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子どもの家デビュー
2011年5月、2歳の誕生日を目前に、秀明は子どもの家に入所した。
入所当時の秀明はとてもおとなしい子どもで、感情を表に出すことが苦手だったのか
できなかったのか、心配になることも多かった。
そういえば、遊びの中で噛まれたらしい歯形が腕に付いていて、泣かなかったので
気づかずすみませんと先生から言われたこともあったっけ。
そんな秀明に転機が訪れることに。それは…いちばん上のお兄さんたちの卒園だ。
卒園式が終わった2012年4月、その時は急にやってきた。
夕方、迎えに行った時の秀明の表情が明らかに違うのだ。そう、ハジケている。
はしゃぎ方がまさに「俺たちの時代だぜぃ~」と言わんばかり。
あまりの豹変ぶりに母はわが目を疑ったほどだ。
こうして秀明は見事に高校デビューならぬ“3歳デビュー(?)”を果たしたのである。
充実の毎日を過ごす
何はともあれ、自分の意思をきちんと伝えられるようになった秀明。
歳の近いHちゃんと一緒に遊ぶことが多くなった。
「きょうね~Hちゃんとね~」「Hちゃんが○○してたよ」などと、家でもよく名前を聞いた。
また、1歳前の赤ちゃんに興味を示し、抱っこしたりほっぺにスリスリしたり
していると先生方から聞き、驚いたことを覚えている。
入所したてのTちゃんを抱っこさせてもらっている写真を先生からいただいたり、
Tちゃんのほっぺにスリスリしたり。
家庭では垣間見ることのできない秀明の顔、間近で見られる先生方に
ちょっとだけ嫉妬したりした(笑)。
3歳になり、もうひとつ変化したことがある。それは、アンパンマンからの卒業だ。
2歳当時、好き過ぎてキャラクターの名前をたくさん覚えた秀明。
3歳の誕生日にと父母から贈った昆虫図鑑に思いのほか興味を示し、
みるみるうちにどハマリ。次々にマニアックな昆虫の名前を覚え、
それと同時にアンパンマンの知識を忘れていった(笑)。
めくるめく昆虫の世界…恐るべし。
最近の秀明の様子
毎日飽きもせず、一緒に遊んだHちゃんが2012年末にお引越しのため転園することになった。
秀明悲しむかな…と思いつつ、その事実を伝えると、
意外とあっさり「そうなんだ~」と言っていた。
拍子抜けした母だったが、次の日、「なんでHちゃん今日いなかったの?」と聞いてきた。
かと思えば「Hちゃんはおひっこしだからいないないよね~」とも。
そのほかにも矛盾満載の発言を繰り返していた。
頭で理解できても、感情はなかなかついていかない、ということなのだろうか。
最近は女の子たちと“おりょうりごっこ”が楽しい様子。
お料理セットで作ったモノを事細かに語る姿はシェフさながらだ(親バカ)。
また、年下のお友達に「しゅーめーかっこいいね~」と追っかけ回され、
嬉しいような恥ずかしいような複雑な感じらしい。とにもかくにも毎日充実しているようだ。
生まれは仙台、育ちは船橋の秀明(今のところ)。
またいつ父の仕事の都合で新しい土地へ移るかも分からないが、
船橋での暮らしは我が家にとって実りの多いものとなっている。
成長して人生を振り返った時、子どもの家で過ごした時間を楽しかったこととして
思い出してくれることを父母は願う。
そして最後に、これまで秀明を支えてくれた先生方、お友達に感謝をこめて…
ありがとうございました。
●しゅうめいプロフィール●
【趣 味】 昆虫図鑑を読む、虫を擬人化し物語をつくる(けっこうおもしろい)
【好きな食べ物】 鯖寿司、水炊き、たこ刺し、鮭の皮、納豆(オッサンか…)
【苦手な食べ物】 トマト、いちご(酸味のあるものが苦手)
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蒼介が一歳になり、いざ保育所探しの段階にさしかかった時、
噂には聞いていた様々な問題にぶつかりました。
まずは待機児童の洗礼。そして、食物アレルギー対応の壁・・・。
私達や本人が、お互い無理をしてまで通わせるのはやめよう、と夫婦で話していました。
やっぱり厳しいのかな・・・と諦めかけていた時のこと。
「子どもの家ってとこ、いいらしいよー。」
ママ友とも会話で耳にし、へぇー・・・と思いつつも実際は半信半疑でした。
でも、最後の望みをかけて見学に・・・。
「大丈夫大丈夫!!心配しないでー!」みっちゃんの一言で、目からウロコが落ちました。
子どものため、子どものことだけを考えて探していたつもりでしたが、
実は親である自分自身も支えてくれるような所を探していたんだ・・・と。
もちろん、子どもにとっても、ここならきっと大丈夫。
なぜか入る前からそう思える程、愛情と安心に包まれた現場の空気がそこにありました。
そして、子どもの家に入所してから一年が経ち、その確信の通りに、
蒼介は本当に楽しそうに毎日保育所に通っています。
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息子が子どもの家でお世話になり始めて、もうすぐ1年が経ちます。
私は息子とゆっくり過ごせるのが、朝保育園に送って行くまでと週末だけですが、
保育園で覚えてくるたくさんの言葉や歌、しぐさにいつも驚かされています。
やっぱりお兄ちゃんお姉ちゃん、同年代の子達と一緒に過ごせることで、
良い刺激をいっぱい受けるんでしょうね。
もちろん園の先生方の愛情いっぱいの保育があってのことですよ!!
お父さんと一緒にゆっくり過ごせる週末には、”これでもか!”という位、
元気いっぱいに歌い、家中を走り回って、いっぱいお父さんに話しかけて、
1週間で覚えたことを披露してくれます。
その時間が本当に幸せで、次の週末まで一緒に遊べないのが
淋しくてたまらない日曜の夜です。。。
この文章を書いている今がまさにそうです。
息子のかわいい寝顔を見ながら・・・また明日から仕事頑張るぞお!!
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