今朝も出かける前に様子を見ましたら、気になる葉がありました。どのこのままではいたちごっこになりそうですので、ダニ退治の薬を散布して、しっかり対策を取ったほうがよさそうです。 とりあえず、3種類保有しているダニ剤のうちダニカットという農薬を散布しました。他にダニ太郎、コロマイトがあります。粘着君もありますね。これらを交互に散布して、夏の暑さ本番前にしっかり退治しておきたいと思います。 ただダニカットとダニ太郎はいかにも農薬の臭いがするので、散布するのに躊躇します。粘着君とコロマイトの混合が我が家では一番効果があるのですが、そればかり使っているわけにいかないようです。(ダニは耐性が出来やすいそうです。) 粘着君は物理的に窒息させるので耐性は出来ないのですが、ダニ本体に振りかけられないと効果がないのが難しいです。 黒星病は雨に当たらないところでは、まったく出ないことが分かりました。他の雨に当たるところでは頻発していますので、その差は歴然です。団地のベランダ栽培の方が黒星病は出ないというのはこのことだったのですね。
2010.06.30
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注文していたスリップスの天敵、タイリクヒメハナカメムシが届きました。どのようなものな初めてでしたので、興味しんしんです。生物農薬オリスター 生物農薬使用説明 生物農薬中身 生物農薬タイリクヒメハナカメムシ 届いたのは今朝、クール宅急便で届きました。中をあけるととても冷たく、これで大丈夫なのかなと心配になるほどです。 前もっていろいろ調べていた飼育方法を実施すべく、資材を買いに行くと共に、テーブルの上に出して常温に戻し始めました。取り出したときは虫の姿など全く見えません。 全部をミニバラの棚に放してしまうと、みんなどこかに飛んでいってしまう恐れもあります。出来れば少しでも飼育できて自分で繁殖させることが出来ると安心です。 それに近い方法がネットに掲載されていました。これを試してみようと思いますが、餌の確保が出来ませんので、バラの花についているスリップスで代用しようと思います。 1時間程たって、飼育の準備が出来ましたのでいよいよ放飼開始です。瓶の中には虫が動いているのが見えました。これを空けると皆飛び出してしまいそうです。 瓶の中はバーミキュライトでした。その間にヒメハナカメムシが居たのでしょう。飼育カゴにどれだけ移せたのでしょうか。2つの飼育カゴにとりあえず何匹か入ったのを確認して、後はミニバラの棚に少しづつ播きました。体長は3ミリほどです。 できればバラの花の間に虫を入れてやりたいのですが思うように入ってくれません。ぐずぐずしているうちに次々と大空に飛び出していきます。あーあ。どこに飛んでいってしまうのでしょう。 なんとかバラの花弁の隙間に入れることが出来るのもありました。少なくとも数匹は棚に残ってくれるでしょう。およそ100匹入りで4725円。少し高い実験です。飛んでいったものも近所で繁殖して欲しいです。 気に入ってくださった方、次のバナーをどれでも一つ押してくださると、もう少し多くの方にご紹介できるようになるようです。一日一回ご協力ください。
2010.06.12
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バラの栽培で厄介なのはうどん粉病や黒点病ですが、それと同じくらい困るのがスリップス(アザミウマ)ですね。私の家でもスリップスの跋扈に手を焼いて、最近は蕾に袋をかけてしのいでいます。 今年の現代農業6月号にスリップス対策の記事が載っていて一部が公開されていましたので、早速試してみました。バラの栽培家 河合正信さんの記事です。 記事によりますと農薬にブドウ糖を500倍に薄めて混ぜ、それをさっと散布するのだそうです。私も2年前に試したことがあるのですがそのときは3%の濃度で実施して、葉がテラテラに光るのでやめた経緯がありました。 0.2%で効果があるなら、と言うことで昨晩早速散布してみました。散布する前に息を吹きかけてスリップスが居るのを確かめてからの散布です。今朝、その効果を見に行きますと、昨日息をかけているのを確かめた一輪には死んだスリップスが3匹見つかりました。 