午前中から宴会が始まるが、僕はその前から麻雀部会の大会に参加している。これも、毎年恒例。ほかの人たちは温泉に入ったりカラオケを楽しんでいるが、麻雀部会の面々はトイレ以外は席を立たない。これが、夕方まで続く。
この会の「恒例」はまだあって、宴会の締めは全員で歌うのだ。曲目も決まっている。24時間テレビでお馴染みの「サライ」を肩を組んで、かつ輪になって歌うのが慣わしだ。ハタから見たら、とても不気味な光景である。
今回、僕ら麻雀部会は最後のゲームのオーラスに差し掛かっており、この合唱への参加に間に合わなかった。そこで急遽、歌っている皆さんに麻雀卓を囲んでもらった。

この一体感が大切である。が、おかげで麻雀に集中できず、僕は「桜吹雪のサライの空」に散ったのである。