今回訪れた際に見かけた生き物を紹介してみよう。

これはシーバス。セイゴ→フッコ→スズキと名を代える出世魚。今回は写真に収められなかったが、ボラも釣れる。

今回は桜が散り始めた週末だったので、海面のあちこちに桜の花びらが漂っていた。海の中に腰まで浸かる「ウェーディング」は、沖合300mまで歩いて向かう。海に浮かぶ桜というのも風流である。

写真の物体は、桜の花びらとともに漂っていたアカクラゲ。全長80cmほどのやっかいもの。

これは、潮干狩りをしている地元のおばあちゃん。今回は特別「生き物」として掲載させてもらった。特筆すべきはこのイデタチで、おそらく戦前から受け継がれてきたような正装であろう。干潟にはアサリやアオヤギといった江戸前の貝が生息し、おばあちゃんの胃袋に納まっていく。

これは、干潟の魅力にとり付かれた釣り人。20人ほどいた中の1人だが、極めて上品な後姿である。いっしょにいた釣り人は、彼のことを「かっちゃんさん」と呼んでいた。