これで全部退治できたのかなと、念のため息を吹きかけてみました。しばらく出てこなかったのですが、しつこく吹きかけていると奥のほうからチョロチョロと2匹出てきました。1匹は元気で潰そうと思いましたらピンと飛んで逃げてしまいました。 他の花の様子を見ると、花の表に出てきている様子はありません。かなり開いた花を切り取って花弁の元を開くと死んでいるスリップス1匹と歩き回っているスリップス2匹が見つかりました。急いでバケツの洗剤入り水の中に漬けて飛ばないようにしました。 切り取って処分しなければならない開ききった花を、幾つか点検しましたが、密から煮物もありますが、白い花にはだいたいまだ生きて盛んに動いていました。砂糖水の効果は半分程度はありそうですが、これで全てのスリップスが誘引されると言う訳ではなさそうです。 もう一つ気が付いたのですが、夕方雨が降って湿度が高かったのですが、今朝まで撒いた薬の噴霧の水玉がほとんど残っていたことです。砂糖を加えると蒸発がそれだけ遅くなるのでしょうか。 この結果だけでは分かりませんが、半分程度の誘引効果はありそうです。因みに使用した農薬はベストガード水溶液の1000倍です。他の農薬であったらもう少し即効性があるのか、少し組み合わせを試してみたいと思います。
2010.05.27
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先日注文した農薬のベストガードが昨日午後届きましたので、早速夕方散布しました。 今回購入したのは水溶剤と粒剤ですが、風が強かったので粒剤をスプーン一杯ずつ鉢の中に入れて、散水しました。水溶剤のほうが早く吸収されて効果が確認できると思ったのですが、仕方がないです。 散布して思ったのは、臭いが感じられないことです。オルトランを散布するといつも特有の臭いが漂うのですが、ベストガードは臭いません。もしこれで効果があるのなら、こちらを利用するのが、隣近所に気兼ねしないで良いかもしれません。 ただオルトランに比べると価格が高いですね。一般家庭用に販売されている200gいりのもので700円前後するようです。 私は大量に使用しますので1kg入りのものを2袋購入しました。1回で一袋を使い切りますので、秋に発生するスリップス(アザミウマ)への効果を見て、考えようと思います。農家の方は大袋をかなり使っておられるようですね。 今年の現代農業6月号にスリップスをブドウ糖水を農薬に混用して退治したという記事が載っていました。私も確か同じことを試してみたと思い過去の記事を探しましたら、甘い誘惑という題で2008年6月に試していました。 その時は花弁がべたべたして良くなかったようです。でもブドウ糖ならいいのでしょうか。バラの栽培家河合正信さんが話されているのですから、きっと効果があるのでしょうね。 記事を良く見ますと、500倍で散布とか。%に直すと0.2%になります。私は花が分泌する蜜の濃度を参考にして、3%の砂糖液で散布していました。さらにリンゴジュースも加えて。これでは濃すぎたのかもしれません。そんなに薄くても効果があるのならもう一度試してみますか。ベストガード水溶剤 100gベストガード粒剤 1kg花の大敵アブラムシ、スリップスの予防に!花き、観葉植物の植え込み時に撒きやすいボトル入り!花の植え込み時に!害虫予防にどうぞ!ベストガード粒剤 200g
2010.05.26
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スリップス除けのポリ袋スリップス除けのポリ袋 以前は春から夏にかけて満足に咲かないミニバラが出ました。モンテローザなど花弁数の多いミニバラは特に咲きませんでした。 その原因がアザミウマ(スリップス)の寄生です。蕾のときに花弁の隙間に潜り込み、蕾に来る栄養分を吸ってそこで繁殖するのです。栄養分を吸われてしまうため、蕾が素直に伸びなかったのです。 この対策に悩み、いろいろ農薬を試したのですが、どれも効果がありませんでした。そこである方のブログからヒントを受け、このポリ袋をかけることにしたのです。 当初は陽の光が当たると蕾が中で蒸されてしまうのではないかと心配でしたが、全く問題ありませんでした。蕾が大きくなり始め、まだガクが割れないうちにかぶせ、中でふくらんできてこれで咲くという段になって取り去ります。 