こぐまむ日記でした。

はみがき




☆虫歯予防には、食生活を整えることが大切☆

 *** Iさんの3歳1ヶ月時の歯科検診→虫歯ゼロ。やったー!***


健康を守るためには、歯の管理も大事です。
歯の健康→まずは虫歯予防からです。

虫歯予防=歯みがき、だけではありません。
むしろ、正しく食べることが一番の虫歯予防だそうです。
(もちろん正しい歯磨きも欠かせませんよ)

リズムある正しい食習慣、歯や健康に良い食べ物を食べること、
そして食べ物を噛むことによって出る唾液が自然と口の中をきれいにし、
虫歯を予防してくれるそうです。


また、丈夫な歯をもっていることで、
かむ、のみこむ、くいしばる…我慢することや、ぐっと頑張る力のモトにもなるそうです。
自分でもやっていると思いませんか?ギッと歯を食いしばったりする時。思い浮かべてみて下さい。
(日本語の語源って、そういう事も含んで作られているのですね。面白い)


虫歯予防には、食生活を整えることが一番大事なこと。と私は考えています。
情報源は、保健センターや歯医者さんでの指導、いろいろ読んできた書籍などです。
食生活・食習慣を整える=生活すべてに大きくかかわることです。
食=命ですからね。
この話はまた【おやつ】【幼児の一日と食事】【脳と食事】などのページで、述べていきたいと思います。
とはいえ、なにしろ私はただの主婦。シロウト話であることはご了承下さい。



食生活のリズムを整える  ★ 

ここでいう食生活=口にものを入れることすべて、
3度の食事も、おやつも、お菓子も、飴1つ、ジュース、イオン飲料、お茶などなど。
口に入れるものすべて。を「食事」と考えます。まずこれが第一ポイント。


1日3回の食事+おやつ2回(1歳~3歳ころまで)
   1日3回の食事+おやつ1回(3歳以上、大人になっても)
   ↑のリズムを3歳ごろまでに整えることが大事。
   虫歯予防だけでなく、健康にとっても脳にとってもいろんな面から重要



 ◆  幼児期のおやつは甘いものである必要はない。

   おやつは、幼児・子どもにとっては、食事の補助的位置付けです。
   お菓子でなくてもよいのです。(【おやつ】のページ参照)
    我が家のおやつ例
     :せんべい、イモ、栗、ちくわ、チーズ、おにぎり、パン、ビスケットetc
     極力甘ぁぁいものは避ける。 
     飲み物は基本はお茶か水です。たまに牛乳。


 ◆  砂糖、糖分

   虫歯菌は糖を分解して酸を作ります。その酸で歯が溶けてしまうのが虫歯です。  
   砂糖類を口入れる=虫歯菌にエネルギー源を与える→虫歯になりやすい。


 ◆  ので(↑) 甘いものに注意!

   飴・キャラメル・ガム・アイスクリーム(糖分が多いもの)は要注意!
   上の4つは、口の中に長時間残るので虫歯の危険度大です。
   クッキーや、チョコなども、歯の間隙間に残りやすいので危険。


 ◆  飲み物に注意!

   ジュース、乳酸飲料(ヤクルトとか)、炭酸飲料は糖分(ぶどう糖果糖液糖など)はものすごく糖分が多いので注意。
   果実100%飲料、スポーツ飲料、イオン飲料などにも、予想以上に糖分がたくさん入ってます。
   また、炭酸飲料・清涼飲料・果汁・スポーツ飲料 は酸性なので、
   これらを飲むだけで、歯が溶ける可能性があるそうです。
ジュースやイオン飲料を哺乳ビンで日常的に飲ませるのは、虫歯になるのをみすみすオッケーと思っているようなものです


 ◆  食時間隔(口に何か入れた後の)時間を空ける ☆一番大切!!☆

   (上記リズム以外での飲食は基本的にナシにする)
「のどが乾いた」には、お茶かお水を与える。
   炭水化物や果物など、いろいろな所に糖分は存在します。
   ですから食事をすれば、当然糖分を摂取するわけです。が。
   虫歯菌が作った酸が歯を溶かすには時間が必要で、糖分が口の中に残っている時間が長いほど虫歯になりやすくなります。
   食事間隔が空くことで、唾液による自浄作用(下記参照)で、口の中が中性にたもたれる時間が増える。またその間に歯の再石灰化が促されるらしい。
どうせたべるなら、甘いものは食後すぐに食べちゃうほうがいいそうです。


