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こ い こ う じ
ミツゲツ ノ ヒメゴト
ミツゲツ ノ ヒメゴト
―もうすぐ あじさいみたいにオシャレになって あなたのぬくもりに この身をまかせる―
サー・・・ サー・・・ サァー・・・
このところ毎日のように降る雨は、一向に止むような気配は無く
今日もその雨粒は、庭先に咲き始めた紫陽花の花びらを揺らしている。
この時期ならではの情緒的な風景に、ついしみじみと見入ってしまう。
「あじさい、かぁ…ふふふっ」
紫陽花の花を見ると、今でも高彬との婚約時期にあった
まぁ、なんというか…『甘酸っぱい』出来事を思い出してしまったりして…うふふふふ。
そう言えば、あの時もこんな感じで簀子縁に降りて庭を眺めていたんだったわね。
貴族の姫君が……、いや北の方になってもこれは相変わらずだったりして…。
こんなとこ小萩や高彬に見つかったらお説教かしらね、やっぱり。
なんてことを考えながら、ぼんやりと物思いに耽っていたら
「……さん、瑠璃さん」
あたしを呼んでいる耳によく馴染んだ優しい声。
振り向けばすぐそばに、ついこの前『夫』になった高彬の優しい笑顔。
(やばっ…「北の方がこんな端近にまで降りて…」なんてお説教される?)
なんてことが一瞬、頭をよぎったりもしたのだけれど
そんな心配をする事はなさそう、かな…。
ほっとすると同時に、考えていた事が考えていた事だったので
なんだか妙に気恥ずかしくなってしまう。
「…えっと…今日は母上、結構早く寝殿から開放してくれたのね」
「ははは…内大臣さまも北の方さまも、いつも、申しわけないくらいのもてなしをしてくださるから…。
今日も小萩が来てくれなかったら、未だ寝殿に引き止められていたかもね」
なんて苦笑しながら言いつつも…
あたしと目が合うと、二人でこっそり笑いあったりして。
なんといっても新婚ですからね、ふふっ。
「紫陽花、か…もうそんな時期なんだね」
高彬は何かを思い出しているかのように呟くと、あたしの隣に腰を下ろして
そのまましばらく雨の降り続く庭を眺めていた。
サー・・・ サー・・・ サァー・・・
この雨音が奏でる、あの時と同じ和音と
雨に打たれながら静かに揺れている虹色のつぶらな花びら。
なんだか、ゆっくりと時間が戻っていくみたいね…。
あたしはそっと、高彬の肩に頭を預けて体をそのまま凭れ掛けると
高彬はあたしの肩に手を掛け、顔を覗き込みながらククッと満足そうに笑った。
「…やっと、本当に瑠璃さんと結婚できたんだな…」
「ふふっ、そうよね。あれから…色々とあって、二年も経っちゃったしね」
「うん…そう、だね…」
「………」
夕刻前の薄暗い中、辺りには雨の音だけが静かに響き渡っていき
二人の間には、甘い雰囲気が静かに漂っていく。
あたしの肩に掛けられていた手に徐々に力が込められていくのが、衣を通して伝わってくる。
そのまま身を任せるように高彬の胸に顔を埋めると、優しい腕があたしをふんわりと包み込んでくれた。
あたしを抱き寄せる力強いけれど優しいこの腕と
あたしだけが知っている意外に逞しくて心地よいこの胸には
結婚した今でも、やっぱりドキドキしてしまう…。
高彬の腕の中は、あったかくて、なんだかいい匂いがして、とても居心地がよくて
『この場所を、あたしだけが独占しているんだ…』なんて優越感にも浸ってしまったりして…えへへっ。
なんだか気持ち良くなって、うっとりと目を閉じていたら
耳元でそっと囁く、高彬の甘い声。
「寝殿から瑠璃さんのところに来るときに、呼ぶまでは退がっているように小萩に言ってきたから…。だから、もう暫くは誰も来ないよ」
高彬の言葉の含んでいる意味を理解したあたしが、思わず顔を上げると
悪戯っぽく笑う高彬の顔がすぐそばにあって…
そっと瞼を伏せて目を閉じたら、柔らかい唇が優しく降りてきた。
サー・・・ サー・・・ サァー・・・・・・
静かに降り続く雨の音が、朦朧とした頭の中にも優しく響き渡っていく…。
いつも以上に長くて甘い口付けに
惚けた頭の片隅でふと、あることを思い出す。
(そっか…あと数日で忌み月になるから、しばらく会えなくなるんだっけ…)
名残惜しそうに離れる温かい唇に、ゆっくりと目を開けると
熱の籠もった眼差しがあたしに向けられていた。
「五月になったら、ひと月程こちらには来られなくなってしまう…だから…」
あたしを抱き寄せていた高彬の腕に、ギュッと力が込められて
再び耳元に、吐息にも似た優しい声音がそっと囁かれる。
「だから、それまでに………」
思いがけない高彬の甘い台詞に、あたしは瞬時に顔を真っ赤にしながら
「……う、うん」
と声にならないような小さな呟きで、それを了承した。
新婚の甘い月日も、月の如く時が経つにつれ徐々に欠けていくというけれど
あたしたちの『蜜月』は、まだまだほんの一厘も欠ける事はなさそうね…。
結婚してひと月足らず…まだまだ甘い『蜜月』の二人が、そっと交わした甘い密約。
その夜に密かに果たされた事は、誰も知らない二人だけのあまい『秘め事』
―oh oh風まかせ lonesome いたずらな瞳の handsome すぐそこに時間を超えて I love you… ―
色
の部分は原由子さんの『あじさいのうた』から部分引用
◇あとがき◇
昨年12月1日に5周年を迎えました、らぶらぶ万歳サークルv
そのサークル5周年記念企画の投稿作品ということで、あまーいお話に挑戦してみました。
なんだか、イチャイチャしてるだけの内容のない話になってしまいましたが…あはは(苦笑)
『蜜月』は『Honey moon』の直訳なので、この時代には多分無かった言葉だとは思いますが
あま~い(笑)お話のタイトルとして、あえて採用することに…(汗)
今回の創作は、「オトメゴコロ」番外編、2年後設定の話になってます。
まさかまさか、あじさいのうたSSに番外編が出来てしまうとはっ!!!
折角の5周年特別企画!甘いお話を書いてみたいなぁ…と思っていたところ
サークルの掲示板で「オトメゴコロ」の感想を書いてくださった薫香さん&蘇芳さん
そして、返信メールにて感想を書いて下さったアルシュさんの
『いい所で邪魔が入るのが惜しい』とのコメントを思い出し、そこから誕生しました。
お三方さま、その節は温かいコメント本当にありがとうございましたv
あの時は不憫な思いをさせてしまった可哀想な高彬に、せめてものお詫びの気持ちも込めた作品です(笑)
イメージソングは、勿論♪原由子さんの『あじさいのうた』
↓こちらから曲を聴くことが出来ます。もしよろしければどうぞv(別窓になります♪)
あじさいのうた By 原由子
<追伸>高彬が瑠璃に囁いた甘い台詞の全容は、みなさま是非!素敵に妄想してくださいませ~vv
― 黒駒 ―
2009.12.08 脱 稿
2010.01.15 一部改正
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