蕾は十分栄養を受けていますので、しっかりと咲いてくれます。咲いた後にはどこからかスリップスが飛んできて入り込みますが、そこで繁殖する頃には花が終わってゴミ袋行きとなります。早めに切花にすればスリップスの繁殖も抑えられるのではないかと思います。 蕾が伸びやかに開かないと言う経験のある方は、試してみては如何ですか。普通のバラですとスリップスくらいが付いても平気で咲くのですが、株が小さいミニバラでは影響が大きいのです。普通の栽培バラに息を吹きかけると必ずスリップスが慌てふためいて奥から出てきます。試してみてください。
2010.05.11
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モミジの花モミジ若葉 昨日に引き続き今日も爽やかな良い天気です。しばらくはこの天気が続いて欲しいものですね。 昨日は虫除けのためにオルトラン粒剤を各鉢にスプーン1杯ずつ土の上に散布しました。そのままにしておきますと固まってしまうことが多いので、私は散布した後軽く水をかけ、水分を吸わせてから、少し強めに水をかけて粒をこわして土の中に沁み込むようにしています。 夕方にはうどんこ病対策として、ポリオキシンとサンヨールの混合液を散布しました。今回は生育促進のため活力剤を少し混ぜてみました。 ミニバラはどの鉢も天候不順の中で頑張って生育してくれています。明日には最初の開花をご紹介出来そうです。しかし、多くのミニバラの中で3品種だけ生育の悪いものがあります。 1品種はペパーミントコルダナです。これは昨年も生育が悪く、数鉢置き場所を替えて異なる環境のところに置いてあるのですが、いずれも生育不良です。接木したものも生育不良ですので、この品種は栽培をあきらめようと思っています。 あとの2品種は12月の植え替えの際にネコブセンチュウが見つかりその対策として農薬のネビジンを土の中に混入した鉢です。同じようにネコブセンチュウに罹患した株でも、同じ鉢にコンパニオンプランツを一緒に植え込んだものは元気良く生育しているのに、農薬を混ぜた鉢は今にも枯れそうです。 これを続けると本当に枯れそうですので、土を総入れ替えして植えなおしてみました。枯れてしまうと品種が途絶えてしまいますので、ネコブセンチュウが残っても品種の保存を優先しようと思いました。元気を取り戻してくれるか微妙なところです。 今日の写真はモミジの若葉と花です。初々しいですね。
2010.04.19
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今朝は雨が上がっていたので、6時半に起床しアミスターなどで消毒をしました。 ところが午前中にまた雨が降ってしまいました。農薬は一端乾いたようなので固着はしてくれていると思います。 今回は殺菌剤に加えて殺虫剤も加えました。モスピランです。その影響があったのでしょうか、蕾についていて気がつかなかったシャクトリムシが表に出てきていました。 スリップス除けにポリ袋を掛けているのですが、その中にもシャクトリムシが花に穴を開けているのが見られます。シャクトリムシは枝を歩いてきて隙間から入り込んでしまうのでしょうか。 これまでオルトランは撒いてこなかったのですが、とうとう今日全ての鉢にスプーンすりきり1杯ずつ撒きました。1キロ入りの袋が全部なくなりました。少し遅かったですかね。今年の秋のミニバラは去年ほど期待できそうにありません。
2009.10.03
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ポールセン社の16新品種は、暑い時期に届いたので直ぐに植え替えて、雨の当たらない屋根の下で管理していました。その甲斐あって、外の直射日光や雨の当たる棚では黒点病が蔓延する中、まったく罹患しないで活着しすくすくと成長していました。届いたときに着いていた蕾はすべて取り株の充実を優先していました。 最近になって新しい蕾が着いて咲き始めましたので、先日に引き続き今日は3日目ですが月桃エキスを初めとする混合に、今回はペンタキープを加え、いっそうの充実を期待しました。 散布が終わり、個々の鉢の手入れを始めるとベランダ屋根の下に置いてあったポールセンの鉢の葉に少し異常が見られました。