私とは




        「あなたにとって私はなんですか?」

       真っ暗な闇に勇気をしぼって問い掛けてみました

         「私はあなたの愛奴でいたいの」
          真っ暗だった空が濁り始めます
             そして瞬いた

           「とてもうれしいです」
          私は泣きじゃくり崩れ落ちました

           一番望んでいたんだもの
           でもその一言が言えなくて
           言葉は瞬きをためらった

        屈曲した一筋の光が暗闇に吸いこまれ
       気がつくと星達がおしゃべりを始めていました

         さらさらと流れるおしゃべりは
             無数の光を放ち 
         やがて川へと姿を変えるでしょう




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