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ある管理栄養士さんとのやりとり

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私が参加しているSNS「mixi」で、私がある管理栄養士さんの日記に書き込んだ事から
このやりとりをする事ができました。
お相手は、私立大学総合病院に管理栄養士として勤務しておられる
西田 卓明さんです。
私にとって、非常に有意義なやりとりでしたので
私のページを訪れてくださった方にも是非、ごらんいただきたいと思い、
西田さんに、実名での掲載許可をいただきましたので
こちらに、そのやりとりの全てを転載させていただきました。
大変長文ですので全て読むのは大変だとは思いますが、どうぞのんびりお読みくださいね。
そしてご感想などお聞かせいただけますと、嬉しいです♪


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ジャイ子0208 2006年07月05日 01:12

はじめまして。
食物アレルギーを持つ次男「うり坊」の除去食歴10年、
保育園と小学校でのコピー食歴7年の
ジャイ子0208と申します。

カルシウム。。。
「乳製品が一番吸収率がいいから」と
耳にたこができるほど聞かされてきました。
ですが、「うり坊」は
牛由来食品は完全除去です。
最近でこそ微量混入では反応をしなくなりましたが
乳幼児の頃、アナフィラ経験があるため
きちんと食事指導をしてくださるお医者さんに巡り会えない今まで
解除にはどうしても踏み切れません。
なので、これを聞くと
「じゃぁ、どうすればいいの?」と
ひとり、つっこんでしまうのです・・・

牛由来食品と同等のアレルゲンだった鶏由来食品は、
完全加熱のものならそれなりに食べられるようになっていたのに
G.Wのころ、外食先で知らずに食べてしまったわずかなマヨネーズがきっかけで、
完全加熱のものでも湿疹とかゆみがかなり悪化するようになってしまい
こちらも、休憩中。(これはかなり凹みました)

栄養士というお仕事に、とても誇りを持ってなさっておられるのですね、
私と息子「うり坊」は、
お医者さんよりむしろ、栄養士さんに助けられてきました。
きっと、私と同じように
卓明さんに感謝する患者さんがおられると思います。
どうか、頑張ってくださいね。
ついでに、時々アドバイスなど頂けると、嬉しいです。

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卓明 2006年07月07日 00:31

>ジャイ子0208さん

コメントありがとうございます。

>「乳製品が一番吸収率がいいから」と
耳にたこができるほど聞かされてきました。
ですが、「うり坊」は
牛由来食品は完全除去です。

多く人が誤解している(自分もそうでしたが)のですが、
そんなに強調するほどいいというものでもないと思います。
文献を調べるとそれぞれの状況によっても変わってきますが、
乳製品、小魚・小エビ、野菜(ほうれん草・小松菜)などの順で乳製品の方がやはりのいいですが、自分が調べる範囲でのデータをおおまかにまとめますと、吸収率は30%半ばから20%半ばくらいで、そんなに変わりません。

食品自体の吸収率より、個人差の問題が大きいといえます。
それなので、他のもので十分補う事ができます。

乳製品が広まっている原因に自分が思うのにいくつかの理由があります。
1.戦後行った人数の少ないカルシウム吸収のデータで牛乳で80%を越える吸収率の数値が一部の人に出た事。
*戦後はカルシウム摂取量が少なく、その分、吸収率が高かった。また、若い女性だったのでそのことが顕著に現れた可能性が考えられる。
2.牛乳業界が大きなお金がかかり、また元締めがしっかりしている業界なので、消費量を増やすためにそういう風に宣伝している。
*牛乳を作るのにはすごくお金がかかります、大きなお金の流れの差し引きの中で経営がされています。また、牛乳の消費量が減っているため、消費を上げて値段を保つ必要があります。
小魚・小えびは自然のものなのと元締めの関係で企業の寡占化がされてなく、また、野菜業界もカルシウムだけを売りにする必要はないと思います。他にたくさんの栄養があるため。

>栄養士というお仕事に、とても誇りを持ってなさっておられるのですね、

よく分かりません(苦笑)。いつ免許剥奪されても後悔のないようにベストは尽くしています。あと、あまり自覚もないような・・・。

>ついでに、時々アドバイスなど頂けると、嬉しいです。

厳しい返事になるかもしれませんけど、期待できないものと思います。
まず、アレルギーの知識が乏しいという事です。
アレルギーは栄養の分野でも特殊なものです。
本院には栄養指導でアレルギー外来があり、
アレルギーを専門に勉強した栄養士がいますので、
もしお近くでしたら利用されてはと思います。