よく見るとくもの巣のような糸が見えます。 まさかと思いましたが、しっかり確認するとハダニでした。成虫の姿はあまり有りませんでしたが卵がたくさんありました。糸を張っている葉は摘み取って焼却処分。残った株には万遍なくコロマイトと粘着君の混合液を散布しておきました。 黒点病がなければハダニの被害。まったくミニバラ栽培は気が抜けません。月桃エキスはいろいろ効果があるということですが、黒点病やハダニに効果があってくれればうれしいのですが、どうなるでしょうねー。 ついでに。 たまの休みは忙しく、やりたいことがたくさんあります。今日は2階のベランダに日曜大工で20年前に作っていた植木棚を壊し、市販のスチール棚に交換しました。その作業も結構手間がかかり汗だくになりました。 家のあちこちが古くなるとともに、いらないものも増えていきます。こうしたものを少しずつ整理しながら手入れをしなければいけません。まだなんとか体が動くうちにやっておかなければいけないなと思い始めています。
2009.08.29
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ルリマルノミハムシ 摘み取るミニバラの蕾を良く見ると、時々かじられているものがあります。かじる犯人はどうやらハスモンヨトウガの幼虫のようです。 なかなか犯人が見つけられないのですが、夜電気をつけて見回った所、1匹だけ大きくなったシャクトリムシを見つけました。これだけ大きくなるまでには相当食害をしたと思います。でもこれだけではないはずなのですが、後は見つかりませんでした。 今朝、雨が降る前にアフリカンマリーゴールドの花にルリマルノミハムシが着いているのを見つけました。この虫もバラの花をかじります。 うかつに指で捕まえようとすると、太い足でピンと跳ぶようにはねて飛んでいってしまうので、捕虫網を近づけて逃げても網の中に入るようにして捕まえます。 害をする昆虫はすぐに大繁殖しますから、1匹ずつでも確実に減らしていきます。以前は殺虫剤を使っていたのですが、空気を汚しますし霧でこちらが気持ち悪くなってしまいますので、捕虫網が確実です。毎年安い竹の柄の捕虫網を購入して、柄をのこぎりで短くして使用しています。飛んでくる蚊を捕まえるなど結構役に立つものです。
2009.07.21
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袋の中のジャストジョイ 袋から出たばかりのジャストジョイ 我が家のスリップス対策を実例でご紹介します。ほとんどミニバラに使用していますが、この花はジャストジョイですので花径は11cmほどあります。 ポリ袋はいろいろ試してみましたが、100円ショップで売っているスナップ付きの薄手の袋が柔らかくて具合が良かったです。写真の水滴は雨に打たれ続けたあとのなごりです。(お茶を入れる時に使う袋も試しましたが、風が吹くと皆飛ばされてしまいました。) このポリ袋を蕾のガクが開かないときからすっぽりかけて、風で飛ばないようにスナップを軽く止めておきます。下が空いていれば暑くなった空気は交換するようでどんなに直射日光を受けても蒸れることはありませんでした。 写真の状態ではやや袋の中で開きすぎですが、袋を取り外した瞬間から開いて5秒後には下のような状態になりました。馥郁とした香りが当たり一面漂います。 花にスリップスが着いていないことを確認するには花に息を吹きかけるとすぐにわかります。どんなに奥に隠れていても、炭酸ガスに反応するのでしょうか居れば必ずあわてて表に出てきます。 散りやすいイングリッシュローズでも効果は同じでもう少し早めに袋を取り去って切花にすると、虫のつかない花が飾れます。スリップス(アザミウマ)にお困りの方は試されてはいかがでしょうか。
2009.07.02
