蔵元めぐり(1)

蔵元めぐり(1)


過日、加世田の友達に、加世田を案内してもらった。
加世田には万之瀬川という美しい川が流れている。が、近年汚染もひどいようだ。しかし、万之瀬川渓谷は何度来ても本当に心が洗われるように美しい。
そして「笠沙恵比寿」という、宿泊施設と笠沙の歴史や風物を紹介した博物館が併設された施設が出来ていた。デザインは九州新幹線の内装をデザインした人によるらしい。笠沙は小さな半島だが、その形がカササギが羽を広げた姿に似ているので、「かささ」と呼ばれるようになったと「古事記」にはある。


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「杜氏の里」へ。笠沙町黒瀬の杜氏たちは明治時代に九州各地で焼酎を作り、「黒瀬杜氏」と呼ばれていたそうだ。その黒瀬杜氏の歴史を紹介するのが「杜氏の里」。ここでも実際に焼酎を造っていて、各種試飲ができる。ここでしか買えないと言う「黒瀬杜氏」という焼酎を買ってきた。
その向かいには「笠沙美術館」がある。海っ端にたつオレンジ色の建物。天気がよければどんなに絵になっただろう。入場は無料だったが、展示物もそれに見合った内容。がっかり。だが、中の喫茶室からの眺めは絶品!!!


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ついでに。本坊酒造津貫(つぬき)工場。万之瀬川のそばの美しい場所にある。万之瀬川は昔から水がきれいだったので、よい焼酎が出来るのだろう。
ここでは「石の蔵から」と「貴匠蔵」という焼酎を造っている。


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南薩は加世田市を中心に周ったが、ここから少し行くと鰹で有名な枕崎。もう少し行くと指宿で温泉にも入れる。
天気さえ良ければ、真っ青というより濃紺に近い東シナ海が広がり、本当にきれいなところだ。海の向こうには中国大陸が広がっているんだろうなぁと想像できる感じがして、私は大好きな場所である。

機会があったら、是非一度いらしてください。





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特別感謝: kimmy220


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