あとどうしてアレルギーに対して医療は遅れているかといいますと、
この4月まで栄養指導をしても点数が取れませんでした。
つまりただです。お金になりません。
だから、小さなところでは、栄養士を雇うだけで大赤字になります。
しかも、栄養指導の点数は個人指導で1回1300円です。
つまり、栄養指導を目いっぱいしても、病院は赤字です。
また、アレルギーは多様で、今は加工食品があふれており、
何かの製品を調べるのもしらみつぶしで、業者に連絡を取らないといけません。
患者さん側としては、医療者なので何でも知っていると思われるかもしれませんが、いろいろな条件などもあり難しいです。
子供の食事の場合、分かるつもりですがかなり親が神経質になり要求がきびしかったりもします。

もし、薬が悪いとしても、全部食事のせいにされたりもします。
小児の医療は日本全体でいろいろな悪条件があり手薄です。
アレルギーで困っている人はたくさんいますが、
子供に対する政策について、高齢者と比べると本当にお粗末で嫌になります(苦笑)。

それでも、本院では今までにいろいろな肉を食べれない患者さん一人のために、”かえるの肉、馬の肉、鹿の肉、ウサギの肉、ワニの肉”などを宅配で特別に取り寄せて使った事もあります。
私立なので赤字は許されません。
一人一日の食材費は700円程度にしないと、赤字になります。
その患者さん一人のために1日何千円という食費をかけました。
アレルギーで全身がぼろぼろになっている小さな子供をみるとなんともいえない気持ちになります。
また、親もかたくなで点滴は嫌でどうしても口から食べさせたいといったりもします。場合によっては、腸を休ませる事も必要ではと思います。

僕が知っているのはこのくらいのことです。
子供に罪はないです。しかし、食育といいつつも偏食を放置しているこの状況はうれえるかぎりです。

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ジャイ子0208 2006年07月07日 01:36

とても丁寧なお返事、嬉しいです。
お仕事で疲労もおありでしょうに・・・

卓明さんの病院のアレルギー外来の優秀さは話に聞いた事があります。
そうです、アレルギーに関してきちんと診断して頂ける医療機関自体が少なく
みんな言葉に表せないほどの苦労をしています。
きちんと診断して頂けないが故に、
極端な食事療法や民間療法に走る人もいて、とても胸が痛みます・・・
かくいう私は広島在住で、そちら方面には親戚もおりません。
従って、宝くじにでも当選しないと、通院はできそうにありませんね、残念ですが(苦笑)

>また、アレルギーは多様で、今は加工食品があふれており、
何かの製品を調べるのもしらみつぶしで、業者に連絡を取らないといけません。

そうなんです。
うちの場合は牛・鶏に注意していればいいので
穀類などでも反応がでてしまうお子さんに比べれば格段に楽ですが
それでも、毎日の買い物には非常に時間を要します。
使える食材が限られてくるのでコスト度外視。
給食や施設での食事が、代替食になかなか対応できないのもやむを得ないかと。
給食での対応においても、自治体でのガイドラインはあるのでしょうが
結局は現場の校長先生以下、教員の意識と栄養士の方の裁量によって、
同じ自治体でも信じられないほどの待遇の違いかあります。
私たち親子の場合は、2年前に校長先生と栄養士さんが変わってから、待遇が180度変わりました。
現在は先生方の方でも、家庭科や学級活動で調理の必要があるときは
息子が食べられる食材を選んでくださっていますし
栄養士の方も、1日でも学校給食が利用できるよう
いつも考えてくださっています。(現在、月に4~5日利用できます)
以前はほぼ門前払いの状態だったのに・・・
おかげで、息子は月に数日でも、みんなと同じ給食が食べられると言う事で
ますます学校に行く足取りが軽くなりました。
本当に、みなさんに感謝しています。

>場合によっては、腸を休ませる事も必要ではと思います。

同感です。
一方、理解のない周囲から「食べてれば免疫がついてくるから」とか
「ちょっとくらい大丈夫」とか、
「食べないと栄養失調になる」とか言われて
結果、症状が悪化してしまうお子さんの何と多い事か。
そう言う事が続くと、母親としては混乱して
「何としても食べさせなくては」ってことになっちゃうんでしょうね。


>僕が知っているのはこのくらいのことです。
>子供に罪はないです。しかし、食育といいつつも偏食を放置しているこの状況はうれえるかぎりです。

十分すぎるほど参考になりました。ありがとうございます。
そして、卓明さん自身がそのような意識をお持ちである限り、
何かの形で子ども達(アレルギーを持つ子に限らず)に良い影響を与えられるお仕事が出来ますものと思います。
どうか、今後とも頑張ってください。
またご訪問させていただきますね、よろしくお願いいたします。

