
これは、今日立ち寄った食堂で出された野沢菜漬け。土地の人々は、「菜っぱ」と呼んで親しみと尊敬の念を込めている。
この野沢菜漬けは、最近でこそスーパーで買い求める人が多くはなったが、昔は各家で漬けるのが当たり前だった。そのオリジナルな漬け方が、微妙な味わいの違いを楽しめたのだ。
この食堂の野沢菜漬けは、塩分が極めて濃いのが特徴だが、70代に突入していると思われる女将さんの親指が、スルメ並みの隠し味を注入しているかのような味が涙ぐましい。
で、ほかのお客さんが食べ残したものを「あれれ、もったいない」と、ササッと食べているところを、僕は数回目撃している。