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2009/08/03
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テーマ: コーラス(2830)
こんにちは、みなさんお久しぶりです。
大学生活は無事前期を終えただいま夏休みですが、暇ではありません(苦笑)
高校野球のことも書きたいのですが、今度書きます。

というわけで毎年恒例(?)NHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン)の課題曲の紹介を行います。
本当は3月に書こうと思っていたんですが、忙しかったりしてこんな時期に…あぁ。。。


<小学校の部>
課題曲「ここからいちばんとおいところ」/「夢の太陽」
作詞:覚和歌子
作曲:千住明


これは今年の課題曲のテーマである「ジャンプ!」をイメージして作った詩を覚さんが2つ千住さんに持っていき「どちらかに曲を付けてください」と言ったところ、千住さんが2曲ともに曲を付け、各校に選んでもらうという形態にしたからだそうです。
 まず「ここからいちばんとおいところ」の歌詞ですが、一歩踏み出すことの「怖さ」そして「ワクワク感」について表現してあるように思います。曲調に関しては、しっとり系といった感じでしょうか? ところどころなんとなく涙を誘うような、そんな旋律です。ちなみに、個人的には後半の「あたたかいなみだで こころをいっぱいにして」の部分は曲に無理矢理歌詞をはめこんだ感じで、最後にちょっと勿体ないなぁと思いますが(苦笑)。そこを除けば私好みの曲です。なんとなく星美学園小学校や、郡山市立大島小学校の声質に合いそうな気がします。
 つづいて「夢の太陽」ですが、こちらは一転はずむイメージの曲です。「ここから…」とは違って一歩踏み出すことそれ自体に焦点があてられています。しかし中盤の空から見下ろすような歌詞の部分は、柔らかなイメージがあります。声質的には5連覇していたときの目黒区立大岡山小学校(当時の先生は確か現在目黒区立油面小学校にいますが)や、伊万里市立伊万里小学校に合いそうですね。

 「ここからいちばんとおいところ」のポイントは間延びしないことだと思います。一曲を通じてしっとり、レガートですから、それにそのまま乗っかっていったらつまらない退屈な音楽になってしまいます。具体的に考えてみると第2連は「何が起こるか 分からない」あたりから部分部分でためてみたり、強弱いじってみたり沢山できそうな気がします。また第1連と第3連は同じメロディーですが、色々な解釈・表現のできる第2連を経た上での第3連ですから、第1連と第3連は違う音楽のはずですね。最後に、表現うんぬんも問題ですが、歌詞をしっかり歌うことの大切さがモロに現れる曲なので、とにかくまずそこを意識だと思います。
 「夢の太陽」は何よりもナメないことだと思います(笑)。一見(一聴?)ノリでどうにかなりそうな曲ですが、実際には色々な技術が要求される曲です。そして、この曲は「ここから…」よりも色々な歌い方ができるので、聴く方としては楽しみです。



<中学校の部>
課題曲「YELL」
作詞・作曲:水野良樹(いきものがかり)
編曲:鷹羽弘晃

2年連続でPOPアーティストによる課題曲作曲は中学校の部でした。こういう曲は発表当初(3~5月くらい)は叩かれる傾向にあるのですが、珍しくこの曲は発表当初から好評でした(高等学校の部の影響?笑)。というわけで、この曲の作詞・作曲はいきものがかりの水野良樹さんです。歌詞の内容は中学生の心情によく寄り添っている気がします。「自分のことがよく分からない」「自分はなぜいるのか」のようなアイデンティティの問題に悩む中学生が、今ある自分自身の存在に意味を見出し、そして周りと関わりあっていく…というような内容であると思います。(まぁ解釈は人によると思いますが、ザッとこんな感じかと) 曲に関しては、もちろんややポップス調ではありますが、自分はこの曲は「意外とクラシック寄りだなぁ」という印象を受けました。短調で、中学生の不安定な心情を上手い具合に表現しているなぁと思いました。まぁ最後の方に関しては長調に転調しても(自分転調好きですw)よかったんじゃないかなぁとも思いますが、とにかくよくできた作品です。いきものがかりさんに拍手!!って感じです。 余談ですが…この曲は女声だと非常に上手くハマるように思います。今年は札幌市立真栄中学校のか課題曲は女声でいいんじゃないかというくらいに(笑)。そして、混声版、鷹羽さんの編曲が去年の「手紙」のときと酷似していてつまらない…さすがに似すぎだと思うのは私だけですか? 