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卓明 2006年07月07日 02:24

>ジャイ子0208さん

コメントありがとうございます。

>お仕事で疲労もおありでしょうに・・・

最近、後輩にうまく仕事を渡して楽しています(笑)。

>みんな言葉に表せないほどの苦労をしています。
>きちんと診断して頂けないが故に、
>極端な食事療法や民間療法に走る人もいて、とても胸が痛みます・・・

国もやっと重い腰を上げて、5大アレルギーの表示の義務付けなど行っていたりもします。
企業も開示に熱心なところもありますので、
ホームページなどみたり、メールで問い合わせるといいと思います。
また、最近の流れで、アレルギー食に力を入れている会社もあります。
イメージアップや、宗教上禁止食がある方も増えているので、
そういったことも追い風ではあると思います。
また、自然食、雑穀、マクロビオティックなどのブームも、
うまく利用するといいのかもしれませんね。

法律の規制で病院は自由に宣伝などできませんからね・・・。

>宝くじにでも当選しないと、通院はできそうにありませんね、残念ですが(苦笑)

ある意味、こんな変な栄養士に出会えて宝くじに当たったような感じですね(笑)、10万円くらいの・・・。

>使える食材が限られてくるのでコスト度外視。

ただでさえお金がかかるのに、その事は大変ですよね。
すごくいい学校に出会えてよかったですね。
それでも、大変なことには変わらないでしょうが・・・。

>十分すぎるほど参考になりました。ありがとうございます。

普通の人なら遠慮して書きませんからね(笑)。
多分、代替食の実践ならジャイ子0208さんの方がよく知ってますよ。

>そして、卓明さん自身がそのような意識をお持ちである限り、
何かの形で子ども達(アレルギーを持つ子に限らず)に良い影響を与えられるお仕事が出来ますものと思います。

うちの栄養科でも、ちゃんと言わずに、病棟のいいなりになっていたりもします。
例えば、子供の食事という事で、煮魚を辞めてオムレツにしたり、ハンバーグ・やきそばにしたり、また、プラスチックのスプーンを加えて走り回ってこけて口の中を切った子供がいたので、紙スプーンにしています。
スプーンに関してはそれは親のしつけの問題でしょうね。
綿飴の割り箸をくわえたまま人ごみの中を歩いていて、
それが刺さったことを救急で気づかなかったとして、
病院が訴えられていた事がありました。
それもしつけの問題と思っています。

魚には危険な骨があることが当たり前です。
魚には栄養が豊富だし、骨があることで食べ物に注意するということが自然に身につきます。
そういうことより、子供を目先で喜ばせる事で満足している低レベルな現状があります。

学校の教育が親の考え・社会などで腑抜けになった分、
社会格差は広がっていくでしょう。

食育は今の親の世代が上の世代からうまく引き継げなかったものを、
栄養士などが引き継ごうとしている由々しき状況とある意味捉える事もできます。

脱線して申し訳ありませんが、そんな中で少なくともアレルギーをもつ子供の親は真剣に人間に欠かせない食事のことについて考えていると思います。
代替食で言えば、雑穀は栄養があり、いいものを食べさせていることになります。
アレルギーを持つことは不幸かもしれませんが、多くは大人になるに連れて軽減するものですし、
それによって、食事に関する身を持った本物の知識が得られるのであれば、貴重な経験とも言えるのではないでしょうか。

僕はまだ結婚もしてなくて、もちろん子供もいません。
だから、何ひとつ偉そうにいえる立場ではありません。
でも、考えようによってはいいこともあるのではと思います。
知らなくてもいいこともあるかもしれませんが、
その中でも知ってよかったと思えることもあると思います。

世の中にはたくさんの不幸があり、病院でそれに間接的に触れる事ができました。
自分の無力感を何度か味わいました。

よけいはことですがジャイ子0208さんは是非、宝くじがあたるくらい稼げるように勉強などしてもらえればと思います(苦笑)。
人間にはいろいろな可能性があって、今の世の中はそれが可能です。
女性の感性が求められて起業している人が多くいます。
アレルギー食のために仕事を辞められたそうなので、
その能力を眠らせるのはもったいないと思います。

あとまだご存知でなかったらこの本を紹介します。
「アトピッ子のお料理ブック」女子栄養大学出版部 1600円+税

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ジャイ子0208 2006年07月09日 02:22

こんばんは。

>「アトピッ子のお料理ブック」女子栄養大学出版部 1600円+税

情報、ありがとうございます。
持ってはいませんが、知ってます(笑)
この本は、除去食を実行しているお母さん方のバイブルですね。

私自身は、もう10年前に刊行された本
「おかあさんが作ったアレルギーっ子のレシピ」シリーズ(NHK出版)
を、参考にしていました。
おそらく、すでに廃刊となったんではないでしょうか・・・
監修者は河野泉先生&管理栄養士の本田節子さん。
1985年に発足した、東京医科大学小児科のアレルギー外来で受診している子の保護者が発足させた
「食物アレルギーの子を持つ親の会」が料理を担当している、というものでした。
当時はこの手の本が少なかったので
見つけたときは本当に嬉しかったのを覚えています。

