おしゃべりしようよ

*EARTHQUAKE その後2*


そりゃそうだ。
非常扉がはずれ,床と天井の間で
かろうじて「斜め」にひっかかっているほどですから。

で,どうなったか。
隣の小学校に間借りです。
いうのは簡単ですが,大変です。
前提は,
「合併はしない。いずれ復活させる」
必要最小限だけを引っ越すのです。


・・・最小限~?!?!?!?!?


子どもの数の分だけの机椅子。
教師用机椅子。
来客用ソファー。
パソコン・プリンター。
教室用大型テレビ。
給食台。
書類用ロッカー。書類各種。
チョーク。
トイレットペーパー。
指導用小道具・大道具。
印刷用紙。
教師用教科書。
事務用品。
学級文庫。
画用紙乾燥棚。
あれも、これも、それも・・・。

大きな荷物もさることながら,
各学校「予算」で購入している消耗品も使わせていただくわけにはいかないので
セロハンテープまで持っていきます。


更衣室は兼用。
そうは言っても,使いにくいわよねぇ・・・。
職員室も仮。
長机にパイプいすじゃぁ仕事になりません・・・。
パソコン,サーバーにつなげない?!
電話もファックスもなし・・・。
体育館や理科室,音楽室はどのように割り振りを?
委員会活動,クラブ活動はどうすんの?
運動会は?
できんの?
おい?
・・・


暗中模索。


震災から今日まで「休日」がありませんでした。
震災後の片づけ・子どもたちの荷物まとめ・卒業式・中学校との引継ぎ・荷造り・保護者説明会・引っ越し・新年度の準備・入学式・授業参観・数々の書類の作成・・・。
ええ、もちろん休みでしたよ。学校は。
でも,だからと言って,頭の中をすっからかんにはできませんでした。
暗中模索の中,どうしたらいいだろうかって考えなければ,
次に進めないですから。


ようやく,ゴールデンウィークになり一息つけました。


「先生方,お疲れ様でした。どうぞ休んでください」
休みの前には,管理職はそう言います。

じゃあ,休めるようにしてください。
余計な案件作らないでください。

そう言いたい。

「あんたたちの形式的な言葉より,
 日本中,いや,世界中の
 本当に心配してくれている人たちからのメッセージのほうが
 何倍も力づけられるんだよっっ!!」


******************

心配してくださっているみなさん。
本当にありがとう。
私たちは(悪態をつけるほど?)元気になっています。

遠く離れていても,
「何かできることはない?」
という思いに励まされます。

自粛は,申し訳ない気持ちでいっぱいになるので
その気持ちだけで十分です。
忘れずにいてくださっているその気持ちだけで十分です。

こんなに「世界(国内も含めて)」とつながっていることを感じたこと,
「思い」がこんなにも大きな力を持っていることを知ったこと,
震災から学びました。

同じ県内にいながら,何もできずにいる私に代わって
ボランティアをしてくださっている方々,
自衛隊の方々,
頭が下がります。
勇気をいただけます。
人の気持ちの気高さに感動です。



「いつまで,こんな生活が続くのか。」
たかが「借り暮らし」の私でさえ,先が見えないことがストレスです。
きっと,被害が大きかった地域のみなさんは尚のことでしょう。



おおよそでいいから,見通しが知りたいなぁ・・・。
と,アリエッティは思うのでした。
(だれがアリエッティーやねんっ!)

2011.5.4


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