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花がら捨てに洗剤液使用 ミニバラの花ガラを捨てるとき、皆さんはどのようにしていらっしゃるのでしょうか。私はスリップスの増殖を防ぐため、これまでは小さなポリ袋を用意して、花首を入れるたびにスプレー式殺虫剤を吹きかけてすぐに口を閉じて逃げ出せないようにしていました。 この方式でも袋に入れるときに逃げ出されることがあり、空気中に殺虫剤が拡散し吸い込んでしまうこともありました。 先日まこちさんに教えていただき、洗剤液に漬けていられる方のブログを紹介していただきました。その方法を今日試してみました。 雨続きで開いた花の中に息を吹きかけるとスリップスがチョロチョロトたくさん出てきます。バケツの中に水をいれ、家庭用の洗剤液をチョロッと入れてよく混ぜ合わせておきました。その中に花首だけを切り取って少し洗うように入れます。いくつか洗ったあと水の中を見るとたくさんのスリップスが沈んでいました。こんなにいたのと思うほどです。 洗った花にはどれだけ残っているのかなど見ながらこの方法を続けました。水中に入ったスリップスはすぐに動かなくなっています。死んでいるのかそれともあとで生き返ってしまうのかしばらく様子を見ましたが、10分くらいつけておいたものはどうやら生き返ることはなさそうです。 袋かけして咲かせたミニバラの花も、最初はいないのですが、半日もするとどこから来るのかたくさんのスリップスが取り付いています。まるで誘引剤のようです。この花も切り取って洗剤液で洗って漬けます。 この方法の良いことは、スプレーに比べて空気を汚さないこと。それと退治できたスリップスを確認できることでしょうか。それにしてもすごい数です。写真は撮りませんでした。
2009.06.16
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今朝、水遣りのときに見回りをしたら、ハダニが発生している鉢が見つかりました。 出かける前の忙しい時間なのですが、一日遅れればそれだけ卵を産みつけられて拡大する恐れがありましたので、急いで粘着くんにコロマイトを混ぜて散布しました。 普段なら完全防護の態勢で行なうのですが、緊急ですので止むを得ません。何の防護もしないで散布したのですが、それほど気分も悪くならないですみましたので助かりました。 散布し終わってから気がついたのですが、発生しているのを見つけたのは一鉢だけ。それならとりあえず隔離するだけで済んだのではないかと反省しています。 それにしても雨が続いていたのになぜ発生したのか不思議です。いつも発生するところは注意して今年はそのあたりの雑草を徹底的に抜き去りましたので、発生していません。ところが今回はやや風通しが悪かったところで出たようです。 過去の害虫の状況を調べるのに病害虫と一緒にしてしまうとわかりにくいので、ジャンルを別にする作業をこれから行なおうと思います。昨年は一体いつ発生したのでしょう。追伸 去年は5月23日に発生していましたのでもう出てもおかしくは無いのですね。追伸 帰宅してから隔離して再度点検しました。まだ生きて動いているハダニが見つかりましたので、被害のひどい葉を取って焼却し、残りの葉には粘着くんとコロマイトの混合液を作って筆で残ったすべての葉の裏に塗りました。うどんこ病対策の応用です。一鉢だけならなんとか塗れるものです。
2009.06.04
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もうじきはずせるポリ袋 もうじきはずせるポリ袋 アザミウマ対策で蕾にかぶせたポリ袋です。蕾がだいぶ膨らんできましたので、順番に取り外していきます。 ポリ袋をかぶせないで咲かせたモナコルダナの花を満開になったところで分解してみると、アザミウマの成虫手前の幼虫が2匹ほど必ず潜んでいます。これで羽が完成してしまうと飛んでいって他の花にまたもぐりこんで卵を産みますので、くいとめなければいけません。 蕾のうちからポリ袋をかけていれば、もぐりこまれないので、素直に咲くのですが、袋をはずせば成虫が飛んできて卵を産みつけると思います。それが成虫になる前に切花にする以外、防除の方法はなさそうです。 切花にした後、もぐりこんでいるアザミウマの幼虫は成虫になるのかちょっと確かめてみようと、密閉容器に満開のモナ数輪を入れてみました。これで成虫が飛んで出てくるとするとまたなにか工夫しなければいけません。
2009.05.04