>そんな中で少なくともアレルギーをもつ子供の親は真剣に人間に欠かせない食事のことについて考えていると思います。

その通りかも知れません。
「うり坊」が普通食を食べられる子だったら
今のように、毎日の食材に配慮をするような事はなかったかも知れません。
きっと、忙しさを言い訳にして、手軽なジャンクフードや、加工品を多用した
食生活を送っていたかも知れないです。

私、いつも「うり坊」に言うんですよ。
「「うり坊」のおかげで、うちはみんな、体に悪い食べ物をあまり食べずにすんでるんだよ、本当にありがとう♪」って。
それは、家族の共通認識でもあります。

>世の中にはたくさんの不幸があり、病院でそれに間接的に触れる事ができました。
自分の無力感を何度か味わいました。

分かるような気がします・・・
私は、福祉関係で、役所と現場の橋渡しのようなポジションで
働いていました。
その時の、現場のみなさんとの出会いは、
その後の私の生き方、考え方に大きな影響を与えました。
しかし、とても激務で、男性でも精神を病んで退職したり
無理がたたって体をこわし、命を落とすような職場でした。
私はそんな第一戦では仕事をしていませんでしたが
現場と制度の狭間で、自らの限界を思い知らされる日々でもありました。

>よけいはことですがジャイ子0208さんは是非、宝くじがあたるくらい稼げるように勉強などしてもらえればと思います(苦笑)。

ありがとうございます(*^_^*)
現在力を入れている事は、以前の職とは全く関係ありませんが
現代の、とかく閉塞感を感じがちの主婦のみなさんをはじめとして、
子育てが終わった世代や、打ち込める事を探す若い人などに
編み物を通して「癒し」を得られる場所作りをしたい、と思い活動しています。
私ひとりにできる事など、大したことではありませんが(笑)
他にもやりたい事は色々あるのですが・・・
食についての勉強もその一つなのですが
これ以上手を広げると、本当に寝る時間がなくなってしまいます(苦笑)
少しずつ、焦らず、自らの道を進んで行けたらいいかな、と思ってます。

卓明さんとのやりとり、本当に有意義で、心から感謝しています(^^)
栄養について、また素朴な疑問があったらドンとぶつけますので
どうぞよろしくお願いしますね♪

………………………………………………………………………………
卓明 2006年07月11日 00:58

>ジャイ子0208さん

コメントありがとうございます。

>私は、福祉関係で、役所と現場の橋渡しのようなポジションで働いていました。
その時の、現場のみなさんとの出会いは、
その後の私の生き方、考え方に大きな影響を与えました。

ときに仕事は大きな贈り物をしてくれます。
しっかりなされていたのだと思います。

>しかし、とても激務で、男性でも精神を病んで退職したり
無理がたたって体をこわし、命を落とすような職場でした。

男の人ってとても弱い生き物ですからね…。
社会的に優遇されているのは、使いようがあまりないからだと勝手に思っています。
負ける事とか逃げる事とかあまり許されないという束縛もあるので、
日本では一番働き盛りといわれる40~50代で自殺が多いのだと思います。

>現在力を入れている事は、以前の職とは全く関係ありませんが
現代の、とかく閉塞感を感じがちの主婦のみなさんをはじめとして、
子育てが終わった世代や、打ち込める事を探す若い人などに
編み物を通して「癒し」を得られる場所作りをしたい、と思い活動しています。
私ひとりにできる事など、大したことではありませんが(笑)
他にもやりたい事は色々あるのですが・・・
食についての勉強もその一つなのですが
これ以上手を広げると、本当に寝る時間がなくなってしまいます(苦笑)
少しずつ、焦らず、自らの道を進んで行けたらいいかな、と思ってます。

以前の仕事とはネットつながりで関係ありますね。
社会のセーフティネットと編み物、
また両方とも目的は人と人との関係をつなげ編み上げていくものではありませんか(笑)。

>卓明さんとのやりとり、本当に有意義で、心から感謝しています(^^)
栄養について、また素朴な疑問があったらドンとぶつけますので

いいえこちらこそ、よろしくお願いします。
栄養の事で何かありましたら聞いてくださいね。


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