 ◆  よく噛む。

   利点1、唾液が良く出る。2、咀嚼による自浄作用 3、顎の発達にもよい。
   1、唾液によって、歯や粘膜への沈着物が洗い流される。
     唾液には食べ物を消化する以外に、殺菌力がある。
     唾液によって、食後酸性になった口の中を中性に戻す、中性を保つ。

   2、繊維質などで、自然に歯の汚れがこすれてとれる。  

   3、消化吸収によい。歯並びがよくなる。賢くなる(咀嚼は脳の発達に良い)


 ◆ はみがきをする。  せめて夜寝る前1日1回!

   まあ、当然なんだけど。いわゆるプラークコントロールってやつです。
   小学校低学年までは、仕上げ磨きをしてあげる必要があるそうです。
   幼児の自分でする歯磨きなんて、お遊び。ちゃんと親が見てあげましょう。
   糸ようじも効果的らしい(ウチはやってないです。面倒だから)
   ホントは、毎食後するのが理想なのだろうけど、親も子も負担になってはだいしなので、1日1回。
   せめて3日に1回。
   楽しい雰囲気でできると最高ですよね。



 ◆ 虫歯になりにくい歯にする。歯を強化する。

   フッ素とか、キシリトールを利用する。ちゃんと歯磨きをする。


 ◆ 虫歯菌のヒミツ。

生まれたばかりの赤ちゃんの口には、虫歯の悪玉菌「ミュータンス菌」は存在しないそうで、
   1歳7ヶ月から2歳7ヶ月くらいをピークに、お母さんはじめ周囲の大人の口から、唾液をとおして感染してくるのだそうです。

  (離乳食と虫歯菌とママが噛んで与える…話は、【離乳食】のページで)

 ◆ キシリトールのヒミツ

   砂糖に似た構造の天然素材甘味料ですが、虫歯菌が取り込んでも「酸」を作れません。
   そのためキシリトールを摂りつづけると、ミュータンス菌がいなくなってしまうのだそうです。
   キシリトールを毎日継続して3カ月後から減り始め、約2年でいなくなるそうです。

 ◆  フッ素のヒミツ

   フッ素によって、歯のエナメル質を硬くして虫歯菌のだす「酸」に負けない強い歯質になります。
   酸の産生をおさえる効果もあるらしい。
歯を磨く目的は、歯の汚れをとるだけでなく歯みがき剤の中の微量フッ素を利用して、歯質強化のため でもあるわけ。
   また、地方によってずいぶん差がありますが、水道水にフッ素を含有させることで、歯の強化に役立っています。
   あとは歯医者さんでフッ素塗布してもらうとかね。






 とはいえ、甘いものも自分も食べたいし、子どもも欲しがる。
 お友達と遊ぶときは、一緒のものを飲み食べさせたげたいし、大きくなるにつれ、自我もでてくるし親の目の届かない場面も増えてくる。


 でも、 乳幼児期の食習慣は、その子の一生の基本になる と私は考えます。
だからこそ、親とべったり、目の届く間に、子どもの食生活をできるだけ整え、健康な子どもにしてあげたいと思います。
 虫歯だけ考えても、なってしまうと治療するのは大変。お金もかかるし、一度なるとその虫歯になりやすい体質(その原因の食生活)を改善するのも大変な努力が必要になってくるでしょう。 
 虫歯の子をもつ何人かの友達は、「治療はあまりにかわいそうだけど、虫歯は治さないとだし、これ以上虫歯を増やすのもかわいそう。だから、今は泣き叫んでも押さえつけてでも歯磨きしてるんだ」といいます。
 「風邪ひいてご飯が食べられなくって、一週間イオン飲料を飲ませつづけてたら、歯に穴あいちゃったよ(2歳児)治療がホント可哀想」という友人もいます。 