この曲は混声版・女声版ともになんといっても最初のsop.の「「”わたし”は今 どこに在るの」と」でしょう。ここで曲の雰囲気の8割くらいは形成されると言っても過言ではないと思います。この部分に関してはめちゃくちゃ練習してほしいです。あとは昨年の「手紙」よりも跳躍が難しいかもしれませんね。やはりsop.が鍵です。あと難しいと思われるのは、練習番号Dからの歌詞をどう聴かせるかでしょう。掛け合いなんですが、違う歌詞が重なっているのでどう聴かせるか非常に悩みどころです。でもここを工夫せず演奏したら意味不明になることは確実でしょう。混声版では男声のメロディーが2番(?)の始めにあり、郡山市立郡山第二中学校あたりの男声がどんな演奏を見せてくれるか楽しみですが、この曲はさほど男声の重要度が高くないため本当に混声泣かせの編曲です。まぁ近年混声有利な傾向が続いていてので、今年は女声合唱校のチャンスかもしれません。




課題曲「あの空へ~青のジャンプ~」
作詞:石田衣良
作曲:大島ミチル

はい、発表直後から叩かれまくった「青のジャンプ」です。そして歌っているうちに楽しく、好きになったという報告も数多く聞く「青のジャンプ」です。まぁ叩かれていた理由は誤解を生みやすい歌詞でしょう(苦笑)。まぁそんなことは置いておいてこの曲、やっぱり楽しい曲だと思います。そして難易度の高い曲です。歌詞の内容は簡単に言ってしまえば、困難や痛みを伴いながらも自分の進みたい道に挑もうとし、自立しようとしている若者の気持ちを代弁しようとしたものだと思います。どことなく受験戦争期から現代に至るまで競争原理を排除しようとしてきた社会や、「徒競争で順位をつけさせるな」「学芸会で主役は作るな」というようなモンスター・ペアレントへの批判も含んでいる気がしますが、きっと考えすぎでしょう。笑  曲に関しては、まぁ歌詞通りの曲調でしょう(そんな説明アリかよw) 「みんなが きみの未来のためと いうけれど ぼくの未来 ほんとうに 見えているの?」の16分音符の連発は最初は「なんだこりゃ」と思いましたが、よく考えれば歌詞の中にある、若者のもどかしさのようなものをうまく表現しているなと思いました。そして曲の後半には各校が自由に歌詞を入れたり、ソロを入れたり、パフォーマンスを入れたりできる部分が8小節ほどあり、各校がここをどうするかというのも注目です。もちろん正攻法で楽譜通りというのもアリでしょう。あっ、言い忘れましたがこの曲は混声版有利ですね。ちなみに男声版は重すぎるかと汗。 最後に一応言っておきますが、自分は好きですよ、この曲。笑

まぁ上でも述べたように難しい曲なわけですが、いくつかの部分をピックアップしてみたいと思います。最初はさほど問題ないとは思いますが、まず「安全な道ってなに?」は特に女声版において正しい音程が強く求められる部分です。そして練習番号Cからの16分符の嵐は歌詞を聴かせること、言葉の発音をしっかりすることが極めて重要な場所です。16分音符の軽快感、歌詞から読み取れるもどかしさを表現しつつの言葉の発音ですからかなりの難所です。しかも油断したら走ってしまうという厄介な場所ですが、ここを上手く処理しないことには賞をもらうことは見えてこないでしょう。他にも細かい音符で歌詞のあるところがあるので、そこは注意です。 中盤からのテンポが上がるところからは英語の歌詞の発音が重要です。「JUMP UP」「LET'S JUMP ALL THE BOYS AND GIRLS」といったところをいかに観衆に聞こえさせるかということです。もちろん不自然な発音になってはいけません。英語に忠実にやるのなら中途半端はダメです。昨年は全国大会でさえ「keep on believing」であまりの不自然さに私が思わず苦笑いしてしまった学校があったくらいですから、全ての学校がそんな危険性を持っている気がします。まぁそんな感じでかなり難しい曲だとは思いますが、楽しい曲だと思うので各校が楽しんで歌ってほしいですね。





課題曲を実際に聴いてみたい!と思った人はPCで以下のアドレスにて聴くことができます ちなみに今回の課題曲だけでなく過去のものもあります。
http://www.nhk.or.jp/ncon/archives/index.html

もう予選が続々始まっているNコン、今年も楽しみです
(この日記での課題曲への見解は私個人のものです。納得いただけないところも多々あるとは思いますがお許しください)





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最終更新日  2009/08/07 12:11:48 AM
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