::::: 四つ葉さがし しよう♪ :::::

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帝王切開を迷う


「帝王切開でお願いします」と最終的言ったのは35週頃だったと思うけど、オペ数時間前まで、ほんとうにこれで正しい選択だったのかと、何回も何回も考え続けてた。
妊娠中の気分の不安定さも関係してか、そりゃあ何度も何度も・・・。

それは「逆子くらいで。。」っていう気持ちがだいぶ大きかったのと、あと
逆子で帝王切開する人の割合とか、逆子の自然分娩児の有病率とかその他もろもろの、答えの出なさそうな疑問や、実母の戸惑いもそのときの自分には重荷になって、ぐるぐる回る頭を必死で整理していた。
旦那にもっと相談すればよかったのかなと今は思うのだけど、その時は、この余裕のない時期に下手な事言われて余分にがっかりしたくないっていう、それってどうよ・・・?な思いもあって、
一人で考えひねり出した結果を旦那に報告していた。2人の子どもなのにね!
まぁそれはそれで正しかったのかもとも一方では思うけど。


で、いつもたどりついたのは


「この子はオンリーワンな存在」


というところ。


院長の医師は、もう何十年も子供を取り上げてきてるし、私が看護師だという気軽な思いもあってか、
「1人目がダメでも道が通じるから、なるべく自然に産むのがいいって(昔の)助産師さんたちは言うんだけどね。」と仰る。

ええーー。この不安定なときにおなかの中のこども、まんま否定しちゃぁ、ドクターハラスメントってやつスレスレなんじゃないですかぁ??ん~~・・・。

ま、そんな無神経な話は即座に却下するとして、2世医師が説明してくれたことは


逆子で自然分娩をした際、少ない(少ないってどのくらいよ!?)確立だけども
バンザイした姿勢で産まれることになった時、
鎖骨や腕の腱、筋を損傷するかもしれなくて、
(かもってどの程度よ!?)
その子にとっては一生ものになる可能性もある
(で、結局何人に一人くらいの割合なのよ!?)


聞けば聞くだけ「?」が増えるように思えたのだけど、
今ほど医療が発達していない頃は普通だっただろう院長の話とか、
2世医師のリスク面での説明を合わせ検討した結果


「最優先事項はおなかのこの子」


という結論を合言葉に私は帝王切開を選んだ。
(ていうか選んでからそこにたどり着いた?)


いろいろなサイトや掲示板を見ていると、妊娠中に帝王切開かもって話になると妙に落ちこんじゃうことってありがちのように思う。自分もそうだったし。
でも、経験してみて言えることは、
必要があって帝王切開をするって事を後ろ向きに考える必要はないはず。
多分経験の無いことだから怖いとか、オペすること自体に違和感を感じるかもしれないけど、大事な赤ちゃんや自分にリスクが及ぶかもしれないから「最低限の」リスクであるオペという手段を選択するわけで、それは 「正しいこと」と胸を張って言えること(人に、というより自分に)。自分と赤ちゃんを大切にする方法であるのは確かだから。


産んでしまえば自然分娩も帝王切開もなく赤ちゃんの世話に追われる毎日で産み方なんて小さな問題になってしまうけど、出産前はブルーになっちゃうことは人によっては避けられないこと。

どうせ避けられないこととはうまく付き合えたらって思う。


帝王切開で出産したいろいろな人の話が読めます。


くもといっしょに



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