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ここのところの晴れ続きで、蕾がぐんぐんと膨らんでいます。気温差は激しいのですが、植物にとっては日照が重要なことが良く判ります。 蕾が膨らんでくると心配になるのがアザミウマ(スリップス)の繁殖です。大きな薔薇なら多少のスリップスが発生しても開花に影響はしないのですが、ミニバラには深刻な影響を与えます。 春先の開花にはそれほど影響を及ぼさないのですが、2番花以降の開花が満足に咲かなくなります。蕾のうちに侵入し、栄養分を吸収してしまうため、花が開かなくなるのです。昨年はこの対策にずいぶん苦労しました。 今年はその経験から、繁殖しないように今から対応策をとっています。まず農薬は効きませんので、物理的対応です。青色に惹かれるという性質を利用して、粘着シートを取り付けました。わずか1日で早速黒いものがついています。 これから欠かせないのが、蕾への袋かけです。100円ショップで売っているチャック付きの小さなポリ袋を一つ一つの蕾にかぶせます。とくに白や黄色、ピンク、青系など色の薄い花にはつきやすいので、早めに取り付けます。 これで今年こそはアザミウマの被害から守れるとよいのですが。
2009.04.28
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ミニバラの生育はまちまちです。2年生以上のミニバラはおおむね順調でワサワサと茂ってきていますが、一鉢だけ異常がありました。 ミニバラ カバナの数本の先端の葉がきれいになくなっています。どうやら夜盗虫に食べられてしまったようです。根元を掘り返してみたのですが犯人は見つかりません。 急いで、オルトランを撒いて水をかけたのですが、効果はすぐには出ないでしょう。案の定今朝見回ったのですが、また食べられていました。夜中に見回ればよいのですが、疲れて見ることが出来ませんでした。 今朝は仕方が無いので、古い農薬を水に溶かして土にジャブジャブと潅水しました。夜盗虫の被害をすぐにでも止めたいためにやったのですが、こんなに農薬をかけてしまって、バラそのものに影響が出ないかなと少し心配になってしまいました。 折角伸び出てきた大きな葉を、むしゃむしゃと食べられてしまうのはなんとも困ります。今晩こそ夜に見回りたいとは思うのですが天気予報は雨ですね。帰りが遅くならなければ傘をさしてでも見回りたいところです。
2009.04.14
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ミニバラにネコブセンチュウを発見してから、すこし調べてみました。昔はネマトーダと言っていたものと同じだそうです。 多く見られるのは4種類くらいで、サツマイモネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ、アレナリアネコブセンチュウ、ジャワネコブセンチュウということで、最初の2種で90%以上を占めていそうです。 サツマイモネコブセンチュウは多くの植物に寄生し、こぶが連続しています。落花生、イチゴには寄生しない。 キタネコブセンチュウも多くの植物に寄生しますが、こぶが連続しないで小さく、こぶから細根が出ていて寒冷地に多いそうです。イネ科の植物には寄生しない。 1年に数世代を繰り返し、冬は卵で越冬する。地温10~15℃以上になると活動を開始し、根の先端付近から侵入する。大きさは1ミリ以下。メス成虫は1500個ほどの卵を卵のうに産み1世代に要する期間は適温で約30日。 センチュウには種類が多く500種以上います。人間に寄生する回虫やギョウチュウもセンチュウの一種だそうでそう言われるとなんとなく判る気がします。(日本各地で松を枯らしているマツノザイセンチュウも仲間でした。) 土の中では悪玉と善玉センチュウがいて、お互いに勢力争いをしているようです。 センチュウの被害は広く、イチゴは取り付かれると根が攻撃され白い根が見られなくなり黒くなって枯れていくそうです。 サツマイモも芋が割れるなど被害にあった芋は商品価値がなくなります。そのほかゴーヤやメロン、トマト、カーネーション、シクラメンなどいたるところに発生し、農業では大敵です。葉や芽に寄生するメセンチュウというのもいるそうです。 センチュウは水があれば移動できるので、発生した株は処分するのが重要なようです。移動範囲は60cm。流れがあればもっと広がる? 高温に弱いため、畑に透明マルチを被覆することで深さ15cmでも45℃以上を3時間継続することにより減らすことが出来る。また植物の根がないと生育できず30日で餓死する。このことから、センチュウが発生した植え土はビニール袋に入れて太陽に曝して日中放置し、さらにそのまま1ヶ月置いて雑草の根を絶やせば退治できそうです。 問題はバラが生育中の対策です。 マリーゴールドアフリカントールという品種は、センチュウの忌避効果を持っていることは昔から知られています。ただすでにバラの体内に侵入しているセンチュウに効果があるか、わかりません。透きこまないと効果が無いという記載もありました。 トラップ植物というのがありました。 マメ科のクロタラリア(商品名 コブトリソウ)イネ科のギニアグラス(ナツカゼ)という植物がかなり効果が高そうです。 どちらも背が高くなる草で、ミニバラの鉢に蒔くとどうなるか判りません。またギニアグラスの種は大量にしか販売されていませんでしたので、コブトリソウを試してみようと思います。あとアフリカントールも鉢に蒔いてみようと思います。種はサカタで販売していました。(効果が出るには3ヶ月以上栽培することが必要のようです。また、コブトリソウは輪作すると書いてありましたので、一緒の鉢に蒔いても効果は無いのかもしれません。すると混作でよいのはマリーゴルドしかないかな。) 対抗植物の参考になる記載がありましたので、興味のある方はこちらをクリック。
2009.01.20
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今日は久しぶりの抜けるような青空ですね。早朝に見回ったところ、まだ黒点病に罹患した葉が散見されます。毎日罹患した葉は、黄色くなって落ちる前に摘み取って、胞子が形成されないようにしているのですが、なかなかなくなりません。 昨晩、葉がしっかり乾燥しましたので、黒点病対策のためにアミスターを散布しました。アミスターは食用きのこから発見された天然生理活性物質に由来する殺菌剤で、病原菌細胞に効果があるそうです。すでに侵入した病原菌にも効果を発揮するということで購入して置いたのですが、使うのは初めてです。使用上の注意として葉に薬害を生じることがあると書いてありましたのでこれまで使っていませんでした。今朝の様子ではまだ出ていません。うどんこ病にも効果があるそうです。 咲いたミニバラを切花にするとスリップスの白い幼虫の動き回っている姿が見られましたので、この繁殖を抑えるためカスケードを混ぜています。カスケードは即効性は無いのですが、昆虫類の脱皮を阻害する薬ですのでじわじわと効果が上がってくれるのを期待しています。ただ浸透移行性が無いということですのでどこまで効果が出るかはやってみないとわかりません。
2008.10.27
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今日は久し振りの晴れです。朝から晴れなのは久し振りですね。根気会を利用して水肥を施しました。バイオゴールドバイタルに液体肥料を混ぜて水差しで根元に与えます。 配分は葉が小さいのでやや窒素分を多くしています。軟弱に育つのか、元気良く新しい芽を出してくれるのか、やってみなければ分かりません。 昨日、夕刻、棚を見回ったときに新芽を食べている小さな緑色のシャクトリムシを見つけました。9月に入ってから農薬の散布をやめて虫用には唐辛子エキスを散布していたのですが、排除しきれなかったようです。 黒点病で下葉が落ち、新芽を芋虫に食べられては、株が枯れてしまう恐れもありますので、虫用の農薬をとうとう散布してしまいました。アファームとカスケードを使用しました。久し振りに農薬の臭いがしました。 そんなことがあった朝で、虫がいないか見回りましたが、新しくは見つかりませんでした。ところが墓参りなど一日出かけてついさっき帰宅し、見回りましたところ、薬をかけなかったミニトマトの青い実に同じ小さなシャクトリムシが着いていました。実には穴が開いています。 無農薬で花や野菜を作るのは並みたいていの努力では成功しませんね。
2008.09.23
