*まめまめこまめ日記*

*まめまめこまめ日記*

こまめがうまれるまで



妊娠36週の時の検診で骨盤位(いわゆる逆子ちゃん)であることが発覚!

逆子から戻るならまだしも、この週数で逆子になるというのは

エコーを見た担当の先生が思わず「えっ!?」と叫び、お腹丸出しの私を

置き去りにして、他の先生を呼びに行ってしまうくらい滅多にないことだっ

たそうです。前の週に甥っ子と動物園へ行って遊びまくってしまったのが

まずかったのかしら・・・

先生は、経膣分娩も可能だけど、一番リスクが少ない方法を勧めたいとの事

で、帝王切開の手術を決めました。母親学級の「ヒッヒッフー」の練習も、

立会い分娩の打ち合わせも水の泡。

つわりもせず、日本屈指の混雑度の○○線の満員電車の通勤にも負けず、

お腹が大きくなってからも自転車を乗りまわし(よいこはマネしないでね!)

それでも健康なマタニティライフを送ってきたので、最後にやられたわぁ~

って感じでしたが、ちーちゃん(当時のこまめの仮の名前)もここまでよく

頑張ってくれたし仕方ないねと、現実を受け入れました。

とはいえ、私にとっては初の入院、初の半身麻酔!、初の手術!!初の出

産!!!そりゃもう不安にならないわけがない!前夜はもう怖くて怖くて。

全然眠れませんでした(絶食でお腹が空いて眠れないというのもあったけ

ど)。

そして当日午後1時、いざ手術!が、麻酔がなかなか効かなかった。

でもだんだん効いてきて、私の足は棒のように。すごい変な感じだった。

手術が始まった。しばらくして先生の「お腹押しますね~」の合図でお腹を

グッと押されたと思ったら、うぶ声が。あまりにも出てきたって感覚がなか

ったので横にいた麻酔科の先生に「今のは誰の声ですか?」と聞いてしまっ

た・・・アホかい。

午後2時4分、2,744gの女の子、こまめ誕生!

ド近眼の私はメガネをかけてもらい、我が娘の顔をのぞこうとしましたが、

助産婦さんが見せてくれたのは「女の子ですよ~」の証の股間・・・。

そして私はかけてもらったメガネがずれまくり。

まともに顔も見れずに数十秒のご対面は終わってしまったのでした。



© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: