人生とは、長い演劇のようなものでした。



家族の中では子どもであり、柔道の体育館ではお兄さんに変わる。医者にかかれば患者になり、店に入るとお客さん。

一週間のうちで、これほど目まぐるしく立場が変わるのに、それぞれの場でそれぞれの場にふさわしい役割をなんなくこなしている。

僕という人間がいきなりエラくなったり、ヒラになったりするのもであろうか。

そんなはずはない。僕は僕だ。価値は変わらない。

僕はそういう生活をしてみて、人生っていうのは演劇のようなものなんだな。って思うようになった。

演劇。そして、僕らは役者である。

これから先、夫として、父として、サラリーマンとして、いろいろな役を演じる
ことになるわけだ。

だから、僕はいくら社長になろうが、総理大臣になろうが、オゴリ高ぶることはないだろう。

一つの劇で王様を演じたからといって、ずっと別の劇でも王様でいる役者なんているかい?

人間は謙虚であることが必要だね。
どんな役を演じても自分という人間は変わらないのだから。

僕が老人になり、死に際のベッドの上でこういうかもしれない。
「人生とは長い演劇のようなものだった‥」

くた(死)


それを友達にいったら、シェークスピアのパクリだと言いやがった。
僕はシェークスピアなんか知らないので、オリジナルだと思う。

たんに先にシェークスピアに言われただけ。
後から産まれるてくると損なことが多いね(笑)


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