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生け花にしたミニバラに虫の糞が着いていました。 よもやとじっくり見回すとなんと小さなイモムシが花弁をかじっていました。 栽培棚は夕方では暗くて見つかりません。日中に見回るとなんと堂々と体を日光にさらして花弁を食い荒らしています。尺取虫のような茶色ではありません。緑色をしています。 1匹見つけると次々と見つかります。中には蕾の外側を残して中身がそっくり食べられてしまっている蕾もありました。 昨年の今頃はせっせと蕾を摘んでいましたので、このようなことはありませんでした。種類はわかりませんがどうやらヤガの幼虫のようです。夜、蕾に卵を産みつけ、食害しながら蕾に侵入するようです。 夕方になるのを待って、即効のあるアファームと浸透性のあるアドマイヤーを混合し、それに散見される黒点病対策としてサプロールを混ぜて散布しました。 これから咲かせても立派な花は咲かないことが判りましたので、すべての蕾を摘むことにしまいした。あと10日摘み続ければ、夏季剪定することが出来ます。それまでなんとか病害虫の大発生をくいとめたいと思います。アファーム乳剤 100ml【殺虫剤】
2008.08.21
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どうにも生育が悪いミニバラが一鉢あるので、隔離して一昨晩カダンセーフをかけておきました。未知の病気なのかも知れないなと思っていました。 今日は不定期の休みですので、朝じっくりと葉を取って観察しましたら、なにやら点々がついています。爪で触ってみるとなんと動き出しました。ハダニだったのです。 他のミニバラは青々と元気良く育っているのですが、ミニバラの観覧車だけは葉色が悪く新芽が出てこなかったのです。夏には弱い性質なのかなと思って、隔離して様子を見ていたのです。 ハダニと判ってから、同じような症状を少しでも現している鉢はないか探し出して、一箇所に集めました。粘着くんとコロマイトを混合して、かけ残しが無い様、鉢の向きを変えて念入りに消毒しました。これで夕方、再度まだハダニが動いているか確認します。 カダンセーフは病気にもハダニにも効くというので、少量の栽培には便利だなと思っていたのですが、少なくともハダニには効果がありませんでした。 今日は1日ですので月2回を目標としている定期消毒の日です。黒点もうどん粉も発生していませんが、予防消毒を行う予定です。ダコニールは強い日差しに会うと何日たっても、必ず薬害を起こしますので使いません。サンヨールか別の予防薬を散布する予定です。 そのときに、まだ他の鉢にもいるかもしれないダニ対策として、大発生しないうちに別のダニ剤かそれとも今回散布したコロマイトを散布しようか考えているところです。
2008.08.01
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昨日は15日なので、定期消毒の日でした。夏場の暑い時期に向かいますので、黒点病とハダニ対策を主眼として、農薬を選択。 黒点病対策としてフルピカフロアブルとサプロールを使用しました。ダニ対策としてはコロマイトを夕方に散布しました。 今日早朝、本当にダニがいるのか一鉢一鉢確認してみました。少し黄色くなっている葉を取って葉裏をじっくり見るとハダニが着いていたのです。しかも数がかなりいます。表面にかすり模様が入っていないので、ハダニとは思わなかったのです。 じっくり見ているとほとんどのハダニは昨日のコロマイトの効果で死んで知るようです。しかし中に1匹動き回っているのがいました。耐性ができているハダニなのか、薬液がかからなかったためなのかはわかりません。 ハダニが着いている疑いのある鉢を集めて、黄色い葉を取って焼き、残りの葉にはコロマイトと粘着くんを混合してしっかりと散布しました。ハダニが少なければ、葉は出来るだけ残しておいて方がこの時期は後の生育が良さそうです。 粘着くんだけでは成虫にしか効果がありませんので、卵にも効果のあるコロマイトを混合しました。ハダニがいない鉢は青々と元気に育っています。早くハダニを退治したいと思います。
2008.07.16
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