 欲しがるから喜ぶから、下の子がいるから、同居するほかの家族があげちゃうから、あげれば大人しくなるから、泣き止むから…。
 私は、大人側の都合でしかないと思います。

 子どもの人生において 虫歯になってしまうことで損することは数え切れないでしょう。 虫歯や歯周病は全身の健康に影響します。
 虫歯のあるなし、歯並びや噛み合わせなどで、運動能力や脳の機能発達にも影響があるとききます。
 治療に費やす時間と費用、ストレス。年をとっても自分の歯で食べられるほうが幸せだし、見た目にも歯が綺麗なほうがいいにきまってる。


 こういうことを考えると、いろんな場面で安易に飴やジュースを与えている大人たちに、「本当にその子のためを思っての行動なの?」ととても疑問に思ってしまいます。赤ちゃんに哺乳ビンでジュースを飲ませてるのを見ると「ありえないわ!知らないのかなあ、教えたあげたいな」なんて思ってしまう。
 確かに、その人その家庭、その時その場面でのそれぞれ事情はあるでしょう。
 それでも、私は、そういった形で子どもに虫歯リスクを高めるようなことはしたくないのです。

 でも結局、こういう知識を知らないまま親をやっている人が多すぎるのが問題だと思う。
 おじいちゃんおばあちゃんも、孫かわいいだけでなくて、そういう責任もちゃんと考えてもらわなきゃいけないと思う。

 行政が、もっとちゃんと、皆に指導していくべきだよね。
 外食屋も「サービスです」って飴渡さないで!って。(ウチは断ってます)

 で、無知で子どもに飴やらジュースやらイオン飲料やらってどんどん与えて、
 虫歯や生活習慣病になって、医療費膨らんで。
 結局行政自分の首しめてるんじゃんって感じ。



 ウチでは、家でほとんどそういった体にあまり良いと思えない食べ物、ジュースは与えてきてません。もちろん、家族の理解協力が欠かせないです。
 家には基本的にそういった食べ物飲み物を置いていないからです。
 でもけっして、おやつはダメ、お菓子はダメというわけではないです。
 おやつは子どもの楽しみだし親子とも幸せな時間です。成長に必要な食事の一部でもあるわけだしね。
 詳しくはまた【おやつ】のページで述べたいと思います。 
 でも、お友達と遊んでいるときなどは、全く制限せず皆と同じように与えています。
 だからといって、いつもあたらないからガッツクという面も今のところみられません。
 むしろ、適当に食べると「もういい」という感じみたいです。
 「スーパーなどで欲しがってウルサイ」ということもありません。(買うことを見せたことがないのも原因だと思いますが)
 ちなみに自販機でジュースを買うのも見せたことないです。

 おそらくまだIさんが「そういうおいしいお菓子や甘いジュース」の存在をはっきり理解していないのかとも思いますが、
 それでもウチでは、「じいちゃん=特別にアイスやジュースを買ってくれる人」なので、
 じいちゃんと二人のときなど、たまあに、おいしいものを食べてます。
 また、私や母などが時々甘いもの食べたいねっと、チョコや水羊羹など食べるときは、一緒に分けて食べています。
 なので、厳密に、「甘いものは食べさせてません!」というわけではないけど、
 食生活のなかで、上に上げた8個の項目をしっかり基本に置いて乳幼児期を過ごしてきました。



子どもの健康の土台を作ってあげられるのは、お母さんなんです。
 健康の土台があれば、子どもは自分で可能性を広げていくことができます。



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 とかいって。Iさんの3歳以前の歯磨きは習慣ひどいものでした!


 みんな、ちゃんと子どものハミガキをしていてえらいな~と、思います。
 うちのハミガキはほんと超適当でした。


 まず、Iさんは、1歳半過ぎまでそうとうヨダレが出る赤ちゃんだったので、ヨダレがじゃばじゃば出ている間は特に、ハミガキはほとんどまともにしてませんでした。
 ヨダレがよく出る間は虫歯の心配はないというし・・・
 ヨダレがいっぱい出てる子どもは体が丈夫という説もありますよね。
 こういう、ヨダレの良い効果の迷信めいた部分って、ある程度は信用できるように思うのだけど・・・・
 科学的にはどうなんだろ。詳しく知らない。 

