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October 24, 2006
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カテゴリ: 実家の母
楽天の雪之嬢さんのブログで、http://plaza.rakuten.co.jp/ashiato1212/diary/200610210000/
いいお話を読ませていただきました。
エルトゥールル号の遭難の話で、出典は野口さんのブログです。
http://coaching.livedoor.biz/archives/50202499.html

明治23年9月16日夜、台風のためトルコの軍艦が座礁し、
乗組員が荒れた海に放り出されました。
1人の水兵が灯台の光を頼りに、灯台までたどり着きました。

灯台守は、他の乗組員を助けるため、村に走りました。
村の男たちは総出で岩場の海岸に下りました。

息のある人たちを、村の男達は体温で交代に暖め、
600人余りの乗組員のうち69人が生還しました。

電気、ガス、水道、電話など無い時代の貧しい村で、
69人の外国人を収容し、どんどん食料は乏しくなりました。
しかし、村の人たちは、どんなことをしても助けたかった。

「もう食べさせてあげるものがない」「どうしよう」
「にわとりが残っている」
「でもこれを食べてしまったら・・・」
「お天とうさまが守ってくださるよ」

最後に残ったにわとりを調理して、
トルコの人たちは助かったそうです。


この話は和歌山県知事、そして明治天皇に言上され、
天皇によって医者、看護婦の派遣がなされ、
生存者全員はトルコに送還してもらえました。

この話は日本中に衝撃を与え、各地から集まった
弔慰金がトルコの遭難家族に贈られたそうです。


1985年3月17日、イランイラク戦争のさなか、
「今から48時間後にイランの上空を飛ぶ全ての
飛行機を打ち落とす」とサダムフセインが宣言しました。
各国は自国の救援機で、自国民を救出していたのに、
日本は素早い決定が出来ず、現地の日本人はパニックに。

その時トルコ航空の飛行機2機が到着し、
空港にいた日本人全員を乗せて飛び立ちました。
タイムリミットの1時間15分前でした。

トルコの教科書には、エルトゥールル号の話が載っていて、
この115年前の献身的な和歌山の村人たちのことを、
トルコでは子供もみんな知っているそうです。
それで、日本人が空港でパニックになっていた20年前、
トルコは迅速に飛行機を出し、日本人を助けてくれたのです。

韓国や中国が日本を非難する話を教科書に載せているのと、
全く逆のことが、トルコで行われていました。
日本人の与えた愛を語り継ぐことによって、
感謝を持ち続けてくれたトルコの国民性に感動しました。
もちろん、最後の食料まで与えつくしても助けようとした、
明治の和歌山の村人たちにも深く感動しました。

しかし、日本でこの感動的な話が、
その後教科書に載ったという話は聞きません。
こんな素晴らしい人たちがいたんだよ、と
語り継ぐことは、心の成長になりはしないでしょうか。

誰でも知っている偉人の話と同レベルで、
名もなく貧しかった和歌山の村人たちの素晴らしさと、
それを語り継いだトルコの人たちの素晴らしさ。

本当は、こういう話はたくさんあるはずなんです。
人間として何が大事なのか、反対に恥ずべき事は何か、
それを心に刻むことが、子供の成長期に欠けていることも、
今のいじめ社会の一因ではないでしょうか。

何てひどいヤツだ、という話の合間に、
何てイイヤつだ、という話だってもっと知るべきじゃない?
最近のニュースの暗さに辟易してる皆さんに、
是非このお話をと思って日記としました。





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Last updated  October 24, 2006 03:38:12 PM
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Re:エルトゥールル号の遭難  
たむりむ さん
お友達のブログからたまたま辿り着いたのがkoalaさんのところでした
胸の熱くなるエピソードに出会えて今日はなんて良い日なんでしょう
トルコの方たちが持ち続けた感謝の気持ちをすべての人が見倣ったら世界平和はアッというまに実現しますね (October 24, 2006 10:50:30 PM)

たむりむさん  
ご訪問&書き込み、どうもありがとうございます。
私もこの話はブログで知り、とても感動しました。

>トルコの方たちが持ち続けた感謝の気持ちをすべての人が見倣ったら世界平和はアッというまに実現しますね

全く、たむりむさんのおっしゃるとおりです。
こういう気持ちを広げて行きたいですね。 (October 25, 2006 04:48:33 PM)

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