2002年2月13日

“ホームレス殺人事件の親について”

姑「あの子達の親は子供を叱った事がないって!」
私「へぇ~!そうなの?」
姑「今まで叱ったことがないから、今度も『叱った方がいいのですか?』って聞いたんだって・・・。」
私「その子達って、親の前ではいい子だったって事?」
姑「そういう事ずら。まわりの人がみんな口を揃えて、悪く言う人はいない。結構、挨拶も人との関わりも普通だったって言ってた」
私「うん。きっと親の前ではいい子だったから、叱る必要がなかったんだと思う。叱った事がなかったんじゃなくて、叱るような悪いことを親の前ではしなかったんでしょ?それにしても、人を殺した子供を『怒るべきでしょうか?』って聞くのも、やっぱりおかしいよね。それ以前の問題だと思うけど。」

姑は私も子供たちを怒らない母親だと思っている。
しかし、子供たちは私が怒ると怖い事を誰よりも知っている。
姑の前では決して怒った事がない母が鬼より怖いと思っている。
その母は、日頃細かいことにとやかく言う父より、怖い!
うちは、よその家と反対。
父親が毎日ネチネチ怒り、母は“ここぞ!”という時だけ叱る!
だから、姑は子供を怒らない親だと決め込んで見ている。
でも、私は知っている。
いつも怒っている親の言葉より、たまに叱った親の言葉のほうが脳裏にインプットされるという事を・・・。


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