 そのころは、ハブラシ(オモチャなどと並べて、いつでも自分で触れるところに置いてあった)をもってくちゅくちゅ自分でやることもしばしば。
 また、「おかあさんといっしょ」の影響で、「ままー!!」っと母を呼び、ハブラシを私に持たせて私のヒザに寝転がって、仕上げハミガキを喜んでさせてくれてました。 
 でも、本人のやる気というか、上記のようにIが自らもってくるときだけ。
 多く見ても2,3日に一度くらいやったかどうかだったなー。
 虫歯の原因になるような生活 (おやつの内容や食生活全般)はしていなかったし。
 でも1歳半の健診時には、「歯がちょっと汚いねー」、といわれてしまった・・・
 とはいえ虫歯はゼロでしたよ。


 そういわれながらも、2歳半ころも、かなりテキトウというか。ハミガキは全然真剣にしてません。
 本当はちゃんとしたいとも思ってはいたのだけど、私側に、押さえつけてまで、やるパワー気合がなくって。
 しかも、以前は「ままー!!」っと、自分から仕上げハミガキをさせてくれていたのに、2歳過ぎころからは全くやらせてくれない。一人でハブラシを持ってくちゅくちゅってするのもかなりマレ。
 2歳も過ぎると、お友達と遊ぶ機会も増え、一緒におやつタイムはチョコやらクッキーやらスナック菓子やら。ジュースをもらうこともあるし。
 危険だな~歯磨きしなきゃなー。と気持ちはあるんだけど・・・
 いちおう普段の生活は歯によい食生活ではあったけど。心配だなーとおもいつつ
 ぜんぜんまともに仕上げ歯磨きはしてませんでした。

 その後、3歳少し前から保育園に行くようになり、家ではまず与えてこなかった、
 「クッキーやチョコレートや乳酸飲料」など、歯に悪そうなおやつを食べる機会がぐぐぐっと増えたことをきっかけに、
 本腰いれて、せめて一日一回できれば寝る前。やるぞーと、私は気合を入れ出したのだけど、I本人がなかなか・・
 結局最低3日に一回は、泣かせてでも押さえつけてでも、仕上げ歯磨きをしていた期間が1ヶ月くらい。
 (歯垢が3日以上たまるのはヤバイという話を聞いて)
 その後、3歳過ぎた頃からはいつのまにか特に嫌がることもなく歯磨き&仕上げ歯磨きをしてます。


 今のはみがきのやり方(3歳)

 1 歯ブラシをもって、私と向かい合う。(私はしゃがむ)
 2 私も、Iと、同じようにまねっこしながら、はみがき。
   (きるだけ磨き技術を身につけて欲しいなと、磨き方を指導しながらやります)
   ブラシの持ち方、方向や当て方、「シャカシャカ言うのがムシバイ菌やっつけてる音だよ」とか言いながら。
 3 Iが、「しあげはおかーさん」というので、仕上げ歯磨き。
   できれば、手鏡を持たせて、仕上げ歯磨き中をI自身が見れるようにしたいな。と思ってます。
   注:痛くならないように気をつける。かなりそっとの力でやる。
     「あ、さっき食べたお肉のムシバイキンがいるわ!」
     「ここにもいるわ!朝の卵のムシバイキンも!!」
     「上の歯に逃げちゃった、あっ今度は右に逃げた!」
     「大変大変! ムシバイキンまてまて~」
      Iに「もうおしまい」などと言われたら、カウントダウン
     「よし、あと10ね。じゅーう、きゅーう、…」
     てな感じで、さっさとやります。
  4 ほめまくる。最中も、終わった後も、その辺にいる大人みんなに褒めちぎらせる。
   「かっこい~!」「ピッカピカになったね!」など。



 なんて、毎日毎回きちんとできているわけではないのですが、2、3日に一回以上は機嫌良くきちんと磨かせてくれるので、
 結局嫌がるときは無理強いもしてません。 

 以上、なんてお気楽なはみがきタイム。
 そのうち、もう少しちゃんとフッ素やキシリトールも取り入れていこうかなと思ってます。
 シーラントってなんだ?



2006年6月



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